2024/06/05 - 2024/06/05
167位(同エリア324件中)
naoさん
奈良県磯城郡三宅町は、万葉集に「三宅の原」や「三宅道」と詠われているように、万葉の時代からその名を知られた歴史と文化の息づく町です。
聖徳太子が斑鳩宮(斑鳩町)と小懇田宮(明日香村)の間を行き来した際に通ったとされる古道「太子道(別名:筋違道)」が三宅町の中央を南北に走っていて、沿道には太子にまつわる伝承がたくさん残っています。
平成21年(2009年)に町の花に制定された「あざさ」は、万葉集の歌に登場する多年生の水草で、5月から10月頃にかけて、直径3~4センチメートルの黄色い花を咲かせます。
「あざさ」は、早朝に開花して昼ごろには萎んでしまううえ、朝の気温が20℃以上にならないと見ることが難しいという習性から「幻の花」とも言われています。
また、将来的には絶滅する恐れがあることから準絶滅危惧種に指定されています。
町の花に制定されて以来、町や地元住民団体の皆さんが数ケ所の人工池の水替えや藻の除去など、日常的な手入れを欠かさないおかげで、例年かわいい花を咲かせているそうです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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三宅町にやって来ました。
この道が、聖徳太子が斑鳩宮と小懇田宮の間を行き来した際に通ったとされる「太子道(別名:筋違道)」になります。
では、ここから町歩きを始めます。 -
太子道を歩き出してすぐに白山神社がありました。
白山神社には、聖徳太子が「駒つなぎの柳」に愛馬の黒駒を繋ぎ、食事のため境内にある「腰掛石」に座って休憩したという伝説が伝えられています。 -
これは白山神社境内にある「黒駒に乗った聖徳太子と従者:調子麿の銅像」です。
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白山神社の斜め向かいには屏風杵築神社があります。
「屏風」という地名は、聖徳太子がこの地で休憩された際、村人が屏風を立てて接待したことに由来すると言われています。 -
屏風杵築神社では、町の花に制定されている「あざさ」が栽培されていて、見所スポットの一つになっています。
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これらの「あざさ」は地元の皆さんによって手入れされているそうです。
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陶器の水盤で育てられている「あざさ」。
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「あざさ」は多年生の水草で、5月から10月頃にかけて、直径3~4センチメートルの黄色い花を咲かせます。
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早朝に開花して昼ごろには萎んでしまううえ、朝の気温が20℃以上にならないと見ることができないことから、「幻の花」とも言われています。
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将来的には絶滅する恐れがあるとして、準絶滅危惧種に指定されています。
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「あざさ」とともに咲くアジサイ。
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こちらが屏風杵築神社の社殿です。
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阿形の狛犬と・・・
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吽形の狛犬。
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では、町並みに戻ります。
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本瓦葺き土蔵造りの民家です。
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煙出しの越屋根のある民家です。
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2階ガラス窓のデザインに変化を持たせた民家です。
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浄土寺の本堂と鐘楼に、アジサイが彩を添えています。
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灰漆喰を塗った民家です。
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白漆喰を塗り籠めた建物が並ぶお屋敷です。
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主屋の前には土塀がめぐらされていて・・・
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晒葺きの屋根の架かった門が設けられています。
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黒漆喰塗の民家です。
よ~く観察すると、波模様の鏝絵が描かれているのが判ります。 -
瓜型の虫籠窓のある民家です。
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主屋には煙出しの越屋根が設けられています。
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こちらの民家の土蔵には蔦が這っています。
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黒漆喰塗の外壁に、手すりの付いたガラス窓が開けられている民家です。
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三宅町の町並みです。
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立派な門構えのお屋敷です。
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三宅町の汚水桝の蓋。
町の花「八重桜(左上)」と「あざさ(右下)」、町の木「キンモクセイ」に加え、三宅町の歴史をイメージさせる「鳥居」と聖徳太子にまつわる白山神社の「腰掛石」がデザインされています。 -
三宅町の町並みです。
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格子戸を入れた門のある民家です。
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敷地の奥にある主屋には、煙出しの越屋根が見えます。
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蜜を求めて、蝶々が花の周りを飛び回っています。
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雰囲気のある脇道があったので歩いてみます。
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脇道にある民家の奥に大和棟の建物がチラッと見えています。
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急勾配屋根が特色の大和棟の建物は、奈良や大阪の河内地方によく見られる伝統的な建築様式です。
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脇道の奥まで来たので、ここで引き返します。
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水路側に石垣を積んだ民家です。
