バンコク＆マカオ女子旅8days No.4 マカオ後半はシェラトングランドマカオステイ バスでコロアン＆LRTに乗ってコタイからマカオ半島へ

2024/03/19 - 2024/03/26

コロナ前にチェンマイ＆バンコクに行ってから早4年。バンコク行きたい病なのに、なかなか納得できるAIRが取れない。
UA特典でKIX～BKKの片道は予約できたけど、春休みのため復路に空席が出ない。それなら香港に寄ってしまおうと計画した今回の旅。
バンコク～香港はカタール航空のマイルでキャセイを予約。
香港～KIXのAIRが決まらない間にホテル検索していて香港は高いし何回も訪れてるしなぁ。香港からマカオの直行バス片道無料キャンペーンもやっていることだし、今回は香港をスルーして初めてのマカオだけ寄ろう！そして、香港からの復路は初めての香港エクスプレスにしてみました。

AIR
KIX～バンコク　TG便　UAで＠22,000マイル＋4,320円
バンコク～香港　CX便　カタール航空で＠9,000Avios＋3,170円
香港～KIX　　　UO便　トリップドットコムで＠21,340円　
　　　　　　　　　　　預け入れ荷物20キロ　6,500円

HOTEL（1室2名分）
アサイバンコクチャイナタウン　1泊　1,620円（ポイント使用後）
マリオットバンコクスリウォン　2泊　58,220円
イビスバンコクスクンビット24　1泊　7,920円
ホテルカラヴェル　　　　　　　1泊　10,830円（ポイント使用後）
シェラトングランドマカオ　　　2泊　30,570円
合計　1人あたり84,400円

レート
バンコク　１THB＝4.29円（銀行両替）
　　　　　１THB＝4.20円（IDARE）
マカオ　　１パタカ＝18.46円（IDARE）

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: 香港エクスプレス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

マカオ半島から路線バスでコタイ地区のロンドナー前に到着。
ロンドナーは2021年に開業、ヴェネチアン、パリジャンに続く複合型リゾートです。

ロンドナー・マカオ 観光名所

シェラトングランドマカオは約4000室の客室があるマカオ最大のホテル。
2つのタワーからなります。
私が宿泊したタワーは手前のearth、奥はsky。

シェラトン グランド マカオ ホテル

英国をテーマにしたロンドナー。
日本の電話ボックスは激減してるけど、ロンドンはどうなんでしょ？
20年以上前に訪れたっきりなのでわからない。

あちこちで写真撮影。
マカオの観光客はほぼ中国人なので、撮影スポットの順番はなかなか回ってこない。

ここは撮影スポットとして人気で、いつも撮影待ちの人達が並んでいました。

こちらは、ロンドナーのロビー。
ホテルは全室75㎡以上のスイートだそう。
ホテルの最上部の2つの階にデビッド・ベッカムが手がけた14室のエグゼクティブスイートがあるとか。
2002年に開催されたワールドカップ日本大会で、ベッカムが淡路島のウエスティンホテルに宿泊していて大騒ぎだったなぁ。その頃よく泊まりに行っていたけど、今はニッコーホテルズになってしまった。

ロンドナーを通りながら、シェラトングランドマカオのフロントへ。
13時過ぎでしたが結構並んでいました。

マリオットボンヴォイのエリートメンバー（ゴールド以上）はその奥にある専用フロントでチェックイン手続きができます。知らないとさっきのところに並んじゃいますよね。

ツインルームは42㎡と十分な広さ。

2012年開業みたいですが、家具のテイストとかもう少し経ってる感じがする。
2泊する時はお部屋の清掃はお断りしているので、ミネラルウォーターのボトルが6本置いてあり嬉しい。

ベッドの寝心地も◎でした。

バスルームはシャワーブースもあり、空間の余裕あります。
シャワーブースの水栓が見たことない古めかしいタイプでしばらく悩みました。
体重計あり。帰国便がLCCの香港エクスプレスなので、最終日にスーツケースを計量しました。

窓から下階の屋外プールと、もう一つのタワーskyが見えます。
窓ガラスがかなり汚れていたのが残念ポイント。

ホテルからのギフトのフィナンシェ。賞味期限の記載がない。

お部屋でゆっくりしてから、クラブラウンジのカクテルタイムへ。
ラウンジのスタッフには大変お世話になりました。
翌日に香港エクスプレスの搭乗券（QRコード）を印刷するためホテルのPCを拝借したのですが、印刷できず相談したらスタッフ2人がかりで助けてくれました。

