2024/05/25 - 2024/05/26
89位(同エリア314件中)
はちゅさん
この旅行記スケジュールを元に
最近石見銀山を舞台にした小説をいくつか読んだことで、実際に行ってみたくなりました。
銀山時代の街並みをサイクリングしたり、坑道跡を体験するガイドツアーに参加したりと、歴史をしみじみと感じる旅となりました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
石見銀山までは車でやってきて、大森代官所前駐車場に停めました。
めちゃ早起きして朝9時ぐらいに到着したのですが、駐車場は私たちでちょうど満車になりました。
そのすぐ近くにある「河村レンタサイクル」さんで電動アシスト付き自転車をレンタル。
もとはガソリンスタンドだったのでしょうか。 -
自転車で大森の町並みを散策開始です。
まず見えてきたのが、いも代官ミュージアム。
石見銀山の資料館となっています。
時間があったら見学したかったけど、今回は外観のみ。 -
大森の歴史的な町並み。
この町並みはゆるい登りになっていますが、電動アシスト付きの自転車なのでスイスイです。 -
古い町並みの中をどんどん進みます。
朝なのでまだお店は開いていません。 -
いい雰囲気です。
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ずんずんサイクリングして、目的地の龍源寺間歩の駐輪場に到着。
すでに何台もレンタサイクルが停まっていました。 -
駐輪場からは坂道を歩いて登っていきます。
距離にして3~400mほどです。 -
大森の町から龍源寺間歩までは、このようなカートが運行されています。
自転車でなくてもこのカートでラクラク移動できそうです。 -
龍源寺間歩のチケット売り場に着きました。
林の中にひっそりあります。 -
さて、龍源寺間歩に入って行きましょう。
間歩とは鉱山で掘られた穴のこと。 -
龍源寺間歩は江戸時代に掘られました。
当然、手で掘られたものです。 -
枝分かれして掘られた坑道。
間歩内は一方通行で、入口と出口の場所は別になっています。 -
龍源寺間歩から出てきて、駐輪場へ戻ります。
途中、佐毘賣山神社の立派な建物が見えました。
結構な山の中です。 -
自転車で大森の町へ戻りましょう。
途中で目に入ったお店でお買い物。
中田商店というお店で、名物のゴマ豆腐を買いました。 -
ゴマ豆腐は結構大きいです。
10×20cmぐらいあります。
後でお昼ご飯としていただきました。 -
またまた自転車で街並み散策。
美しいお花が飾られていたり、鉢植えがあったりと、景観にとても気を配られている様子が伝わります。 -
龍源寺間歩からの帰りは下り坂のためスピードがでやすくなっています。
危ないので慎重にサイクリング。 -
栄泉寺です。
石見銀山は山間部にありますが、たくさんのお寺があることに驚きました。 -
5月の日差しは強いけれど、風を受けながらのサイクリングは気持ちいいものです。
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昔の裁判所跡で、現在は歴史博物館です。
明治時代の建築です。 -
階段の上に観光客の姿が見えたので、何があるんだろうと思い、自転車を停めて階段を登ってみました。
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階段を登った先にあったのはお寺。
観世音寺です。 -
この観世音寺は高台にあり、大森の町並みを一望できました。
山あいにひしめく赤茶色の屋根、これらは石見地方で作られている石州瓦だそうです。 -
こちらは山へと続く南方面。
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旧大森区裁判所も見えます。
この後、気持ちのいいサイクリングを終えて、自転車を返却しました。 -
次にやってきたのは、石見銀山世界遺産センター。
先ほどの大森地区からは車で5分ほどです。
駐車場も広くて施設も新しくきれいです。 -
ここにやってきた目的は、これ。
大久保間歩に入れる限定ツアーに参加するためです。
参加者は各回20名限定ですが、すでに満席になっています。
事前に予約しておいて良かった。 -
ツアーは、世界遺産センターで石見銀山の歴史や銀採掘の方法などの説明を受けた後、このバスに乗り込んで大久保間歩へ向かいます。
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着いた駐車場から大久保間歩までは、しっかり歩くことになります。
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坂道や階段を登るので、杖を貸してもらえます。
所々で説明を聞きながら進みます。 -
新緑が眩しいです。
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本谷口番所の跡です。
この番所では、銀山で採れた銀が幕府によって持ち出しが厳しく取り締まられていました。 -
こんな山道を15分ほど歩いたでしょうか、間歩の入口近くに着きました。
木々の間に見える小屋で、貸し出された長靴に履き替え、ライト付きのヘルメットを装着します。 -
小屋から大久保間歩の入口が見えます。
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間歩の中は夏でも気温が10度ほどということで、希望者には防寒具の貸し出しがあります。
まさかそんなに寒いとは知らず、多くの人が防寒具を借りていました。 -
ガイドさんがライトを当てながらいろいろと説明してくれました。
暗闇にライトを当てると、コウモリが飛んでいくのが見えました。 -
当然すべて手で掘っていました。
一日に掘り進められるのはたった30cm。
あふれてくる水との戦いでもあったそうです。 -
抗夫は大変な重労働であり、粉塵を吸い込み、灯りのためのエゴマ油の煙を吸うため、寿命が30歳ほどだったとか。
そのかわり給料は破格の高さであり、様々な福利厚生制度があったそうです。 -
間歩の一番奥まで来ました。
ここで引き返して入口に戻りました。 -
間歩の見学が終わった後は、来た道を戻ります。
昔の人もこんな道を通っていたんでしょうか。 -
石見銀山世界遺産センターに戻ってきて、屋外の売店で「ほべめし」と「のどぐろの南蛮漬け」を買いました。
大森地区の中田商店で買ったゴマ豆腐もあわせて、センター前のテーブル席でお昼ご飯としました。
石見銀山は半日の簡単な観光となりましたが、2つの間歩を体験でき、歴史を学ぶいい経験ができました。
出雲銀山の後は、本日の宿泊地出雲市を目指します。
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