2024/06/11 - 2024/06/11
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この旅行記のスケジュール
2024/06/11
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車での移動
関越自動車 練馬インター 5:00通過
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車での移動
更埴インターで高速を降りる。
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鎌池湿原
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八方池山荘
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第2ケルン
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八方山
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八方池山荘
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徒歩での移動
第3駐車場
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車での移動
関越自動車練馬インター 空いていて、17時過ぎには帰着。走行距離は500キロ強。
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この旅行記スケジュールを元に
北アルプスのような高山では、残雪が多い6月は、谷筋の雪渓がアクセントになってひと際美しい。また、雪解けを待って高山即物が次々と花を咲かせる。
八方池に映る白馬三山と高山植物の開花を期待し、移動性高気圧に覆われて晴れそうな日を狙うことができる年金生活者の特権を活かして、都内から日帰りでドライブ&トレッキングの旅。
学生時代から登山も好きで、ここ八方尾根も唐松岳まで登った経験もあるが、今回はパートナーもいるので、高齢者の限界を自覚して、好天時に無理のないコースでの八方山往復トレッキングにする。
それでも、楽な迂回コースが残雪で閉鎖中だったり、トイレも1本目のリフト終点の黒菱平までしか利用できなかったりで、結構覚悟が必要なコース。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝5時に関越道練馬インターから更埴インターを目指す。
夏至が近いので、5時前から十分に明るい。晴天が期待できそう。
関越入口から約1時間走り、空いていそうな甘楽PAで一休み。
妙義山は晴れだが、浅間山には若干の雲。
こののち高速道路から降りる手前の坂城PAでのトイレ休憩だけで、更埴インターに向かう。甘楽パーキングエリア(下り線)フードコート グルメ・レストラン
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更埴インターで高速を降り、R18、県道77号、R19、有料道路を避けて県道31号青具から33号経由で白馬村に到着。
ゴンドラ乗場に近い、無料の第3駐車場に停める。
まだ夏山シーズン前で、9時前ということもあるが、車は少ない。
山は、ややちぎれ雲があって、気になるが、天気図を信じる。 -
村内を300mほど歩いて、ゴンドラリフト乗場に向かう。
大きな八方尾根と、学生時代に滑ったダウンヒルのスキーコースが迫ってくる感じ。 -
6月になって営業開始が開始されたグリーンシーズン アルペンルートは、6人乗りゴンドラリフトと、4人乗り夏山リフト二本で、標高差1,060を登って、往復3,300円。
平日でも8時から営業を始めていて、並ばずに貸し切り状態のゴンドラリフトに乗車。 -
6人乗りのゴンドラに2人だけで、グングンと登って行く。
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麓の標高770mから、僅か8分で、標高1,400mの兎平駅に到着。まだ観光地。
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標高1,400mの兎平駅からは、4人乗りのリフト(夏山用に地表近くに高さを下げてある)で、黒菱平に向かう。こんなに好天なのに、閑散として空いている。
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標高1,680mの黒菱平までは7分。
900m超登ったので気温が5度ほど下がり、涼しく感じる。 -
黒菱平には、鎌池湿原という小さな湿原があり、高山植物が出迎える。
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鎌池湿原では、ミズバショウの花は見ごろ、葉は大きく育ちすぎ感。
手前のコバイケイソウはまだ開花前。 -
タテヤマリンドウも、青い花を全開にして出迎える。
(曇ると、花粉保護のために花を閉じる、春咲きのリンドウ) -
標高1,680mの黒菱平から、二本目の4人乗り夏山リフトで八方池山荘のすぐ下標高
1,820mまで登る。
そこからがトレッキングエリアで、登山道を標高2,080mの八方山第3ケルンまで登る。目的地八方池はそのすぐ下で、水面は標高2,060mとされる。 -
二本目の4人乗り夏山リフトを進むと雪渓が迫ってくる。涼しいはずだ。
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八方池山荘を過ぎると、正面の唐松岳山頂は見えているのか特定が難しいが、右側に後立山連峰の不帰の険から白馬三山に続く主稜線の北側が近づいてくる
雲が消えて欲しい。 -
さらに登ると、尾根は細くなってくる。
下には、赤い屋根の八方池山荘と、黒い屋根のリフト終点、さらに麓が望める。 -
左側には、後立山連峰の主稜線南側、五竜岳から鹿島槍ヶ岳の双耳峰につながる主稜線が近づいてくる。こちらは雲が少ない。
左下には、迂回コースがあるが、雪渓が残っているので、まだ通行禁止。 -
やがて標高2,005mの「息(やすむ)ケルン」。遭難者のご冥福を祈る。
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道端のイワカガミが可愛い。
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傾斜がなだらかになった感じ。歩きやすい展望路になる。
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標高2,035mの八方ケルンまで登ると、目的地は至近。
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左側には鹿島槍ヶ岳2,889mの双耳峰がくっきりと見える。
昔、苦労して麓から日帰りで登ったことを思い出す。 -
右側に大きな雪渓が見え、その上部に小さな雪渓も見える。
この小さな雪渓が八方池のようだ。バックの切れ落ちているのが不帰の険。 -
標高2,080mの第3ケルンが尾根上の小突起である八方山の山頂になり、今日の行程の最高地点に達する。
ケルンの周りに登山客がいるのは構わないのだが、タレントと商業フィルムの撮影隊がいて、傍若無人に振る舞っているように感じられるのはいただけない。
騒がしいだけでなく、張ってあるグリーンロープの杭を抜いて画面に映り込まないようにしているのは呆れる限り(撮影後に小さな木槌で杭を叩いて立て直してはいたが、堅牢さは失われ、自然破壊につながる懸念)。
このような国立公園内での商業活動は、許可時に許可料を徴収し、レンジャー(自然保護官)を付けて指導すべきではないかと感じる。2024.6.11 -
下の八方池は、雪解けで雪渓の周囲が解けた珍しい状態。
八幡平山頂近くの鏡沼のドラゴンアイがSNS映えで人気が出ているが、そこまででなくても見られてラッキー。
写真は、一番奥のピークが白馬岳2,932m、その手前が杓子岳2,812m、白馬鑓ヶ岳2,903mの白馬三山。 -
八方山手前(東側)からのルートは、まだ雪渓の上を100m以上渡っていくので、雪渓がほぼ解けている八方山の先(西側)からのルートで池に降りる。
八方池の西端まで降りていくと、水面に登山客の姿が映り込む。
ただ、微風があるので、微妙に揺らぐ。
白馬三山を映り込ませた観光写真が多いが、そんな天気は年に何回もないのではと思う。 -
白馬岳2,932m、その手前が杓子岳2,812m、白馬鑓ヶ岳2,903mの白馬三山を目に焼き付けて下山に取り掛かる。
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八方池の周辺には可憐なユキワリソウが多く咲いている。
ピンク以外に白い花(左下)もある。
有名なハクサンコザクラが小柄になったよう。
(園芸種のブルー中心の雪割草は別種) -
下りにかかる。赤い屋根の八方池山荘が目標。下界の別荘地などが良く見える。
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八方池山荘は営業中。
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下りのリフトは、見晴らしが良い。
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下りのゴンドラも、見ごたえがある。
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往路の逆を走って、更埴インターで上信越道に入り、東部湯の丸SAで休憩。
上信越道は平日なので空いている。
こののち練馬インター出口まで空いていて、17時過ぎには帰着。走行距離は500キロ強。
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