2024/06/24 - 2024/07/12
23位(同エリア30件中)
クリスさん
2024年6月24日から7月11日までのスペイン旅行。カスティーリャ・レオン州のアビラ県を除く8県とリオハ、アストゥリアス、カンタブリア、バスクの5自治州にある主に西ゴート、モサラベ様式のロマネスク教会を巡る旅になります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダから南に20kmの距離にあるサン・ミジャン・デ・ラ・コゴージャ(San Millán de la Cogolla)。人口は200人程の村はデマンダ山脈(Sierra de la Demanda)の山懐にあります。村は隠者としてこの地に生活した聖ミラン、ラテン名でエミリアヌス(Æmilianus)の庵から発展した修道院によって形成されてきました。
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村の南西にあるユソ修道院(monasterio de San Millán de Yuso)。1053年にナヘラ王ガルシア・サンチェス3世(García Sánchez III)によって建設が始まりました。
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見学の開始時間は午前10:00からになります。10時の最初のガイドツアーに予約を入れてありましたので、少し早めに到着したのですがオフィスは時間丁度にオープンしました。
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待っている間に撮ったパラドールの入り口の写真。修道院の南棟にあります。
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中庭を挟んで北棟にあたる建物、左側が修道院の聖堂の西扉口と右側が「Escenario Vivo」と命名されているセレモニーホールの入り口になります。
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クラビホの聖ヤコブの彫刻があります。
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現在の建物は17世紀から18世紀に再建された物です。1997年にミラン由来のスソ修道院(Monasterio de Suso)とともに世界遺産登録されています。
バロック様式の建物でガイドツアーに申し込んで見学する事になりますが、時間の関係で見学はしませんでした。 -
修道院の案内。
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バスの発車時間まではここで待ちます。オフィスで料金を支払いチケットを見せて乗車する事が出来ます。スソ修道院には2km弱の距離なので歩いて行く事も出来ますがチケットが無いと中に入る事が出来ません。チケットは私は65歳以上なので1ユーロになります。
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山中にあるスソ修道院にはこのバスで向かいます。スソ修道院は聖ミランの亡くなった後にその墳墓跡に建てられた修道院です。聖ミランは473年から574 年までの101年間を生きたされています。574年に彼が亡くなった西ゴート王朝の6世紀の建物が第一期の物で、10世紀のモサラベ建築、サンチャゴ巡礼が盛んになった11世紀から12世紀のロマネスクと拡張されていきました。
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当初はアリバ修道院と呼ばれたようですが、11世紀にユソ修道院の建設が始まると、上部を示すスソと下部を表すユソに名称を変えていきました。語源はラテン語です。
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スソ修道院の入り口でチケットの確認をしてガイドツアーが始まります。
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1997年に世界遺産登録された事を示すパネル。
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方形プランがベースとなる教会は西ゴート建築の特徴です。斜面にそって建てられているので回廊は形成出来ずに扉口のある南側の玄関柱廊回廊を兼ねていたようです。
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20世紀にロマネスク以降のバロック時代に改築された部分についてははすべて取り払われてオリジナル回帰が行われました。
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コーニスには特段変わった彫刻は見受けられませんが、側面に浅い渦巻文様のついた持ち送りは西ゴートの特徴になります。
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南側を向いた玄関柱廊。柱廊の入り口は東側についています。
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入口側の写真。
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扉口をくぐって直ぐの空間の窓。この部分はロマネスク以降の箇所でしょうか。
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横の壁にフレスコ画の断片が見られます。
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天井とアーチに乖離が見られます。天井は明らかに後の時代の物となります。
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ニッチにあるアーチは尖頭形です。
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杉綾文様の床「alfombra del portalejo」と呼ばれていて焼いたレンガを敷き詰めています。
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瞑想する修道士たちのベンチにもなったようですが、この箇所には昔の修道士たちの落書きとでも言うべき文様や記号が残されており触れられないようガードが施されています。
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聖堂へ入口。馬蹄形アーチは西ゴートオリジナルです。モサラベ様式の特徴です。
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西ゴートの柱頭。
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植物文様、浅いレリーフも西ゴートの特徴です。
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わかりにくい写真ですが落書きが残されているんですね。
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玄関柱廊には石棺がいくつか残されています。ララの七人の幼児(Los siete infantes de Lara)として語られる中世の叙事詩の幼児たちの棺といわれています。
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内部にはいります。
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南側の身廊部分の写真になります。内部は三層構造になっています。
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モサラベ様式で原初ロマネスク部分になります。
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北側身廊部分になります。2階への階段がついています。山の斜面にあるため西側部分への出入りはこの位置になっているという事でした。
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柱頭や柱はいくつか破損しており修復や再利用等されているため目立った彫刻はあまりありません。
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アーチの損壊部分がいくつか見られます。9世紀のイスラムの支配者であったアマンゾールの軍隊による破壊によるものだそうです。
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中央クーポラ、交差ボールトの柱にも見られますがこの部分は11,12世紀のロマネスク期の拡張部分との事です。
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こちらの石棺は聖ミランの棺といわれていますが、12世紀に作られた埋葬記念碑で実際の棺ではないそうです。
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でも彫刻としては素晴らしい作品ですね。
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その上部に置かれた聖ミランの像。
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多翼祭壇画のパネル(複製)が陳列されています。修道院の写本として有名で聖ミランの伝説が描かれています。
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パネルの説明をしてますが、上の図の裏面になります。
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バスでユソ修道院に戻ってきました。ユソ修道院も世界遺産なのですが、時間の都合があり次の目的地に向かいます。
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