2024/06/24 - 2024/06/24
494位(同エリア1336件中)
うーたさん
旅の行き先は100名城(続100名城含む)がある場所から選んで、そこから周辺の観光を旅程に組み込んでいます。
お城めぐりを中心に美味しいご飯とお酒の旅☆目指せ100名城制覇。
2度目の松江城。
現在、100名城のうち51城訪れていますが、その中で松江城は夫が好きなお城NO1。
1度目の松江城は12月に訪問。寒くてちょっと体調不良で不完全燃焼。
いつかもう一度行きたいということで、梅雨の晴れ間を狙って行ってきました。
今回は、前回食べることができなかった「割子蕎麦」と「ぼてぼて茶」という郷土料理も求めて出発します☆
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旅のスタートはお蕎麦から。
3段重ねになった器に盛られた郷土料理である「割子蕎麦」を食べるため、松江城からほど近い「神代そば」へ。蕎麦は店内手打の十割蕎麦のお店です。
食べログの蕎麦100名店で、予約ができないお店のため、いつでも行列ができています。
平日の昼間に行ったので、この日は運良くスルーで入店できました。 -
店内は落ち着いた和の趣。
この小上がり席の他は、土間のテーブル席です。 -
店舗に入ってすぐ脇にある蕎麦打ち場でつくられるお蕎麦。
私は「松江松平そば 酒」というメニューを(右上画像)夫は「とろろ割子蕎麦」(右下画像)を注文。
先に松平そばが運ばれてきました。
何だか上品な器。開けると蓋には松平の御紋。そして普通にお椀の中に蕎麦が…
様子が違うゾ!割子蕎麦の、あの3段式の器で食べたかったのに~。
松平そばは、割子蕎麦じゃなーい!! メニューの字面「松平そば 酒」の〝酒〟に惹かれて大失敗。
夫が割込蕎麦の正しい食べ方にのっとって一段ずつ食べているのをチラチラ横目で見ながら食べました。
ちなみに〝酒〟は大吟醸酒、アテには蕎麦味噌が付いてきたので、そちらはムフフだったんですけど♪ -
さて松江城へ
お蕎麦屋さんから車で1分。歩いても5分ほどです。 -
堀尾吉晴公。豊臣政権 三中老 の1人。
勇ましい!! -
素敵な石垣がお出迎え。
こちらは馬溜り。広ーい空間。敵は隠れるところがないから、大手門や高石垣上の塀の狭間から鉄砲や矢で集中攻撃できる場所。
いつも攻めてきた敵を迎え撃つ側目線の私達。「一網打尽じゃぁー」などと言いながら進んでいると、何やら工事しているぞ… -
馬溜りの前の大きな松が、地面から約3mぐらいの所でボキッと折れて道を塞ぐように倒れていました。
この松、樹齢100年以上で高さ20mはあったものだそう。
係の人に聞いてみると、昨夜は強風注意報が出ていて、おそらく風の影響で折れたようだ、とのことでした。多くの報道陣も集まっていました。 -
馬溜りを過ぎるとすぐに観光案内所があります。いつものように立ち寄ってパンフレットをもらって出発!
の、前に‥熱中症対策で水分を持っておかないと。
出口横にある自動販売機で購入します。 -
観光案内所の横にある、この自動販売機。
侍が喋る自販機とのこと!!
それは買うしかない!! お金を入れると
「よー参られた。今日は何にいたしますかな」と!!
