2024/03/14 - 2024/03/16
165位(同エリア14300件中)
へびおさん
昨年の8月・11月に続き、またまた奈良旅です。
近畿地方って2泊3日で旅するには丁度良い距離だし交通費も工夫すればかなりお安く(頑張れば日帰り往復深夜バス)済ませられるし、その中でも奈良は観光スポットが数多ありながら激混みではないしお洒落なカフェも点在するし・・・ということで何度も足を運んでしまいます。
そんな奈良ですが、3月は上旬と下旬で見所多し!
下旬は桜の季節で吉野の桜が超有名ですが、上旬は梅の季節。
以前トラベラーさんの旅行記で拝見した賀名生梅林の素晴らしさに圧倒され、いつか行ってみたいと思っていました。
そして3月の奈良の1番のイベントは東大寺の修二会。
奈良フリークとしては1度は見てみたい!!
ということで梅とお松明の両方を見られる時期を見計らって計画を立てました。
本編は旅行記後編です。
【行程】
1日目:天理 ハタの滝、石上神社・桃尾の滝、なら歴史芸術文化村、東大寺二月堂の修二会(お松明)
2日目:賀名生梅林
【往路・深夜バス】
3/13(水)22:15 バスターミナル東京八重洲 → 3/14(木)5:20 京都八条口 (ナイトライナーα 8500円のところ楽天ポイントを使って8000円)
【復路・新幹線】
3/16(土)11:13 京都 → 13:24 東京 (のぞみ122号 EX早特28ワイド11690円)
【宿泊】
奈良県外国人観光客交流館 奈良猿沢イン 素泊まり2泊 10400円(Booking.comより予約)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3/14(木)
21回目の奈良旅。
初日の前半は天理市石上神宮周辺を散策してきました。 -
14:45
今回奈良で二泊お世話になるのは11月にも泊まった『奈良県外国人観光客交流館 奈良猿沢イン』。
チェックインが15時なので10分ほど待って14:55にお部屋に入れさせてもらいました。 -
今回のお部屋は・・・
ヤッター!!!
猿沢池側です! -
お部屋からの眺め。
ちょっと木が邪魔ですが、興福寺の五重塔と中金堂が見えました。
猿沢池側の部屋はリクエストは出来なくて、予約の早い順に割り当てられるようです。 -
奈良のホテルもインバウンドのせいか軒並み宿泊費が上がっているのですが、ここは1泊素泊まり5000円代と破格の安さでした。
駅や観光スポットにも近いしホテルの機能も申し分無しでお薦めです。
ただ海外からの観光客向けのようでBooking.comなどの外資系サイトからしか予約ができません。 -
荷物を置いたらすぐに外に繰り出します。
興福寺の五重塔はついに修復工事に入っていました。 -
奈良公園バスターミナルの施設内にあるカフェ『鹿珈(ロカ)』で早めの夕飯をいただきます。
-
店内はカウンター席もありました。
海外からのお客さん対応で店員さんは英語を話しておられましたが、こういう観光地のお店だと英会話力必須ですね。 -
鹿珈1番の看板商品がくずもちソーダです。
テイクアウト用に頼んでみようかな。 -
注文したのはマッシュルームと大豆の薬膳キーマカレー!(1380円)
凄く大きいプレートにビックリ(゚Д゚)!!
