2024春　ときめき鹿児島旅　２日目

2024/03/16 - 2024/03/18

温かくなった３月。親子３世代で鹿児島へ出かけました。
今回の目的は美味しいものを食べること。

２日目
城山ホテル鹿児島　Maizon de Faveur
野鶴亭

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

鹿児島２日目は、知覧へ。
鹿児島市内から車で40分くらい、南へ下ります。これがかなり山道だった。。
この日は雨、車が少なく道も分からず、ナビを頼りに進んでようやく到着。

知覧特攻平和会館 美術館・博物館

会館へ向かう道中、石原慎太郎氏の碑がありました。
「短い青春」
平和会館内で、この言葉を、何度も思い知らされます。

朝１０時くらい。人が少ないだろうなと思って入館すると、けっこう人がいらっしゃいました。

海から引き揚げた特攻機。

館内には、遺書や写真がたくさん展示されています。
新聞記者による写真はどれも少年たちの笑顔が写っています。
特攻隊の中には、大勢の子どもたちが憧れた少年飛行隊の青年がたくさんいたそうです。まさか特攻隊員になってしまうとは。
飛び立つ数日前に本人に知らされて、数日で死を覚悟せざるを得ない状況だったようです。
特攻隊は基本的に遺体が回収されません。なので、本人直筆のお手紙や遺品が家族のもとに届いたときには既に任務全うしている。
若いから、というだけでなく、お国のために散っていかなければならなかった人生を思うと、こみ上げるものがありました。
ぜひみなさんに訪れてほしい場所です。

出発が決まったら、そのメンバーは三角兵舎とよばれる建物にうつります。
屋根の上に木をかぶせて、敵から見つからないように山の中に点在して建てられていたそう。

平和を願う気持ちはみんな一緒。
家族旅行できる幸せをかみしめながら、知覧を後にしました。
鹿児島市内の城山ホテル鹿児島へ向かうも、大渋滞。
やっと渋滞を抜けてお目当てのレストランに行くと、満席。予約も受け付けず。
ホテル内にはたくさんレストランがありますが、どこも満席。
仕方なく、ホテルのベーカリーでパンを買って食べました。。。
Maizon de Faveur
可もなく不可もなく。レストランでしっかり食べる！つもりだっただけに、せっかくのパンも味気ないものになってしまいました。

気を取り直して、本日のお宿に向かいます。
霧島温泉郷の野鶴亭（やかくてい）。
道中ずっと雨。この写真は翌日に撮ったもの。

数寄の宿　野鶴亭 宿・ホテル

素敵な入口。。ですが、当日はどしゃぶりで、景色を見る余裕もなく、急いで館内へ。（こちらも翌朝撮影）

野鶴亭に１５時チェックインにちょうど良いお時間に到着しましたが、チェックインが立て込んでいたようで、お出迎えもなく、のんびりお茶請けをいただいて待つ私達。

お庭もきれいにお手入れされています。
館内あちらこちらのお庭はどこも素敵でした。

本日は、閑閑庵を予約しました。
ここのお宿はお部屋指定で予約をします。
…残っているのがここしかなかったのですが、結果素敵なお部屋で大喜び。

旅館名「野鶴亭やかくてい」は、野生の鶴のようにゆっくり身体を休めてください、という意味を込められているとか。
畳も鶴でした。

露天風呂！！！
大興奮して写真を撮っていたら、「内風呂が素敵なのでぜひそちらにお入りください」とご案内いただきました。

２４時間かけ流し檜風呂。
とっても熱い、けれど慣れてちょうどよくなる。
最高のお風呂でした。
いつでも温泉に入れるのは最高の贅沢ですね。

お部屋のお茶請けは、丸十「生」サブレ。
大好きです。しっとりしていて美味しい。
お土産に買いました。

お昼ご飯がパンだったので、おなかペコペコ。
お食事を早めにスタートしていただきました。
２皿目で出てきた、太刀魚の握り、これが最高に美味しかったです。
付け醤油はなし、さっと塗ってあるお醤油少量でいただきます。
太刀魚は身近な食材ですが、こんなにふっくらした＆握りは初めてで衝撃を受けました。

春を感じる食材が随所に使われています。
ホタテ、アワビ、木の芽の椀。

次々と美味しいものが出てきます。
メインはやはりこちら、自家牧場の鹿児島黒牛。

厚切り牛肉をしゃぶしゃぶでいただきます。
お肉もお出汁も美味しい。

八寸としていろいろ出てきました。
お味も、見た目も美味しいものが続々。

飛魚ご飯。
焼いた飛び魚で炊いたご飯に、大葉と梅を後乗せ。
おなか一杯なのに、おいしくてたくさん食べてしまいました。

デザートもきっちりいただいて、賞味２時間半の夕食が終了しました。

食後はのんびり。
夜もお風呂に入って、おやすみなさい。