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三宅町の辺りは奈良盆地でも非常に低い土地なので、外敵から集落を守るため、外周に濠をめぐらせた環濠集落を形成していました。
この濠は、集落内にも設けられていた支濠だそうです。 -
環濠を水運にも利用したのか、水辺へ下りる階段が設けられています。
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横長の大きな窓のある民家です。
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前の写真と同じ民家ですが、環濠側と同じ造りの外観になっています。
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こちらの民家の門前には、木製の行燈が立てられています。
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大きな楠がそびえるお屋敷です。
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晒葺屋根に格子戸を入れた門のある民家です。
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三宅町の町並みです。
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天照皇大神宮の石柱と常夜燈。
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こちらの民家の屋根を見て、一瞬「大和棟か?」と思いましたが、ソーラーパネルが載っているのでした。
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花を手向けられたお地蔵様。
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三宅町の町並みです。
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板張りの妻面を見せる民家です。
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虫籠窓のある民家です。
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立派な土塀をめぐらせた民家です。
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四枚引き戸の付いた、間口の広い民家です。
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杵築神社にやって来ました。
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杵築神社の境内も見所スポットになっていて、地元の皆さんにより「あざさ」が栽培されています。
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ここの「あざさ」も数えるほどしか開花していませんが、今年は花付きが悪いようですね。
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梅鉢型の水盤に咲く「あざさ」。
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こちらは大神宮の常夜燈です。
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茅葺屋根をトタン板で覆った民家です。
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煙出しの越屋根のある民家です。
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防火用の袖壁のある民家です。
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塀内の樹木越しに入母屋屋根が見える民家です。
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瓜型の虫籠窓のある民家です。
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こちらは環濠のそばにある地蔵堂です。
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堂内には二体のお地蔵さんが祀られています。
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大和棟の民家が有りました。
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玄関が2ケ所あると思われる民家です。
2ケ所あるとすると、四枚引き戸の付いた部分が正式な玄関なんでしょうね。 -
ここにも大神宮の常夜燈があります。
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「あざさ」の見所スポットになっている所に差し掛かりました。
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大きな水槽には井戸ポンプが設置されています。
このポンプで汲み上げた水で、日常的な手入れをしておられるんでしょうね。 -
水槽の隣には、「陽(ひかり)の風景」と名付けられたモニュメントが設置されています。
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このモニュメントは西陽を浴びるとハート形の影を落とすそうです。
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横に置かれているチェアにもハートマークが浮き出ています。
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いろんな形の水盤で栽培される「あざさ」。
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ここの水盤でもちらほらと咲いているだけです。
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直径3~4センチメートルの黄色い花を咲かせる「あざさ」。
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見所スポットの前にある民家にも煙出しの越屋根が設けられています。
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西国三十三所霊場の観音菩薩が祀られているお堂。
以前は杵築神社境内にあった安楽寺に祀られていたものが、廃寺になった後、めぐりめぐってここ融通念仏宗融観寺に安置されているんだそうです。 -
立派な春日灯籠のある民家です。
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白い外壁が眩いばかりに目に飛び込んでくる民家です。
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破風玄関のある民家です。
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銅板張りの袖壁のある民家です。
それにしても、大胆な色使いの塀がめぐらされています。 -
三宅町の町並みです。
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三叉路に面して、荒壁仕上げの趣ある長屋門と納屋が建っています。
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では、これで三宅町の町歩きを終えます。
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