カレー粉は藤原氏の流れをくむ菊岡家『菊岡漢方薬局』監修と言うこと。
菊岡漢方薬局は520年間三条通で営業していたそうですが、今はならまちに移転したとのことです。 -
飲み物は奈良いちごのスムージー(500円)にしてみました。
ビタミンチャージ♪
キーマカレーもとっても美味しかったです☆ -
テイクアウトで頼んだのはくずもちソーダのホワイトピーチ味(600円)。
くずもちがカラフルで可愛いです。
持ち帰り用にビニル袋に入れてくれたのですが、リュックの中に入れていたらこぼれて大変なことになっていました・・・
くずもちは時間が経つと色がなくなり、更に溶けて無くなってしまうので早めに飲んだ方が良いですね。 -
東大寺に向かう前にお土産屋さんに寄ってみます。
奈良名品館(奈良公園バスターミナル店)は品数も豊富で綺麗で見やすかったです。
買ったのは
・くるみしか(1000円)
・プレミアム奈良漬 金ごぼう(1019円)
・柿の葉配合ハンドジェルクリーム(635円)
奈良漬のゴボウは宇陀産でした。 -
『くるみしか』はここでしか見なかったと思います。
鎌倉の『クルミッ子』や盛岡の『光原社のくるみクッキー』と似たお菓子ですが、比べると少しお高めかな。
ハンドジェルは小さめでお手頃価格なのでお友達へのお土産にも良いかも。 -
東大寺参道にある森奈良漬店。
ここでは珍しいセロリの奈良漬(780円)を購入。 -
この辺は来るたびに外国人観光客が増えている気がする・・・
-
今回の旅の最重要目的がお松明を見ること。
鹿さんには目もくれず二月堂を目指します。 -
16:20
今日は修二会最終日で開始は18時半から。
1時間前には並んでいないと入れないと言うことで早く来てみましたが、凄い行列!!
二月堂下の芝生に入れるのは400人くらいとのこと。
芝生内で観覧できるかなぁ。
まあ芝内じゃなくてもお松明が見られればいいや、という気持ちで並びます。 -
あちらの集団は二月堂の局(外陣)で見る方たちの列。
芝生内に入らないでも良い場所で見たい方たちの列です。
列案内のおじ様は手慣れた方で、お喋りが上手。
「ここら辺は芝に入れるかギリギリです。入れるかもしれないし、入れないかもしれないです。それをご承知の上、お並びください」と面白く抑揚をつけて案内されていました。 -
17:10頃から芝生内への案内が始まりました。
人数を数えながら案内されます。
ヤッター!
二月堂の下で見られそうです! -
東大寺修二会は3/1~3/14まで。
春の訪れを告げる行事で、12日の夜に本尊に供える香水を汲み上げる行事があることから『お水取り』と言われるようになったのだそう。
また、『お松明』とも呼ばれ、練行衆が二月堂に上堂する際に足元を照らす大松明で先導されることに由来しているそうです。
12日のお水取り以外の日を「お松明」と言い19時に大鐘が鳴ったら松明(長さ7m・重さ約40㎏)が点きます。
12日はお松明の中で最も大きな松明『籠松明』(長さ8m、重さ約70㎏)に深夜火がともされます。
12日のお水取りは一般の観覧はできません。 -
芝生内に入れなかった場合は二月堂を斜め横から見る感じになるんですね。
あちらには1000人以上並んでいるとのことでした。
私の後ろにいたおば様が、「全体を見るならここ(芝生)じゃなくてあっちのほうが良く見えるのよね~」と言っていました。 -
お堂やお堂周辺の建物が燃えないように水が撒かれていました。
-
17:40
夕暮れ時です。
二月堂からの夕焼け鑑賞は海外の方にも大人気ですが、17時前にはみんな堂外に出るように促されていました。 -
東大寺の関係者(70代後半くらい)の方は英語が堪能で、海外の観光客の方に気さくに声をかけて説明をされていました。
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登楼に煙が!
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消防団の方も準備万端。
しかし寒い!!
ホッカイロを背中に貼り付けて来ましたが、ずっとじっとして待っているだけなので寒くて寒くて。
周りには登山用の身体に巻くビニル?みたいなので防寒している方もいました。
あと持ち運びできる椅子やシートがあると座って待てますね。 -
18:15あたりから修二会の由来の説明が日本語・英語・中国語などでアナウンスされます。
そして開始の3分前になったら周囲の外灯が消されました。 -
二月堂内の灯籠の灯が綺麗。
お松明の撮影は許可されていますが、一脚・三脚の利用やフラッシュを焚くことは禁止されています。
フラッシュ使っちゃった人がいてめちゃ怒られていた。 -
18:30
登楼が炎の明かりに包まれます。 -
童子と呼ばれる方々が練行衆の道明かりとしてお松明を持ったことが始まり。
今は舞台を走ったりして迫力のある演出をしていますが、本来は歩いて僧侶の足下を照らしていたそうです。 -
「火の行」とも言われる修二会で使われる松明は何種類もあって、すべて修二会を裏で支える童子たちによって作られているということです。
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お松明が来ました!
