和歌山市、猫の駅長、そして加太の夕暮れ

2024/10/11 - 2024/10/11

関西に引っ越してきてから、近隣県で唯一、行ったことがなかった和歌山。
白浜や串本は少し遠いので、さくっと（？）和歌山市周辺へ。
和歌山市、たま駅長で有名な貴志駅、そして夕日を見に加太へ行ってきました。

エリア 和歌山

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

JRの紀州路快速で大阪から和歌山へ。

この路線、途中で切り離しを行ってそれぞれの目的地へ向かうため、乗る車両には細心の注意が必要です。
・前よりの1～4号車は関空行き
・後ろよりの5～8号車は和歌山行き

関空行きは乗ったことが何度かあるけど、和歌山行きは乗るの初めて。

早起きしたので眠くて、うとうとしているうちに和歌山駅に着きました。

え、たま駅長って和歌山なんだ！後で行こうかな～

和歌山駅 駅

10時くらいなのでまだ涼しくて快適です。一年中、これくらいの気温だったらいいのになあ

和歌山駅前の様子

ひとまず歩いて和歌山城に向かいます。

商店街のお店。屋根は後から設置されたものみたい。

いい感じのテレフォンボックスがあるとつい撮ってしまいます。

和歌山駅前の通りは木がたくさん植えられていて爽やかでした。
道は広めな印象。

お約束のご当地マンホール。

レトロなmac売っているお店がありました。
和歌山城まで徒歩30分以上かかるので街歩きがはかどります笑

朝、電車でgoogle mapを見ていて見つけたカフェで朝ごはん。
この外観の建物が住宅街にいきなり現れるので、結構目を引きました。
大阪に何店舗かあるCOBATOベーカリーのグループ店のようです。

コバトパーラー グルメ・レストラン

平日の午前中だったこともあってか、すぐに入れました。
席数が少ないので、もしかしたら休みの日は結構待つんじゃないかなあ。

レトロな止まった時計。

パニーニを食べました。
脚付きの器に、生クリームとサクランボがのったレトロプリンもすごく気になった…

景色は渋いお食事処ビュー。店内とのギャップがすごい笑

トイレエリアもお洒落

ランプと壁紙の組み合わせが素敵です(=^^=)

30分くらいゆっくりして、再び出発。
何の看板かと思ったらジムでした。

ロディ、好きです。

やっと和歌山城が見えたー！

和歌山城 名所・史跡

橋を渡って…

あまりお城詳しくないけど、他のお城より石垣の石が大きい気がする。

可愛い虎の像がありました。和歌山城のある山を上から見ると、伏した虎の形見えるから、だそうです。

階段を登れない方でも、忍者が手助けしてくれる模様。

階段の石垣は石が小さい。

登り切った！さすがに登っている途中で暑くなってきました…。
天守自体を見るのも有料タイプのお城でした。

和歌山市

有料エリアには入らず下山しました。

護国神社巡りをしているので、和歌山城横の和歌山県護国神社へ。
御朱印をいただいて、神社の方と少しお話ししました。

和歌山縣護國神社 寺・神社・教会

また和歌山駅方面へ。徒歩50分。
「追廻し門」という交差点がありました。名前の由来が気になる。

街中の川に鳥が。みんな同じ方向に泳いでいて面白かった。

「日本一美味しいラーメン」に選ばれたこともあるという和歌山ラーメンのお店、井出商店。行こうと思っていたけど、並んでいたのとお腹も空いていなかったので今回はパス。

50分歩いて和歌山駅に戻りました。
和歌山駅前にあったステッカー。この絵柄、街中でも見かけたけどなんだろう？

和歌山駅 駅

たま駅長で有名な貴志駅へ行きます。
たま駅長は2015年に亡くなって、今はニタマさんとよんたまさんが駅長を務めているとのこと。

よく見ると、貴志駅のある和歌山電鉄の乗り場方面に向かって、猫さんのモチーフがちりばめられていました。

あらかわいい。

和歌山電鉄の乗り場は、JRの改札を入って、JRの乗り場と並ぶような形でありました。
和歌山電鉄のホームへ向かう階段にはたま駅長のイラストがたくさん飾られており、JRから急に世界観が変わって面白かったです。

