2023/05/14 - 2023/05/31
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ピサン・ザプラさん
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今回はマドリードから行く郊外探索1日目です。
たださえ見どころの多いマドリードですが、その周辺都市もはずせない都市がずらりとならんでおります。
王道の古都トレド、ローマ水道橋のセゴビア、魔法にかけられた街クエンカ、城壁と聖者の町アビラ。
日程的に2つくらいしか行けないので、取り合えず「ビールと焼き鳥で」のノリでトレドとセゴビアに行こうかなーと思っておりましたが、グーグルマップを探索していたときに不思議なお城を発見。
のちのエスコリアル宮殿(次回更新分)なるお城が山の奥にあることを知り、もうこれは行くしかない!となった結果、セゴビアかトレド片方だけを選択することに。
「スペインで1日しか日程ないならトレドに行け」的な格言があるようですが、グーグル先生の素晴らしいお写真を見比べたうえで、最終的に「まあスペインに来たんなら水道橋を見ておかないとスペインを語れないよね。。」みたいなよくわからない偏見によりセゴビアに決定。クエンカやトレドは次回訪れるときのエクストラステージとして楽しみにしておきましょう。
いつもの前置きの長さはなんのその。今回はマドリード→セゴビアへの日帰りトリップです。
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(日程)
5/14 成田17:00発→アブダビ→バルセロナ→ランサローテ島
5/15 ランサローテ島到着
5/16 ランサローテ島
5/17 ランサローテ島→テネリフェ島
5/18 テネリフェ島
5/19 テネリフェ島
5/20 テネリフェ島→マドリード
5/21 マドリード(市内散策)
5/22 マドリード(セゴビア)
5/23 マドリード(エスコリアル宮殿)
5/24 マドリード(プラド美術館)
5/25 マドリード→グラナダへ移動
5/26 グラナダ(アルハンブラ宮殿)
5/27 グラナダ→コルドバ(半日)→バルセロナ行きの夜行バス
5/28 バルセロナ(市内散策)
5/29 バルセロナ(サグラダファミリアには行けず、グエル公園のみ)
5/30 バルセロナ→アブダビ→成田
5/31 成田13:05着
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LATROUPE Prado Hostel Madridの朝食は8ユーロ。今更ながら8ユーロという朝食はヨーロッパ諸国の中では安い方であると最近知った。
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貧乏旅行者の鉄則その1、朝食べまくって昼飯を浮かす。ただトイレがあまりなかったり有料だったりするので、コーヒーは大量に飲めません。
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「Moncloa bus station」へ向かう1番バスはアトーチャ駅の北側のバスが集まっているところから出発します。(空港バスが発着しているところと同じです)
セゴビアまではバスと電車の2種類でいく方法がありますが、①電車の駅から水道橋までバス停より遠い、②明日のエスコリアル宮殿もMoncloa発なので下見もかねたい、という理由でバスでいくことにしました。
LATROUPE Prado Hostel Madridから徒歩で5分程度です。グーグルマップでバスアイコンから「1」をタップすればモンクロア駅までの路線が表示されるので、通り沿いにホテルを取っている方は途中のバス停から乗るのもありです。 -
1番バス乗り場から「Moncloa bus station」へ向かいます。
前の人にならってクレジットカードをかざすもエラー。デビットもダメ。まずい、初っ端からトラブルか?と思ったが、後ろの人が今日はフリーだよと教えてくれた。
え、無料っすか?でも下りるタイミングでやっぱ金払えとか言われてもユーロは高額紙幣しかもってないから、一応バスの人にも聞いてみた。
「今日はなんで無料なんだ?祭りでもやっているのか?」
「祭りはやっていない。今日は無料なのさ」
「それじゃあいつまで無料なんだ?」」
「Siempre(永久に無料さ)」
いやいや、ずっと無料なわけないでしょ。他の客に聞いても「知らないわ」とかしか言われないので、とりあえず乗ることにした。(事実帰りのモンクロア→アトーチャ駅までも無料でした)
しかしSiempreって、、。明日も無料なのか? -
証拠の0ユーロレシート。「Moncloa bus station」まではおおよそ40分くらいです。
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Moncloa bus stationに到着です。ここからもう少し北にいき、地下の方へ向かいます。
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前方に「Cuartel General del Ejército del Aire y del Espacio」という建物があります。なんの建物なのかはわかりません!