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2本目も。
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火の粉が舞います。
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お話しの上手な案内のおじ様に「バッテリーが無くなるくらい撮り続けてくださいねー。一瞬ですから」と言われていましたが、次々にお松明を持った童子の方がお堂に上がって来ます。
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今年で東大寺修二会は1273回を数えるということ。
「1250有余年もの間一度も絶えることなく、連綿と今日に至るまで引き継がれてきた」大切な行事ですが、コロナ禍で行うことは本当に大変だったそうです。 -
お松明10本揃いました。
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かけ声と共に松明の柄の部分が押し出されます。
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そしてお松明がクルクルと回され火の粉が周りに舞い散ります。
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みんな大歓声の大迫力。
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お松明の火の粉を浴びれば無病息災、落ちた杉の葉は競うように拾われていくそう。
早く並んで入場できればあの火の粉を被ることができるんですね。 -
お松明は最後あの場所で火の粉を激しく散らします。
だから始まる前にあそこに入念に水をかけていたんだなぁ。 -
18:40
2時間待って10分の観覧でした。
火の粉を浴びることは出来なかったけど、近い場所でお松明を見られて満足!
でも寒くて身体が固まってしまって歩くのも大変なカチコチ状態に。
因みに12日を除く他の日は19時から約20分かけてやるそうです。 -
鏡池に映る中門。
この風景を撮影する人でごった返していました。 -
身体がカチコチで歩くのが辛かったのでバスで近鉄奈良駅へ。
ホテルに戻ったら即お風呂で身体を温めます。
頭痛がしてヤバい!
風邪なんかひかないぞ~
今日は4万歩近く歩いていました!
明日も早いのでおやすみなさい!! -
3/15(金)
5時起きです。
風邪は引いておらず頭痛も治まっていましたホッ
朝食に昨日天理の道の駅『なら歴史芸術文化村』の直売所で買ったパンと古都華を食べます。 -
今日も早朝スタート。
6時にホテルを出発します。
バスの時間を1本遅らすと到着に2時間差が出てしまうんです。
それでも良かったのだけど、行きたいお店の営業時間を考慮して朝早いスタートにしました。 -
今日のスタートはJR奈良駅から。
-
JR桜井線に乗ります。
この路線は天香久山や畝傍山・纏向遺跡・大神神社の最寄り駅がある路線なので、どの駅にも古代ロマンを感じます。 -
JR奈良 6:23 → 高田 7:06
高田駅から和歌山線に乗換えです。
ホームを間違えていてあやうく乗り過ごすところでした。 -
高田駅には堺市の古墳の特別企画のポスターが貼られていました。
見に行きたいな~ -
高田 7:21 → 五条 8:05
五条駅に到着!
そしてバス停はどこだ!?
駅によってバス停が駅前ロータリーになく、少し離れた大通りにある場合があるので駅を降りても安心できないのです。
(過去何度も失敗経験あり)
あ!
あそこの建物前にあるのがバス停じゃない!? -
駅を出て左手にプレハブ小屋があり、その前にバス停がありました。
コミュニティバスの乗り場もここです。
時刻表を確認!
案内係のおじ様が「城戸(じょうど)行きですか?」と訊いてきたので「賀名生に行きたいんです」と答えると「じゃあこの時間ですね。バスが来るまで待合室で待っていてください」と教えてくれました。 -
待合室は暖房が効いていて、あったか~(*´∇`*)
天川村のポスターが貼ってありました。
いつか日本一長い路線バスに乗って行ってみたいな~ -
バスが来ると先ほどの案内係のおじ様がドアを開けて教えてくれます。
なんて至れり尽くせり!
