2024/06/22 - 2024/06/26
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akitaineさん
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草原の地、モンゴルに行ってきました。
ユーラシア大陸のほぼ真ん中に位置し、紀元前から多くの民族の攻防がなされた地です。
史跡を中心に見つつ、広い広いモンゴルを実感しました。
ツアー3日目、ウランバートルを離れ、西に360㎞にあるカラコルム(現ハラホリン)に向かいます。今回ツアーのメインです。かつてのモンゴルの首都として第2代ハーンオゴタイが建都したモンゴル中央の地。今は、首都であったことがうそのように静かな村です。往来として重要な地であったため、モンゴル帝国以前の史跡も見ごたえがありました。
2日間にわたり見学したカラコルム。時間的にはさほど長いものではなかったのですが、内容盛りだくさんなので、カラコルム①②と分けて書きます。
【日程】
6月22日(土)関空ーウランバートル
6月23日(日)ウランバートル東南50㎞にあるトニュクク遺跡→ウランバートル市内博物館3か所
6月24日(月)ウランバートル→ハラホリン(カラコルム) ハラホリン博物館→エルデニー・ゾー→メルヒントルゴイ
6月25日(火)ハラホリン→ハルバルカス→オルホン河畔(ツァイダ博物館・ビルゲカガン碑文・キョルテギン碑文)→ハラホリン→ウランバートル
6月26日(水)ウランバートル市内・スフバートル広場→ノミンデパート→カシミヤ売店→チンギスハーン国際航空→関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
ツアー3日目。今日はウランバートルからカラコルムまでバスで360㎞移動します。休憩を含め約7時間の移動。
市街地を抜けると昨日よりさらに草原と丘に囲まれた景色が続きました。時折見えるのは、ゲルと山羊・羊、馬、牛くらい。 -
5時間くらい走ったところで、車は主線道路を外れ、舗装のない脇道に入り7㎞くらい走ると砂の山が見えてきました。
エルスン・タサルハイ砂漠という地で、ゴビ砂漠からは離れていますが、砂漠の飛び地といわれ、砂漠体験ができる場所です。
砂漠と草地の混じった変わった場所でした。
ツーリストキャンプがあり、ここで昼食を取りました。
奥に見える三角形の山は大モンゴル山というそうです。 -
ゲルが立ち並び、その一つがレストラン棟。
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周囲には神秘的な山がある。この山はかつてユキヒョウがいた山だそうです。
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砂丘と草原が同居している。
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レストラン棟のゲル内部。
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昼食をすませ、再度、舗装された本線に戻ります。
このあたりから、いくつものツーリストキャンプが出てきました。
ゲルに泊って自然体験するようです。 -
昼食会場から約1時間でハラホリンに到着。
まずは、カラコルム博物館見学です。
昨日から4つ目の博物館で、いわば現地を見る前の予習となります。
カラコルムがモンゴル帝国により首都となったのは、1235年。第2代皇帝オゴディが宮殿と城壁の造営を開始したことに始まります。
すでに7世紀以来、幹線「参天可汗道」が通っていて、モンゴル帝国期に「モリン道」と改称されました。
漠地と高原を結ぶ路線上にあり、水と草、木材鉱山資源が豊かな地でした。
第5代皇帝フビライが北京に遷都するまで、国際都市として栄えました。 -
カラコルムの都市ジオラマ。
左下にある不整形囲いの建物群が、興元閣(1256年造営)という寺院。
宗教寺院も仏寺院12、モスク2、キリスト教会1と宗教に寛容で、多くの寺院が建てられ国際都市として繁栄しました。
この時期には存在していませんが、城壁の下側にエルデネー・ゾー寺院(チベット仏教、1586年造営)が、その後建てられます。 -
北京に遷都するまえの5代皇帝の図です。
この間にモンゴルはヨーロッパを含む広大な地を領土としました。
左:初代 チンギスハン
右:二代 オゴタイハン -
三代 グユクハン
-
左:四代 メンケハン
右:五代 フビライハン
フビライハン以前は、首都をモンゴル中部のカラコルム(現ハラホリン)においていましたが、1271年フビライハンが、首都を現在の中国北京に置き、国名を元としました。 -
墳墓から出てきた人形。
よく見ると、騎馬民族、漢民族 それぞれの服装をしています。
多くの人々が行き交わった場所なのです。
唐時代の中国のお墓にもよく見られるものですね。 -
モンケハンの時代、1245年に宮殿の中には、大きな純銀でできた木があり、神々の祭りには、上の龍の口から馬乳酒・葡萄酒・蜂蜜酒等が流れていました。これはフランスの技術者が作ったとのこと。
カラコルムの都市建設では各国から人が集まり、その繁栄の度合いがわかります。