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地下のバス停は少し迷路っぽくなっていますが、セゴビアに行く人はavanzaというバス会社を目指してください。チケットで行きと帰りの時間を聞かれるので、空いている時間を予約しましょう。
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行き10時45分発ー帰り17時45分。往復で8.44ユーロ。
片道はだいたい1時間~1時間半くらいでいけるので、セゴビアの実質滞在時間は5時間ちょいでしたが、それでも十分回れました。 -
バス内で充電、さらに映画も楽しめます。しかし片道はせいぜい1時間半。行き返りバスで予約しないと全部見切れないよ、だから帰りも電車じゃなくてバスを使ってねという戦略なのでしょうかね。
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バス停はIglesia de San Millán(教会)の付近で発着しております。スペインは治安が悪い国として上がりがちですが、セゴビアにはのんびりとした空気が流れ、危ない雰囲気はありませんでした。
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教会を横切り、水道橋を目指します。お昼の12時半くらいですがあんまり人がいないですね。
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Iglesia de San Millán。Iglesiaとは「教会」という意味です。中には入れませんでした。
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さあ前方に水道橋が見えて参りました!
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近くまで来るとかなりでかいです。
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インフォメーションセンターにあった壁画。
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スペインの他の都市にも水道橋があるにはありますが、世界遺産の本やインスタの写真で出回ってる水道橋の写真はぶっちぎりでセゴビアです。
紀元前80年頃にセゴビアは古代ローマに制圧され、当時のローマ帝国の技術力・国力を示すため、また街の整備のためにこの地に水道橋を作ることを決めました。
水道橋の全長は813m、最高部の高さは28.5m、花崗岩で積み上げられた2層の橋は石自体の重みできれいに固定され、釘などの接合材は一切使われていないそうです。この凄まじい技術力と大きさから「悪魔の橋」なんて異名があるそうです。 -
反対側から撮影。スペインのちびっ子たちが社会見学に来たようです。
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橋を抜けた先には時計塔があり、落ち着いたカフェなどがあります。
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世界史の資料集で目撃したことがある「オオカミに育てられた少女(アマラとカマラ)」の像です。セゴビアにあったのか。ちょっと感動。
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相変わらずテキトーに写真を撮っていても絵になります。
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悪魔にかかわって、もう1つ面白い逸話があります。その昔の水道橋がない時代、北のフリオ川からセゴビアまで盆地となっており、人々は水汲みに手を焼いていました。
困っていた美しい少女は悪魔に「一晩でフリオ川からセゴビアまでの水をくむための橋を作ってくれたら結婚してあげる!」と持ちかけます。悪魔は鼻の下を伸ばして、石を運んで水道橋をがむしゃらに造っていきます。完成間際のひとピース、最後の石をはめ込むところで日が昇ります。すると少女は「約束は一晩で完成だから日が登ったから約束は破棄ね。」と言い出します。悪魔は絶叫し、日の光を浴びて昇天しましたとさ。めでたしめでたし。
という、どっちが悪魔なのかわからない伝説があるそうです。個人的にはこう言うおとぎ話が大好きです。 -
そしてもう1つ水道橋ってどこまで続いているのでしょう?という疑問に答えるのもブログ配信者の務め。誰もいかない水道橋の先っちょまで進みます。
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水道橋の高さは低くなってきましたが、民家を横切りさらに水道橋は続きます。
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15分くらい歩いて水道橋の先端までやってきました。はい、地味ですね。特になにかがあるわけではありません。
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ちなみにてっぺんにはこのように水を通すための道が残っており、ちゃんと水道橋しているようです。