バスは小型の可愛いサイズ。 -
奈良県には全国で唯一陸上自衛隊の駐屯地がないんですね。
海上自衛隊の基地もないです。(海なし県だから?) -
五条駅のバス停からは地元のお母さんと私の2人だけしか乗車していませんでしたが、途中から高校生が乗り込んできました。
生徒さんたちは西吉野農業高校の子たち。
凄い山の上にある学校です。 -
スバラシイ景色。
-
五条駅 8:12 → 賀名生和田北口 8:49
奈良市から2時間半以上かけて来ました。 -
観光名所みたいだし、行けば分かるだろうと思って地図などは持ってきていません。
バス停を少し戻った先に「梅林」のピンクの幟がはためいていたのでそちらに行ってみます。 -
とりあえず道なりに行けばいいのかな?
8:50
散策スタート! -
無人販売所があります。
4トラベラー豚のしっぽさんの旅行記によると、地元のお母さん手作りの佃煮や干し柿など色々販売しているそうなので楽しみ♪ -
わ~
山の斜面一面が梅の木で覆われています。 -
でも思ったより花が咲いていない??
時期的にまだ早かったのかしら。
と思ってよく見てみたら、もうだいぶ散っちゃている枝もあり。 -
ほんと一面梅の花!
-
梅以外のお花も咲いていました☆
苔も青々として春を感じさせてくれます。 -
見返り千本に着きました。
-
ガレージで手作り品を売っているお母さんを発見!
とても品の良いお母さんで、色々お話しをきかせてもらいました。
今年の梅は先週の3/10あたりがピークで、こんなに早い時期の満開は10年にあるかないかとのこと。
なんだーざんねん(T^T) -
そのお母さんのところで色々買わせていただきました。
スタートしたばかりなのに重い・・・
・塩出ししたわらび(西吉野産200円)
・手作りこんにゃく(300円)
・南高梅の梅干し(西吉野産300円)
・寒山椒(200円)
・梅ジャム(300円) -
最初はわらびと寒山椒と梅ジャムだけ買う予定でしたが、お母さんが「小銭をまだ用意して無くて」と仰るのでお薦めのこんにゃくを足して1000円で買おうとしたら、南高梅をおまけしてくれました!
梅ジャムはヨーグルトに入れて食べてみましたが、すっごく酸っぱかったww
でも美味しかったです(^.^) -
お母さんのお話しだと、昨年土石流が発生したせいで工事をしていて、もしかしたらこの先通行止めになっているかもしれないということ。
「土日は観光客の方のために少し歩道をつくって通れるようにしてくれているみたいだけど、工事の人にもよるかもしれないから・・・」とのことでした。
とりあえずピンクの幟を目印に1周歩いて2時間くらいらしいので、行けるところまで行ってみます。 -
それにしてももう満開の時期が過ぎてしまっていたとは・・・
でもこの景色が眺められたからオールオッケーよ! -
この辺はまだ蕾のものあり。
-
お母さんが言っていた工事現場が近いみたい。
通り抜けられるのかしら。 -
ショベルカーがありましたが通行止めにはなっていなさそう。
-
ここが崩れた現場なんですね。
-
だいぶ上まで上がって来ました。
ん?
山の向こうに見える建物は・・・ -
賀名生に来る1つ前のバス停で停まった西吉野農業高校です。
こうやって見ると、改めて凄い場所にある学校です。
登下校が大変だろうなぁ。 -
この日は花粉が凄くて鼻水が止まらなくて大変でした。
鼻をかみすぎてガビガビになってしまった。 -
下の歩道を歩きたかったけど、私道っぽいので止めておきました。
-
雲1つない青空。
3月になって雪が降ったり雨の日が続いたり不安定なお天気が多かったですが、旅行中はずっと快晴で良かった。 -
道は上りから下りへ。
-
あるお宅の前にはベンチが置いてありました。
-
そのお家の前に無人販売所。
ふきのとうが1袋100円だったので買ってみる。
つるし柿はこんなにいっぱい入っていて400円でした。 -
うーん
素晴しい景色です。 -
写し方によっては満開に見えるかな!?
