初めての金沢旅行二泊三日　中編

2022/09/22 - 2022/09/24

9月22日から二泊三日で初めて金沢を訪れた旅の中編

二日目は、金沢城と金沢２1世紀美術館を中心に、旧跡と新名所と、定番グルメと新グルメと、新旧の魅力を感じる街歩きとなりました。
どちらも美意識の高さを感じて感激しました。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前中は金沢城公園へ
大手門口から入ってすぐの石垣は金沢城初期の石垣
大きな石が組みこまれて無骨というか力強い感じ。

金沢城公園 公園・植物園

その他にも個性のある石垣がアチコチに見られ、面白くて～
その時代時代で石積が変わっていったのでしょうし、その時代に合わせて復元工事がなされたのだと思います。

金沢城公園 公園・植物園

復原された五十間長屋

石川県では1996年に金沢大学跡地の用地を取得後、金沢城の復元を続けています。
現在は二の丸跡が調査され、復元予定だそうです。
復元に掛ける石川県の意欲、素晴らしいと思いました。

金沢城公園 公園・植物園

橋爪門の続櫓の石垣は色のついた石が使われていてお洒落

金沢城公園 公園・植物園

なまこ壁と積み方の違う三種類の石積がコラボしている石垣があり、ビックリしました。

復元された五十間長屋から眺めたお濠と橋

三十間長屋は重要文化財

金沢城公園 公園・植物園

鶴丸倉庫も重要文化財に指定されています。

金沢城公園 公園・植物園

鶴丸休憩館内の豆皿茶屋で早めのランチ

豆皿茶屋 グルメ・レストラン

殿皿御膳は盛りだくさん。
五十間長屋を眺めながら頂きました。

豆皿茶屋 グルメ・レストラン

食べ物を盛っている豆皿がいちいち九谷焼で可愛らしいし、お茶（加賀棒茶）の急須と湯呑も九谷焼
これも金沢のこだわりなのでしょう。
器好きの私としては、お茶を飲むのも楽しみになってきます。

城内をグルグル回り復元された鼠多門へ
2014年から調査を開始し、2018年に復元されたそうです。
こちらのなまこ壁は鼠色ですね～

金沢城公園 鼠多門 名所・史跡

同じく復元された鼠多門橋を渡り、前田利家とまつを祀る尾山神社へ
珍しい和洋漢の建築様式が用いられた神門は重要文化財です。

尾山神社 寺・神社・教会

最上階にギヤマン（ステンドグラス）がはめ込まれていて、光が透けると美しいです。
避雷針もついていました。

金沢城公園へ戻って玉泉院丸庭園へ
こちらも復元された庭園で、沈床花壇みたいに谷間に作られています。

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

その庭園を眺めることのできる玉泉庵で小休止。
午後の開店時間には少し早かったのですが、開店を待って入り、お抹茶と和菓子を頂きました。
上：次女の抹茶セット
下：私の抹茶セット
次女がお茶碗の底を見ると昨日の時雨亭と同じ名が書かれている・・・
不思議に思ってお店の方に伺うと、次女がお抹茶を頂いた楽焼きのようなお抹茶碗は加賀藩5代藩主・前田綱紀が京都から楽焼の職人を呼び寄せて、当地の土を使って焼かせた「大樋焼」だそうです。
茶会の正客には必ず大樋焼を出すのが金沢の決まりなのだとか。

玉泉庵 グルメ・レストラン

棗の蒔絵も美しかったです。

金沢城公園の後は金沢21世紀美術館へ
雨のせいなのか、もの凄く混んでいてビックリ
カラフルな迷路のような建物に入りたかったけど・・・断念

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

この日は、この美術館でも有名な「スイミングプール」が設備点検のためお休みで見れず～
企画展のチケット売り場には長蛇の列～
なので無料の箇所だけ見て回りました。
企画展のチケットが無いので、中に入れなかった「緑の橋」をガラス越しに眺めました。

うさぎ耳のチェアーは可愛い。

二日目の宿泊は駅近のビジネスホテルだったので、駅ビルの中のお店で夕食を。
「のどぐろ料理　あ才」でのどぐろの炙り丼を頂きました。
のどぐろは脂がのっていて、途中からお茶漬けにもできて二度美味しい。

のどぐろ料理 あ才 グルメ・レストラン

食事後駅ビル内で気になった地ビールのお店で、石川県の地ビールとマリアージュするおつまみの食べ比べ＆飲み比べをしました。
地ビールって、色々な味があって面白いです。
今は全国各地でご当地地ビールがあるから、旅行のお楽しみの一つにもなりますね。

オリエンタル ブルーイング 金沢駅店 グルメ・レストラン