2024/06/11 - 2024/06/11
36位(同エリア342件中)
ヒバリさん
24年大河ドラマ『光る君へ』にどっぷりハマっています。
光る君へ&源氏物語ゆかりの地(滋賀・京都)を1泊2日でまわってきました。
初日は滋賀・石山寺に行ってきました~
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
07:19発の新幹線で熊本から大好きな京都まで。
ハマりにハマっている光る君へ&昔から好きな源氏物語ゆかりの地をめぐります。
本当は4月中旬に行く予定でしたが、仕事で連休とんで(安定)6月中旬となりました。 -
熊本から京都はどこかで必ず乗り換えが必要になります。
博多乗り換えでのぞみで行くより、ゆったりしているみずほを利用しました(新神戸乗り換え)。 -
京都駅についてコインロッカーに荷物を預け、まずはJRで山科駅まで。
ここで京阪山科に乗り換え、『紫式部大津周遊チケット』を購入。
・京阪電車大津線
・石山寺周辺の京阪バス
・光る君へ大河ドラマ館チケット
・石山寺入山券
がついて2000円でした。 -
ちなみに旅行期間は6月中旬で、平年なら梅雨入りしている時期です。
雨は覚悟していましたが、結果まだ梅雨入りしておらず2日間とも今季最高気温を記録。
30度超えの真夏日&快晴でした。
晴れ女パワー炸裂しすぎたか。 -
石山寺へ行く前に京阪大谷駅で下車。
(毎回思うけど滋賀って京都から近いんですねー) -
あっ!!
ここは国道1号線なのか(興奮)
国道3号は完走し、国道2号は北九州から広島県福山市まで走破。
早く続きを終えて国道1号を走らなきゃ。
誰も待ってないけど変な使命感に燃える私。 -
お昼ご飯を頂きます。
気になっていたきんし丼のお店「かねよ」さんです。
奥のうなぎ注意の看板がかわいい。 -
個室でサービス料10%かかる本店と、大広間のレストラン部がありますとの事でした。
あ、じゃあレストラン部で(*´∀`)
敷地内は立派な庭園が広がっていて席まで案内して頂きました。 -
庭園には鯉も泳いでいたり何だか場違いな高級店に来ちゃった!?
と焦りましたが店員さんはこんな私にも皆親切で、感じの良いお店でした。 -
そして頼んだのが名物のこちら、きんし丼!!
うな丼の上にどどーんと乗った特大だし巻き卵。
すごい、何たるインパクト。
翌日京都の京極でもかねよのきんし丼のお店を見ましたが、あちらは薄焼き卵でうな丼を包むスタイルなんだとか。
大津のかねよ(今いるお店)から暖簾分けしたそうですが、今は絶縁状態だそうです(ウィキペディア情報)。
老舗も色々大変なんだなー -
鰻はふわふわタイプでした。
私は皮をパリッと焼くタイプが好きですが、だし巻き卵との相性はこのふわふわタイプがいいですね。
もちろん美味でけっこうなボリュームでしたがペロリと完食しました。 -
さて、大谷駅で降りた理由はもう一つ。
大谷駅の近くにある「逢坂の関」(おうさかのせき)を見たかったのです。 -
なぜかと言うとですね、源氏物語に出てくる場所なんですよねー
これまでの旅行記でもたびたび書きましたが、私は源氏物語に深い造詣があります(自分で言う)
源氏物語に空蝉(うつせみ)という中流の女性が登場します。
当代一の貴公子・光源氏に愛され、彼女もまた源氏を愛していました。
しかしあまりに身分違いの恋(源氏は帝の御子)に己の行く末を悲観した空蝉は、自ら源氏のもとを去るのでした。
そして数年後。
石山寺に向かう光源氏が空蝉と偶然再会するのが、ここ逢坂の関。 -
はー
ここで光源氏と空蝉はすれ違ったのね。
と千年前に思いを馳せます。 -
これやこの
行くも帰るも別れては
知るも知らぬも
逢坂の関
百人一首にも登場する逢坂の関。
(百人一首も全部言えます。日本語って美しい!)