路線内の名所を紹介する写真の中にもたま駅長が。

イラストが可愛くてついつい見ちゃうし、スポットの紹介方法としてナイスアイデアだな～

JR改札を通らないといけないのにもかかわらず、まさかのICカード不可。
和歌山電鉄の乗り場に、入場の取り消し処理ができる改札機が設置されていました。このパターン初めて見たかもです。

終点の貴志まで行くと一日乗車券のが安くなるということだったので、一日乗車券を購入。
一日乗車券を買うと重ね画スタンプの台紙がもらえます。
スタンプが4か所に設置されていて、全部押すと絵が完成するのですが、猫さんたちの顔部分がある伊太祈曽駅に行かなかったので、猫さんのシルエットだけの絵になりました。

行きはたま電車じゃなくて動物愛護号。

乗り場にある時計もたま仕様でした。

全世界のスローガンにしたい言葉。

和歌山駅から貴志駅までは30分程度。電車は30分ごとに運行されています。

着いた！せっかく来たのにニタマさんがいなかったらどうしよう、と少し心配でしたが、いてくれて一安心。しかも起きてる(=^^=)

貴志駅 駅

ガラスケースに閉じ込められているわけではなく、ちゃんと上下に移動したり、隠れたりできるようになっているみたいです。
通常は伊太祈曽駅勤務のよんたまさんと交代で業務を遂行されている模様。

駅自体が観光スポットになってるのすごいな…

元々たまは貴志駅の隣にあった売店の方が飼っていた猫ちゃんだったそう。和歌山電鉄の経営が南海電鉄から両備グループに変わったとき、たまは住む場所と引き換えに社員として働くことになったのだそうです。

和歌山電鉄が岡山の両備グループの経営ということも驚きました。この前、両備バスで岡山に行ったので…笑

お手洗いの中にもたまのイラストがあって、ディズニーランド並みの世界観を感じました。

カーテンの模様までたま駅長。細かい。

駅併設のタマカフェで一休み。駅の隣にはショップがあって、ちょうどハンドタオルがほしかったので買いました。

たまの椅子、ほしい( ´ ▽ ` )

駅のホームにある「たま神社」「おもちゃ神社」「いちご神社」。
たま駅長は今、神様としてお祀りされていました。
誰もが名前くらいは知っているたま駅長。今でもこうして観光客がふらっと引き寄せられてしまう貴志駅。あらためて考えると、カリスマ性がすごい。

