2018/12/30 - 2019/01/01
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tangerine23さん
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2018年から2019年にかけての、駐在員生活2度目の年末年始。今回は、どうせならどこかでパリピ的カウントダウンでもしたい。
我がジョージア州から無理なく行けて、そこそこ盛り上がれる街はないだろうか?
それがあるんです。ルイジアナ州ニューオーリンズ。
ニューオーリンズには本年2018年5月に一度訪れています。その時の所感ですが、メシはうめぇ酒もうめぇ音楽どんちゃんパリピもどんちゃん葉巻も葉っぱもすっぱすぱ、おまけに上からビーズは降ってくる、といった感じでなにそれカオス。最高やん。
という訳で年末年始を楽しく過ごそうの巻。
※この旅行記は当時を思い返しながら、2024年5月に書いています
【DAY1】https://4travel.jp/travelogue/11904268
【DAY2+】https://4travel.jp/travelogue/11905423
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
年越しニューオーリンズと洒落込むべく、やって来たここは…
涅槃…?
三途の川か…?
こちらはミシシッピ川。年の暮れ12月30日、見事な霧模様です。
一応、明日はカウントダウンで花火が上がるはずなんだけど、大丈夫かぁ??? -
ま、お天気のことを心配しても一市民にはどうしようもありません。
ニューオーリンズに来たならば食わねばならぬものがある。それは何か。カキです。食わねば帰れません。
恐らくニューオーリンズで一番繁盛しているカキ屋に参りました。
【Acme Oyster House】
http://acmeoyster.com/
https://maps.app.goo.gl/MQUNhTVp3jRbSBvA9
本年5月に引き続き、2回目の訪問です。
こちらのオイスターバー、年がら年中繁盛してますが、結構回転早いので1時間くらい並べば入れるのではないでしょうか。
前回の経験から、開店時間(11時)のちょっとだけ前に並べばすぐ入れるはず。
うん、入れたわ。 -
アメリカのシーフードレストランは大抵こうやって
「体調悪い人はナマモノは食べないでね。持病ある人もダメだよ。加熱してあるものをオーダーしてね」
って不安を煽ってきますが大丈夫。
繁盛してる店=回転早い=在庫の回転も早い=ナマモノの鮮度が良い。
と信じてます。2024年現在、アメリカで1日20個以上生牡蠣食べたこともありますが今のところ大丈夫です。もちろん繁盛店を選んでるからかもしれませんが。 -
ど どーん。
これこれこれですよ。ニューオーリンズといえばこれ。牡蠣はケチらず、是非ともダースで頼みましょう!
ダースは便利ですよ。12個なので、2人でも3人でも4人でも割り切れる。5人?そんときゃ5ダース頼めばいいだろばかやろー
上側はいわゆるオイスター・ロックフェラーで、牡蠣にチーズやらニンニクやらパセリやら乗せてグリルしたものです。これ一個でビール一杯いけちゃうやつ。殻におーいしい油がたまりますので、付け合せのパンをつけつけしながら食べるとまーじーでビールが失踪します。
そして付け合せのパンもすぐに後追い失踪するのですが、テーブルに置いてある無料のクラッカーでなんとかしのいで下さい。
下側は言わずもがなの生牡蠣です。もちろんそのままでも美味しいのですが、カクテルソースを乗せて食べるのがニューオーリンズ流。 -
もう一丁。
ここでいうカクテルソースとは、ホースラディッシュ(西洋わさび)とケチャップをまぜまぜしたものです。そこにレモンとホットソースを2・3滴。ルイジアナはホットソースのメッカですので、タバスコ、クリスタル、ルイジアナブランド、色んなホットソースがあります。
えーそんなん邪道やろ、と思う方もおられると思いますが。牡蠣にポン酢とわさびをちょっと。絶対美味しいでしょ?