逢坂の関は百人一首の中で三首も登場します。
遥か昔から多くの人の出会いと別れの場だったのですね。 -
先ほどの句を詠んだ蝉丸は逢坂の関の近くに住んでいました。
盲目の琵琶の名手だったそうです。 -
さて京阪電車と京阪バスを駆使して石山寺へ。
この日は暑くて暑くて暑くて暑かったので、少しでも歩きたくなくてちょっとの距離でもバスに乗りました。
乗り放題券って便利。 -
石山寺郵便局のポストはさすが紫式部仕様!
光る君への放送をきっかけに設置されたそうです。
今宵は十五夜なりけりと思し出でて・・・
源氏物語の一説が描かれていました。 -
初めましての石山寺。
-
新緑が美しすぎます。
↑実際は多くの人がいますが消しゴムマジックで消してみました。スゴクナイデスカ! -
~源氏物語誕生の地 大津~
石山寺を訪れた紫式部。
琵琶湖に映った十五夜の月を見て、須磨の「今宵は十五夜なりけり」の一節を書き出したことが、源氏物語の始まりと言われています。
『光る君へ』でも石山詣のシーンありましたね~
まひろ(吉高由里子さん)だと思って藤原道綱(上地雄輔さん)が寝室に忍び込んできますが別人だったという、源氏物語を彷彿させるシーンもありました。 -
石山寺の本堂は国宝に指定されています。
-
しかし新緑とのコントラストが本当に美しい寺ですね。
紅葉も美しいんだろうなぁ。 -
源氏の間。
石山寺で紫式部が源氏物語を記すシーンが再現されていました。 -
紫式部像。
寺院内では『石山寺と紫式部展~紫式部をめぐる人々~』も開催されていてもちろん見てきました!
これまで源氏物語は知っていても紫式部の周りの人々にはあまり詳しくありませんでした。
『光る君へ』を見てからそのあたりも詳しくなったので、展示物の絵巻物を見て「あ、東三条院(藤原詮子/吉田羊さん)だ!!」とか楽しめるようになりました。
劇中で、息子の一条天皇へ「道長を関白に!!!」と迫るシーンの吉田羊さんの熱演は素晴らしかった。 -
そして楽しみにしていた大河ドラマ館!
ここの他に宇治(源氏物語、宇治十帖の舞台だから?)と、福井・越前(紫式部が京都以外で唯一過ごした場所)に設置されています。
はー全部行きたいぃ。 -
中ではメイキングやダイジェスト映像も流され、多くの人が見入っていました。
私ももれなく見入りながら思わず涙が・・(アホ)
平安時代の大河なんてどう描かれるんだろうと思ってましたがとにかく脚本が素晴らしい!!
戦国ものの派手な戦や幕末ものの名シーン等はないけど、権力闘争や陰謀、悲運の女性たち等、とにかく面白い。
天皇を罠にはめて出家させるなんて脚本上の演出かと思っていたら史実でびっくり。
毎週日曜が楽しみです♪ -
五節の舞のシーンで実際に使われた衣装も展示されていました。
まひろ(吉高由里子さん)は母の仇・藤原道兼を見つけますが何と隣に座るのは愛する道長。
自分の母を殺した男と、自分が愛する男が兄弟だと知ってしまうシーンでしたよね。 -
まひろ(吉高由里子さん)と清少納言(ファーストサマーウイカさん)の等身大パネル。
ウイカさんて背が高いイメージだったけど意外と私と変わらなかった(161センチ)
ドラマの中の清少納言もまた素晴らしいですよね。
『春はあけぼの』の場面は大河史上に残る名シーンでした。 -
大河ドラマ館のお隣では『源氏物語 恋するもののあはれ展』という展示もあっていました。
その中で、たくさんのカードの中から好きな色を選んで、源氏物語に登場する女性たちのどのタイプか診断するブースがありました。
インスピレーションで選ぶと、げっ。
また朧月夜(おぼろづきよ)!!
