2024/04/09 - 2024/04/09
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khlalaさん
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大江町と言えば鬼。酒呑童子の伝説が残る地は全国に数か所あるようですが、大江山にも酒呑童子の伝説があります。それで街中には鬼のオブジェが立っているし、鬼のお土産が多いし、鬼博物館など鬼で有名。
ですが、今回は鬼は置いておいて…!大江町の観光名所トップを飾る元伊勢神社を巡りました。同じ京都府ですが宮津の元伊勢籠神社(このじんじゃ)とはまた別です。
まずは外宮の豊受大神社です。社務所と駐車場は道沿いで入り易いです。その日は雨でしたが、内宮や天岩戸神社まで行けなくても最低ここなら参拝できると思って出発しました。神社自体は階段の上でしたが。階段上り初めで若干小降りになりましたが、傘を差しながら参拝。ただお天気雨の社もなかなか雰囲気がありました。
「多賀宮」は豊受大神の荒御魂を、「土宮」は土地の神 (特に宮域を水害からまもる)、「風宮」は風雨を司る神との事。月宮は…やはり月読命?末社には各地の色々な社が集まっています。
外宮にも龍燈の杉がありました、こちら樹齢1500年との事。面白いのは、龍登の桧と対になっている事。読みは同じく「りゅうとう」なのでしょうか。
時間もお昼時で、また雨が強まって来たのでどこか店に入って先に食事をする事にしました。入ったのはイタリアンレストラン&ウェディングOZ。これから内宮に進むので、市街地に戻らず敢えて山間の方面で選びました。のどかな里山の中にある結婚式場併設のレストランで、メニューはコースのみです。
記念日などで気合を入れて来たわけではないので普通のランチとして選べるメインパスタの2600円コースに。こちらが最安で、メインがお肉お魚になったり(パスタに加え!)、お肉が牛になったりと上のコースがたくさんあります。ボリュームもさることながらコースが上がると普通に2時間以上かかります。
結局パスタメインコースでも私はお腹いっぱい、美味しくて大満足でした。一緒にいた友人は量的に8~9分目くらいだったようですが。味は優しく、素材の本来の味を楽しむという感じです。濃い味付けが好きな方は、違う感想を持たれるかもしれません。
さて雨足が遠のいたところでいざ内宮皇大神社へ。駐車場から、皇大神社へ行く道、天岩戸神社へ行く道は別々に分かれています。私達は階段と少々山歩きをして、皇大神社の境内に入ります。
雨がやみちょうどお屋根の辺りにやや陽が差して神々しいです、写真では分かりませんが!!( ;∀;)
本殿は伊勢神宮と同じ神明造。…と言うかこちらは伊勢に移られる前の滞在場所だったわけですから、伊勢神宮が元伊勢と同じ建築構造、と言うべきでしょうか? 茅葺屋根で珍しいのが見どころです。
拝殿両脇に2つの宮、そしてたくさんの末社・小宮が周りを囲んでいます。そして樹齢2000年と言われる龍燈の杉。天照皇大神に神灯を捧げる龍神の姿だそうです。
そこから奥に天岩戸神社に続く道が続きます。途中で日室ヶ岳の遙拝所があり、古代の神事を彷彿とさせます…。伊勢の夫婦岩の間から昇った太陽が、日室ヶ岳の山頂に沈むという…。このお山自体が一願成就の神様らしいですが…何か1つだけ、本当にその願いが叶うとしたら、とても真剣に考えないといけない気がして、今回願掛けはしませんでした。
そこから天岩戸神社に下って行きます。山肌が崩れている部分があってやや不安も覚えながら^^;
前日からの雨でこちら洪水になっていました。普段はこの河原から神社の建っている岩に上って参拝するのですね。河原に下りる手前に、今日のような時の為の遙拝所があり、そこから何とか神社が正面に見えます。
朝は雨でどうなる事かと思いましたが、三社無事回れて良かったです!天岩戸は近づけませんでしたが、こんな急流の中に佇む姿も特別です。
ここから駐車場に戻りますが800mくらいの道のり。4月初旬、この辺りの山桜はすでに終わったようで、桜の花びらがところどころ道に散っていました。こちらの道も通常なら自然トレイルがあるようですが、川まで下りる所が崩れたりしていました…(;’∀’)
帰りに大江駅に立ち寄り。ここ一体に町役場(福知山市役所の大江支所)や商工会議所も集まっているようです。あらゆる鬼オブジェが素晴らしいです。鬼の町として貫いてる感があります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まず元伊勢外宮、豊受大神社の駐車場に着きます。
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駐車場、社務所は大通り(府道9号線)からすぐだけど、本殿は小山の上でした。
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樹皮付きの木で作られた黒木鳥居、日本最古の鳥居形式。
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手水舎です。境内の参拝の仕方はこちら。(実際は参拝順路はすっぽり頭から抜けていました…。)
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雨でも来ました~お天気雨の中の外宮 。写真では伝わりませんが何だか煌々とした感じが素敵でした。
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神楽殿は閉まっています…。
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向かって右が土宮 (おおつちのみおやのかみ)、左が多賀宮 (豊受大神の荒御魂)がお祀りされています。
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お神酒のお供えが。
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このような場所は右から、と思っていて、土宮→多賀宮までは良かったものの、そのまま右回りに回れば良いのに逆回りで末社参拝TT
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風宮 (しなつひこのみこと… イザナギノミコトの息からうまれる)
