
2024/08/31 - 2024/09/04
62位(同エリア341件中)
松ちゃんさん
この旅行記のスケジュール
2024/08/31
2024/09/01
2024/09/02
2024/09/04
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この旅行記スケジュールを元に
南アジアの最高峰(4095m)「キナバル山」への登頂を目指し、4泊5日で行ってみた。山小屋以降の空気の薄さ、歩行距離の長さにやられたが、何とか下山できた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 2.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアアジア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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〈1日目〉朝8:30ホーチミン空港からエア・アジアで出発。いつもの空港フォーが朝食。
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乗り継ぎのクアラルンプール空港に「海南チキンライス」の店があったので、お薦めのカレー味を注文。確かに美味い。
クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港
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日没近くにコタキナバル空港へのアプローチ。目指すキナバル山は雲に覆われている。
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ホテル(ドミトリー)にチェックインしたらもう19時過ぎ。距離は近いのに直行便が無いからしょうがない。
近場の「Borneo chicken rice」という店で今度はチキン麺を食べてみた。ソース焼きそばみたいでこっちもいける。 -
〈2日目〉今日から2泊3日のツアーを申し込んであるので、屋上のテラスで菓子パンとコーヒーの軽朝食。
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このホテル、ちゃんと湯のシャワーが出るし、共有スペースが充実しているし中々良かった。
トージョウ コタ キナバル ホテル
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市の外れにある「シティーモスク」を車内から撮影。次回は見学したい。
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今日のキナバル山の山頂は雲の上に顔を出している。ゴツゴツした岩の塊の様相。
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今日の日中はキナバル公園の散策でのんびり。こんな道を上がって行くと、樹と樹の間を吊り橋で繋いだ「キャノピーウォーク」というアトラクションに到着
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こんな感じ。一度に6人まで
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橋の向こうには深い森
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日本軍が発見した温泉があり、足湯は追加料金無し。小型浴槽(湯舟と言えない程度だが)を使うと10リンギット。
ポーリン温泉 温泉
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ポーリン温泉そばには咲いていなかったが、個人所有地に今ちょうど「ラフレシア」が咲いているとのことで、30リンギット払って見学。これは咲いて2日目で最もいい状態。図鑑でのイメージと違い、直径は50センチほど。臭いと聞いていたが、腐りかけのバナナくらいだった。
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これが咲き始め。
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咲いて4,5日するとこんな感じ。3~5年に1度咲く稀なものだから、高い金取られるのも納得。
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翌日登山する自分だけ、キナバル公園内のロッジで降ろしてもらってチェックイン。斜面に作られた建物。
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中は超豪華! ここに一人で宿泊とはもったいない。鳥やカエルの鳴き声がテラスから聞こえてリラックス。
ステラ サンクチュアリ ロッジズ アット キナバル パーク ホテル
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明日からは山小屋メシなのでビュッフェのおかずをたっぷり取った。
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〈3日目〉6:30から朝食。左から雲が流れてくるが山頂はくっきり見える。
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登山ガイドさんと待ち合わせてから車で、5km先の入山ゲート迄送ってもらって登山開始。天気良し。
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熱帯雨林から植生が変わってきた。
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リスがチョロチョロ顔を出してくる
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段々と頂がくっきりしてきた。大きな2つの峰に挟まれた小さな三角峰が実は最高地点の「Low's peak」
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道の近くに食虫植物「ビロードウツボカズラ」を発見。下からだったので、虫を閉じ込める蓋はよく撮れなかった
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傾斜もきつくなり「こんなとこ登れるの?」と不安になってくる
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ゲートから5時間以上歩いてようやく「ラバンラタ小屋」に到着。ヤバい岩肌。普通の呼吸はできるが、登りの際に息が上がりやすいのを実感した。ここで標高3770m。あと300m上がっても大丈夫だろうか?
