2024/03/19 - 2024/03/29
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ダイスケitさん
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6日目午後、カルタジローネでランチの後、バスでピアッツァ・アルメリーナの郊外にあるヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ(カサーレの古代ローマの別荘)の見物へ。
ローマ政府高官が4世紀に建てた別荘で、大小40もの部屋がある非常に立派な建物なので、かつてはローマ皇帝の別荘と考えられていたほどだ。床に広がる様々なモザイク画の一大絵巻が見どころで、特にビキニ姿で円盤投げやボール競技に興じる10人の乙女が描かれた「ビキニの少女」は有名になっている。なお、1997年に「ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ」の名称で世界遺産に登録されている。
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シチリア島の世界遺産巡りへ。シチリア旅行は、新型コロナで行けなくなった4年前(2020年)のリベンジとなる。
2020年5月、個人旅行でマルタとシチリアを合わせて2週間の予定を組みフライトもホテルも予約済みだったが、すべてキャンセルを余儀なくされた。幸いにも、フライトもホテルもキャンセル料は発生せず経済的な打撃はなかったが、それ以来次のヨーロッパ旅行はシチリアと決めていた。4年経って歳を取ったからだけではないが、シチリアだけに絞ったツアーに参加することになった。その日程は以下の通り;
Day1: 羽田空港夜出発(イスタンブール経由)
Day2: 朝カターニア着、カターニア観光、カステルモーラ経由タオルミナへ、タオルミナ泊
Day3: タオルミナ観光、タオルミナ泊
Day4: シラクーサ観光、シラクーサ泊
Day5: シラクーサ観光、(フリータイム)ノート観光、シラクーサ泊
Day6: カルタジローネ観光、カザーレ別荘見物、アグリジェント泊
Day7: アグリジェント見物、モンレアーレ観光、パレルモ泊
Day8: トラーパニ観光、エリチェ観光、パレルモ泊
Day9: パレルモ観光、パレルモ泊
Day10: チェファルー観光、カターニア発
Day11: 羽田空港着
上記の日程で訪れる世界遺産は下記の6件となる。
・エトナ山
・ヴァルディ・ノートの後期バロック様式の町々
・シラクーサとパンタリカの岩窟墓地遺跡群
・ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ
・アグリジェントの遺跡地域
・パレルモのアラブ・ノルマン様式の建築群とチェファルー、モンレアーレの大聖堂
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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15時頃に、ピアッツァ・アルメリーナ郊外にあるヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレに到着。
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4世紀に建てられた古代ローマの政府高官の別荘の遺跡だ。
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遺跡に入ると、まず浴場群が最初に見えてくる。浴室用の竈(ボイラー)の跡。
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浴場の施設の一部。
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床に描かれたモザイク画の見物が始まった。これは、マッサージ室。マッサージをする奴隷が描かれている。
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円柱が残っている。
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円形闘技場の間。戦車競走の模様がモザイク画で描かれている。鮮やかさが足りない感じで、表面が薄く埃で覆われているのかもしれない。水で洗い流したくなる(笑)。
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無料でパンを振舞われている観客。前の場面と合わせて、古代ローマ時代の「パンとサーカス」を表す場面になっている。
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円柱の跡が残る遺跡。
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これは水洗トイレ(?)。穴のあいた座席に座り下の水路に汚物を落とす仕掛けで、トルコにある古代ギリシャ遺跡のエフェソスでも同じようなものを見た記憶がある。
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燭台を持って客を迎える主人。
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子供達を浴場に連れて行く女主人。
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中庭を取り巻く回廊のモザイク画。円の中に動物の顔が描かれている。
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使用人の部屋。幾何学模様となっている。
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サヒーニ族の女性略奪の間。
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発掘された別荘跡は、雨風を防ぎモザイク画を保存出来るように覆い屋が設けられている。
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四季の間。幾何学模様と人物の顔が円の中に描かれている。
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小狩猟の間。鹿や猪の狩猟の場面が描かれている。
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小狩猟の間。鹿や猪の狩猟の場面が描かれている。
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キューピット達の魚釣りの間。
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大狩猟の廊下。幅3m×長さ60mの廊下に狩猟の場面が描かれている。ここに描かれているのは、食料用の狩猟ではなく、円形闘技場での見世物用に使われるヒョウ・ライオン・サイ・ゾウ等の生け捕りや輸送の場面となっている。
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大狩猟の廊下。
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大狩猟の廊下。
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大狩猟の廊下。輸送船が描かれている。
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大狩猟の廊下。船にゾウを積み込む場面。
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大狩猟の廊下。
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大狩猟の廊下。
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オルフェウスの間。立っている像は、音楽の神アポロン。オルフェウスの竪琴に聞き入っている動物たちを描いているようだ。
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「ビキニの少女の部屋」。8人の少女が、今でいうビキニの水着のような衣装でスポーツに興じる姿を描いている。
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床一面に描かれているが、この部屋は何に使われていたのだろうか。
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左上の、鉄アレイを持つ少女とその隣の円盤を持つ少女。
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その姿についての解説板が設置されている。
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リレーのバトンタッチ。
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左下の女性は審判で、横の少女に冠とオリーブの枝を授けようとしている。
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ボール遊びに興じる少女たち。
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次に進んで、楕円形の中庭近辺のモザイク画を見る。
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吹き抜けになっているアトリウムの間。ここもキューピッドの魚釣り・魚取りの場面となっている。
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キューピッドの魚釣り・魚取りの場面。
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エロスとパンの前室には、エロスとパン両神の戦いが描かれている。エロスはキューピッドの姿(理性)、牧神パン(野生)は山羊の足と角を持っており、人間の理性と野生の葛藤を表現している。
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息子の部屋。可愛い場面で構成され、ウサギを追いかけたりバラを摘んだりするところが描かれている。
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娘の部屋。可愛い絵柄で、アヒルが馬車を引いている。
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アトリウムの奥の居間。アリオンが描かれている。竪琴の名手で美青年のアリオンが曲を奏でているところを、神々やキューピッドや海の生き物たちが聞き入っている様子が描かれている。
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バシリカ(大集会場)と主人の住居がある一角への案内標識。
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主寝室の前の部屋に描かれている、一つ目の巨人のモザイク画。トロイ戦争の英雄オデッセウスが故郷に帰還する途中出会った一つ目の巨人のことで、オデッセウスは巨人に仲間を何人も食べられてしまったので、巨人にワインを勧めて泥酔させ、巨人の一つ目を仲間と協力して先を尖らした棒で潰し、逃げ出したという物語になっている。
これは、オデッセウスが巨人にワインを飲ませるシーン。巨人は一つ目のはずだが、この巨人は三つ目となっている。 -
寝室には、お尻の見えているちょっと艶っぽい絵もあった。
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再び大狩猟の間の横を通り、バシリカに向かう。
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バシリカ(大集会場)。モザイク画はなく、色大理石が敷き詰められた部屋になっていた。
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大きな空間だ。
2時間余りの見物を終えて、この日の宿泊地のアグリジェントに向かう。翌日は、アグリジェントの古代遺跡の見物からスタートだ。
(続く)
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