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本殿の裏側に龍燈の杉と龍登の桧!
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龍燈の杉、節分の丑三つ時に龍神が天照大神に燈火を献ずる、との言い伝え。
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龍登の桧、確かにうねりながら龍が天にのぼるようです!
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月宮…つくよみのみこと?
とても優しい雰囲気のお宮でした… 反対周りですみませんTT -
ここ!出雲から富士山へご来光が横切るレイラインだそうです!
五芒星結界の頂点の1つ。何にも感じなかったけど!w -
ちょっとだけ小高い位置にあるのですね。参拝を終え石段を下ります。
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社務所は閉まってました、雨だから?
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また雨が降り出し時間的にも先にお昼にしようとレストランへ。イタリアンレストランOZ、市街地からやや離れていますがこの青地に黄文字のOZのサインが至る所に立っており、それに沿って進んで行けます。(もちろんナビでも)
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辺りはこのような里山!
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手前が披露宴会場のようで、写真に写っていませんがチャペルもあります。レストランは一番奥の建物。
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もっと暖かくなれば春の花が可愛く咲くのだろうな、と。
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レストランの建物の中。ウェディングの為のお部屋など (控室とか) があるようです。
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レストラン内。
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4月初旬と言えまだ寒かった時期。この日は更に雨でしたし。1席1枚ずつひざ掛けの用意が。
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コースはまずスープから。
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自家製ゆず茶を別途注文。
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なんて可愛いオードブルでしょう!
この後ハーブパンが出ました。1つはローズマリーと一緒に焼かれたパン。バターなどは付いて来ません! -
メインのパスタは茄子・小松菜・ホタルイカのトマトソーススパゲッティを選びました。そのほかのオプションは春キャベツ・原木シイタケのクリームソースリングイネか、ブロッコリー・えんどう豆・小エビの豆クリームソースリゾットでした。
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なんて可愛いデザート達!パンナコッタ、ムース、プリン、シフォンケーキ…。凄い贅沢プレート。
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ジャム売ってるそうで。果物は自家製もあるようですが、近隣農家さんからの仕入れもあるとか。
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近くで棚田を見る事ができます!
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毛原(けわら)の棚田ってGoogle Mapで一応観光スポットっぽく出てました。
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ブルーベリーファームきぬがわ、もGoogle Mapに出ていて見つけたのですが、
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まだ時期的にオープンしていないとの事。
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内宮を目指して南下します。
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京都丹後鉄道の内宮駅。
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元伊勢観光センターも内宮のそばにあるんですね。鬼さん立ってます。
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内宮の駐車場に入ります。
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ここから300m、のぼるようです。
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皇大神社 一の鳥居が見えます。
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この先から山ですw
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鳥居の先にこちらがあるのですが、皇大神社とは別の団体のようです。立札は難しくて意味不明...。
内宮皇大神社の社務所はここではなく、もっと上にあります~、という意味で、写真載せておきます。 -
このような参道を上って行きます。
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隣、急斜面の下は渓流が流れていて、山道と言うか林道と言うか。
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頂上が見えて来ました!
