2024/05/14 - 2024/05/14
6位(同エリア138件中)
chiaki-kさん
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天竜川は、長野県から愛知県、静岡県を経て太平洋へ注ぐ延長213km(全国9位)の一級河川。一般的に水源は諏訪湖とされ、伊那谷の中央を北から南に流れ、愛知県をかすめた後、静岡県へ抜け遠州灘に注いでいる。南アルプス(赤石山脈)、中央アルプス(木曽山脈)に挟まれながら流れる天竜川水系は、その急峻な地形ゆえに古来より水害に悩まされ「暴れ天竜」の異名がある。特に伊那谷の出口に当たる天龍峡付近は川幅が急激に狭隘となることから、伊那谷は特に洪水の被害が顕著で、1715年の「未(ひつじ)満水」と呼ばれる洪水では、伊那谷はあたかも湖水のようなありさまであったと記録に残されている。
表紙の写真は三遠南信道・天龍峡大橋から眺めた天竜川。昨日は大雨が降ったため川はセメントカラーに濁っていた。なお、飯田線の鉄橋が見えているが残念ながら通過する列車は撮れなかった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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05/14
8時30分、マイカーのスズキワゴンRスティングレーで自宅を出発。岡谷ICから長野道に入り、岡谷JCで中央道へ分岐しそのまま南下する。この日は南アルプス、中央アルプスが綺麗に見える絶好の日。写真は駒ヶ岳SA下り線から見えた中央アルプス。 -
山のUP、名前は分からないが南駒ヶ岳方面の山と思われる。
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飯田山本JCから無料の高規格道路・三遠南信道に入り天竜峡IC近くの天龍峡SAで休憩。
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天龍峡SAは2019年に整備された新しい施設だが、今のところ綺麗なトイレのみで自販機も無し。
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周辺は公園となっており「そらさんぽ天龍峡」なるのもがあったので行って見ることに。
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三遠南信道・天龍峡大橋の下に歩道橋があり、天龍峡が眺められる構造となっている。
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歩道部分はこんな感じ。
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下を見ると天龍峡が良く見える。昨日の大雨で川はセメントカラーに濁っており渓谷美とはほど遠かった。
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飯田線の鉄橋が見えるが列車の通過を待つだけの時間は無し。
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下流側はこんな感じ。この川が浜松まで流れて行くのだ。ここで天竜川についてスタディ。
水量が豊富で急峻な地形の天竜川は水力発電の適地であって、福澤桃介率いる天竜川電力(現中部電力)による水力発電計画が進められ、1935年に天竜川本流に泰阜(やすおか)ダムが、1936年に支流に岩倉ダムが建設された。また戦後の1951年には平岡ダムが、そして1956年には高さ155メートルと当時世界で10番目に高い佐久間ダムが完成し、併設された発電所から送られる電力は日本の戦後復興や高度経済成長を支えた。 -
天龍峡SAから国道(以降Rとする)151号線を南下、峰竜太さんの故郷、下條村を通って阿南町から県道(以降Dとする)1号線に入り、天竜川に沿ってさらに南下、一路天龍村を目指す。天龍村に入って最初に渡る橋はこの「はごろもざきはし」。
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ここは天竜川と・・・
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遠山川が交わる地点に架かる橋だが、どちらの川も見事なセメントカラー。
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川の下手が湖水のようになっているのだが、この先にあるのは・・・
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平岡ダム。上記のとおり1951年に出来たダム。
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ダムの下流に見えるのが天龍村。天龍村唯一と思われる「レストラン龍泉」で名物のダムカレーでも食べようと予定していたのだが、6台分しかない駐車場が満車だったので残念ながら天龍村を通過して阿南町新野(にいの)地区にある道の駅を目指す。
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新野に続くR418は一応舗装はされているが狭隘でカーブの連続する山道であり、クルマを駐めるスペースも無いので写真無し。「湯めぐり街道」などと素敵な名前がついてはいるが、曲がりくねった狭い山道の運転に自信の無い方にはお勧めできない「酷道」である。
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「道の駅 信州新野千石平」という長い名の道の駅で昼食。建物の造りが東大寺か唐招提寺みたい。
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毎年1月13日に行われる有名な「新野の雪祭り」に登場する「神様」がここのシンボル。後ろ向きでゴメンなさい。
