②クアラランプールで現地スタッフと同窓会（KLIA建設：設計チーム）2/2

2024/10/11 - 2024/10/15

『内容は、KL市内の思い出の地巡りや飲食出話等ですので悪しからず』

マレーシアの国家PJ、クアラランプール国際空港(KLIA)は1998年9月末に開港した。
クアラランプールから南約60㎞の位置で、広大なヤシ(椰子)のプランテーションを
切り開き建設された国際空港の実施設計を担った設計チームの有志が現地スタッフと
一緒に同窓会を開いた。★★　本編は同窓会後の2日間の話です。

久しぶりのKLなので仲間と市内の散策や飲食を楽しんだり、住んでいたコンドミニアムやオフィスの場所を確認したりと懐かしい思い出に浸る時間となった。

通貨リンギットMRレートは成田で　￥39.32/MR（今回）
駐在当時のレートは分からないが、9年前と比べると
2015年（成田￥32.30/MR）で約22％の円安！

【日程】
10月11日（金）成田 ⇒⇒MH89 ⇒⇒クアラルンプール 　（KL泊）
10月12日（土）KL市内散策、　夜：同窓会　　　　　 　（KL泊）
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（本編）
10月13日（日）KL市内散策、　夕食：ジャランアロー　 （KL泊）
10月14日（月）KL市内散策、　深夜：KL ⇒⇒ JL0724　 （機中泊）
10月15日（火）成田着（早朝）

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Day-3 【2024年10月13日（日）】
市内散策：思い出の地巡り
ブキビンタンからモノレールで移動。
茶色い建物が、先発隊として赴任した設計者が宿にしたホテル。

夜中に不思議な気配や赤ん坊の泣き声が聞こえたという話をローカルに
したところ、産科病院だった建物をホテルに改装したものであることが
分かった、いわくつきのホテルだった。
ロビーを覗いたが、改装され小綺麗なホテルとして使われている。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り
正面のSOGOのキャンティーンに場所を借りて設計オフィスを構えた。
A君はこのSOGOの元設計者なので、当時スペースのレイアウトもした。
何階のどのあたりか？デパートの中をウロウロして多分５階のこの辺りと
当たりを付けて納得。
6階にある日本風の滝は、そのまま残っている。

今はすっかり地元のデパートとして賑わっており、日本のデパートと
知っている人はいないかも知れない。

右の赤のラインがあるビル「プルタマコンプレックス」に、
マレーシアの事務所があった。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り
KLタワーは変わらずシンボルとして健在である。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「フードコート」
道路を隔てた、SOGOの向かいにある行きつけのフードコート。
床はコンクリートのタタキからタイル張りとなり、店も綺麗に納められ、
衛生的でこぎれいになってました。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「フードコート」
このお店で買いました。
まず、ご飯をお皿にもらって、適当に具材を取ってママに見せれば
金額を言ってくれる。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「フードコート」
私の昼食：６リンギット（約￥240）

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「SOGO近辺」
ビルの地下にあるインド料理のフォードコート(今日は休み)を覗き、
ウロウロ。
この辺り、服飾雑貨、生地などのお店が並んでいる。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「SOGO近辺」
日曜日だけど、客は少ない。
貴金属店が並ぶ通りを抜けて、旧連邦事務局ビル方面に行きます。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「マスジッド・ジャメ」
このモスク：入場料が要るという事で素通りして、
横を通り抜け、旧連邦事務局ビルへ。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「旧連邦事務局ビル」
「旧連邦事務局ビル」と「セントラルマーケット」は、
観光で必ず訪れる建物。
この前面は通行止め。（日曜日だから？それとも観光地だから？）
高層ビル、邪魔だなぁ～。

旧事務所ビルの先を左に折れた先のセントラルマーケットへ向かい、
建物内でアイス紅茶を飲んで一休み。
土産が欲しければここで買うもよし！。
涼んだ後、今日深夜便で帰国する仲間がいるので一旦ホテルへ戻ります。
そして、早めの夕食をとって彼を送り出します。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「ジャラン・アロー」
ホテルで休んだ後のPM4時ごろ、ジャラン・アローに来ました。
深夜便で帰国する仲間がいるので、早めの夕食を取ることななった。
16時頃は、道路にテーブルが出ているが人通りはそれほど多くない。

※翌日【午前中】の「ジャラン・アロー」は、、こんな感じ。
手前以外は、まだ静かなアロー通り。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「ジャラン・アロー」
16時半頃、このお店にしました。
選んだ理由は特にないが、しいて言えば客引きの女の子がGood.

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「ジャラン・アロー」
今日帰国する仲間を待つ間、まずはビール。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「ジャラン・アロー」
雨が降っても良いように、お店の中のテーブルを選ぶ。

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「ジャラン・アロー」
帰国者は「ドリアン」大好き！
向かいの屋台で45MR(￥1,440：高い！)もするドリアンを買ってきた。
（ドリアンは種類や産地で値段が違う。）
食べるよう勧めてくれたが皆に断られる。

結局残った分をどうするか？悩むことに・・・
・持ち帰ると検疫で引っかかるし、匂いがすごいので機内持ち込み禁止。
・駐在中、コンドミニアムではエレベーター持ち込み禁止だった。

【ドリアン】
拒んだのは、
酒をほとんど飲まない彼でも百も承知であるが、酒と一緒に食すと
人体に危険なためである。(ビールコップ一杯は経験したがOK)
飲んべぇ～や持病がある人は避けるのが常識。

