2024/04/02 - 2024/04/23
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シニアトラベラーさん
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4月のイタリア、現地20泊の自由旅行です。
航空会社はエディハド航空で、アブダビ乗り換えでした。
ローマ着が朝早かったので、その日のうちにミラノ乗り換えでコモ湖へ。コモで4泊してベネチアへ。ベネチアで5泊して、フィレンツェ3泊、バーリ1泊、アルベロベッロ2泊、ローマ5泊で帰国の予定でした。
ところがフィレンツェで腹痛に襲われ、旅行を続けるのが無理と判断して、保険会社に連絡、病院を紹介してもらったところ、尿管結石との診断で、急遽入院・手術となりました。
このためバーリ、アルベロベッロはあきらめ、フィレンツェで3延泊して入院し、その後はローマに出て5泊して帰国ということになりました。
なお、表紙の写真はコモ湖に面したヴァレンナという街です。
ということで、旅行期間は長いですが、その割に観光はしていません。でも、まあ、外国で入院という経験は出来ましたね。何かの参考になれば幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イタリア上空で見た美しい朝焼け。
エディハド航空でのアブダビ乗り換えは初めてでしたが、とても分かりやすく、簡単でした。セキュリティチエックはありますが、ゲートは多く、そんなに並びませんでした。出発ゲートも簡単だし。ドバイ乗り換えよりも、使いやすかったです。
乗り継ぎ時間は、1時間あれば十分だと思いますが、まあ、遅れるときもありますから、ある程度時間に余裕は欲しいですね。ちなみにアブダビからローマへは、ガザでの戦争のためか、ちょっと遠回りなカイロ上空を飛び、20分ほど余計にかかりました。 -
ローマへは朝早く着いて、CIMを購入してから、レオナルドエクスプレスでローマ・テルミニ駅へ出ました。自動販売機で切符を購入しましたが、カード専用機と、現金も使える機械があり、画面での選択も迷うことが多く、あまりお勧めしません。有人の窓口もあり、並んではいますが、結構早いので、そちらで購入するほうがいいと思います。
ローマ・テルミニ駅から、ミラノへはトレニタリアの特急フレッチャロッサを利用しました。切符はネットで、トレニタリアのホームページから購入しました。早い時期に買っておくと安いようです。それをプリントして、乗車してから改札にQRコードを提示しました。スマホ画面でもいいようですが、紙が安心ですね。
写真は美しさで評判の高いミラノ中央駅です。 -
コモ湖の湖畔です。この近くから、コモ湖を巡る遊覧船が出ます。
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コモの街並みです。きれいで趣のある街並みが続きます。観光する範囲は広くはありません。のんびり見て回れます。
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コモ市街の中心のドゥオーモ、教会堂です。前が広場になっていて、カフェもあります。
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ドゥオーモの正面のファサードです。
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ドゥオーモの中。なかなかに立派ですね。
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ドゥオーモの中です。
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遊覧船に乗って、湖畔にあるベラッジオとヴァレンナに行きました。人気のあるコースで、売り場は相当並んで、大混雑です。船はそこそこ大きいので、乗れないことはないんじゃないでしょうか。まあ、観光シーズンは分かりませんけど。
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途中、コモ湖畔のいろんな街によるので、時間がかかります。9:15分発の船で、ベラッジオに着いたのは11:50分(2:35分かかった)でした。ベラッジオは逆Yの字型をしたコモ湖の中央にあって、交通の要衝です。ベラッジオで船を乗り換えます。ベラッジオからヴァレンナへは、しょっちゅうフェリーが出ています。コモからベラッジオ行の船は、少ないです。
なお、コモからベラッジオへはバスでも行けます。港の北にあるバスターミナルから乗れて、早いし、ずっと安いです。地元の人はバスを使うのでしょうね。でも、やっぱり船の旅は格別です。
写真の遠くに見えるのは、スイスアルプスです。コモ湖はイタリアとスイスとの国境近くにあって、スイスアルプスの美しい山並みが、湖越しに見えます。 -
ヴァレンナの港です。小さな街ですが、観光客で混雑しています。
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ヴァレンナは湖沿いに遊歩道があります。恋人たちの遊歩道を言うのかな?