そして、この画像を見て、もしかしてこの水道橋を進んでいけばさっきの高い水道橋の上に立って、バズる写真を撮れるんじゃないか?と思った方。
残念ながらスペインはそういった迷惑インスタグラマーへの対策は抜かりなく、途中で鉄格子でふさがれているため高い水道橋のところまでいけません。(行こうとしても地元民に注意されそうですが)
皆さん、是非マナーを守って観光してくだせえ。 -
なんかの古い民家
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水道橋の町。ああなんか素敵な響きですね。自転車のおじちゃんととてもマッチする写真です(自画自賛)
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おっと、噂をすれば伝説の悪魔さんのお出ましです。昇天したはずが石にされているようです。
※水道橋を抜けて坂を少し登った先にいます。 -
イェーイちゃんと撮れてる?って自分を撮るんかい。
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水道橋をバックに自撮りを決める悪魔くん。現代っ子にも負けないカメラアングルの腕前。これからもセゴビアの地で観光客を盛り上げてくれること間違いなしです。
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悪魔くんの位置からの写真もまた別格。スペインというかヨーロッパってなにげない街角で十分美しい写真がとれちゃんだな。
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ちょっと高い位置から。
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水道橋はまた帰りに戻ってこれるので、一旦アルカサル(お城)を目指します。水道橋を登り切ると迷路のような外壁の道が出てきます。
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こんな感じの路地をぐんぐん進んでいきます。
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アルカサルまでバスもありますが、歩いていく方が断然楽しいので30-40分かけてお城まで向かいます。
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なにかのおうち
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なんかちょっと意識が高そうな銅像。いや普通の兵隊か。雲行きの見た目通り、雨が降ったりやんだりの安定しない天気。
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中心部まで少しずつ人とお店が増えてきます。
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ハム屋さんです。スペインといえばイベリコ豚。セゴビアのような小さな町でもちゃんとハムを買えます。
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セゴビア大聖堂が見えてきました。休憩がてら入ろうとしたら、入場料は5ユーロ。迷って迷って入らずに終了。
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引き続きこじゃれた路地を進んでいきます。
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あれ、全然人いないじゃんと思われるかもしれないけど、このアルカサルへの道、実に迷路のように入り組んでおり観光客が通るメイン通りと人通りが少ないマイナーな路地をぐるぐる通るルートが用意されております。さすがはスペイン。行きも帰りも観光客を飽きさせない1粒で2度おいしいまさに森永アーモンドキャラメルのような路地を堪能できます。
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メイン通りにはお土産屋が並んでおります。メイン通りも割と楽しいです。
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変なお土産が売られています。この手のものは誰が買うのでしょうか。
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お土産屋の店員には帰りにまたよるよ(買うとは言ってない)と言い残し、さらにアルカサルを目指します。
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さあ、お待ちかね。アルカサルが見えてきました。
入場する前に横にあるチケットセンターでチケットを買います。
館内と博物館見学で7ユーロ、塔を登る場合は10ユーロ。ここまで来ておいてあれですが、まあ7ユーロで十分だよね的なせこい発想で7ユーロチケットで入館。 -
お城の探索を始めていきます。
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これは、、ドン・キホーテ的な人?
