2024/08/24 - 2024/08/25
409位(同エリア1937件中)
芦花さん
今年で出場4回目となった、日本一の山登り自転車レース、乗鞍ヒルクライム2024と松本市美術館の展覧会「北欧の神秘」を中心にした観光旅行記です。
*松本市美術館(北欧の神秘)
*松本城
*女鳥羽そば
*乗鞍ヒルクライム
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今年で乗鞍ヒルクライム出場は4回目。
いつもの千葉始発のあずさ3号に乗り終点松本駅へ -
そして、タイムズのカーシェアを利用し、松本市内へ。
まずは腹ごしらえとして、知人から紹介された女鳥羽川に面する女鳥羽そばへ。 -
松本ならではの民藝風の店内装飾が趣あっていとおかし。
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メニューは名物「三重そば」税込1,570円。量に比して値段は割高ではある。
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サイドメニューに真空低温で調理されたという鴨肉税込1,420円。
これはリーズナブルでボリューム満点。肉厚で素晴らしい食感と味わい。 -
そして三重そば到着。
確かに3種類の味が楽しめて面白い。 -
肝心の蕎麦は、さすがの名店で二八ではなく一九のそばで、風味よく、食感もそばならではのざらつき感が美味。
つゆは、個人的にはもっとカツオの効いたツンとした感じが好きなのですが、万人好みの上品で洗練された上質なつゆでした。 -
そして無料駐車場が利用できる松本市美術館へ。
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松本市美術館といえば、松本出身の世界的現代美術家「草間彌生」が有名ですが、
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今回は展覧会「北欧の神秘」を拝観。
乗鞍ヒルクライムで配布している無料券は常設展のみなので、特設会場はその分1,500円のところ、400円引きにしてくれました。 -
そして美術館の3階へ。
今回の北欧展では、ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマークの画家を扱っていました。
ほぼすべての作品が写真撮影可能で、このあたりは欧米の有名美術館基準ですね。 -
まずは、スウェーデンで活躍したデンマーク人、ベンネット「ストックホルムの宮殿の眺め、冬」。
「1850年以前のスウェーデン美術史の中では珍しく、ストックホルムを幻想的な街として描いた風景画作品。ヨーロッパにおけるロマン主義時代を反映し、画面は夢の中の一コマのようであるが、当時の絵画の題材としては目新しい帆船や外輪船といった同時代的要素がモチーフに取り入れられている」
とのことで、緯度の高い北欧ならではの冬の味わいが実感できる見事な作品。 -
こちらは見るだけで、ノルウェーだな、と思わせてくれる風景。氷河が大地を深く削った後、つまりフィヨルドの地形を見事に表現した作品。
ノルウェー人エッケシュバルグ(1822ー1870)「雪原」
「視覚芸術は19世紀半ば以降、ノルウェーのナショナル・アイデンティティ構築に重要なツールで、美しく壮麗な風景は国家のイメージづくりに一役買っていた。エッケシュバルグは、そのころノルウェーで最も成功した風景画家のひとりである。本作では彼が高い山々や起伏の大きい地形を表現するのがいかに得意だったかを見て取ることができる」
とのこと。 -
こちらは、ダール(1788ー1857)の「山岳風景」
氷河が削ったノルウェーらしい大地の風景。 -
北欧神話に登場する女神をモチーフにした北欧らしい作品。
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ノルウェー人テオドール・キッテルセン(1857ー1914)の「トロルのしらみ取りをする姫」
トロルは日本風にいえば森の妖怪という感じか。なんとも北欧の幻想的な作品。このほか、キッテルセンによるトロルを題材にした動画なんかも動画で上映しており、こちらも素晴らしかった。
北欧の冬の静謐な雰囲気の中で、トロールがひょっこり顔を出す、みたいで、日本の水木しげるの妖怪をおしゃれにしたような動画。 -
こちらは打って変わって現実の世界を題材にファンタジーにした神話をグラフィックに表現した、ノルウェー人ガーラル・ムンテ(1849ー1929)の作品「帰還するオームスンと姫」
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日本の襖のように連続性のあるセットの作品で、一つの物語を表現しているらしい。
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展示会の様子。
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積乱雲の描写が美しくもリアルな作品
スウェーデン人「ハルマン・ノッルマン(1864ー1906)の「雲の影」
「上空には積乱雲が流れ、地上に影絵を描きだす。数本の白樺の木は川の水のダークな色とコントラストをなし、遠景にはノッルマンの出身地であるスウェーデン南部スモーランド地方の高地特有のなだらかな山が見える。作者は、しばしば暗い色調で、夜明けや夕暮れの風景に太陽の光が命を与えているように見える自然を描いた」 -
雲といえばこの作品の雲の表現も素晴らしかった。
同じくスウェーデン人アウグスト・ストリンドバリ(1849ー1912)の「街」。
「ストリンドバリは海の風景を好んで描いたが、本作もそのうちの一点である。画中では白、黒、灰色の大きな雲で覆われた広大な空の下に、漆黒の海が広がっている。荒々しい空の描写や、曖昧にしか描いていない遠方の街並み、画面全体の暗い色調によって、画中の風景は写実性を離れ、心象風景や幻想のような様相を呈している」 -
この独特の薄暗い「青」が美しい、スウェーデン人ヤンソン(1862ー1915)の作品「ティンメルマンスガータン通りの風景」
