2024/04/04 - 2024/04/05
316位(同エリア389件中)
佐野屋さん
この旅行記のスケジュール
2024/04/04
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鶴舞公園→山崎川(左右田橋から下流の可和名橋まで)→笠寺観音→笠寺一里塚→笠寺公園
2024/04/05
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山崎川(左右田橋の上流にある萩山橋から鼎橋まで)
この旅行記スケジュールを元に
4月4日、桜が見頃になった、名古屋市内の『さくら名所100選』2か所(鶴舞公園・山崎川四季の道)と藤原兼平(藤原時平の弟、藤原道長の曽祖父藤原忠平の兄)ゆかりの寺、笠覆寺(笠寺観音と呼ばれています)を訪問しました。笠覆寺の言われは、雨の日に、鳴海長者・大高成高の家に仕えていた娘が、荒れてお堂が崩壊した小松寺の観音様が、雨露に濡れる姿を見て気の毒に感じ、自分がかぶっていた笠をとり、観音様にかぶせました。その縁か後日関白・藤原基経の子供、藤原兼平が下向のおり、長者の家に泊まった際にその娘をみそめて、妻にしました。彼女は『玉照姫』と呼ばれることとなりました。兼平・玉照姫は夫妻は、延長八年(930)、寺を建て、寺号を小松寺から笠で覆う寺、即ち笠覆寺に改められました。ここには夫妻の位牌が安置されています。名古屋の桜と名古屋市南部の歴史的な場所を報告します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自転車 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月4日午前、地下鉄鶴舞線の鶴舞駅で下車します。駅から出ると園内です(便利です)。地下鉄以外の方法はJR中央線(鶴舞駅)で行くことが出来ます。
鶴舞公園 公園・植物園
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地面を見ると、昨日の雨のせいか少し花びらが落ちています。しかし、木々には花が多く咲きほぼ満開と思います。
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しばらく歩くと、『通路です。シート等の利用はご遠慮ください』の看板が立っています。通路に入ります。
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素晴らしい眺めです。桜を背景に写真を撮っている人が多かったです。
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名古屋市公会堂です。昭和天皇御成婚を記念する事業として、1930年(昭和5年)10月に開館しました。2020年(令和2年)8月17日には建物が国の登録有形文化財に登録されました。
名古屋市公会堂 名所・史跡
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クロチェッティ、ヴェナンツォの『踊り子』像(1975)です。
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奏楽堂です。音符の手すりがユニークです。
奏楽堂 名所・史跡
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『この板場の部分はコンサート、演劇などにご利用いただけます(有料)。良好な状態でご利用いただくため、ここから中へ入ることはご遠慮ください。』の看板があります。
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日本庭園です。全て洋風の公園ではありません。
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大きな建物があったので、見てみると名大病院(名古屋大学医学部附属病院)です。きっと眺めが良いでしょう。
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噴水塔です。歴史を感じます。
鶴舞公園噴水塔 名所・史跡
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桜と雲の背景のバランスが良いです。上部から水が流れ落ちています。
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鶴舞公園を後にして、山崎川に到着です。左右田(そうだ)橋に到着です。左右田橋から上流の『鼎橋』が見所になります。今日は下流を目指します。
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左右田橋から見た上流です。
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左右田橋の上流方向の遊歩道です。
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下流の可和名橋に到着です。
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可和名橋からの眺めです。もっと先もありますがここで一旦終了です。
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翌日の4月5日、あいにくの曇天ですが、左右田橋の上流にある萩山橋より鼎小橋を、目指します。名古屋市のホームページでは、『山崎川の桜は2.5キロメートルに両岸に約600本の桜並木が続き、特に木造で風情のある鼎小橋(かなえこはし)付近には、美しい花をいっぱい咲かせる老木が数多く残され、川面と相まって見所のひとつになっています。また、田辺公園付近などでは川岸まで降りることができます。』との説明です。右に桜を見るための展望台と、川岸まで降りる場所があります。
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反対岸から見た所です。川岸まで行ける階段と展望台が見えます。何故か川岸に誰もいません。
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『鼎小橋』が見えてきました。
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『鼎橋』が見えてきました。
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『鼎橋』から見た上流側です。川幅が狭く両岸の桜が重なりそうです。もっと先もありますがここでUターンです。
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上流から見た『鼎小橋』です。
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『鼎小橋』に近づきます。桜が濃いです。
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『鼎小橋』に到着です。観光客の方から『この橋はなんと読むのですか?とてもきれいな場所です。』と問いかけられられました。「『かなえこはし』と言います。名古屋市のホームページで見所として紹介している場所です」と言いました。
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『鼎小橋』を過ぎた川下からの眺めです。山崎川の桜を十分堪能しました。
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4月4日に戻ります。山崎川の『可和名橋』から笠覆寺(笠寺観音)を目指します。この寺は尾張に人質となってた徳川家康と織田信長の庶兄織田信弘を交換した場所です。名古屋城の南南東に位置する尾張四観音として、節分の豆まきで知られています。もう一つは旅行記の概要に申し上げた通り、藤原兼平ゆかりの寺です。大河ドラマ『光る君へ』では道長はまひろとの結婚を断念しますが、兼平は妻として迎えます。兼平の兄の時平(菅原道真と出世競争をした)は廉子女王(本康親王の娘)と結婚し、弟の忠平(道長の曽祖父)は 源順子(宇多天皇の皇女)と結婚しています。この結婚は、家族の中でどのように受け止められたか想像に難くありません。これにより良縁に恵まれるとして、縁結び(結縁成就)のご祈祷に訪れる方がいます。写真は西門からの撮影です。
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多宝塔です。
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本堂です。
笠覆寺 寺・神社・教会
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本堂の隣にあるおもかる地蔵(抱き地蔵)です。
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願い事を頼み抱き上げ重い軽いによって結果をはかります。 願い事が叶う時は軽々と上がり、そうでない場合はどうしても上がらないと言われています。
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平成14年に再建された『玉姫堂』です。
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看板を拡大しました。
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笠寺一里塚です。江戸から88里のところにあり、名古屋市内を通る旧東海道に残る唯一の一里塚で、東側の塚だけが現存しています。
笠寺一里塚 名所・史跡
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笠寺一里塚の近くにある笠寺公園にやってきました。桜が満開で子供たちが走り回っています。ブルーシート敷いて飲食している人がいなく、小さな子供たちの歓声が響いていました。
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名古屋市南区の笠寺公園には見晴台遺跡(旧石器時代から室町時代にかけての複合遺跡)があります。他には長寿の双子の姉妹『金さん銀さん』のさくらがあります。名古屋市緑区の出身でしたが、お二人とも結婚後はともに南区に住んでいたこともあって、彼岸桜が植えられています。この彼岸桜は、岐阜県本巣市根尾谷にある日本五大桜または三大巨桜のひとつである、淡墨桜の若木を移植したものです。
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きんさん桜です。
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ぎんさん桜です。
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帰途に就くと桜の街路樹が美しい場所に出ました。交差点の名前は『桜本町1』と桜が付いています。最寄りの地下鉄の駅は『桜本町』、名鉄の駅名は『桜』です。桜が美しいです。
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横断歩道の真ん中で撮りました。
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帰り道の歩道です。今日は最後まで桜を楽しみました。
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