想像と違って、声が若干おじいちゃん‥侍というより殿って感じ。
イラストの侍だったらもっと若いイケメンボイスがよいのに~とブーブー言いながらアイスコーヒーを購入。すると…
「だんだんでござった。良き旅であることを祈っておるぞ」とのお言葉。
↑
〝だんだん〟とは、この辺りの方言でありがとうの意味だそう。後ほど乗船する堀川めぐりの船頭さんに教えてもらいました。
(私達には〝さんざん〟に聞こえ、散々でござった???とハテナが飛んでいたところでした) -
この日は6月にして30度近く、湿度も高くて暑い暑い。熱中症に注意して歩きます。
観光案内所でもらってパンフレットの中で、この付近にハート石があると情報をゲットしたので探します。
この階段を13段登った辺り。 -
ハート石、まあまあ分かりにくい(笑)
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3ノ門跡を通りすぎ、
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松江城がちらっと見えてきます。
立派な石垣。
松江城は完成に5年かかっていますが、そのうちの3年間は石垣作りに費やしたそう。ほとんどの石垣が「野面積み」と「打ち込み接ぎ」でできています。 -
二ノ門跡を過ぎ、
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ゆるやかな階段を上って
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一ノ門へ。
この向こう側にチケット売り場があります。 -
チケットは自動券売機か有人窓口で購入できます。
自動券売機は通常券(680円)の他に、「松江城」+「小泉八雲記念館」+「武家屋敷」の3館共通券(1100円)を販売。
私達は「松江城」+「松江歴史館」の2館共通券(950円)を購入したかったのですが、券売機では取り扱いがなかったので、並んで有人窓口へ。
ところが、この日は松江歴史館が休館日だから2館共通券の発売はありませんとのこと。だから券売機で買ってしまわないように取り扱いがなかったのですね。 -
チケット売り場から振り返るとすぐに目に入る松江城。
威風堂々!!
夫曰く、華美ではないけど質素じゃない、質実剛健だけど装飾美というのが魅力とのこと。力強い黒色の下見板の上に見える漆喰の壁も、チラ見えなのに存在感を放っていてシビれるそう。 -
靴を脱いで、ナイロン袋に入れて入場します。
天守の地階。ここに井戸があるのも珍しい光景。
松江城は籠城を想定した、生活物資の貯蔵庫としての役割もあるからだそうです。
名古屋城や浜松城にも天守内に井戸があったけど残っているのは松江城のみ。 -
現存12天守の中のランキングで松江城は、
広さ‥第2位、高さ‥第3位と惜しい!! でもちゃんと第1位もあって☆
それはシャチホコの大きさ。1950年代に行なわれた解体修理で取り替えられたシャチホコは高さ2.08m。(写真は取り替えられる前のシャチホコ。展示保管されています) -
松江城の魅力の1つがこの柱。
鎹や鉄輪で包板を留めて補強した、頑丈な柱が天守を支えています。
夫曰く、この古い木材を留めている鎹や鉄輪もたまらなくカッコいいんだそう。 -
そして最上階の5階へ。ここは「天狗の間」と呼ばれ、360度ぐるりと松江の街並みを見渡すことができます。爽やかな風が吹き抜けます。
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宍道湖が見える方向が人気のよう。ベストポジションからの撮影はは順番待ち。
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真ん中部分には国宝指定の証である指定書。
古い趣がある用紙だから、てっきり本物かと思っていたけれど、これは写し。
原本は、国宝に附指定された祈祷札2枚、鎮宅祈祷札4枚、鎮物3点とともに松江歴史館に収蔵されているそう。
この日、松江歴史館がお休みだから残念ー。
きれいな景色を見て、涼しい風にクールダウンして階段を下ります。 -
古い絵図によると、この場所の外側に「唐破風」が描かれているそう。現在の天守にはないけれど、この両側の2本の柱には痕跡と考えられる貫跡が残っています。
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松江城の通し柱は二階ごとに交互に配置されているのもポイント。
その様子は2階から3階に上がる階段部でみることができます。
すごく高い技術。これは関ヶ原の戦い後の築城ラッシュで長大な柱が手に入らなくなったことから生まれた技術だと考えられています。 -