中央に見えている神木は麻呂子杉と言って、聖徳太子の弟?の麻呂子親王が手植えされたものだと…! -
境内に入る手前に厄除け神社あり。しかし厄神明王や八幡さんとかではなく。くしいわまどのかみ=とよいわまどのかみ をお祀りする御門神社のようです。天岩戸をお守りする神様なので当然災厄を退けられるのでしょう。
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御門神社の横にカネの鳴る石とやらが。小岩で打つと金属音がします。なぜここにセットで置かれているのか…?祈りながら石を打って厄払いする、との事ですが…。
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陽が差して来たのが嬉しい。
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手水舎です。
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境内に入ります!向こうに見えるのが社務所です。
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辿り着きました、太陽がのぞいている間に参拝!
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黒木鳥居です。
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皇大神社拝殿。
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その向かって右が、あめのたぢからおのみこと をお祀りする天手力雄神社。天照皇大神を天岩戸から引き出された神様ですって。
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左が、たくはたちぢひめのみこと をお祀りする栲機千々姫神社。天照皇大神の孫のににぎのみこと の母神…という事はつまり?(*_*)?
とりあえず機織とか安産とかの神様だそうです。 -
本殿そばにはしっかり龍燈の杉が。過去、枯死寸前になった事もあるようですが、樹勢回復の為の施術によって現在は若木が育っているそうです。
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こちらが本殿。茅葺屋根の神明造。
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末社?小宮?がずーっとたくさん…
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苔庭のほうまで続いています。
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苔庭。
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境内の外に道しるべが。天岩戸神社と日室ヶ岳遙拝所は同じ方向にあるようです。
まず日室ヶ岳遙拝所まで200m、天岩戸神社までは500m。 -
日室ヶ岳と遙拝所!! 独特の雰囲気でネットで見た時から気になっていました。
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神聖な気持ちでしばし拝見。
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坂道を下って行きます。
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明らかに、何か崩れて…(汗)
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これ道あってるのかな?という若干の不安と共に歩き続けます。
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何か立札見えた!
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天岩戸神社へは、更に下るようです。
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石段を下って行きます。流れが近いです。
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この鳥居を超えて、更に下ります。
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凄い急な階段~~!! 本来なら、この階段から降り立った河原を歩いて神社へ辿り着くようです。
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急流の先にチラッと見えてる、あの祠!あれです!
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前日も雨だったので…。増水していなければ、せせらぎ程度の流れの河原を歩けたのだろう、と。
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鳥居から階段を下りるまでに、この天岩戸神社の遙拝所があり、そこから祠が正面に見えるようになっています。
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今日は、ここから拝します。
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帰り道。駐車場に向かいます。内宮への山を上らず駐車場に向かう道が続いています。
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結構遠い感じ…。軽い運動には良いですね、のんびり散歩とか。
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眼下には、川沿いを歩ける道もあるようです。
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駐車場に着きました!立札によるとここまで5分…だったのか?
…無事戻って来て、参拝に水を差すようではありますが、熊情報も一応事前に確認されると良いでしょう…、山なので;; -
帰り道に寄りました。「WELCOME 大江町」の看板が大きく目立つ大江駅 (京都丹後鉄道) の入り口…というか駅の他に
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商工会、町役場 (福知山市なので市の大江支所)、大江線のバス停など集まっています。
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「鬼の回廊」?の中はこんな感じ。中にも外にも、子供が学校で作ったのかな?という鬼の面みたいなオブジェが飾られています。廊下には手形。
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回廊、駅、大江支所をつなぐ中庭。
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ちなみにこちらが京都丹後鉄道、大江駅。
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電車が来ました!「丹鉄」って書いてあります^^
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回廊の隣にはまた鬼瓦のオブジェ、鑑賞物!! 四方に様々な鬼瓦をしつらえた柱達が並んでいます。
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素晴らしい鬼瓦です…!
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鬼尽くしです!この町としての一貫性が素晴らしいな、と。しかも芸術的。
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