ラバン ラタ レストハウス アット マウント キナバル ホテル
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少しベッド(4人部屋)で休んでから17:30頃夕食。今日の自分の歩行ペースを見て、ガイドさんが「明日は早め、2:15に出発しよう」という事になった。
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今日の歩行距離は約6km。足をマッサージして湿布を貼って、すぐに寝落ち。
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〈4日目〉登山管理者が登山ゲートの鍵を開けた直後の1番手で登り始める。真っ暗、二人だけ、強くなる風。案内用のロープを見失わないよう注意しながら歩幅を狭くして歩いていく。「ロバの耳ピーク」「醜い姉妹のピーク」と、通過する度に説明してもらうがとても見回す余裕が無い。最後の三角峰に取りついた時にはガスというより、細かい雨粒が吹き付ける状態で手袋も濡れてかじかんでくる。
後から出発した健脚組が間近に迫って来たが、ルートが1つだけなので追い越されはせず、この日の第一登頂者として山頂を極めた。(4:55)すぐに一段下りて次の登頂者に場所を譲り、標識を撮影して(こごえた手持ちなのでブレブレ)急いで三角峰の麓の風の来ない斜面に退避し、少し休む。意外と息は上がっていないのは小幅でマイペース歩行できたからだろう。ガイドさんの好判断に感謝。 -
天気が良ければここで日の出を待つ事になっているのだが、雨に濡れるだけだから早く下山することにして再び歩き出す。岩肌が見えるようになったら斜度は大したこと無く、ロープの無い平らなところを選んで歩き、登りの人達とかち合わないようにする。雨雲が抜けた頃には日の出は終わってしまった。
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説明してもらったピークを眺める余裕も出てきた
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頂上アタックの歩程は往復6km。小屋に戻ったのが6:30頃だから4hrちょい。
下山後の朝食が7:30提供開始なので、少し休んで8:30から下山開始した。 -
下山開始も一番だったので後ろからのプレッシャーを感じず歩くことができ、登りでは気づかなった花「パピローザ・セレジネ」(蘭の一種)の写真を撮ったりしていたのだが、ゲート迄あと2km地点から膝のクッションが効かなくなり、特に高くもない階段を、横向きに1歩ずつ下りないとダメな状態になってしまった。
ガイドさんも「大丈夫?」と心配しながら真後ろをフォローしてくれる。次々抜かれるのを気にする余裕も無く、ひたすら目の前の一歩に集中して下り続け、とうとうゲートが見えた! -
「ここでこの階段かよー」と声がでてしまったが、管理の人にIDを見せて下山チェックしてもらい、2日間で18kmの山道歩きをやり遂げた。
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公園のレセプションで「登頂証明書」(ちゃんとガイドさんが証人)を受け取り、車でホテルに送り届けてもらう2hrの間にもう寝落ち。
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ホテルで湯のシャワーを浴び、着替えてから日が沈む迄ビール。マレーシアはイギリスのビール(スタウト系)をよく見かけた。
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足が上がらないのに、「ガヤストリートくらいは行かなきゃ」とヒョコヒョコお出かけ
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目当ては「生肉麺」という名物料理。
Kedai Kopi Melanian 3 (金沙園生肉麺) アジア料理
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「生肉」とは、左のスープに味付けしてない肉がしゃぶしゃぶの様に入っているからで、火は通っている。右の醤油焼ききしめんみたいな平麺をスープにつけて食べる。味変が楽しい。
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更に足を伸ばして「フィリピーノマーケット」屋台フードやアクセサリー、小物を売っていて賑やかだったが、早く横になりたくてスルー。
ハンディクラフト マーケット / フィリピーノ マーケット 市場
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〈5日目〉改めて湿布して寝たが筋肉痛がひどい。見学を予定していた「サバ州立博物館」が改装工事中だったこともあり、ベッドからマッサージ店を検索し、送迎してくれる「KAMA'A」という所で足と肩(ザックを背負うのでこちらも凝ってた)を90分たっぷりほぐしてもらった。
空港迄は送ってくれないだろうと思っていたらGrabみたいなのを呼んでくれたのでかなり余裕をもってコタキナバル空港に着くことができた。 -
ラウンジでサンドイッチ食べながらビールで一人打ち上げ。
プラザプレミアムラウンジ (コタキナバル国際空港) 空港ラウンジ
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再びクアラルンプールで乗り継いで、ホーチミンに戻ったのは21時近く。足の筋肉痛は土曜まで抜けなかった。
脚力の衰えを今回痛感したが、高度は大丈夫なことが確認できた。ネパールも、マチュピチュも行けそうだ。
ちなみに今回の2泊3日登山ツアーは総額で約14万円。2人にすれば単価はグッと下がるが、歩行ペースが同じ相手は中々見つからないからまあやむを得ない出費だったと思う。
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トージョウ コタ キナバル
評価なし
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