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とてもムードのある遊歩道で、歩道沿いにお土産物屋や、カフェが点在しています。
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遊歩道の一部。
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狭い道がずっと続いています。先の方に行くと、人気も減ってきます。
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湖沿いの遊歩道の上には、車の通る道があり、あちこちで階段でつながっています。
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遊歩道沿いのラベンダーを売る商店。飾り付けがきれいですね。
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遊歩道を突き当りまで歩き、階段を登って車道に出て、ちょっと行くとホテルロイヤルビクトリアから、湖沿いのガーデンに入れます。有料ですが、とても美しいところなので、ぜひお勧めします。
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ガーデンの遊歩道。良く整備されていて、藤の花がきれいでした。もう少し経つと、バラがきれいなようです。
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遊歩道の先に、広いガーデンがあります。ここまで来る人は少ないようですね。
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湖沿いの遊歩道。
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ガーデンです。
なお、ヴァレンナは非常に美しい街で、コモに行くことがあれば、ぜひ行って欲しいです。コモに行って、ヴァレンナを見なければ、何のためにコモまで行ったのか分かりません。ぜひ、湖沿いの遊歩道を歩いてみてください。 -
これは、帰りに立ち寄ったベラッジオ。ラスベガスにあるホテルベラッジオが名前をもらった街ですね。コモ湖の真珠と呼ばれる美しい街、と紹介されていますが、いまいちです。コモ湖の交通の要衝で、通過する人でにぎわっています。ゆっくりするより、ちょとがさついた街です。湖沿いの道と、上の商店が並んだ道があって、間はかなり高低差のある階段で結ばれています。人も多いし、歩きにくいですね。時間調節するだけにして、ゆっくり過ごすのは、別の街にした方がいいと思いますね。
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コモの街の外れにケーブルカーがあって、山の上に登れます。山の上には街があって、教会もあるし、カフェもあるし、普通の街です。変わってますよね。あんまり見晴らしのいい場所はなくて、ケーブルカーの駅のすぐ下が一番見晴らしがいいと思います。私は朝行ったので、空いてましたが、帰りは昼過ぎで、乗り場は長蛇の列でした。土曜日だったせいもあると思いますけど。結構人気ですね。
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ベネチアにやってきました。ミラノからはフレッチャロッサで2時間半で着きました。
サンマルコ寺院です。とても手の込んだ建築で、ベネチアの繁栄と財力を感じます。ベネチアが最盛期には世界の中心だったんだろうな、と思いました。 -
対岸にあるサルーテ教会のクーポラが美しいですね。
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ドゥカーレ宮殿の裏にある溜息橋。監獄につながっているので、この名前があるそうです。
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あちこちにゴンドラ乗り場があり、水路を観光しています。
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ベネチアンガラスで有名なムラーノ島。明るくのんびりした街で、狭く建て込んだベネチア本島からくると、ほっとしますね。水上バスで30分ほどと近いので、ぜひお勧めします。たまたまガイド付きの日本人旅行者と一緒の船だったので、ついていったらガラス工場を見学できました。もともと見学は無料のようです。
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ムラーノ島。ガラス細工の店が並んでいます。荷物になるので、小さな飾りものを買っただけですが、家で見ると、本当に光を集めて輝いていて、普通のガラスとは違いますね。もう少し買えばよかったです。他では中国製などもあるようですが、ここでは本物だけ。気分転換にもなるし、行ってよかったと思いました。
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ベネチア本島に戻って、リアルト橋です。
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ベネチアはどこを撮っても絵になりますね。
