高尾山登山(15)と紅葉狩り

2022/11/25 - 2022/11/25

低山・里山歩き 東京都八王子市　高尾山(15)　高さ　599米　(標高差400M)　　紅葉狩り　全行程　4時間13分　
高尾山口駅～（六号路）(24分)琵琶滝～（34分）霞台(5分)～(15分)有喜苑(10分) ～（5分）薬王院(23分)～（10分）高尾山山頂(25分)～(5分)紅葉台(4分) ～（13分）高尾山山頂トイレ(4分)～(35分)浄心門～(35分)不動院～(6分)京王線高尾山口駅　
「日時」2022年11月25日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「アクセス」京王線高尾山口駅下車　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「参考案内書」山と高原地図　　高尾・陣馬

エリア 高尾・八王子(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

琵琶滝とお堂　かっては、修験者が修行に入る前に、琵琶滝で滝垢離を行い、心身を清めるという前行を行っていました。現在では、水行体験ができる道場にもなっています

七曲の急登り　高尾山山頂への登山道は数コースありますが、その中でも、急登り道として琵琶滝または高尾病院脇から二号路分岐に至る道がその一つです

分岐に到着し、二号路に合流する。左は二号路経由四号路へ、右は霞み台へ。霞み台に向かう

霞台からの紅葉　霞台から南西側を見ると綺麗な紅葉と錦秋が見られます

霞台の紅葉　私の推薦する高尾山の紅葉名所（六か所）の一つ霞台（ケーブル高尾山駅付近）の紅葉です

たこ杉　高さ37M、幹回り6M、樹齢およそ450年といわれ、高尾山では飯盛杉に次ぐ大木です。幹の下の見える根っこがたこの足に似ているところからこの名が付きました。根っこがグニャグニャしているので本当にたこの足のように見えるから不思議です。パワースポットですが、人の手で触れないように金網の柵が出来ています。その代わりでしょうか、隣に開運ひっぱりだこの石像が立っており、頭が撫でられ光っています

六根清浄石車　立派な六根清浄石車は薬王院天狗様の隣にあります。写真にあるような石車に目、鼻、耳、舌、身、意の文字が彫られた手回しの石車あります。高尾山中に全部で複数個あるようですが、18個（ブログ数が一番多い）、19個、21個、23個、ブログを見るとバラバラで何個あるか分かりません。本日、私が見つけたのは15個でした。以前に見たのは3個ですので合計18個です

浄心門　ここは薬王院の入口であり、聖域と俗界の境界になっている。浄心門をくぐり、直ぐ左に役行者を祀っている神変堂がある。神変堂の横に殺生禁断の石碑が立っている。ここからは殺生は禁止ということである。1号路を登ってくると、浄心門は分岐になっており、直進は1号、左は2号、3号、右は2号、4号路になっている

神変堂　役行者（本名役小角、諱は神変大菩薩）は白鳳時代修験道の開祖として山伏たちに崇められる。この高尾山においても諸願成就され、尊像がこのお堂に安置されています。「南無神変大菩薩」とお唱えして足腰心身の健康をお願いしましょう

分岐　左は石段急登りのある男坂、右は割と緩やかな女坂、本日は女坂を行きます

有喜苑の紅葉　有喜苑は男坂と女坂に挟まれた小高い所にあります。苑には愛眼千手千眼観音、地蔵群、多くの慰霊碑・供養塔、飯縄大権現、天狗、仏舎利塔（釈迦の遺骨を納めた塔）、六根清浄石車、苦抜け門、百観音御砂踏場霊場等がある。私の推薦する高尾山の紅葉名所（六か所）の一つの紅葉です

四国三十三霊場御砂踏場霊場　百観音（西国三十三か所、坂東三十三か所、秩父三十四か所）御砂踏場霊場の一つです

三密の道・苦抜け門　新しいパワースポットですが、男坂から仏舎利塔に上がる石段手前と仏舎利塔から男坂に下る石段手前の二か所にあります。二つ門の間は三密の道と言われ、煩悩を消すことを心に念じて歩きます。歩けば煩悩から解放され、苦から抜け出すことが出来ます。門には苦という字が彫られています

天狗の腰掛け杉　高尾山の杉並木の中の一本で、天狗様が杉の枝に腰掛けて飯縄大権現の霊域を守っています

六根清浄石車　懺悔！懺悔！六根清浄と唱えながら、この石車を回し、自らの心を見つめなおしたうえで、身も心も新たな気持ちで、明日からの人生を精一杯ご精進ください

願叶輪潜　願いを念じてこの輪を潜り、更に先にある錫大杖を鳴らして諸願成就を祈念すると成就すると言われています

行基菩薩像　奈良時代の高僧（最初の大僧正）で、開基または伝開基が行基となっている寺が全国に多くある。ここ薬王院、埼玉県の桂木観音もそうです

薬王院本堂　正式名は薬王院有喜寺です。創建は伝744年、清和天皇の勅願寺、開基は伝行基です。都指定ですが山門、本堂、飯綱権現堂、奥の院の建物、仁王像、天狗像等多くの文化財を目にすることが出来ます。特に本堂軒下の繊細な彫刻が目をひきます

飯綱権現堂紅葉　薬王院本堂の二段上に飯綱権現堂の紅葉です。私の推薦する高尾山の紅葉名所（六か所）の一つの紅葉です

飯綱権現堂　1375～1379年沙門俊源が飯縄の神をここに安置して薬王院を中興しています。本殿は1729年、幣殿と拝殿は1753年に建立され、その後修理されています。いずれも都指定有形文化財です

トイレ　高尾山一号路には多くのトイレがあり、充実しています。山頂下トイレは二階建てで、二階は使用されていません。一階は左右で男子、女子で分かれています。山では一番大きなトイレでしょう

高尾山山頂　蛇滝、1号路、薬王院を経て2時間6分高尾山山頂(599M)に到着。コロナ発生者数増加の折、ウイークデーにもかかわらず、かなり密の状態でハイカーが多い。高尾山大見晴園地から、南西にある丹沢山系（蛭ケ岳、丹沢山等）、道志山系（大室山、加入道山等）は見えましたが、雲がかかり富士山は見えませんでした

山頂のモミジ　高尾山大見晴園地から10M程西に下った広場にある紅葉です。私の推薦する高尾山の紅葉名所（六か所）の一つの紅葉です

紅葉台のモミジ　山頂から西に10分ほど下った所にある広場紅葉台の紅葉です。私の推薦する高尾山の紅葉名所（六か所）の一つの紅葉です

紅葉台から眺望　高尾山大見晴園地から、富士山は見えませんでしたが、富士山の頂部と左頂は雲の間から、辛うじて見えます

急下り　四号路に入ってからこのような急下りが数回あります。前々日の降った雨で濡れていて滑るので、慎重に下ります

みやま橋　四号路の途中にある、蛇滝の上流を流れる小川（？）に架かる吊り橋です。短いためか、渡っていても余り揺れません

舗装道急下り　一号路は山頂から全て舗装されていますが、リフト山上駅辺りからこのような急下りが始まり、清滝駅まで続きます。制動をかけて下るので、太腿が痛くなります

東海自然歩道起点碑　一号路登山口の不動院の前に建っています。東京の明治の森国定公園（高尾山）と大阪府の明治の森箕面国定公園を結ぶ1都2府8県に及ぶ全長1697.2km自然歩道です

不動院本堂　高尾山中腹にある薬王院の別院です。修験道の体験修行や写経も行われているそうです

清滝駅の紅葉　清滝駅周辺の紅葉です。私の推薦する高尾山の紅葉名所（六か所）の一つの紅葉です