スウェーデン・マルメからローカル電車で学都・ルンドへ：ルンドぶらぶら歩き

2024/06/03 - 2024/06/03

仕事でルンドに出張したので、空き間時間にルンドの街をぶらぶら歩きしました。

ルンドは大学を中心とした街で観光で来ることはない街でしょう。
とはいえ、過去にはデンマークとスウェーデンがここを巡って戦争をした地でもあるので、日本でいえば武田・北条・上杉が覇権を競った武蔵国のようなところでしょうか。
現在はかつての戦乱の爪痕は残っていません。
平和そのものの日常と街並みです。
宿泊はルンドではなく、隣のマルメなのですが、ルンドは高い建物が少なく、低層住宅が多く、支配層や金持ちではなく、一般人が住む街という印象です。
（安価なパンはルンドの方がゲットしやすく、物価の高いスウェーデン滞在中は助かりました。）

歩くとところどころに地元のカフェが現れ、マルメより散歩には向く街です。
ただ、名所と呼べるところは少ない。
あえて言えばルンド大学が名所でしょうか。
バスだけでなく、トラムが走っていることもあり、移動は非常に容易な街です。

大聖堂が一番の見どころでしょう。
尖塔が二つもあり、立派です。
おそらく、石炭時代のなごりで石が黒っぽくなっているところに時代と歴史を感じます。
（日本だと綺麗に石を磨いたりしそうですが、これは是非とも残してほしい。）

エリア ルンド(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

13:39発の電車に乗ります
Pagatagenなので各駅停車

ものすごい数の列車が通っている予定になっています。
が、それほど頻繁に列車が発着している感じはしません。
頭端式のホームと通過式のホームが別だからでしょうね。
ちなみに、１～４番線までは通過式のホーム。

マルメ行きの電車が入線

ボックスシートでもセパレート（ひじ掛け付き）なのがよいですね。

コンセントまである！

タトゥーの人はどこでも見られます。
女性車掌さんも腕にバッチリタトゥーが。

ルンド中央駅に到着

ルンド中央駅 駅

ルンドの街並み
なんとなくですが、落ち着いた雰囲気

ルンド大聖堂が見えてきました

大聖堂（ルンド） 寺院・教会

この白亜の建物は大学ホールだそうです

博物館になっていますが、王の建物、らしいです

ルンド大聖堂。
尖塔が二つとは豪華ですね

大聖堂の前のショップ的な建物。
低層多店舗のが多いので、大聖堂の大きさが映えます

大聖堂を横から

大聖堂の裏手

大聖堂を裏から

ルンド大学の建物らしい

大聖堂を横から

重厚な建物が。
大学の事務所らしい

説明文がありました。
伝統ある大学って建物もすごいですね

手前の建物は庶民の建物のイメージ
壁の模様はレンガを斜めに積んで作っているんですね。
知りませんでした

遠くに尖塔が見えたのでそちらに向かいます。
低層の住居が並び、庶民の街という感じです。
こうゆう感じ、好きだなぁ・・・

尖塔として見えていたのはプロテスタント教会のようです。

このプロテスタント教会の近くになにやら案内板が・・・

ここはデンマークとスウェーデンがルンドの地を巡って会戦そいた古戦場跡だったようです。
デンマーク軍側が坂の下側、スウェーデン軍側が坂の上なので、セオリー通りであればスウェーデン軍有利な戦場だったことでしょう。
痕跡は全く残っていませんが・・・

ルンドを走るトラム。
いわゆるLRT

おまけ
卒業シーズンだったみたいで、大学卒業生のバカ騒ぎに遭遇しました