福岡旅行2日目 春の柳川よかところ

2024/05/18 - 2024/05/21

2024年の夫婦旅、福岡へ。
ゆったりまったりのスケジュール。

ANAトラベラーズダイナミックパッケージを利用。
ANAの座席はエコノミー。
ザロイヤルパークホテル福岡のスタンダードツインに3泊。

1日目 2024/05/18(土)
羽田空港発、福岡空港着、ShinShin、オープントップバス、かわ屋

2日目 2023/05/19(日)←☆今回の旅行記☆
柳川、若松屋、とり田

3日目 2023/05/20(月)
太宰府、牧のうどん、海鮮炉ばた一承

4日目 2023/05/06(土)
HACHI、福岡空港発、羽田空港着

エリア 福岡

福岡2日目の朝、ホテルの朝食からスタートです。
ザロイヤルパークホテル福岡では食べ放題の他にオーダーメニューがあるのが嬉しいです。

ザ ロイヤルパークホテル 福岡 宿・ホテル

しかし前日たくさん食べたため、あまりお腹が空いていません。
薬膳と雑穀のお粥だけオーダーしました。
お料理盛りすぎもきれいに見えませんが、このスカスカな感じも寂しすぎます。
映える盛り方を練習してるつもりなのですが。

夫の選択は明太子と鶏のアゴ出汁茶漬け。
味見させてもらったところ、味がしっかりしててお粥より好みでした。

地下鉄と西鉄を乗り継いで柳川へ。
9時頃に柳川観光開発さんに到着すると、朝のラジオ体操の最中でした。
ご一緒にどうですかと声をかけていただいて、私達も身体を動かしてみました。

水郷柳川 名所・史跡

その後その日最初の客として受付をして、第1便が出航するまで30分ほど待ちました。

柳川川下り 乗り物

早めに並んだおかげで、先頭を確保。
こういった狭いところも船頭さんの確かな腕で抜けていきます。

船頭さんと同舟のメンバー達。
老若男女、アメリカ、ドイツ、台湾、香港、韓国からの観光客もいて、バラエティに富んでいます。
15年ほど前には日本人しかいなかったので、かなり変わりましたね。

船頭さんはよく歌を歌ってくれました。
この日は春の柳川よかところと。
ほぼ夏の陽気だったので、こういった日陰に入るとホッとします。
柳川川下りは春夏秋冬と一年中楽しめるとガイドブック等にありますが、夏に1時間の乗船は厳しいと思います。

この日は水位が高かったようで、頭をぶつけないように橋をくぐるたびに屈む必要がありました。
皆でそうすると不思議な一体感が生まれてきます。

菖蒲園でカメラを構える方。
時間があれば下船後に訪れても良さそうです。
川下り中、何軒か豪邸があったりして目を楽しませてくれます。
15年前はもっと古い蔵なんかが多かったように記憶してますが、ルートが違ったのでしょうか。

途中に売店もあります。
船頭さんの何か買いたい方は？に反応できず。
きっと、誰かが手を上げていたら、他の方もそうしたでしょう。
多分私も。
はーいと、なかなか一番で主張できないものですね。

御花立花亭で下船。

有名店、若松屋さんのランチへ。

若松屋 グルメ・レストラン

店内に入って整理券をもらいます。
11時オープン。
その15分前に行って10番でした。

メニュー。
柳川といえばうなぎです。

鰻巻、￥1,200。
うなぎと玉子って良く合いますね。
だけど私にとってはアツアツ具合が物足りない。
鰻のせいろ蒸しが超アツアツだったため、ますますぬるめに感じてしまいました。

上うなぎせいろ蒸し、￥3,930。
右上のは１つ上で紹介している鰻巻です。
せいろ蒸しは今さっきまでせいろで蒸されてた感をありありと感じる熱さ。
ハフハフ言って食べるのがとても美味しいです。
ご飯の量が私には多かったです。

9:30頃出発の第1便で川下り→鰻の流れは待ち時間が少なくてお勧めです。

柳川藩主立花邸御花へ。
柳川藩11万石を治めた大名立花家の御屋敷で、約7,000坪の敷地全体が国の名勝｢立花氏庭園｣に指定されています。
明治43年(1910)に14代寛治伯爵によって建てられた伯爵邸と庭園｢松濤園｣が100年前の姿のまま残されています。
11万石というのは、江戸時代石高ランキングで30台半ば位。
ちなみに1位は加賀百万石という言葉で有名な前田家。

