2024/04/28 - 2024/05/06
7位(同エリア199件中)
みつさん
この旅行記のスケジュール
2024/04/28
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飛行機での移動
羽田空港 11時55分発 アメリカン航空170便 →ロサンゼルス国際空港 5時35分着
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飛行機での移動
ロサンゼルス国際空港 10時10分発 アメリカン航空1683便→フェニックス国際空港 11時37分着
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今年のゴールデンウィークは、諸々の事情にてアメリカ西海岸方面に行くことに。
どこに行こうか考えてたら、
幻想的なサンドアートのアンテロープキャニオンに行ってみたい!→アンテロープへは、ラスベガスよりもセドナからが近いよ→ならフェニックスinだね!→アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの有名な建築群がフェニックスにあったかもとなり、
①フェニックスでライト建築見学②セドナでパワーチャージ③アンテローブキャニオン④サンタバーバラでシーフードとワイナリー巡りの6泊9日となりました。
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ロサンゼルス早着で、入国審査開始の6時まで機内待機。早朝の入国審査はさほど並ばず、15分ほどでパスできました。
ロスは乗り継ぎで最終目的地フェニックスまで発券されてますが、荷物は一度ピックアップして税関通過後、乗り継ぎ便の預入れコーナーにてドロップオフが必要です。ロサンゼルス国際空港 (LAX) 空港
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国際線のターミナルBからアメリカン航空が主に発着する、ターミナル4に徒歩移動しました。
出発時間とゲート表示は、アルファベット順で新鮮~
10時10分発のフェニックス行きは、53Aゲートでターミナル5。 -
なので地下通路を通って、さらに移動します。
乗り継ぎ時間は、最低でも3時間は見込んでおくのがよさそうです。 -
ロス→フェニックスは1時間半。
トマトジュースが沁みる! -
フェニックス在住のロコさんに送迎をお願いし、フェニックススカイハーバー空港でピックアップしてもらい、アリゾナ ビルトモア ホテルにやって来ました。
1929年完成。建築家フランク・ロイド・ライト監修で弟子のMcArthurらが設計したホテルです。
ライト様式が色濃く残されています。アリゾナ ビルトモア ア ウォルドーフ アストリア リゾート ホテル
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入ってすぐは、明るい待ち合わせスペース。増築部?
左手にライトの「サグアロス」ステンドグラス。 -
柱にはテラコッタ(多分)の植物の紋様。
徐々に雰囲気が出てきました。
(余談ですが、帝国ホテルのタイルは、大谷石に彫らせたそう。) -
オブジェもライト
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フロントロビー。
重厚な雰囲気でとても素敵~~ -
祈りの像
直線的ですが、柱間のスペースにて存在感を放っていました。 -
2階に上がってみます。
照明が効果的に配置されています。
13時過ぎのフロントロビーは、チェックインアウトの方々で賑わってます。 -
2階の階高は低く抑えられ横長の特徴的なフォルム!!
絨毯やコンソールテーブルもライト様式。 -
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2階吹抜け付近の装飾は、大梁から続く方杖の役割?(回廊通路は左手にあります。)
背の低い私ですら頭をぶつけそうな高さ。不思議だけどずっと眺めていられる。 -
2階回廊の反対側から
天井の照明がステキ♡ -
グランドフロアに降ります。
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砂漠気候のフェニックスですが、お庭は水と緑あふれるリゾートなしつらえ。岩山が借景です。
気温は30℃近くても、乾燥しているので、日陰はとても過ごしやすくて快適。
右手中央のカフェスペースでは、たくさんの方々がランチやおしゃべりを楽しんでいました。 -
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ホテルをひと通り見学後、ホテル内レストランのMcArthur’sへ。オープンテーブルにて予約済みです。
ウェイティングスペースでは、アメリカ定番のNBA中継。 -
予約の旨をお伝えし、お席に案内いただきます。
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アジアンサラダとスパイシーチキンサンドをシェア
どちらもホテル品質で美味。特にフレンチフライがホクホクで甘くて気に入りました。サービスもフレンドリーで居心地がよかったです。
チップ20%込みで全部で85ドル。ホテルのランチとしては妥当な金額です。しか~し、空前の円安にて×1.6倍(泣)日本円でひとり6,500円超とは~見学料込と考えればまぁ良しとします。(お金に関しては、旅行中、まぁいっか~が続きます汗) -
空間に合わせた照明
名残惜しいですが、次の訪問地に向かいます。 -
アリゾナビルトモアホテルから、車で30分ほどかけてスコッツデール東端のタリアセンウェストに来ました。
こちらはライトが設計スタジオを構えていた場所です。フランクロイドライト タリアセンウェスト 現代・近代建築
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ビルトモアホテルの建設でアリゾナを度々訪れていたライトが、道も建物も水源も何もない、この地の自然に魅せられ、避寒のためのキャンプをしたのがタリアセンウェストの始まりです。
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15時スタートのセルフガイドオーディオツアーを予約しています。
チケットチェックと説明を受けて、60分のツアーを早速スタートします。 -
ライトのオフィス
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石や鉄など、様々な素材を組み合わせた「Organic Architecture(有機的建築)」が特徴。
様々な色の石の断面が露しのコンクリートも素晴らしく、アリゾナの自然と調和するよう、屋根を支える連続した鉄骨材は赤茶色に塗装されています。 -
狭い入口を抜けると広々したオフィス(アトリエ)が。
狭く高さを抑えたスペースから明るく開放的なスペースへ導くエントランスの手法は、ライト建築でよく用いられています。
特に早朝は、ほのかな光がキャンバス(屋根部分)を照らし幻想的で、創作活動に適していたそう。 -
大きな製図板は、少し傾けて設置されています。
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ニューヨークのグッゲンハイム美術館の平面図!
