ドバイでゴルフとモールとゲ～リ～の3泊4日【プチ世界一周 第2章】

2024/02/24 - 2024/02/27

アメリカ合衆国シアトルに住む52歳のゴルフ好きのおっさんが、アフリカ旅行という長年の夢を老いる前に叶えるべくひとりぼっちで旅したケニア ナイロビ

続けてついでに他の国にも行っちゃおう、ということで未開の中東のなかでも仕事でよく現地の人達とリモートで仕事したアラブ首長国連邦ドバイへ渡航することに

残念ながらプロゴルフトーナメントは開催してませんでしたが（‥正確には隣国オマーンで男子アジアンツアーをやっていたのですが、どうやら無観客開催だった）そうなりゃ自分でプレー楽しんじゃおうということで、有名トーナメントコースをひたすら訪れる小旅行となりました

なお、アメリカ→ケニア→アラブ首長国連邦→シンガポール→日本→アメリカというプチ世界一周旅行二番目の訪問地となります。

（現地通貨はディルハムAEDで、1ディルハムあたり41円で計算しています）

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: エア アラビア
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

出発地はアフリカ大陸赤道直下の国ケニアの首都ナイロビ

ナイロビ国際空港で厳しいセキュリティチェックを何度も受けたのち、エアアラビア航空14:00発の便に搭乗しました

座席はもちろんエコノミー
3+3列の通路側を指定

LCCのためか座席モニターはないけれど、エアアラビアなのでアラブな色合い（？）

しばらくするとアラビア語で書かれた軽食が振る舞われました

いいですねー
タンドリーチキンカレーサンドイッチ

実はケニア出国前に完全にお腹を壊してしまい、出るばかりで身体に何も入れられてなかったんですけど、このボリュームはお腹に負担をかけずに体力回復するには適量でした

味も良かったです
というかタンドリーチキンカレーは間違いないっす

アフリカ大陸から赤道超え5時間のフライトは、アラブ首長国連邦ドバイのお隣り、シャールジャ国際空港に到着

シャールジャ空港はエアアラビアの本拠地だそうで

ターバンを巻いた入国審査官に
「ジャパン？　ジャパンといえばトヨタですよねー」
と言われたけど、苦笑いしてパスポートをひったくると足早に立ち去ったワタクシ

ケニアからの渡航者は、黄熱病の予防接種証明書の提示が求められる、と聞いていて準備してましたが、見事にスルー

空港を出るとすぐにスマホのeSIMがアクティブになったことを確認してウーバーを手配

ライドシェア専用ゾーンがなく、乗降エリアが若干カオスでしたが、無事に乗車

ドバイ市内の宿泊ホテルまでAED 144.56 = 5,700円

空いた深夜の高速道路を50分ほど走り、レヴァ ホテル アンド スイーツ マザヤ センター ドバイ（Leva Hotel & Suites Mazaya Centre Dubai）に到着&チェックイン