福井一人旅で訪れた紫式部資料館でも朧月夜だったんですよねー汗
↑よく言えば情熱的、悪く言えば恋愛に奔放な女性です。 -
石山寺の御朱印も頂きました。
達筆すぎて感動。
もはや芸術品。 -
ちなみに前回の福島旅行記でご紹介した御朱印帳。
『さりげなく、それでいて熱烈にアイラブ福岡をアピールできる仕様となっております』
なんてご機嫌に紹介していましたが、格式高い神社でこれを出すのは恥ずかしくなってきた笑 -
石山寺物産館にて自分用のお土産物色。
-
最近はまっているお香を買いました。
早速家で試しましたが上品な香りでとても良かったです! -
石山寺、本当に良かったです・・
中はかなり広大でアップダウンも激しく、暑さにやられもうぐったり・・・
こちらのカフェで休憩。 -
びわ湖サイダーをオサレなグラスで頂きました。
同じ建物内にある芋屋十三さんのベイクドスイートポテトと共に。
スイートポテト180円だったからやす~って勢いで買ったら衝撃の小ささだった笑
味はめちゃくちゃ美味しかったです。 -
石山寺を後にします。
光る君へ聖地巡礼の次は、愛するゴリパラ見聞録(福岡のローカル旅番組)の聖地巡礼!
瀬田唐橋にやって来ました~ -
日本書紀にも登場する瀬田唐橋。
えー「急がば回れ」はこの橋から生まれたのか。
あと「瀬田の唐橋を制する者は天下を制する」なんてかっこいい。スラムダンクみたい。 -
この川は「琵琶湖の水とめたろか」のあの琵琶湖に続いているのかーとしみじみ。
-
大満足で宿のある京都へ戻ります。
普段電車に乗らない人あるある。
どこに並んでいいか分からない。
乗り場案内表示△マークが出てたから多分大丈夫なんだろうけど、電車が来るまでドキドキしてました。 -
今宵は京都にてドミ泊を満喫します♪
明日は京都の光る君へ&源氏物語ゆかりの地をめぐります~
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この旅行記へのコメント (10)
-
- claritinさん 2024/07/07 20:41:22
- はじめまして
- ヒバリさん、こんばんは。
石山寺への旅行記、とても興味深く読ませていただきました。
私も、高校生の頃から平安文学大好きで、大河ドラマが紫式部に決まった時は大興奮でした(笑)
ゆかりの地巡りをしたいと思いつつ、なかなかまだ実現できていませんが。
6月に行かれたとのこと、梅雨入りが遅れたおかげで新緑と青い空、趣きある建物や庭園がすごくきれいですね。
- ヒバリさん からの返信 2024/07/08 23:57:12
- Re: はじめまして
- claritinさん
はじめまして^_^
コメント頂きありがとうございます♪
大河ドラマが紫式部に決まった時、私も大興奮しました~
最初は源氏物語を大河でやると思ってたら紫式部の生涯をやると知り「え、一年もつのかな」と思ってました(失礼)。
始まってみたら面白すぎて毎週日曜が楽しみです^_^
前回あんな終わり方をして翌週は都知事選でお休みなんて発狂しそうでした笑
claritinさんは熊本のお住まいなんですか?
わたしも今熊本転勤中(そろそろまた転勤です)で日々の渋滞に白目を向いてます。
弾丸トラベルがお好きなのも似ているようでまた読ませて頂きますね!
- claritinさん からの返信 2024/07/09 12:13:33
- Re: はじめまして
- ヒバリさん、こんにちは。
お返事ありがとうございます。
同じ熊本です!
転勤で来られてるんですね。
弾丸旅行大好きです。
隙あらば出国を常に狙っています(笑)
フォローありがとうございます。
私もフォローさせていただきました。
よろしくお願いします。
- ヒバリさん からの返信 2024/07/09 22:47:09
- Re: はじめまして
- こちらこそフォローありがとうございます^_^
隙あらば出国..笑
私も同じです!!