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白い梅は雪のように見える。
-
梅の甘い香りが漂っていました。
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青い空に梅色の幟が際立ちますね。
-
ゴミを捨てようと思ったけど
燃えないゴミ
燃えないゴミ
あれ。。 -
工事は解除されていました。
よかった。 -
ここも土砂が流れていった跡でしょうか。
-
今まで大通りを道なりに歩いてきましたが、ここで2手に分かれる。
どっち!? -
正解は右手の下り坂でした。
ここの表示はもう少し分かりやすくしてほしいかも。 -
お地蔵さんが・・・ww
旅の無事をお祈りさせてもらいました。 -
道をくだってくだって・・・
向こうに見える岩場が荒々しい。
むかし山が崩れたのかな。 -
駐車場に到着~
-
その駐車場からの景色も素晴しかった。
1週間早く来ていれば、もっと凄い眺めだったのかな~ -
口の千本。
これで梅林を1周です。
シーズンだったらもっと賑やかで地元の方とも交流できていたのかしら、と思うとちょっと残念。 -
行きに上から眺めていた無人販売所。
里芋好きなので、地元だったら買っていくんだけど重くて持って帰れないので諦める。 -
わー!
ここのふきのとうは袋にパンパンに詰められていてお買い得!
ふき煮も買いたくてお会計の入れ物やレジを探したりお店を覗いてみたけど反応がなかったので買うのを諦める。
諦めてばっかり。。。 -
最後に角にあったお店を覗いてみる。
おばあちゃんが出てきて色々お話しをさせていただきました。
今年は暖冬で吊るし柿が上手くできあがらなかったとのこと。
美味しい吊るし柿を作るには、空気が乾燥していて冷たい風が吹かないと駄目なんだそうです。
せっかくなので吊るし柿(500円)を買ったら「買ってくれるの?ありがとう」と言われ、なんだか切なくなりました。
大きな柿美味しかったです。 -
11:15
帰りのバスの時間まで1時間以上あるのでお昼を食べに行きます。
『皇居前橋』ってなに!!?? -
皇居跡があるようですが、この藁葺き屋根の建物が皇居跡??
-
しかもcafe&restaurantになっています。
お店の名は『KANAU』。
ランチは予約なしでも入れるみたい。 -
立派な茅葺き屋根!!
ここで食事ができるなんてすごーい!
京都を追われた後醍醐天皇が吉野へと向かう途中に西吉野に立ち寄り、その際に天皇を手厚くもてなした郷士「堀孫太郎信増」の邸宅がその後、後村上・長慶・後亀山天皇の皇居として使われたとのこと。
室町時代に建てられた建物は重要文化財になっています。
門の表札には「堀」とあったので、末裔の方がずっとここを守っていらっしゃるんですね。 -
1番乗りのお客でした。
4部屋が開放されていて、テーブル席とお座敷席があります。 -
テラス席もあり、希望すればこちらでもいただけるようでした。
一人旅で来られていた女性がテラス席から眺める川の景色に大興奮していました。
(しかもヤギが放し飼いされているみたい) -
メニューはちょっと高め。
場所代かな。
パスタに+880円の五条セットで注文してみます。 -
アンティパストとバゲット。
梅酢漬けかな?
酢漬けのスライス玉葱が美味しかったです。 -
メインで頼んだのは『鹿肉ミートパスタ(1980円)』。
美味しかったけどパンチが足りなかったかなー。
お腹いっぱいです! -
セットで頼んだ自家製の梅ソーダ。
単品でも770円しますが、セット料金880円に含まれるのでセットのほうが断然お得です。
甘酸っぱくて暑い季節にはピッタリ爽やかな味でした。 -
バスの時間までまだ15分もあるので周りをプチ散策します。
丹生川と橋から眺める堀家住宅(皇居跡)。 -
『賀名生の里 歴史民俗資料館』。
賀名生(あのう)の名前の由来が書かれていました。
南朝こそ正統でありたいと願う後村上天皇によって「穴生(あなふ)」と呼ばれていたこの地に願いを込めて「叶名生(かなふ)」と名付けられました。
その後、叶名生は畏れ多いと「賀名生」に改められたそう。
明治の初めに「あのう」に呼び方が統一されましたが、昭和の合併によってその地名は消えてしまったということです。 -
資料館は木造平屋建ての本瓦葺、真壁(しんかべ)の漆喰仕上げで町家風に建築されています。
軒瓦には皇室と言えばの菊のご紋、床石には賀名生と言えばの梅の模様が刻まれていました。 -
資料館から堀家住宅を眺めます。
長閑でなんて素敵な風景なんでしょう。
奥の山も梅林ですが、日当たりが良くてもう散ってしまったのだそう。 -
4時間近くの散策でした。
バスで五条駅に戻ります。
来たのは大和八木行きの特急。
え!?特急に乗って良いの!!??