この銀の木レプリカがチンギスハーン博物館に堂々展示してありましたが撮影しそこないました。わざわざ「Silver tree hall」として場所をとっていたのですが、そのときは、てっぺんに天使がいてヨーロッパ的なこのオブジェに違和感をおぼえ、理解できなかった。この場所に何これ?と説明も読まずにスルー。。。
固定概念はいかんね。 -
これから、いよいよ実地見学です。
まずは、チベット仏教寺院・エルデニー・ゾーを見学。
カラコルムとその周辺をまとめて「オルホン渓谷の文化遺産」としてユネスコの世界遺産に登録されおり、その中で最大規模の建物です。
入口にある石碑の上部にあるシンボルは「ソヨンボ」といって、モンゴル国旗のデザインにも取り入れられているものです。炎・太陽と月・矢・巴型の魚・要塞のイメージです。解釈は多々ありますが、繁栄・神聖・高潔などを意味しているようですが、個人的には、矢と要塞がかつての闘う遊牧民を表しているようで、モンゴルらしいと思っています。 -
国旗に記されたソヨンボ。
最後に行ったウランバートルのスフバートル広場、スフバートル像にもついていました。このマーク。
旗は古来、その集団の意思を表象していました。 -
敷地内に入りました。
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3つの伽藍群。一番古いのが中央寺(1585年~87年)。左:西寺、右:東寺
(17世紀初頭から18世紀初頭にかけて建設) -
チベット仏教らしくマニ車があります。回した。
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いくつもの伽藍の中、仏像ではなくパッチワークで作られた仏像画が目を引きました。遊牧民は、移動が多く、重い仏像は持ち運びが難しい。そのため仏像画が発達したそうです。
その図案が、日本と全然違う。おどろおどろしい髑髏をたくさんつけた神様が(これを仏教といえるか、と思うくらい)踊っている。妻の女神を連れて、、、。神秘主義的と言われる所以です。 -
西門から入り、北門を抜け、寺院の外に出てきました。
草原の道を300mくらい歩くと亀の台座がありました。
旗などを立てる亀趺(キフ)です。その後ろに見えるのが、かつての興元閣(仏閣・第四代モンケハンが建立)であると発掘調査で特定されました。
かつては、ここがオゴタイハンが作った万安宮かといわれていましたが、どうやら、万安宮は、エルデニー・ゾーの下にあるようです。ユネスコ無形文化遺産に登録され、現役寺院のため、やたらと発掘できないそうです。 -
隣にはお土産屋さんが屋台を出していました。
古銭やいろいろ。 -
興元閣跡からエルデニーゾーを望む。
その奥には、これから行くメルヒン・トルゴイの丘があります。 -
本日最後の訪問地、メルヒン・トルゴイ遺跡に向かいます。
メルヒン・トルゴイは、万安宮から南南東の丘の上にある小宮殿で、オゴタイハンが移動の途中に立ち寄り、享楽の4~5週間を過ごした場所です。
エルデニー・ゾーの後ろに見える丘の上です。
バスは途中までしか行けないので、15分くらい丘を上がります。 -
丘を登る途中。カラコルムの集落がよく見えます。
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遠くに見える四角い囲いは、エルデニー・ゾーです。
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丘を登り切ると平地が広がっていました。
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宮殿跡と思われる場所には、やはり亀跌がありました。
周囲には土塁の跡もありました。 -
丘の頂上近くにはチベット仏教の五色旗(オボー)が建てられていました。
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さらに、その近くには多くの馬の頭の骨が置かれていました。
馬を神聖なものとして、こうした場所に骨を置く風習があるのだそうです。
こんな景色、初めてみました。
今日も1日長かった。いろいろなものを見て、頭がいっぱいです。
明日も楽しみだなあ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- さすらいの旅人マーさん 2024/07/03 23:02:07
- カラコルム
- こんにちは。カラコルム行く予定
でしたが、現地ツアー参加に変更
で行かずに旅を終了。
拝見した旅行記、いい感じですね。
若干、後悔。
モンゴル、いい国ですね。
- akitaineさん からの返信 2024/07/05 10:15:56
- RE: カラコルム
- 乗馬をされたようですね。こちらは考古学ツアーということで、普通のツアーでは行かない遺跡を見て回りました。トレッキングや乗馬のようなアクティビティも楽しそうです。これを機会にまた別の目的でも行ってみたいと思います。
モンゴルを見る目が変わりました。
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