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こういう壁画はなんかヨーロッパの古城っぽいですね。
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鉄の鎧。温暖化が進む現代ではこんな鉄コーデでおでかけなんてできないですね。
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さあ、続いて歴代の王様の間、みたいなところにつきました。
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360度歴代の王様(両主)に囲まれております。壮観ですね。ゲームのRPG的には絶対になにか重大なイベントが発生するエリアです。
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貴族様のベッド。
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肖像画。てか、モザイク(※タイルのこと)にも同じ女性の顔?があってちょっと怖い。
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祭壇画。この手の絵は旧約聖書の物語を描いていることが多いですが、さすがに画質が小さすぎて覚えていません。
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金きらきんのお部屋
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窓からの景色。素朴で素敵すぎる。
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素朴な庭(精一杯の讃辞)
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セゴビアも周りは以外と森に囲まれており、水道橋は森で遮られ見えません。
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お城の見学を抜けて博物館エリアへ移動します。
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そもそもこのアルカサル(城)はどういう意図で建てられたのかのかというと、もちろん最初はカスティーリャ王国の王達(アルフォンソ8世とか)の立派な住居として機能しておりました。
しかし、1560年ごろにマドリードに王宮が移されたあと、このお城は約200年の間牢獄として活用されていたようです。(ヨーロッパあるあるのドロドロの歴史ですね)
その後、1764年にカルロス2世がここに王立砲兵学校を設立させます。(カルロス3世という記述もあり)
当時のスペインはナポレオンがぶいぶい言わせていたフランスの同盟国。1805年のイギリスとのトラファルガーの戦いや1808年のナポレオンへの反乱戦争などでスペインが抵抗しますが、そういった有事に備え国力増強のため軍用学校が作られていったそうです。 -
当時使われた大砲や軍人の写真が展示されています。
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大砲ですね
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さあ、ここまで読んでくれた方はこの砲兵学校の中心人物は誰だったの?と気になって夜しか眠れない状態になっているはずです。
ならば説明するしかないでしょう、この砲兵学校を長年支えてくれていたのはみなさんおなじみのあのフランシスコ将軍です!
(以後、どちらのフランシスコさん?のツッコミは禁止)
残念ながらスペイン語の記事しか展示がありませんが、頑張って解読したところ生涯にわたりArtillera(砲兵)の科学的、技術的な発展に寄与した的なことが書いておりました。 -
偉大なフランシスコさんの銅像もあります。
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ここまで読んだ方は「こいつはフランシスコさんに会うためにセゴビアを選んだのかよ。」と思われた方もおると思います。
しかし、フランシスコさんとの出会いは今日が初めて。というか、星の数ほどあるヨーロッパのお城を見学して「ウフフ、貴族か王様が昔建てたのね」みたいな小学生でもいえる感想を引っさげて帰るわけにはいきません。
フランシスコさん以外の偉人紹介も当然ありましたが、すべてスペイン語だし辞書で解読するのは1名が限界だったので、出口の最後の方に展示されていたフランシスコさんに注力しました。しかし、フランシスコさんを制する者はセゴビア城を制したといっても過言ではないはずです。
これから、セゴビアのアルカサルに行かれる方は是非フランシスコさんを探してみてください。 -
読みたい方はどうぞ。(翻訳してません)
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さあ、ぼちぼちとフランシスコさんとアルカサルに別れを告げバス停に戻ります。現在、16時くらい。
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あれ、見たことがない道に出てしまったぞ。さすがは迷路路地。帰り道でもわくわく感を出させてくれる観光地の鏡です。(やべえ迷ったらバス遅れる。。)
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見慣れない道を通ってきたらいい写真取れた。こういう偶然も地図をもたない旅ならでは。
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人通りがないおしゃれな路地に戻ってみたことがある道に戻ります。
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セラミック工房。こういうかわいい看板に惹かれます。
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一応住宅とかもあるのかな?
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アルカサルから帰る途中、突発的な雨が降ってきました。雨宿りがてら土産屋に避難します。「Sabor a España」とは「スペインの味」みたいな意味のお菓子屋さんです。
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写真を撮らせてもらいました。チュロスやキャンディ、チョコレートなどが売っております。割引商品もあったのでちょっと立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
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水道橋-アルカサルの路地にもホテルはたくさんあります。この迷路都市で1泊も楽しそうですね。
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水道橋付近まで戻ってきました。このとき17時。
バス出発は17時45分で水道橋からバス停まで10分程度なので、純分間に合います。 -
この道をたどっていけばバス停まで帰れます。
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最後に見納めの水道橋。すごく迫力があり楽しかった!アルカサルも安いし、迷路の道も楽しかったです。スペインに行くならセゴビアは断然おすすめできます!の巻でした。
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