2023/01/03 - 2024/01/03
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コマいぢりさん
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- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 私鉄
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井原鉄道に乗りかえる
井原鉄道は総社から神辺を結ぶ第三セクター路線
三セク鉄道ではそう多くはない完全新規開業の路線である
総社行きは井原鉄道専用ホームから出る -
出発進行
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福塩線と分かれると
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今は福山市に合併された旧神辺町の市街地を高架で抜けていく
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構造が大掛かりになるすれ違い可能駅も高架なので、新設三セクらしくこのまま続くのかと思いきや
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地上に下り、沿線随一の主要駅である井原に到着
いつの間にか岡山県にも入っている -
地図を見ると、この辺りは旧井笠鉄道本線跡通りという曲がりくねった道が続いているが、高規格路線である井原線は当然直線的に線路が敷かれているので、ちょっとした張り出した山も回避せずトンネルでくぐり
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小田川をPC橋で渡る
旧井笠鉄道は川を渡らず、神辺からずっと高屋川左岸ならびに小田川右岸を走っていたようだ -
市街地を抜けやや田畑が増えてくると
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運転上の拠点駅、早雲の里荏原に到着
一部の人には伊勢新九郎所縁の場所として知られる
詳しくは「新九郎奔る!」をご参照ください
東荏原の部分はフィクションですけど! -
シーサスクロスにて車庫への入庫線を分ける
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主要駅周辺はすっかり市街地が形成されてから開通した路線なので、車庫にするやや広い敷地を求めてこの場所が選ばれたのだろう
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ワンマン運転でもあらゆる業務を兼務せねばならない
車内発行の1日乗車券に押す日付スタンプだろうか -
路線の中間に至り、景色が広々としてきた
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途中駅でもポツポツ乗降はある
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沿線の家屋も途切れることはない
やはりこれくらいでないと新しい路線建設には踏み切れないだろう -
列車本数もそこそこ維持されているので、対向列車とも何度かすれ違う
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小田川の川面が見える
今は穏やかに流れているが -
数年前にこの周辺に大水害を招いたのはこの川だ
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この小さな支流も内水氾濫の被害を出したのだろうか
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見渡す限り、高架下の左右全てが水没したなんて信じられない思いだ
路盤は水没を免れるも、各駅は浸水し一部区間運休も発生した -
平穏を取り戻したかのように見える真備町の市街地を抜け、カーブしながら高梁川の大鉄橋を渡ると
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伯備線と合流
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清音駅に
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到着した
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清音駅の島式ホームは前後で井原鉄道とJRが使い分けている
連絡改札を通り伯備線ホームへ
伯備線上り列車に乗りかえる
この先は総社まで井原線で行きたいところだが、どう見ても井原鉄道は清音と神辺の間の路線なのに、なぜか公式には総社-神辺間とされ、総社-清音間は伯備線の線路上を走るにも関わらず井原鉄道と伯備線の二重戸籍区間となっている
もちろん理由はあるが、本題ではないためここでは詳細は記さない
この場合、完乗するには井原鉄道の列車で清音-総社間を乗らねばならないとも考えられるし、このまま乗っていればそれも適うのだが、総社まで行ってしまうと、伯備線の上り列車と途中ですれ違ってしまい、その後しばらく来ないため、岡山から乗らねばならない列車に乗り継げず、この後の計画が崩れてしまうのだ
さらに実は、前後の列車の清音-総社間所要時間からして、井原鉄道の総社行きが清音をすぐに発車してくれれば、吉備線の岡山行きにギリギリ乗り継げ、旅程もつつがなくつながるのだが、何の因果(?)か総社行きが清音にしばらく停車するため、タッチの差で吉備線に間に合わない
すなわち
①井原鉄道を清音で完乗したこととし、乗り継げる伯備線の上りに乗る
②井原鉄道総社行きが早発してくれて、総社で吉備線に間に合う
の二つしかこの後の予定を完遂できない
実質的には①しかないのである
悔しいことだが仕方がない
もやもやしつつ、大人しく伯備線の車上の客となる
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