日本のアニメが好きだーだのまたしてもジャパンネタで絡まれましたが、フロントのお兄さんはとても明るく親切な紳士

部屋はキッチン付きで、おひとり様にはメッチャ広いです

宿泊料は3泊で392米ドル
およそ55,000円ですね

ブルジュハリファや後述するドバイモールにも至近の便利なロケーションなので、アメリカ住民的感覚だとかなりお得な気がします

トイレも清潔

引き続き下痢気味のため、この設備を何度も利用するわけですが‥

翌朝

ホテルを出ると高層ビル群の合間からブルジュハリファが拝めました
（写真中央の先が尖った建物）

しかし観光に出るわけではなく、一目散にホテル隣接のショッピングモール（Mazaya Shopping Centre）へ

モール一階に薬局があった！よかった！

ドバイで最初の買い物が下痢止めの錠剤

女性の店員さんがフレンドリーで救われました
ドバイは英語が通じるからほんと助かります

モール内の床でお祈りをしているムスリムがいて、さすがイスラム教の国だなあと感嘆しつつ、薬局と同じフロアのスーパーに立ち寄ってみます

アメリカなんかにもありそうな、我々のイメージする一般的なスーパーですね

なんでも揃っています

外食や遠出はあまりできそうにないので非常に助かりますー

部屋やゴルフで消費するドリンク類を購入

とくに高くはないですね
価格は日本とアメリカの中間ぐらいでしょうか

ドイツ生まれのお菓子ハリボー（Haribo）のまがいものか？！

ハビビ（Habibi）とはアラビア語で最愛の人、という意味らしいですが

生鮮食品も充実しています

キノコのシメジが売ってました

名前はまんまのShimeji
AED 2.99だから120円ぐらい
（買わないけど）

スーパーでの買い物後、メールを何度もやり取りして、予約しておいたレンタルゴルフクラブをホテルに届けてもらいましたー

３日間のレンタルで82米ドル、11,000円ほど

バッグは使い込まれた様子ですが、クラブは割と新しいテーラーメイドのM4で一安心

さて、時間は午後1時半

ホテルにウーバーを呼びました

目的地はジュメイラ・ゴルフエステーツ（Jumeirah Golf Estates)

片道25分、AED 98.90 = 4,050円

一番安いオプションを選んでも車種は高級レクサス

運転手がおしゃべりで若干ウザいけど乗り心地はとても快適です

ジュメイラは男子欧州ゴルフツアーの最終戦＝DPワールドツアー選手権の会場

ミーハーなんで、ゴルフ場を選ぶ基準はトーナメントコースか否かw

予約にはViyaという無料スマホアプリを使用し、プレーフィーはAED 690.50 = 28,700円

東京近郊の週末価格ですが、練習場打ち放題のトーナメントコースがこの値段なら全然アリだと思います

軽くウォーミングアップしてティーオフ
英国出身のコースメンバーとのツーサムです

練習グリーンで、トミー・フリートウッドという、バリバリの現役ツアー選手で、後のパリ五輪ゴルフ競技で銀メダルを取る超トッププレーヤーに遭遇！
フリートウッドも英国出身ですがジュニアアカデミーを主催している関係でドバイ滞在も頻繁のようですね

下痢によりエネルギー補給できないため、目の前が真っ暗になり気絶しそうになることが何度かありましたがw、同伴の方に色々と教えていただきとても楽しいラウンドになりました

