みちのくの自然と温泉、満喫したよ！ ②銀山温泉

2024/09/11 - 2024/09/13

朝の連続テレビ小説「おしん」のロケ地ともなった銀山温泉。
あるいは映画「千と千尋の神隠し」のモデルともいわれています。
四季折々の温泉街の風景が魅力で、来てみたかったところです。
＜２日目＞
ホテル8:00発 → 大正ロマン館 9:30着／9:50発
（シャトルバスに乗り換えて、温泉入口へ）
・銀山温泉　9:55着（５５分）
（シャトルバスで、大正ロマン館へ）
大正ロマン 館 11:00発→ 山寺へ

エリア 山形

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

ホテルから観光バスで「銀山観光センター・大正ろまん館」まで行き、温泉街には 大型車両などは乗り入れできないので、シャトルバスに乗り換えます。
（シャトルバスは決まった運行時刻がなく、大正ろまん館前のバス停でボタンを押してきてもらうシステム。面白い！）
こうして、銀山温泉入口までやってきました。
さあ、ここから出発です！

銀山温泉 温泉

白銀橋のすぐ横にある「明友庵」というお店。
おもに地元の土産物店ですが（帰りに ずんだ大福とスイカ大福を買いました。支払いは現金のみです）、中でも有名なのが

銀山温泉 温泉

カリーパン！
食べたかったのですが、この後に行く立石寺（山寺）で昼食が用意されているので、ガマン・ガマン。

銀山温泉 温泉

気を取り直して、銀山温泉の町並みを歩きます。
まず左に見えてきたのが、温泉旅館・古山閣です。
木造４階建て、かつては造り酒屋だったという 大正4年に建てられた老舗旅館です。

銀山温泉 温泉

その古山閣の正面玄関の隣に、同じ屋根の形をした玄関？
いや、山の神神社の分社です。
なんと旅館の玄関に祀られているなんて、びっくりです。
山の神神社のお社は、古山閣の裏・山の遊歩道から少し登ったところにあるそうです。

銀山温泉 温泉

古山閣の壁には、絵がいくつか飾られています。
縁起物の宝船や祭りの様子、四季折々の町の風景が描かれていました。
木造の格式ある建物だけど、楽しそうな絵が目を楽しませてくれます。

銀山温泉 温泉

さらに進むと、あっ、これこれ。
銀山温泉を紹介するパンフレットでよく見る風景です。
山の中の大正レトロな雰囲気を醸し出す小さな温泉街、情緒がありますね。

銀山温泉 温泉

ここ藤屋は、わずか８室のプライベートな空間を味わえる温泉旅館です。
壁の木造の窓枠がお洒落で、スタイリッシュ。
古い建物なのに モダンな感じがしました。

銀山温泉 温泉

温泉街を流れる白銀川には、いくつか小さな橋がかけられていますが、この橋にはテーブルの下に足湯が設けられていて、座って この風景を見ながら休憩できる。
ナイス、アイデア！

銀山温泉 温泉

藤屋の隣は、木造３階建ての内湯旅館・永澤平八。
通路から少し奥まっている場所に、テーブルと椅子が置いてあり、休憩スペースとなっています。

銀山温泉 温泉

一番上の壁には、藤の花のような絵が描かれていました。

銀山温泉 温泉

古勢起屋別館（コセキヤ ベッカン）の文字が書かれた旅館。
この建物も 歴史ある特徴的な外観で、他の旅館の入口でもあるように正面玄関の屋根が口髭のような形。
すぐ２軒先に本館もあります。

銀山温泉 温泉

また古勢起屋別館の片隅に、着物のレンタルサービスのコーナーがありました。
旅館業だけでなく、いろいろと工夫されて 温泉街を盛り立てているのですね。

銀山温泉 温泉

狭い通りの旅館街なので、どこも個人客を受け入れています。

銀山温泉 温泉

ここが、本館の古勢起屋。
洋風の和風建築が盛んだった時代に建てられ、1・2階は大正、3階は昭和初期に建て増しされたそうです。

銀山温泉 温泉

でも２階も３階も 建てた時代が異なるとはいえ、基本のデザインは同じなので、全く違和感はありません。

銀山温泉 温泉

朱色の橋の前にあるのは、能登屋旅館。

銀山温泉 温泉

大正ではなく明治２５年の創業で、登録有形文化財の宿です。

銀山温泉 温泉

能登屋旅館の真下から、上を見上げてみました。
屋根の軒下を支える柱の面が白いので、まるで灯のように錯覚してしまいました。

銀山温泉 温泉

能登屋旅館の右隣は、旅館永澤平八。
銀山温泉の旅館って、どれ一つ同じ様式の建物がなく個性的です。

銀山温泉 温泉

温泉街の川べりを歩いてきて、つきあたりまできました。
この先は、白銀公園のエリアです。
このまま右側の歩道を道なりに歩き．．．

銀山温泉 温泉

伊豆こけし本店前の橋を渡り．．．

銀山温泉 温泉

滝と蕎麦の宿・瀧見館の前を通りすぎます。
今日は蕎麦の店は定休日で、閉まっていました。

銀山温泉 温泉

瀧見館の前から、人が集まる方へ。
そこには．．．

銀山温泉 温泉

落差２２mの白銀の滝がありました。
２本に分かれた水の流れ、滝壺の近くまで行くことができます。

白銀の滝 自然・景勝地

そして、川に架かるこの石橋を渡っていけば．．．

白銀の滝 自然・景勝地

滝の対岸にある展望台に行く道に通じています。

白銀の滝 自然・景勝地

展望台のやや高い位置から見ると 正面から見ることができ、また奥に朱色のせことい橋、白銀の滝の上流にも滝が流れているのが見えました。

白銀の滝 自然・景勝地

白銀の滝からさらに奥に進めば、銀鉱洞など まだまだ見どころがあるようです。
が、集合時間が迫っているので 戻ります。
白銀の滝を見たことだし、来た道を戻ろう。

白銀の滝 自然・景勝地

銀山温泉街の川、魚も住むくらい綺麗でした。

この後、温泉街入口から 再びシャトルバスで大正ろまん館へ。
そこから観光バスに乗り換えて、次の目的地は立石寺（山寺）です。

銀山温泉 温泉