倉敷で美術館・博物館めぐり

2023/01/20 - 2023/01/20

2023年1月17日～20日に倉敷美観地区周辺の複数の文化施設が無料になるイベントがあり、大原美術館などいろいろ無料で見て回ることができました。

エリア 倉敷(岡山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

JR倉敷駅からまっすぐ中央通りを歩いて美観地区に向かいます。

倉敷駅 駅

10分ほどで美観地区に入ります。せっかくなので適当に細い路地を見つけて歩いてみたりしながら大原美術館をめざします。

倉敷川に出ました。白鳥や鯉がいます。

倉敷川 自然・景勝地

まずは大原美術館へ。行列ができていてましたが、午前10時ごろなので混雑は午後に比べれば大したことなかったと思います。

大原美術館 美術館・博物館

本館は西洋建築ですが、工芸・東洋館は土蔵を改装したものになっています。土蔵の階段は傾斜が急で、膝痛もちの身にはちょっときつかったです。

大原美術館 工芸・東洋館 美術館・博物館

倉敷川に架かる今橋を渡って

今橋 名所・史跡

大原美術館とは倉敷川をはさんで向かい側にある語らい座大原本邸（旧大原家住宅）へ。国の重要文化財に指定されている邸宅内に、大原家に関するさまざまな展示があります。

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅) 美術館・博物館

井戸がある台所。

離れ座敷からは庭が見えます。

倉敷館観光案内所。大正6年（1917年）に倉敷町役場として建てられたもので国の登録有形文化財。現在は観光案内所兼無料休憩所として使われています。

倉敷館 名所・史跡

2階が無料休憩所になっています。思ったより空いてました。

2階からの眺め。

こちらの土蔵は倉敷考古館。古墳時代の出土品を中心に地元周辺の旧石器時代から中世までのさまざまな考古学資料を展示しています。最上階の展示室の一角に南米ペルーのものも少しあります。

倉敷考古館 美術館・博物館

弁当を食べるために訪れた本栄寺。観光スポットではないので誰もいないだろうという考えです。

実際、誰もおらず落ち着いて弁当を食べることができました。風がなくよく晴れた日だったので外でも寒さは感じませんでした。

意外だったのが加藤清正を祀る清正堂というものが境内にあったこと。加藤清正が日蓮宗の熱心な信者だったからということらしいですが、それにしてもなぜ倉敷の寺に？という疑問は残ります。

午後に行った国芳館には長蛇の列ができており、並んでから中に入るまでかなりの時間を要しました。

UKIYO-E KURASHIKI国芳館 美術館・博物館

国芳館の入口付近から石段を上がったところに阿智神社があります。

阿智神社 寺・神社・教会

絵馬殿は展望台のようになっています。

本殿の脇に磐境があります。

岡山県指定天然記念物の阿知の藤。推定樹齢300～500年の古木です。

阿智神社のある鶴形山から下りて再び美観地区の町並みを通り

いがらしゆみこ美術館へ。いがらしゆみこ作品はキャンディ・キャンディとジョージィしか知りませんでしたが、他にもいろんな作品のカラーイラストなどがたくさん展示されていました。

いがらしゆみこ美術館 美術館・博物館

屋上に出られますが、眺めはあまり良くありません。

倉敷アイビースクエア。真冬なので壁面の蔦（アイビー）は枯れてますが、夏には緑の葉で覆われ、水面に睡蓮の花が咲きます。ここの睡蓮は、フランス・ジヴェルニーにあるモネのアトリエの庭の睡蓮から株分けされて大原美術館に贈られたものから、さらに株分けされたものだそうです。

倉敷アイビースクエア 名所・史跡

アイビースクエアに敷地内にある倉紡記念館。クラボウ創業当時に建てられた原綿倉庫を改装してクラボウの創業からの歩みを展示する博物館にしたものです。

倉紡記念館 美術館・博物館

アイビースクエアの南にある倉敷おもちゃ博物館・倉敷犬の資料館・倉敷貯金箱博物館。屋根を埋め尽くすように並ぶビクター犬の置物が目印です。

倉敷おもちゃ博物館 美術館・博物館

狭いスペースに大量のコレクションが陳列されています。

歴史的な価値のあるものもありそうでした。