ここニューオーリンズスタイルに置き換えると。ポン酢に入ってる昆布出汁のグルタミン酸はトマトにも豊富に含まれます。つまりケチャップ大勝利。
そしてケチャップには酢も入ってます。はい、ポン酢にも入ってます。あと柑橘系の香りも欠かせません。ここにレモンがあります。
そしてカクテルソースの決め手、西洋わさび。どこか爽やかさを感じさせるあの刺激は日本のわさびと共通。そこに追いかけるように振りかけるはホットソース。唐辛子を発酵させ、絞ったものです。醤油も同じく、大豆を発酵させて絞りますよね。
長くなりましたが、要はカキ食いニューオーリンズスタイルも理に適ってうまいということです。ご清聴ありがとうございました。書いてて食いたくなってきたわ -
オクサマが炭水化物を欲しがるのでガンボを頼みました。
ルイジアナ州の郷土料理と言えばガンボと言っても良いのではないでしょうか。
ケイジャン、そこにちょっとお上品さをプラスしたのがクレオールと呼ばれる、ルイジアナの郷土料理。その土台がセロリ・玉ねぎ・ベルペッパー(肉厚のピーマン)のホーリートリニティ(聖三位一体)です。
そいつらをよーく炒めて、オクラとかとろみ付けの粉(サッサフラスというらしい)、及びアヒルとか肉類もしくは魚介類をぶち込んで煮たものが、ガンボ。これを米と一緒に供します。
こちらはオクラと煮込んだタイプと思われます。オクラと一緒に煮込むとなんか色がどんよりするんだけど、そんなんどうだっていい。うまい。うまければ全て許される。
アメリカの芋煮みたいなもんだと勝手に思ってます。
さてお腹も満たされたので戻ります。 -
涅槃もといミシシッピ川に戻って、こちらはオードゥボン水族館。
【Audubon Aquarium】
https://audubonnatureinstitute.org/aquarium
https://maps.app.goo.gl/fgDC4yTucSM6nUsU9
ミシシッピ川のほとりに佇むニューオーリンズの名物水族館です。いざ。 -
早速オルメカ的水槽がお出迎え。お、おるめか…? なぜお前がここに…? ここ元フランス領やろ…?
-
カジキ。アートギャラリーが立ち並ぶニューオーリンズですから、こういう感じで生魚以外でも楽しませてくれます。
-
この水族館。蒸し暑い立地と、淀んだ色のミシシッピ川から、割と中米とか南米をイメージしていると思われます。
ピラニアです。なんか、塩焼きにしたら割と美味しそうよね。 -
でもこんな感じで、骨硬そうだよなぁ。あと雑食だから臭いんかなぁ。
-
柔らかそうなサメとか。
生魚ピラニアぐらいしか撮ってないな。 -
古くはラッコを採って食ってたんでしょうか。
…いやこんな南には居なくね…?
検索したら、古くはバハ・カリフォルニア、メキシコまで分布していたらしいです。ニューオーリンズにも居たのか……? -
こちらも熱帯的な。
あんまりこの水族館の魅力を伝える写真が残っていませんが、こじんまりした良い水族館だったと思います。 -
水族館から出たらまた涅槃。
幽霊船と闘うシチュエーションですよね。 -
一旦部屋にチェックイン。部屋の情報誌もチェッキン。
BEST SHRIMP... ほんとかぁ? -
来てみました。
【Remoulade】
http://www.remoulade.com/
https://maps.app.goo.gl/seGAs4XfJb7fPNMR7
こちらは名物の「Shrimp Arnaud」なるものです。フランス語と思いますが、英語ではArnoldですかね?アーノゥ。
パンチの効いたエビマヨだと思って頂ければ大体OKかと。このお店の名前と同じレムラードソース(Remoulade Sauce)で和えてあります。
フランスのレムラードソースはwikiに載ってるんですが、ニューオーリンズのはちょっと本流とは違いそう。こちらのはマヨネーズをベースに、マスタード、西洋わさび、ホットソースとハーブ・にんにくなんかを入れるようです。
参考wiki。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9
まぁぶっちゃけるとあんま印象ないです。 -
こういう脳死チキンフィンガーと共に何も考えずに飲むビールがうまっ… うまっ…
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コールスローは大体どこで食っても許せる味です。