「ヤンソンは生涯にわたり、故郷のストックホルムの街並みを描いた。とくに彼は青を基調とした大型作品を数多く手がけ、「青の画家」と呼ばれた。本作に描かれる長い木の階段は、ヤンソンのアトリエがあったマリアバリエット地区周辺の、ティンメルマンスガータン通りに位置する。夜間の薄暗い街路には人がおらず、特定の物語的内容が付与されているわけではない。詩情あふれるその風景は、見る者の想像力や記憶を喚起するものである」 -
最後に「叫び」で有名なノルウェー人画家ムンク(1863ー1944)の作品「ベランダにて」。
さすがに「叫び」は来日していませんでしたが、本作品もムンクらしい表現が垣間見れます。 -
「北欧の神秘」は東京(SOMPO美術館)で先に開催されていたそうですが、この展示会を呼ぶあたりもさすがです。
松本は何度来ても何気にセンスがいい。 -
新しくなったこの美術館も、
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その美術館に併設されている喫茶店「ヤムヤム」も。
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(抹茶アイスのあんみつ980円)
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古民家を改装したカフェも、皆オシャレ。
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真夏で日差しが痛いのですが、中町通も積乱雲とセットでサマになっている。
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ぶらぶら歩いて、松本市立博物館。
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時間がなかったので、共有スペースだけ拝見。
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当博物館だけでなく、街全体で今年お亡くなりになった音楽家小澤征爾の追悼的なイベントを開催中。
小澤征爾指揮の各種シングルレコードが展示されていました。 -
そして国宝「松本城」。
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NHK大河ドラマ「どうする家康」で活躍した石川数正(役者:松重豊)が親子2代に渡って築城したという松本城です。
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真夏らしい、積乱雲を借景にした松本城です。
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その積乱雲は、乗鞍の麓(標高1400mあたり)に行くとこんな感じで、先ほど紹介した北欧画家たちが描いたような、おどろおどろしい姿に。
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松本市街から1時間ちょっと車で走って、会場へ。
近隣の民宿に宿泊し -
翌日、早朝6時半からチャンピオンクラスがスタート!
NHKのチャリダーで有名な筧吾郎さんが先頭で通過。 -
そして後続のプロトン(先頭集団)。
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プロトンをバックから。
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さて私たちは、いちばんのボリュームゾーンでスタート時間が二つに分かれている50代のクラスに参加。
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レース中の様子。
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そして2時間弱でトウチャコ。
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ゴール地点は、国内舗装道路最高点の標高2,720m。
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ガスっててよく見えないですが、走ってきたコースがうっすらと。。。
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帰途にその雄大な風景を撮影。
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やはり森林限界を越えあたりからが、このヒルクライムの見どころか。
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最後まで残った雪渓は温暖化の影響か、年々小さくなっているように感じます。
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それでも豪快な風景。また来年健康であれば参加したい。
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そして帰りはいつもの松本駅近くの小木曽製製粉所で、立ち食いそば。
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個人的には、日本一うまい立ち食いそばではないかと思ってます。
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今回もしっかり大盛り(大盛りは無料)でいただきました。
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帰りは、輪行袋であずさに乗って帰宅。
それにしてもスポーツと芸術をセットで味わえるのが、松本市。
実に魅力的な街ですね。
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