仙台駅前の入場無料な鉄道博物館 "ヨドバシカメラ"

2024/01/13 - 2024/01/14

♪まあるい緑の山手線 でおなじみのヨドバシカメラといえば電車のキャラクター。これが日本一たくさんいるであろう店舗がマルチメディア仙台です。
なんでも新型車両が発表されると即座にキャラクター化されるとネットでも話題です。特にご当地東北地方の車両は車種、塗装をほぼ網羅する徹底ぶり。

せっかくなので仙山線に乗って山形・山寺に足を延ばしました。

エリア 仙台(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

はやぶさ号で仙台へ。

仙台駅といえば立ち食いそばですよね！
秋田県知事のおかげ?でブームになったじゃこ天そばがありました。
宇和島城の城主は伊達ということでルーツは仙台にあるとも言えなくはないですね。

やっぱり名物の鶏天にしました。

立ちそば処 杜 グルメ・レストラン

常磐線が復旧して特急ひたちが仙台を出発するのでお見送り。仙台18:02発で終点品川に22:52に着くロングラン列車。
いつかはこれに乗ってみたいと思いつつちょっとハードルが高い。

仙台駅のステンドグラス前。この日は多賀城創建1300年記念仕様でした。

仙台駅 (JR) 駅

レゴブロックの多賀城もありました。わざわざ東大レゴ部に作ってもらったらしい。
これの実物大を多賀城に建設中とのこと。

仙台駅東口を出ました。北へ向かうと小田原です。
神奈川県の小田原は小由留木、こちらは小俵。どちらも田んぼがあったのが由来のようです。

♪便利な仙台駅の前！仙台ヨドバシカメラに到着。
くりはら田園鉄道を背景に記念撮影。

マルチメディア仙台 スーパー・コンビニ・量販店

こちらでは新旧の仙台市地下鉄南北線が向かい合い。
まだ営業運転していない車両もキャラ化しているのが仙台ヨドバシのすごいところ。

こちらでは懐かしの仙石線車両。

仙山線もいます。
「初恋れーるとりっぷ」という東北地方のローカル線が主な舞台のコミックのイラストらしいです。

極めつけはコチラ。全国でもここにしかないだろうキムワイプカラーの車両を集めた展示。
横浜線や越後線など探すといろいろ走っています。

というわけで翌日はキムワイプカラーの仙台地下鉄南北線に乗車。

仙台市地下鉄 南北線 乗り物

ローレル賞を受賞しているちょっとすごい車両です。ファジィって単語ひさびさに聞いたな。

北仙台で下車。仙山線に乗り換え。
仙台駅から仙山線でもよかったんだけど、せっかくなのでキムワイプに乗りたかった。
北仙台8:28>>仙山線山形行き>>山形9:45

北仙台駅 駅

仙山線で山形を目指します。途中で渡る広瀬川第二橋梁は高さが50m以上で大迫力。
ヨドバシカメラに掲示されていたイラストがまさにこの橋。並行して赤色の国道のアーチ橋もかかります。

作並駅にはこけし。温泉旅館からの送迎バスが発着しているようでした。
ホームの端に小さな石碑があり、日本の鉄道史において重要な役割を果たした駅でもあります。

作並駅 駅

作並駅の先は奥羽山脈を越えるためにどんどん山の中を駆け上がっていきます。
最後は仙山トンネルという長いトンネルで山形へ。

面白山高原駅 駅

国境の長いトンネルを抜けると雪国でした。
面白山高原駅を出てすぐ見える藤花の滝。

面白山紅葉川渓谷 自然・景勝地

さらに下っていくと松尾芭蕉ゆかりの山寺です。写真右上に開山堂もちゃんと写っています。
温泉あり、自然あり、名所ありの楽しい路線です。

終点山形に到着。
背後にそびえるのは霞城セントラル。

山形駅 駅

山形新幹線もついに新型車両E8系が入りましたね。後発の「こまち」の方が先に新型車両に変わっていたので、ようやくという感じかな。

いまのE3系もいよいよ終焉。かつての銀色のカラーがひと編成だけリバイバルで走っているそうです。
初代400系から続くシルバーメタリックの方が好きでした。

左沢線の行き先表示にもE3系。これもそのうち切り替わるのでしょうか。

特にすることもないので霞城セントラルの最上階へ。

24階には無料で入れる展望台やレストランがあります。
周囲に高い建物が一切ないので360°山形盆地の景色を眺めることが来ます。

霞城セントラル展望ロビー 自然・景勝地

あっちは蔵王。意外と雪が少ない。

山形線の電車も小さく見えてまるで模型の様。
今年の冬は本当に雪が少なく感じます。

新型車両も入ったし、次は羽越新幹線！

山形11:01>>仙山線仙台行き>>山寺11:19
再び仙山線に乗って今度は山寺で途中下車。

山寺駅 駅

谷の地形になっており、この先はどんどん山が険しくなっていく平地の行き止まり。
この川の上流が紅葉川で秋はとても美しい渓谷。

お昼ご飯にご当地のラーメン。温まりました。

美登屋 グルメ・レストラン

さすがに雪が残っているので立石寺のお参りは麓の根本中道までにしました。

立石寺中堂(根本中堂) 寺・神社・教会

川の近くにあった電車からも見える巨大な鍋。山形名物芋煮のお祭りで使用されていた日本一の芋煮鍋。
その名も2代目鍋太郎。平成5年から29年に活躍したそうです。

作並駅近くにはかつて使われていた転車台がひっそりと残されています。
昔はここで機関車を付け替えて峠越え、トンネル越えに備えたそうな。

仙台に帰ります。
山寺12:21>>仙山線快速仙台行き>>仙台13:21

ちなみに帰りの仙台発の新幹線きっぷが仙台市内発だったので山寺～奥新川までの2駅分だけのきっぷで移動できちゃうという裏技。

JR仙山線 乗り物

仙台駅の在来線地下通路にはこんな展示があります。2階コンコースに比べて人通りが少なくあまり知られていないようですが。
新幹線乗り換え口付近に仙山線・仙石線の紹介が壁に貼ってあったり意外と鉄道PRに力入れているんです。

さて帰りの新幹線に乗ろうと上のホームに向かったらまさかの銀色つばさ号。
利府の車両基地から出てきたところでした。
やっぱりカッコいい。

そして別のホームにはTDR40周年記念の新幹線も。
なかなかラッキー！

連結部のホロまではラッピングできなかったんですね。
乗車するのは「はやぶさ」なのでこちらの車両ではないですが楽しませてもらいました。E2系も3月のダイヤ改正でさらに少なくなって、いよいよ世代交代間近ですね。

東北の鉄道も楽しい！