翌日帰国する私は、匂いのついたこの袋を成田まで持ち帰り、
検疫ワンちゃんに気づかれるか？試そうと思い帰国したが
早朝の為か、肝心のワンちゃんが出動しておらず、確認できなかった。

★2024-10-23日経新聞12面「マレーシア、ドリアンに沸く」の記事★
　ドリアンを味わえるカフェやスイーツ店が広がっているそうな。
　また、品種で人気なのは
　　　　・ムサンキング(猫山王)⇒⇒倍以上の値がつく高級品種(写真)
　　　　・ブラックソーン(黒刺)

Day-3 市内散策：思い出の地巡り「ジャラン・アロー」
食事を終えて、帰国者をモノレールの駅まで送ります。
日曜日午後7時頃ではこの程度の混雑。
観光客が多いのでしょう。

【翌日午前】の「ジャラン・アロー」
午前中だとこんな感じ。昼なら静かにゆっくり食事できる。

【1995年頃のジャラン・アロー】
30年前は、店の前は自動車も通っており、テーブルや椅子は遠慮がち。
赤い椅子は今も変わりない。

Day-3 市内散策：「PAVILION」（ブキビンタン）
帰国者をブキビンタン駅へ送った後、「PAVILION」散策。
次の写真は翌日撮ったもの。
皆さん階段に座り込み、涼んでいます。

【Day-3：歩いた歩数】14,000歩（KL市内散策）

Day-4　【2024年10月14日（月）】
「PAVILION」（ブキビンタン）
最近出来たらしい巨大な商業施設で高級店舗が沢山入っているようだ。
地下にはモダンなフードコートが広がっており、
奥にはスーパーマーケットがあり、お土産を買うのに便利そう。
個人的には、LOT10の地下ににある昔ながらのフードコートが好み。

Day-4 　市内散策：思い出の地巡り「ブキビンタン」
LOT10：伊勢丹です

Day-4 　市内散策：思い出の地巡り「ブキビンタン」
LOT10の隣にある商業施設の上部コンドミニアムに住んでました。
この吹き抜け覚えていたが、コンドミニアムへ上がるエレベータを
見つけるのに苦労しました。30年近く経つと記憶も曖昧に、、、

Day-４ 市内散策：思い出の地巡り　ブキビンタン
1階のセキュリティに、昔し住んでいたと事情を話し、
次に5階のセキュリティに頼んで、やっとプールにたどり着き
当時11階から眺めていたプールを確認できた。

主寝室+３bed Rm のコンドミニアムに、4人で住む共同生活で
夕食は行きつけの台湾料理店が多かった。

最初はSOGOで仕事をしていたが、サイトに現場事務所が出来ると
朝6時45分、3台の乗用車に分乗して現場に8時前に入る生活が始まった。
朝食はサイトのキャンティーンで食べることが出来た。
当時、高速道路が一部分出来ていたが、途中からは未舗装の田舎道を
移動する毎日が始まった。

【1995年頃】
住んでいたコンドミニアムから少し歩くと、こんな風景だった。
建設中のKLCC(452m)も良く見える。

Day-４ 市内散策：思い出の地巡り　ブキビンタン
LOT10の地下に、沢山の店舗が入っています。
この店は、元ローカルスタッフのお勧め：昼食を頂きました。

Day-４ 市内散策：思い出の地巡り　ブキビンタン
元ローカルスタッフのお勧め
カニも有りますが、我々残留組の２人は、
牛肉入り麺と野菜をシェアし、19RM/人(約\750 @39.32/RM)

午前中、行動を共にした H君とはここで別れ、私は帰国の準備。
もう一泊する彼はお土産を買いに、何処かへ。

Day-４ 市内散策：思い出の地巡り　ブキビンタン
「ジャラン・アロー」へ至る手前にある、我々が暮らしていた頃には
既にあった懐かしいステーキレストラン「Ship」。
入口だけでなく内装も船をイメージしている。

ステーキレストラン「Ship」
翌日、最後までKLに滞在した H君が一人で挑戦。
CAPTAIN's Set Dinner ：サーロインステーキ
お腹がパンパンになって苦しかったと報告あり。

ステーキレストラン「Ship」
CAPTAIN's Set Dinner

Day-４ KLIA　メインターミナル出発階
設計者の黒川紀章が椰子の木をイメージした天井デザインとなっている。
屋根の外観のも現れている。
1998年に開港しているが、全てが非常に綺麗に使われており感動。

【Day-4：歩いた歩数】15,000歩（KL市内散策）

【 KLIA　メインターミナルビル屋根の外観】
前の内観写真の屋根を上から見た写真。
塗装は緑で椰子のプランテーションをイメージしている。
（1998年当時、プロジェクトで作ったパンッフレットの写真より）

Day4 ⇒⇒ Day5　帰国の途
22：50発　JL0724便　離陸後に食事が出たが、到着前は飲み物のみ。

ローカルメンバーとの同窓会を終え日本メンバーから、
また来年 KLでやるかと話が盛り上がっています。
また、秘書だった女性の息子が神奈川県に住んでいて
彼女は今年12月に来日することが分かった。
横浜辺りで時を置いた同窓会の2次会になりそう。

昨日のドリアンが入っていたレジ袋を手荷物で持ち帰って、
空港の「検疫ワンちゃん」を試そうと思っていたが、
残念ながらワンちゃんが出勤しておらず、残念。

約30年を経たクアラルンプール市内を歩き回り、高層ビルの林立や
経済の順調な発展状況を肌で感じ、嬉しい限りの旅でした。
多数の路線があるMRT(市内は地中深く走ってる)は当時、
影も形も無かった。　モノレールは橋脚の建設中。

おわり