乗用カートに備え付けられていたドリンクボトルは自由に持ち帰っていいとのこと

コースの名前入りで色もシルエットもカッコいい

前述したパリ五輪を後に観に行くのですが、このボトルを持参してフリートウッドや松山選手を応援しましたよ

大満足のゴルフののちウーバーでホテルに戻った頃にはすっかり日も暮れ、闇にそびえ立つブルジュハリファが超クール

非常用に自宅からカップ麺とミカンをスーツケースに入れて持ってきていたのを思い出しました

部屋のキッチンでお湯を沸かし、今夜の夕飯としていただきます

多少虚しくはありますが、まだ下痢が続いていてとても量を食べられそうになかったので‥

ひとつだけグッドニュースがあって、頻繁に籠るトイレに備え付けられていたハンドシャワーが神、神、神！！！

あまり綺麗な話しではないですけど、シャワーヘッドを股間から通してウォシュレット代わりに使います

腰を動かしたりボタンを押すことなく簡単に手でお尻のスイートスポットに水を当てられるのでウォシュレットよりも機能的w

ウォシュレットが一般的じゃないアメリカでも、これなら自宅に取り付けられるかも！と本気で思っちゃいました

お陰でトイレの回数が多い割にお尻が悲惨になることは避けられました‥

しかしながらろくなご飯も食べられないまま、翌3日目の朝を迎えホテルから外出

日の出前でまだ辺りが暗い6時過ぎ、ホテルにウーバーを呼びました

例によって車種はレクサスです

20分ほどのドライブで料金はAED 76.14 = 3,200円

エミレーツ・ゴルフクラブ（Emirates Golf Club）に到着

9ホールのパー3コースこの日最初のティータイムを、前日に電話で予約していました。Viyaアプリでは18ホールの受付のみだったので

ちょっと早く到着したのでクラブハウス横のテラスでまったりと

エミレーツ・ゴルフクラブを選んだのは当然のことながらトーナメントコースだからw

欧州ツアーのみならず様々なトーナメントが開催されてきたドバイの老舗コース

本当は18ホールやりたかったんですけど、体調とこの日のスケジュールを考慮してパー3の9ホールで我慢することにしました

朝イチの、そびえ立つ摩天楼が壮観だったんですけど、ろくな食事をしていないので意識朦朧。お腹の調子も良くない

しかしこのパー3コースのトイレにもハンドシャワーが付いていた！

助かります、ほんとに

1時間半ほどで9ホールのプレーを終了し、ウーバーを呼びます

もちろんレクサスですw

内装も全く一緒

市内を走るモノレール、ドバイメトロ

車窓から何度か見ただけで結局乗る機会はありませんでしたねー

自動運転なのでちょっと興味があったのですが

当然ですが交通標識はすべてアラビア語

移民の多いUAEではアルファベット／英語併記がなされています

エミレーツGCから朝9時過ぎに無事帰還

ホテルで休息したのち、午後1時半過ぎにまたウーバー

本日2本目のゴルフ

性懲りもなく別のゴルフ場に向かいます

ダウンタウンから北東に約25分、AED 57.40 = 2,400円

途中の車窓から見えた未来博物館のユニークな外観

時間があったら中に入りたかったですねー

世界最大のフレームと言われているドバイフレームも

まあここはいいかなw

午後2時過ぎに目的地となるドバイクリークゴルフ＆ヨットクラブ（Dubai Creek Golf & Yacht Club）のクラブハウスに到着

先のViyaアプリからスタート時間を予約しており、プレー代金はAED 470.50 = 19,300円でした

言うまでもなくここもトーナメントコース
男子欧州ツアーの開催地

ドバイクリークはヨットを模したクラブハウスの外観が特徴的
その名の通りドバイクリークというペルシャ湾に流れ込む川の河口付近にあるため、ウォーターハザードが効果的かつ大胆にレイアウトされているリゾートコース

スウェーデンからのおひとり様とチェコからのカップルとともに楽しいプレーをすることができました

栄養補給が絶対必要と思い、ホテル出発前にスーパーで購入してあったクロワッサンをかじっておいたのが功を奏したようです

またウーバーを呼んでホテルに帰ります

これが滞在中最後のゴルフなので、レンタルクラブ返却の手続きをして夕飯タイムへ

ドバイ旅の最初に買って飲み始めた下痢用の薬が効いてきたのか、はたまた自然治癒に向かっているのか、少量しか食べられない状態は脱出

ホテル隣接のモール（Mazaya Shopping Centre）2階のダニアル・レストラン・ドバイ（Danial Restaurant Dubai）に来てみました