ところで、行き方ですが、サンタルチア駅から宿まで、そう遠くないので歩きましたが、まあ、失敗でした。宿はサンマルコ広場からそんなに遠くないのですが。途中にいっぱい橋があって、橋を渡るには階段を上り下りします。そんなに高いわけではないんですが、スーツケースを持って上り下りするのは大変です。
道は狭く、観光客でいっぱいなので、歩きにくいし。
ちょっと面倒ですが、水上バスの切符を買って、宿の近くまで利用するのがいいと思います。その時、なるべく橋を通る回数を減らすように、ルートを考えるのがいいですね。帰りは、そのように考えたら、だいぶ楽でした。水上タクシーを利用する方法もありますが、かなり高額になります。 -
サンマルコ寺院の中です。入館料は3?と激安ですが、奥のパラドーロなどは別料金です。でも、安いですね。ただ、混むので並びます。セキュリティだけなので、進みは早いですけど。朝一で行きました。
中は素晴らしく豪華ですね。 -
サンマルコ寺院の中です。
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聖マルコの遺体のあるパラドーロの裏側の飾り壁。宝石がいっぱいついている。すごい。
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サンマルコ寺院。
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サンマルコ寺院は上のテラスに出られて、サンマルコ広場が一望できます。
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ベネチアの夜景ですね。
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これはドゥカーレ宮殿の中です。入るのに並びますが、サンマルコ寺院から比べると、ちょっと見劣りがしますね。その有名な階段の天井画です。
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宮殿は広く、多くの天井画などで飾られています。ベネチアは王政ではなく、貴族が集まって統治したので、集まるための広間などがあります。
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二階の大評議の間から、左ではなく、右の狭い通路を通ると、絵画が展示してある部屋を通ります。そこにボッスの絵がありました。スペインのプラド美術館にある天国と地獄の絵が有名ですが、その地獄の部分とそん色ない、素晴らしいものでした。
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プラドでは人込みもあり、よく見れませんが、ここは人もあまりいないし、近くで見れるので、ボッスが好きなひとには穴場ですね。
でも、ちょっと残酷な描写もあるので、好まない人は見ないでください。 -
ボッスの絵。拡大図。
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ボッスの絵。拡大図。
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ベネチアのゴンドラに乗ってみました。値段は30分で90?と決まっています。乗合方式のものもあるようですが、一艘貸し切りにしました。
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ゴンドラ乗り場はリアルト橋のたもとにいっぱい船が止まっていますが、街の奥のあちこちにもあります。リアルト橋だと大運河を通って、リアルト橋の下も通るようです。大運河は水上バスでも通るので、狭い水路を通る、裏町が見えるゴンドラにしました。
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水路に面した入口があったり、裏街は楽しいです。
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小さなゴンドラ乗り場。ちょっと鼻歌も歌ってくれて、良かったです。
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サンマルコ広場にある鐘楼から見たマジョーレ教会。
鐘楼はエレベーターで昇れますが、あんまり人数が乗れないし、鐘楼の上も混んでいるので、並ぶと思います。夕方など、空いた時間に行くといいと思います。見晴らしはいいですね。 -
鐘楼から見たサルーテ教会。
なお、ベネチアは島ですが、地図で見ると外洋との間に長い砂洲があって、その内海にあります。砂洲の間にはいくつかの狭い水路しかありません。なので、昔、ベネチアを艦隊で攻めようとしても、その狭い水路を通らざるを得ませんから、攻略は非常に困難でしょうね。まあ、守るほうは、狭い水路を通さなければいいので、とても楽でしょう。
もちろん砂洲に上陸することはできるでしょうが、上陸したところで、ベネチアまでは内海を船で渡る必要がありますから、あんまり意味がありません。
そういった地理的条件によって、ベネチアはアドリア海だけでなく、地中海全域を支配して、覇権を握り、莫大な富を得たのでしょう。
鐘楼に登ると、ベネチアの外海を見渡せます。敵の動きを見るのには最適でしょうね。
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