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軽くつまんだ頃にはすっかり暗くなっていました。
早めに次の店の列に並びましょう。 -
恐らくニューオーリンズで一番有名と思われるジャズホールに伺いました。
【Preservation Hall】
https://www.preservationhall.com/
https://maps.app.goo.gl/pcMAsjRopoEAuyVe9
こちらプリザベーション・ホールですが、建物としての歴史は18世紀にまで遡るそうです。ジャズホールの歴史としては1950年代から。 -
1950年代、アートギャラリーを開いていた当時のオーナーが、近所の貧乏だけど腕が立つ音楽家達に、「うちでセッションやらないか」と声を掛けたそうです。
勿論客引き目的ですが、お客さんは次第にセッションが目的で店に集まるようになったとのこと。
1950年代ともなると、ジャズの流行はアドリブ中心のビバップ。しかしこのプリザベーション・ホールでは、1940年代伝統の「ニューオーリンズ・ジャズ」を中心に演奏し続けたそう。その伝統の音が今でも聞けるってことですね。 -
2018年当時は、チケットの予約取れるか良く分からんので最低でも30分前、出来れば1時間前に並んどく、ってのがセオリーでした。
しかしながら2024年現在、チケットは基本オンライン予約になっているようです!伝統の中にも進歩あり。そういうところはデジタル化してもいいと思うよマジで。
予約はこちら。
https://www.preservationhall.com/calendar/
いくらオンライン予約できるとはいえ、電子チケットをぴぴっとスキャンしなきゃいかんので、予約時間の20分前には来てね。とのことです。 -
こちら店内ですが、思った以上にめちゃせまいっす。ヘタしたら小学校の教室の方が広いっす。キャパ150人ぐらいでしょうか?
-
前の方はこんな感じで座布団です。寺子屋?
-
さて、私達が訪問した際は運良く「Preservation Legacy Band」の演奏を聴くことが出来ました。このホールのお抱え伝統バンドです。
前述の通り、アドリブぱらぱら素人置いてけぼりー!なビバップではなく、「伝統的なニューオーリンズ・ジャズ」を聴かせてくれるそうです。
んで、ニューオーリンズ・ジャズってなんぞやっちゅー話なんですが、結論、割とウタモノでした。小粋なトーク(ほとんど聞き取れんかったけど周りが爆笑してたので小粋だったのでしょう)も交えた、「ジャズ漫談」という感じ。
Louis ArmstrongのWhat a Wonderful World(この素晴らしき世界)も演ってくれました。こういう超有名曲ありがたい。
そしてほんとにバンドとの距離が近いんですが、音量が程よいです。ここ大事。
ほんとの「ニューオーリンズ・ジャズ」かは分かりませんでしたが、かなり満足です。Tシャツ買ってしまった。 -
夜のバーボンストリート。とにかく人が多い。通りの店でひたすら生演奏してるからめちゃくちゃうるさい。だがそれがいい。
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小腹が減ったらそこら辺の街角でピザなど買えます。一切れがでけぇ。
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ニューオーリンズはジャズの街、と言われています。
いやいやバーボンストリート、普通に爆音でロックやってんですよ。3時間ほど歩いたらBon Joviを5回、Def Leppardを10回は聞くと思う。まじで(実績ベース)。
うるさいところが嫌いな人は確実に来るべきではない、そんなニューオーリンズ。 -
一方、こういったオーセンティックなカントリー/ブルーグラスバンドの演奏も聞けたりもする、音楽ちゃんぽんの街です。私は大好きです。
右の立ってる人、洗濯板をこすってパーカッションしてます。こういう昔の人の知恵的な音楽っていいよね。ケルトではスプーンでもパーカッションしますしね。
そんな訳で、よく食べよく飲みました。
DAY1はこれにて終了。DAY2はいよいよ大晦日です。
次回に続く…
【DAY2+】https://4travel.jp/travelogue/11905423
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