ちんまりしていて可愛い神社でした。

世界中の猫ちゃんが幸せに暮らせますように

帰りはタマ電車ミュージアム号がきました。

特別感のある外観ですね～

内装もすごく豪華です。

帽子とか衣装を嫌がらないのがすごい。うちの猫は被り物は断固拒否、ケガがあったときに服を着せようとしたら一苦労で…。

写真やイラストがたくさん飾られていて楽しい空間になっていました。

この小さいフィギュアいいなあ。売ってたのかな。

車内にあるガチャチャの上にはリアルなたま駅長も。

このエジプト風のイラスト、一番気に入りました。

途中の駅に大きな神社もあるみたいだったし、今度はゆっくり沿線巡りとかしてもいいかも。

和歌山駅で乗り換えて和歌山市駅に来ました。
今度はこの「めでたい電車」で加太へ。

和歌山市駅 駅

なんか今日は意図せずして変わった電車によく乗る日だな～

電車の中はこんな感じ。

この飾りは電車の揺れに合わせて動いていて可愛かったです。

加太の一駅手前、磯ノ浦でひとまず下車。

磯ノ浦駅 駅

カフェグリュック。ここで海を見ながらお酒を飲むのです。

海がよく見える席にしました。波の音も聞こえていい感じ。
テラスがよかったけど日差しがきつすぎでした…

ピンぼけ写真しかなかった、山盛りのタコライス。
みんなが働いているときに海を見ながらタコライスとお酒。なんて贅沢なんだ。

ビーチにトラクター（？）が。多分流木の撤去とかしていました。

駅に行く前に、少しだけビーチを見に行ってみます。

ビーチの前にサーフショップがあったので、サーファーが集まる場所なのかも。

もうそろそろ電車の時間なので駅に戻りました。
踏切のある風景、どこかノスタルジックで好きです。

再びめでたい電車。

数分で加太駅に着きました。

スマホの充電が30%を切っていたので、駅前で手に入れた紙の地図を見ながら淡嶋神社を目指します。方向音痴なのでだいぶ不安…

住宅と住宅の間に水門があるのってあまり見ない気がします。

歩いているときに見つけた可愛いポストたち。

レトロな建物がありました。蔵っぽいけど、何の建物だろう？

立派な赤い橋が見えてきた。

こういう小舟がある風景に惹かれがちです。

街並みは結構レトロ。夕日を見に来たけど、普通に街歩きするのも面白そうです。

路地の先に、さっきの赤い橋が見えました。

30分くらい歩いて淡嶋神社に着きました。

淡嶋神社 寺・神社・教会

人形供養で有名な神社で、境内に並べられた人形や置物の数々は圧巻。

タヌキの集合写真っぽくて可愛い。

御朱印もいただきました。

日本人形が並んでいる写真をよく見かけたのでちょっとビビっていたのですが、境内からは海が見えて意外にもいい雰囲気。

黄昏る猫さん。

神社の目の前は港です。

日が沈んできた！
神社の前の港で日没を見てもよかったのですが、じっとしていられない性分なので別のサンセットスポットの加太海水浴場まで行ってみることに。

急がないと日が沈む…

赤い灯台がありました。

とんでもないことになっている街灯。

海水浴場到着。徒歩15分なのにもっと遠くに感じた…。

海水浴場は日が沈む方向にバックネットみたいなのがあって、おそらく港からの方が綺麗に夕日が見えたなあ…と少し後悔。

加太海水浴場 ビーチ

まあ、静かなのでよしとしましょうか。
夕日を眺めているカップルが一組だけいました。お邪魔してすみません。

海水浴場の少し向こうに堤防があったので、行ってみました。

堤防に登るハシゴがこんなんで、怖くて登れなかった…。

おとなしく港から見ておきます。

猫さんたち

だいぶ日が沈んできました。綺麗な夕焼けだった。

真っ暗になる前に帰るかあ

さすがに帰り道はgoogle mapを見ながら。
やたら細い路地に案内されました。あれ、私タイムスリップした？と思った風景。

路地から路地へ

味わい深いです。でも人気もなくてちょっと心細い。

お寺にすごくねじれた木が生えてました。

加太駅に辿り着けて一安心。

加太駅 駅

帰りは行きと違うタイプ。

魚たちの中にハートのつり革。レア？

和歌山市駅に戻ってきました。

和歌山市駅 駅

岡山の備中高梁駅と同じで、図書館とスタバが駅に併設しているタイプ。この構成流行っているの？

帰りの電車まで少し時間があったのでご飯を食べて帰ることに。
難波で人気のラーメン屋さんだそうです。

麺屋 丈六 キーノ和歌山店 グルメ・レストラン

せめて何か和歌山名物を食べようと頼んだ早寿司。

高井田ラーメン。久しぶりに好みの中華そばでした。
結局、和歌山ラーメンは食べられなかったので、次回は食べたい。

和歌山市駅は一応JRも乗り入れていて、手前がJRの改札。普段幅を利かせているJRエリアが小さくて少し面白い。
奥に来ているのは南海電車です。

和歌山市駅 駅

特急サザンに乗りました。特急料金が不要な車両もあったけど、苦手なロングシートだったので500円くらい払って有料席にしました。

この日は12km歩きました。少しは瘦せたかな。