ものすごく広い！
宴会場3部屋分あります。
カクテルタイムと朝食は1部屋に集中して案内されていました。

数種類あるサラダがお野菜たっぷりで、かつ日替わり。

ホットミールも充実していて、カクテルタイムというより晩ごはんです。
写真にはありませんが、あさりのスープが美味しかった～。

ケーキは数種類。
カットフルーツが5種類ほど器に盛られていて綺麗。

大満足のカクテルタイムでした。
悲しいことに、隣席にやってきた中国人カップルがマナー悪すぎて…。
男性の足元はビーサン、2人とも大音量で動画鑑賞、大声で電話してるまでは我慢してましたが、音立てながらつまようじ使い始めたところで退散しました。
女性も慣れているのか注意する様子もなかったけど、イヤじゃないのかなぁ？

さて、ホテル周辺を散策します。

「シティオブドリームズ」
ザハ設計の「Morpheus」が圧倒的な存在感！
素人の建築好きなので翌日見に行きました。

シティ　オブ　ドリームズ　カジノ カジノ・ギャンブル

「MGMグランドマカオ」を通り過ぎて

MGM グランド マカオ カジノ カジノ・ギャンブル

やってきたのは、「ウィンパレス」

ウィン パレス ホテル

パフォーマンス・レイク、幻想的な世界観に引き込まれます。
噴水ショー好きとしては、毎日鑑賞しなくては！

マカオ半島のウィンマカオと違って、こちらは噴水の周りにゴンドラがあります。
ドラゴンをイメージしたというゴンドラは「ウィン・パレス」専用。
1台6人乗りでエアコン付き。快適な空中散歩がなんと”無料”というから驚き。開業当初は有料だったとか。
日曜日の夜なので大行列。明日乗ってみよっと。

噴水ショーの時間にゴンドラに乗れるとラッキーですね。

ウィンパレスから見たMGMグランド

奥にはグランドリスボアホテル
マカオ半島のリスボアよりリゾート感ありますね。

グランド リスボア ホテル ホテル

ウィンパレス
花が溢れる宮殿をイメージしたこちらのホテルは、館内いたるところに花が飾られています。
ロビーには花で作ったバルーン。
これ全部生花ですよ！！！信じられませんよねぇ。

ウィン パレス ホテル

この風車のオブジェだけで7万5000本以上の生花が使われているそう。贅沢の極みですねぇ。
館内のお花は毎朝専任スタッフによってお手入れされてるんですって。

帰りにゴンドラ乗り場を見てみたら大行列でした。

夜のロンドナーは華麗

パリジャンとヴェネチアン

ロンドナーとヴェネチアンを結ぶ歩道橋の途中に撮影スポットあり

ヴェネチアン・マカオにやってきました。

ザ ヴェネチアン マカオ ホテル

ヴェネツィア運河を模したもの。
25年ほど前にヴェネツィアを訪れましたが、ゴンドラタクシー（観光用ではない）の値段が高くてビックリした記憶が…円安の今、どうなっているのかしら？

夜遅かったので、ゴンドラは運航してなかった。

約10万㎡の広さを誇る巨大ショッピングモール。
マカオの高級ホテルにはエルメス、シャネル、ルイヴィトンなどのショップがあっちこっちにあります。
カジノで大儲けしたゲストがお買い物してるのだと思っていたら、それだけでなくカジノ資金を捻出するためにクレジットカードで買い物して、買った商品を換金するところがあるんだとか…。