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道の駅の食堂で食べたのは「馬刺し定食」若干スジっぽかったのが残念。
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ちなみにこの店の注文システムは注文票に注文を記載後レジで先払い。
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昼食後、R151を5分ほど走ると愛知県との県境。ここから豊根村に入る。愛知県内のR151は道幅、線形、路面状況など全て良しの優良国道で、先ほどのR418がますます「酷道」に思えてきた。
余談だが、R418は飯田市遠山郷をスタートし、天龍村、阿南町、平谷村、恵那市、八百津町、美濃加茂市、関市、本巣市などを経由して大野市まで到る総延長276kmの国道。恵那市から八百津町までは木曽川に沿った道なのだが、ほぼ廃道に近い「最凶酷道」とも呼ばれ、また、大野市へ続く温見峠には「落ちたら死ぬ!」の看板があるそうだ。 -
R151沿いにあった「道の駅 豊根グリーンポート宮嶋」で休憩。ソフトクリームが美味しかった。
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豊根村ガイドマップあり。東端は天竜川が静岡県との県境になっており佐久間ダムの西半分は豊根村。なお、天竜川沿いにD1があるのだが、この道もご多分に漏れず「険道」なので多分通行止めのはず。
この後は快適なR151をさらに南下、東栄町を抜け、新城市の鳳来峡ICから高規格道路「三遠道」に入り長いトンネルを抜けて一路浜松を目指す。 -
予定より早くホテルに着きそうなので三ヶ日ICで高速を降り、一般道から裏道入学(?)で東名高速浜名湖SAに寄り道。SAの売店で名物の「うなぎパイ」や三ヶ日ミカンなどを購入する。写真は浜名湖を横切る東名高速道。なお、写っている方は私達ではありません。
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これが購入した浜松産の甘夏みかん。スッパさは控えめ、みずみずしくて美味しかったです。
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浜名湖SAは半世紀ほど昔に来ているが、当時はこんなに樹木が大きくなかったはず。
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午後4時過ぎにホテルに到着。
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東名高速道の向こう側に佐久米(さくめ)地区が見えるが、今ならこんな景観を破壊する道路は造れなかったかも知れない。なお、ここには天竜浜名湖鉄道・佐久米駅もある。冬場は渡り鳥の「ゆりかもめ」で有名な駅だそうだ。
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本日の宿泊ホテルは「ホテル・グリーンプラザ・浜名湖」。
ホテルの口コミは↓
https://4travel.jp/dm_hotel_tips/15159113 -
翌日撮影したホテル外観だが、浜名湖岸にあるこじんまりとしたリゾートホテル。
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アサインされた712号室は7階の角部屋で部屋の広さは充分。
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東側の窓からの眺めはこんな感じ。
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南東側はこんな感じ。
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樹木に隠されてしまった浜名湖SAが見える。
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以前に、とある団体で泊まった舘山寺温泉の一部が見える。
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南側は湖西市方面。
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遠くには以前に一度泊まったこともある「大和ロイヤルホテル浜名湖」が見えたが、今年4月に「グランドメルキュール浜名湖リゾート&スパ」に替わった模様。
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夕食はホテル自慢のバイキング。食べ放題のうなぎ蒲焼きや、寿司、そして浜松餃子まであって大満足。
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ペロリでございます。
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NETの情報で知ってはいたが、近くで「浜名湖花博2024」を開催中だったので、ホテルは満室だったようだ。花博のHPを見た感じではガーデニングをやっている方にはとても良い博覧会のようだが、時間も無く行かなかったので名前入りのカステラを一箱購入して記念とした。(笑)
これで「2024年 南信州・浜松旅行記1:天龍峡から浜名湖へ」は終了です。本日も最後までご覧いただきありがとうございます。次は「2024年 南信州・浜松旅行記2:浜松の鈴木から世界のスズキに」です。
https://4travel.jp/travelogue/11905180
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