柳川藩主立花邸「御花」 名所・史跡

地図。
レストランやホテルにテニスコートまであります。

2階から見た日本庭園。
結婚式の写真撮影をしている方がいました。

柳川独特のつるし飾りのさげもんは、祈りと願いの象徴。
柳川雛祭りの時には、お雛様水上パレードも行われます。
こちらはとてもきれいですが、夜に1人で迷い込んだら泣きそう…

金箔押桃形兜(きんぱくおしももなりかぶと)が並ぶ廊下。
西洋甲冑の影響が見られる兜。
安土桃山時代に立花宗茂が隊に着用させ、今も200以上が残っているそう。

廊下の前からは洋館と日本家屋が並んでいるのが見えます。
植物は南国っぽいですね。

立花家資料館へ。

立花家史料館 美術館・博物館

立花家の家紋。
古くから使用されていたのが上の杏葉紋(ぎょうようもん)で、豊後の大友家が功あった家臣に与えたもの。
下の祇園守紋(ぎおんまもりもん)は、京都八坂の祇園社の守札を元にデザインされています。

立花宗茂とその妻、誾千代。
宗茂が婿養子。
秀吉に認められて大名となったものの、関ヶ原の戦で西軍についたため浪人に。
20年後柳川に復帰。
関ヶ原で敗れて旧領に復帰した唯一の大名です。
誾千代は大友氏重臣・戸次道雪の娘で7才で女城主となった戦国当時でも異例の存在。
武勇にも長けた方だったようです。
お二人、絵になりますね。

鎧兜が陳列されています。

重そうです。
伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足(いよざねぬいのべくりいろかわつつみほとけまるどうぐそく)。
何言ってるのかわかりません。
Hotoke-marudo armour having iyozane scale covered with chestnut leather.
むしろ英語の説明文の方が理解しやすかったりします。

左から紅平絹地振袖(べにへいけんじふりそで)。
江戸時代後期、十二代藩主立花鑑寛正室純姫の娘さんのもの。

白綸子地網目に四季花束模様打掛(しろりんずじあみめにしきはなたばもよううちかけ)。
こちらは純姫使用。

紫縮緬地御所解文打掛(むらさきちりめんじごしょどきもんうちかけ)。
こちらも純姫。

英語では打掛について説明してありますが、日本語ではなし。
常識として知っているものだからということですかね。

Uchikake is a lined silk robe with a wadded hem, worn over another garment without a sash. In the Edo period, it was mainly worn by women of the samurai elite. This uchikake is made of figured satin. The lining is made of red silk dyed with safflower plant and stuffed with thin cotton.

紺地葵絞袱紗と浅葱地葵紋袱粆。
純姫のものが主に展示されてるようですね。

こちらも葵の御紋は常識として日本語での説明はなし。

Gift cover with Aoi crests of the Tokugawa family.

貝合せに用いる蛤貝はもとの組み合わせ以外とは決して合わないことから夫婦和合の象徴とされ、武家においては婚礼調度の筆頭を飾る道具として取り扱われていたとのこと。
なるほど、入れ物も豪華なはずですね。

雛飾り用の調度もあり、非常に細かいです。

おやつを食べる予定だったのがうなぎでまだお腹いっぱい。
柳川観光開発さんのシャトルバスで柳川駅まで戻りました。
途中の乗船場で下車することもできます。
柳川駅の駅舎は新しくなってますが、ホームはレトロ。

西鉄柳川駅 駅

ホテルでゆっくりして、夕食はとり田本店へ。
ベーシックな天神コース￥6,600、個室で予約しています。

とり田 博多本店 グルメ・レストラン

食べ方。
お店の方が世話してくださるので、意識しなくても大丈夫な感じです。

まずはスープからなんですが、このスープでこれからの食事への期待が高まります。

気取って八女茶テイスティング￥2,750を頼みました。
左から水出し玉露、和製烏龍茶、水出しかぶせ茶。

とり田たまごと季節の前菜はナス。
ごまさば。

手羽中の旨煮。

煮えてきました。

この取り分けは自分達で行いました。
暑い夏でも汗をかきながら堪能したい博多の水炊き。

〆は追加料金￥1,500を払ってトリュフリゾットにしました。
リゾット化は店員さんがきっちりしてくれます。
贅沢にトリュフが乗っています。

デザートはほうじ茶のプリン。
ほうじ茶のスイーツって好きです。

今日もキャナルシティに寄りました。
キャナルアクアパノラマ第12作「GUNDAM SCRAMBLE in FUKUOKA」

キャナルシティ博多 噴水ショー & キャナルアクアパノラマ 祭り・イベント

ガンダムをあまり見たことがないので、さっぱりわかりませんでした…