「ロード・ストウズ・ベーカリー・ヴェネチアン店」
夜遅かったので並んでなかった。明日コロアン本店で買おうと思います。

7日目

クラブラウンジで朝ごはん
パンの種類は多くはなかった。

ヤクルトあり。
洋食＋中華が嬉しい。

朝のザ・パリジャン・マカオ

ザ パリジャン マカオ ホテル

路線バスでコロアン村へ。
予定ではパンダ館に寄るつもりだったのに、月曜定休日でした。

途中、高層住宅が密集するエリアも通って、バスは車窓が楽しい。

30分ほどでコロアン村に到着。
マカオ南端の海辺の村「コロアン・ヴィレッジ」はコロアン島の南にあります。

コロアネ村 散歩・街歩き

聖フランシスコ・ザビエル教会
アジアへのキリスト教布教に努めたフランシスコ・ザビエルを記念して建てられた教会。

聖フランシスコ ザビエル教会 寺院・教会

教会内も見学できます。

この色合い、素敵だなぁ。

「コロアン図書館」
こちらは20 世紀初頭に建てられた公立学校を現在は公立図書館として使われているそう。

十月初五馬路
バス停から海沿いに続く道。
アズレージョが映える。

石畳は海のモチーフ
対岸には中国の珠海市が見えます。

「譚公廟」
航海の安全を守る仏教寺院

譚公廟 (譚僊聖廟) 寺院・教会

村の中心部にはパステルカラーの建物が並びます。

カジノの喧騒から離れて、ゆったりした空気が流れている。

「ロード・ストウズ・ベーカリー本店」
マカオ2大エッグタルトの2軒目。
並んでいないのでサクッと購入。

ロード ストーズ ベーカリー (本店) パン屋

エッグタルト　11パタカ
イギリス人オーナーが研究を重ねたエッグタルト。
マーガレット・カフェ・ナタよりあっさりしているような？
こちらも何個でも食べられる。

「ロード・ストウズ・カフェ」
ベーカリーの裏にはカフェもあり。

ロード ストーズ カフェ カフェ

船人街
干物を売っているお店が数軒。

バスでロンドナーに戻ってランチタイム。
「添好運ロンドナー店」
リーズナブルに点心がいただける香港のミシュラン☆
バンコクのターミナル21店が閉店していたので、マカオで見つけて嬉しい～～～。
東京には3店舗あるのですね。関西にも出店して欲しいです。

入り口で順番待ちのチケットを発券

呼び出しもわかりやすい。

スマホでQRコードを読み込んでオーダーします。

添好運といえば、Baked BBQ Pork Buns（チャーシューメロンパン）。
サクサクの生地の中にチャーシュー餡が入った添好運の看板メニュー。

蓮の葉ちまき

大好きな咸水角（ハムスイコー）
豚肉と干しエビの揚げ餅は、香港より癖のある味付け。でも、モチモチしてて美味しい。

添好運は150パタカ以上でクレカ利用可

ロンドナーにはブランドショップが沢山ありますが、レストランも充実していますね。

円形の歩道をお散歩。
こちらは高級マンション。
大半の住戸から毎日コタイ地区の煌びやかな夜景が見られると思うと分譲価格が気になるところ。

円形の歩道は屋根もあるし、歩くだけで楽しい。

「Morpheus（モーフィアス）」
伝説の女性建築家、2016年に急逝したザハ・ハディド氏のデザインはSF映画の世界。

シティ オブ ドリームズ - モーフィアス ホテル

目の前にはマカオ科技大学があります。
ザハ建築を眺められる大学なんて羨ましい。

ガラスと鉄骨で作られた有機的な曲線に目が釘付けになる。

せっかくなので、ロビーだけ見学に。

ロビーの天井の高さは35メートル

ホテル内にはAlain Ducasse（アラン・デュカス）】のダイニングが2つ。
こちらは、ロビーにあるピエール・エルメのカフェです。

さてと、LRTに乗りに行きます。
マカオ初となる本格的な軌道系大量輸送機関として、2019年12月にマカオLRT（Light Rapid Transit）タイパ線が開業。
現在はタイパのフェリーターミナルからマカオ空港～マカオ半島のBARRA駅まで延伸しています。
まずは、ホテル近くのコタイ・イースト駅から乗車。