まだお腹の調子は未知数なのに取り放題・食べ放題の店に来るとは我ながら若干の謎行動ですが‥

クレカの支払履歴を見ると28米ドルだったので、日本円で4,000円ぐらいだったんでしょうね。前払いしました

誰が呼んだか、世界一美味しい米料理と言われているビリヤニ

南アジアの料理ですけど、インド系移民も多いので人気のレシピなんでしょう

なんだか忘れましたがローカルフレーバーのあるフードが並びます

お腹に優しそうなスープは嬉しいなあ

なんだかんだでワンサカ取っちゃいました

メッチャ茶色いですね

軽くおかわりなんかもしちゃいましたけど、お腹いっぱいという感じではないまま退店

いや、料理はすべて美味しかったですけどね
店内も広くて全く混んでなかったし

レストランからの帰りに同じモールに入っているスーパーに立ち寄りました

怪しいと言っていたハビビを買っちゃいました
それも味違いで2袋も

さて、ドバイ滞在最終日、4日目の朝です

朝食は‥
これまた自宅から非常食として持ってきたインスタント味噌汁

うまい、美味すぎる
でもちょっと哀しすぎる‥

チェックアウト時間までホテル周辺をブラブラします

最後の最後でやっと一般的な観光的なことをしたいと思います

本当はブルジュハリファに登って世界一の眺望を‥と行きたいところですが、体調の心配、より具体的には突発的に催す懸念が拭えないので、より安全なドバイモール散策に決めました

ドバイメトロ駅の改札口を横目に見ながら、ドバイモールに向かう全天候型の長ーい歩道橋をひたすら歩きます

いまは冬場なので外気温は落ち着いていますが、確かに夏場はこのエアコンの効いた歩道橋なしでは歩けないでしょうね

ドバイモール入り口に到着

サインをバックに記念写真を撮っている方々もかなりいましたねー

入るといきなり紀伊國屋

ボクの地元シアトルにもあるので素通りしましたが

さすが世界一とも言われるショッピングモールだけありますねー
アメリカ人も圧倒される広さですよ

というかフロアすべてを歩いてまわるなんて、少なくとも1日じゃ不可能に見えますね

さて、モール内の水族館でも覗いてみますか

ガチで見るには入場料が必要ですが

外からチラ見しても十分楽しめます

という人が大多数だと思います

巨大水槽にサメにエイといった大型種も泳いでます

さて、モール内のフードコートも覗いてみましょうか

マクドナルドは、もちろんスキップです
勘弁してください

哀しいかな日本人
こんな店を見つけると通り過ぎるわけには行きません

特に海外在住者は日本食に飢えています

感動するほどの美味しさは求めていませんが、気がつくと何かを注文してしまっています

店はUMAMIだけど、本当に旨かったらこんな名前つけないもんなー

（酷いオレ）

ベルで呼び出され注文した品をカウンターに取りに行きました

ちょっと健康とお腹に留意して野菜チャーシュー麺的なラーメンをオーダー

別皿から野菜を乗せるとこんな感じ

ちょっとスープがぬるくなっちゃいましたけど味は及第点
でも海外在住者の日本料理に対する期待値は低くなっているので、日本からの旅行者の舌を満足させられるかは甚だ疑問です

お会計はAED 34.00 = 1,400円
日本基準だとラーメン一杯にしては激高でしょうが
アメリカ基準では激安です
チップもないですし

辺りを見るとだいぶ席が埋まってきました

この辺りで退散することにしますか

ラーメン以外モールでは全くお金を使いませんでしたが、観光よりショッピングよりゴルフな自分はまあいつもこんなもんです

行きと同じ歩道橋内にコンビニ的な小さいお店を発見

アメリカの定番ポテトチップス、レイズ（Lay’s）の袋が目に止まりました

それだけです

何も買いませんでした

実は、ブルジュハリファの麓にでも行ってみるか、と思っていたのですが辿り着けず

ゴルフコースは歩いても疲れないのに、街中散策となると途端に諦め癖が出てしまいます

ストリートでイタリア系の詐欺師とちょっとした会話を楽しんでぶっちぎったあと、すでにチェックアウトしていたホテルで預入荷物を受け取りウーバーへ

ドバイ国際空港に向かいます

実はドバイモールのフードコートでめちゃめちゃまったりしたのですでに午後5時をまわっています

30分強でドバイ国際空港に到着

ホテルからのウーバー料金はAED 71.09 = 2,920円でした

往路はお隣シャールジャ空港を利用したので、これが初めてのドバイ国際空港

さすが広いなあ、そして装飾がいちいち悪趣味だなあ（失礼）と思いながら搭乗ゲートに到着

次の目的地はシンガポール

シンガポール航空495便で、20:00定刻通りにシンガポールへ飛び立ちました

See you Dubai!