↓グッゲンハイム美術館訪問ブログ
https://4travel.jp/travelogue/11865042 -
庭には水盤があり、その三角形の形は、後方の山をイメージしたとも言われています。
水は地下深くの水脈から汲み上げているそう。 -
オフィスの屋根も山の形ですね。
on and of nature とのことですが、存在感がすごい。 -
低く抑えられ横に広がる外観はof natureでしょうか。
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振り返ると、荒凉とした風景が広がり、遠くに山並が見渡せます。
よくぞこの地を選びました。 -
ガーデンルーム入口
こちらもコンパクトで暗い前室を経て -
のびのびした明るい空間が現れます。
普段はライトファミリーのリビングルームとして、また人を招きパーティルームとしても使用されました。
何かの目的のための閉ざされた場所(box)の概念を取り払い、ハーモニアスペースとしてそれぞれのスペースがゆるやかなつながりを持っています。 -
大きな開口部からは、夕方の暮れなずむ素晴らしい空の色が望めるそうです。
もともとはガラスは入ってなく、屋根のキャンバスもオープンでき、自然と一体になれます。 -
ライトデザインのタリアセンウェストチェア。
別名ORIGAMI Chair。
座ってみました!包み込まれ心地よいです! -
奥には暖炉を囲むスペース
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外とのつながり感が良い
サボテンも可愛い!自然に生えてくるそうで、アリゾナでは伐採禁止だそう。 -
建物同士をつなぐスペースも変化に富んでいます。
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ペンタゴン(五角形)の水盤の中庭
壁の石の出方がリズム感あります。外壁なので強めの色の石なのかな。施工は、型枠内にバランスを見ながら石をワイヤーで吊り下げ、コンクリを流し込み固めているそう。 -
鐘がニワトリに見える。
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ブリーズウェイ
その名の通り、爽やかな風が吹き抜けてました。 -
左手は製図室
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製図室入口ドアは赤色
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宇宙との交信?
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朱色のドアの先には
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なんだか変わったスペースが出現。
回廊は壁天井が全部斜めですが、奥行きを感じさせ、奥に誘っています。 -
キャバレー
人々が集まり、夕食、プレゼン、映画鑑賞などに使われたスペース。
扇形の階段状の平面で、後ろの席まで声が届きやすく、知的&娯楽活動に必要不可欠な場所。 -
家具や照明も
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ドラゴン
伸び放題の木に埋もれてました。 -
約1時間半の見学を終えて入口に戻ってきました。いろいろ興味深くて半日は余裕で居れそうです。
傾斜屋根の半地下のスペースがスヴニールショップです。 -
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大型スーパーのセーフウェイに寄り、お水とビールとフルーツを調達。
その後1時間半ほどで、セドナの赤岩の大地が見えてきました! -
ウェストセドナにあるお宿に、今日から4泊します。
サウスウェスト イン アット セドナ ホテル
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お部屋に暖炉付。
標高1400mのセドナは、夜は少し冷えるので、ありがたい!心も身体も温まります! -
バスタブ付。熱いお湯がしっかり出ました。
スリッパや歯ブラシはないので、持参をオススメします。 -
チェックインの後、ロコさんが近場のサンセットスポットへ連れて行ってくださいました。
夕ご飯はホテルのお部屋で、羽田空港のセブンで買ったおにぎりと日本から持参したインスタント豚汁。
今日は一日長かったです。お疲れ様でした。
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旅行記グループ
2024年 アリゾナ&カリフォルニア旅
この旅行記へのコメント (2)
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- ma-yuさん 2024/05/19 11:04:38
- フェニックス
- みつさん
こんにちは!
またまたアメリカですね!前回は東海岸から今回は西海岸へ、それも
アンテロープキャニオンで憧れです。
それにアリゾナ ビルトモア ホテルもライト様式が残り柱のデザインや
2階吹抜け付近の装飾等歴史とモダンを感じて素適ですね。
それにしても円安と物価高は手強いですね!他のフォロワーさんのアメリカやハワイの旅行記を拝見しても皆さん苦戦中です(汗
でも気にしたら行けませんよね(^^♪
アリゾナのサボテンや風景を拝見しても乾燥しているのがわかりますよ。
でも日本では見られないですよね。
セルフガイドオーディオツアーに申し込み、イイですね(*^^)
ライト建築は世界的に著名な建築家なんですね。旧帝国ホテルも
建築され驚きです。
近代建築を楽しませて頂きました。
宿泊のホテルのお部屋も広く、暖炉付でイイですね(・∀・)イイ!!
アンテロープキャニオンの地表や岩壁の景観も楽しみです。
ma-yu
- みつさん からの返信 2024/05/19 15:47:07
- Re: フェニックス
- ma-yuさま
コメントありがとうございます。みつです。
アメリカが大好き~という訳ではないのですが、昨年のニューヨークに続いて、今度は西海岸方面となりました。今回の旅は、3月半ばに友達とやっぱり行ってみる?と相談し、たまたまアメリカン航空でチケットを見つけたのが始まりです。
現地では車がないと何もできないので、いろんなツアーにて、現地在住の方々にとてもお世話になりながらの旅となりました。
2024年は旧帝国ホテル建設100周年で、展覧会開催や本が出版されています。現在も使われているライト関連の施設を見学して、もう少し深めたいなと思ったのが、今回のブログです。
‥お金のことは‥聞かないでください~汗汗
旅行中に160円の大台にのる悲劇の円安にて、請求額が大変なことになってますが、経験はプライスレスということで、高かったけど行ってよかったよねと友達と話しているところです。
続編は思い出しながらのんびり書いているので、気長にお待ちいただければ幸いです。
みつ
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