これからもよろしくお願いします♪
-
- Matt Yさん 2024/06/17 13:29:05
- 最強サブの滋賀
- 大河ドラマは見ていないのですが、逢坂の関は私も百人一首の歌われた現場シリーズで見に行きました。距離的には近いのに、滋賀と京都は昔も今も越えられない壁があるんですよね。
そんなに近いのに、九州における佐賀のような、関西のスーパーサブ的な滋賀(京都の宿が一杯でも滋賀にはあったり、名前も似てるし(笑))、結構好きで色々行ってます。石山寺も行ったはずなのに、改めて見るとなかなか良い雰囲気ですね。人の旅行記見ると行ってみたくなる神経刺激されます。
ところで国道1号線制覇もお待ちしてます。職場がゴールの日本橋から徒歩数分なので、ゴールインお出迎えしたいです(笑)。
- ヒバリさん からの返信 2024/06/18 00:07:06
- Re: 最強サブの滋賀
- Matt Yさん
コメントありがとうございます^_^
おーMattさんも逢坂の関行かれたのですね。
確かに距離は近いけど見えない壁はあるんでしょうね。
関西における滋賀と九州における佐賀、納得です笑
(翔んで埼玉の3作目は佐賀という噂も・・)
石山寺は本当に素晴らしいお寺でした。
予想以上に中が広大で暑さにやられぐったりしてしまったのが心残りです。
国道1号線の旅に突入する前に2号線すら完走が危うい状態ですが・・
やるなら一気に走りたいと思います!
-
- marsyさん 2024/06/15 20:12:51
- 私も行ってきました
- 初めまして?marsyと言います。
ヒバリさんが行かれた次の日に、石山寺回ってきた。地元なので、午後から有休貰って、石山寺・ドラマ館の他に、お父さんの為時さん所縁の三井寺と、大津歴史博物館も回っています。
旅行記上げたら、また見てくださいね。
では、失礼いたします。ヒバリさん旅行記にポチッとな!。
- ヒバリさん からの返信 2024/06/16 00:20:35
- Re: 私も行ってきました
- marsyさん
初めまして。
コメントありがとうございます^_^
次の日に石山寺行かれたのですね!
さぞ暑かったでしょう(京都も灼熱でした)。
三井寺も大津歴史資料館も候補に入れてたんですが、石山寺でかなり時間を要したのととにかく暑かったのとで辿り着けませんでした・・
ぜひmarsyさんの旅行記で行った気分になりたいと思います♪
あの辺りが地元だなんて羨ましいです。
本当に美しい場所でした!
ヒバリ
-
- ヒバナ☆さん 2024/06/15 19:08:38
- きんし丼の卵は錦糸卵にあらず!?
- ヒバリさん、こんばんは~
ヒバリさんの源氏物語LOVEがあふれ出た旅行記ですね♪
紫式部ゆかりの地として昨今テレビ等で取り上げられることが多い石山寺ですが、カフェや物産館があるほど大きなお寺なんですね。実は私、ウン十年前の小5の春休みに親戚に連れて行ってもらったはずなのに、行ったということ以外全く覚えてないんですよね…(;^_^A
大河ドラマをあまり観ない私にしては珍しく『光る君へ』はリアルタイムで楽しんでいたのですが、一度リアタイし損ねてから挫折して今では録画容量を圧迫しています…。ヒバリさんの旅行記を拝読して石山寺が素敵なお寺だということが分かったので、ちゃんと『光る君へ』の続きを観て、滋賀県にお伺いする際には再訪せねば!
電車に乗る時はそれっぽい列に並びがち ヒバナ☆
- ヒバリさん からの返信 2024/06/16 00:12:06
- Re: きんし丼の卵は錦糸卵にあらず!?
- ヒバナ☆さん
コメントありがとうございます^_^
石山寺は本当に良かったですよ~
中はかなり広大で高低差があり、紫式部像の場所なんて山を上って下りた所にあり熱中症で死ぬかと思いました。
光る君へ、ぜひリアタイに復活してください!
戦国もの以外は割と大河ドラマ見る方なんですが、近年まれに見る名脚本だと思います(平安時代が人気ないから視聴率はあれですが・・)
>電車に乗る時はそれっぽい列に並びがち
それっぽい列に並んだら自分が乗りたい電車の次の電車に並んでる列だったりしませんか笑
あれ、電車来たのに誰も乗らない。恥ずかしい~なんて事も多い私です。
ヒバリ
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