足場をしっかりとさせた石打棚からは本気が感じられます。
ここから敵を狙ってみたい。
やっぱり、お城は攻め入るより攻めてきた敵を待ち伏せする側目線の私達。 -
前回訪問して気に入った松江城の角度。
正面から見て左側斜めのこの角度がベストショットだと夫は語ります。
たくさん写真を撮った後、この旅で食べたかったものの一つ「ぼてぼて茶」を求めて移動します。 -
ぼてぼて茶はこちらの「ちどり茶屋」にて飲むことができます。観光案内所のお隣です。
ぼてぼて茶とは、茶人である松平不味が鷹狩りに出かけた際に、間食として立ったまま飲んでいたお茶漬けのようなもの。それが庶民の間にもに広がり、立ったままで仕事の合間に栄養補給するためのものとして根付いたとされています。 -
茶筅で泡立てた番茶と、おこわ、煮豆、お漬物、塩こぶ、あられが入ったかわいらしい器が運ばれてきました。スプーンがついていますが、使わずに一気に口に放り込むように食べるのが作法ですとのこと。
名前の由来は、お茶を泡立てるときの音が「ぼてぼて」と聞こえたからだそう。「ぼてぼて」って聞こえるかなぁ?? 私なら「しゃばしゃば」かな。
ちなみにお味は、普通にお茶漬けでした。 -
ぼてぼて茶を飲んで、馬溜りまで帰ってくると、先程の折れた松は短く切り倒されていました。幹の中はスッカスカの空洞。これは強風で倒れちゃうなぁと納得。
折れたのは早朝だったそう。人が少ない時間帯でよかった。 -
そして、前回も乗って楽しかった堀川遊覧船に乗船します。
前回は「ふれあい広場乗船場」乗り場から乗りましたが、今回は「大手前広場乗船場」からの出発。乗り場は他にも「からころ広場乗船場」もあり、途中下船も可能です。
一周の料金は大人1600円。 -
全国各地、お堀の遊覧船は数多くあるけれど、お城の堀を一周ぐるりと回れるのは松江城の堀川めぐりだけだそう。衝突防止のため、左回りの一方通行。
この日、同乗するのは7名。大人7人乗ってもスペースは十分余裕あり! -
こちらの堀川遊覧、船の数は41曹。40人の船頭さんが所属していて、うち10人が女性。高齢化が進んでいて、船頭不足が深刻なため、定年を73才に伸ばしてみたものの、人手不足は変わらないとの事。
この日案内してくれた船頭さんもあと半年で定年を迎えらるそう。 -
まず最初に通る「北惣門橋」は、2年前に架け替えられた橋。
以前は車が通る橋でしたが来場者の安全確保と木剤の保護のため、新規開通後は車の通行が制限されるようになりました。
素材は檜。保護の塗料が塗ってあるので、少し緑がかっています。至近距離を通るので、ほんのり檜の香りがする気がします。 -
この橋の麓に松江歴史館。
お休みなのでひっそり。 -
ここが石垣の見どころ。
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この遊覧の面白いところの一つ。
高さの低い橋の下を通るときは遊覧船の屋根が下ること。
屋根が下る橋は全部で4つあります。
出向前に、どのくらい下がるかリハーサルをして(お客さんはどのくらい頭を下げるといいか練習をして)出発しています。
向こうに一つ目の橋「うべや橋」が見えてきています。 -
この橋は高さが低いだけでなく、横の幅も狭くて船が通れるギリギリサイズ。船頭さんの腕が試される瞬間。無事通り抜けたら拍手が出ます。
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橋の入り口には「屋値下げ注意!!」の文字。
屋根を下げて橋をくぐる遊覧船があることを知らなければ、どういう意味??となるメッセージ。 -
橋の下にできたつららのようなものは、この橋の素材が長い年月で溶けだしてできたものだそう。「人口鍾乳洞を堪能してください」と船頭さん。
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お堀の両側にはきれいなアジサイが咲いています。
このアジサイは島根県でつくられた品種「万華鏡」。 -
万華鏡の他にも様々な色や種類のアジサイが咲き誇ります。
梅雨時限定の美しい風景。
これらの植栽も、船頭さんたちが空いた時間に交代で手入れされているそう。 -
ぐるりと回り、船着き場に到着しました。
2度目の遊覧船でしたが、季節が違うと全く違うもの。季節を変えて何度でも楽しめそうです。
2025年後期のNHK朝ドラでは、この地に由来する小泉八雲とその妻セツをモデルとした物語が放送されます。松江の街は、この先も盛りあがりそうですね。楽しみです。
おしまい。
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