1乗車目は8駅のLRTの旅。
もちろんマカオパス使えます。

車両は2両しかないのに、車内はガラガラ。

おかげで、先頭席に座ることができました～。

お、対向車とすれ違い。
可愛い顔してますね。

トンネルに入る前にマカオ半島にあるマカオタワーが見えました。
途中あった競馬場は今年の4/1で営業終了。経営不振で40年の歴史に幕を閉じたそうです。

終点のBARRA駅に到着。
せっかくなので、屋上庭園に行ってみよう。

対岸にある珠海市の高層ビル群が見渡せます。駅周辺は特に見るものはない感じなので、LRTに乗ってタイパ地区へ戻ります。

タイパ地区を散策します。

「タイパ・コロアネ歴史博物館」
前の通りは工事中。

タイパ コロアネ歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ポークチョップバーガーの有名店

官也街
ここだけ混雑してました。

官也街 散歩・街歩き

「ロード・ストウズ・ベーカリー」
こちらは20人ほど並んでいた。

官也街から駅に戻る途中、パステルカラーの外壁の住宅が何棟も続いてました。

LRTを挟んで反対側はギャラクシーマカオ。
金色と白が基調の大型リゾート。

ギャラクシー マカオ ホテル

LRT駅から歩道を渡るとギャラクシーマカオはすぐ。

ギャラクシーマカオのダイアモンドショー
毎時00分と30分の30分毎。
ギリギリ間に合いました～。

短いショーですが、無料なので時間があれば見に行くのもアリ。

LRTでホテルに戻ります。
1日でLRTに3回乗ることができました。

昨夜混んでいて諦めたゴンドラ、暗くなる前に並びます。
乗り場は2か所あり、噴水手前の道路に面した乗り場とホテル2階の2か所。
ホテル2階の乗り場は「skycab」の案内に従って行けば迷いません。おそらくこちらの方が空いていると思う。30分ほど並びました。
ちなみに、ホテル宿泊者やカジノのVIPは優先レーンあり。

ウィン パレス ホテル

相乗りせずに、1人でも貸し切りです。なので待ち時間が長い。
半周で降りてもヨシ、1周してもヨシ。
半周でドアが開いても降りなければ、乗り込んだところまで乗ってOK。
1周して降りなければスタッフに降りるように促されている人達もいました。
乗客の顔を覚えてるなんて、さすが一流ホテルマン！

残念ながら噴水ショーの時間にはあたりませんでしたが、空中散歩楽しかった～。

コタイ地区の華やかな様子を見ることができて大満足。

ホテルに戻って、クラブラウンジでカクテルタイムを堪能してから、屋外プールを見に行きます。
こちらのプールは温水で、1年中泳げるんですって。

泳いでいるゲストも数人しかおらず、雰囲気の良いプールでした。

マカオ最後の夜の散策に出かけます。
ロンドナーから見たヴェネチアンとパリジャン。

夜のロンドナー

エントランスの車寄せ付近では撮影大会。
コタイに来てから着飾った女性をプロっぽいカメラマンが撮影しているのを何十組も見かけたけど、そういうサービスがあるのかな？

噴水ショーも見納め

8日目

朝食後にお部屋でゆっくりしてから、無料シャトルバスでボーダーゲートへ。

マカオ半島は工事中のビルだらけ。
中国の不動産業界は厳しそうですが、こんなに需要があるのかなぁ？

ボーダーゲートから香港国際空港への直行バスに乗ります。
帰りのバスは空いていました。

港珠澳大橋香港口岸旅検大楼 バス系

行きは夜で周りが見えなかった港珠澳大橋。
帰りは海の上を走っている様子がよくわかりワクワクしました。

港珠澳大橋 建造物

別の旅行記にも載せましたが、帰りに直通バスを利用した場合香港国際空港の空港税（120HKD）の払い戻しを受けることができます。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

チェックインもマカオですませてるし、香港国際空港に早めに到着したので、PPラウンジでゆっくりします。
「Intervals（天際酒吧及餐庁）」
香港は提携ラウンジが多く迷ったけれど、眺めが良さそうなこちらのレストランへ。ちょっと場所がわかりにくい。

大好きなキャセイがいっぱい。

PP利用はセットメニューから、カクテル1つ（ノンアルもあり）、フード1つが選べ、さらにコーヒーが付きました。
ピンチョスの見た目が可愛い。お味はファミレス的…。

帰国便は初めての香港エクスプレスで関空へ。
LCCはコロナ禍前にpeachやチェジュ航空を利用してました。
先月ジェットスターオーストラリアには乗ったけど長距離で大型機材。短距離線は久しぶり。
「3時間だしいっか」とケチって座席指定をしなかったら、見事3席の真ん中になってしまったうえに、窓側の中国人女性に「前の席の夫と替わって欲しい」とお願いされてしまい…替わったら両隣とも大柄な男性がやってきた。飛行中通路側の男性に「トイレに行くので通して欲しい」とお願いしたのに、立ち上がってくれず足を通路側に向けただけ。忍耐の3時間でした。
後ろの席は両隣とも小柄な女性だったので失敗した～。私のバカバカ！
次回から席替えは両隣が確定してから検討します。

これにて、バンコク・マカオ旅行記はおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。