あとで調べたら、なんと和歌山の新宮駅を7:46に出発した、あの日本一長い路線バス・八木新宮特急バスでした。
整理券の数がすごいことに・・・
168あるバス停のうち、賀名生和田北口は新宮駅から数えて111番目。
このまま御所や橿原を経て終点まで乗っていっても良かったかな~
運転手さんは観光案内をしながら運転されていました。
賀名生和田北口 12:39 → 五条駅 13:14 -
吉野口で乗換えて近鉄奈良駅に戻ろうかと思っていましたが、スーパーなどに寄りたかったのでJR奈良駅に戻りました。
五条 13:30 → 王寺 → JR奈良 14:48
駅の改札階と繋がっているビエラ2階の『おみやげ小町』には色々なお土産屋さんが入っています。
奈良の地酒が揃っている『もも太朗』さん。
大和郡山市産のいちじくを使ったIchijiku Wineが気になる~ -
ということで買ったのは五條市産の富有柿を使った柿ワイン(770円)。
お店の方に味をお訊きしたら、「ワイン好きには邪道だけど」ということですが、辛口でお料理には合うのだそう。
ワイン好きの友人のお土産に♪ -
今回の旅では関西のソースを買いたいと思っていました。
前回大阪の千早赤阪村に行った際、『道の駅かなん』で買った特産いちじくを使った『かなんソース』が美味しくて!!
奈良はソースではなくお醤油の種類が豊富のようで奈良産ソースは見つけられなかったのですが、ビエラ1階のスーパーを探したところ、大阪のいちじくソースを発見!
かなんソースが家族にも高評だったので2本買ってしまいました☆
今回買ったのは羽曳野の鼓いちじくソース(578円×2)。
羽曳野は応神天皇陵などの古市古墳群があるので古墳マーク入りも嬉しい(*´ェ`*) -
ホテルに戻って荷物を置きます。
ホテル併設の観光案内所には明日の天気と日の出・日の入り時間が案内されていました。
明日は最高気温20℃まで上がるんですね。
寒暖差の激しい時季です。 -
16:10
お昼に食べたパスタが重くてお腹は空いていないんだけど、スイーツを食べに行きます。
今回どうしても行ってみたかった『猿沢豆花』。
前回の奈良旅でちらっと暖簾を見て気になっていたお店です。
木曜がお休みなのと冬はL.Oが17:00です。
奈良の飲食店は閉まるのが早いので、毎回スケジューリングに苦労します。 -
烏龍茶セット(1500円)に豆花の種類でプラス料金が変わります。
お茶は大好きな桂花烏龍茶をチョイス!
金木犀の香りがするお茶です。 -
烏龍茶セットに+200円で頼んだのは『ならまち豆花』。
白キクラゲ・緑豆・ハトムギ+古都華、飛鳥の古代米、大和当帰にリンゴのゼリーと奈良県産のものがトッピングされています。 -
このお店で気になっていたのはInstagramに載っていた かき氷タイプの豆花『桂花胡麻湯圓氷』(夏季限定)。
本場台湾でも珍しくて一時期お店に行列が出来たという逸品です。
現地で食べたときに桂花(=キンモクセイ)のシロップが香るかき氷に胡麻やピーナッツクリームが入った熱々のお団子が乗っていて激ウマ!だったんですよね。
それがまさか日本で、しかも奈良で提供されているとは!
それ目的でまた来たい! -
17:30
お腹はいっぱいだけど、今日はラーメンを食べると決めていました。
本当は評判の『麺屋NOROMA』に行ってみたかったのですが、南京終まで行くのはちょっと辛かったので小西さくら通りで見つけたラーメン屋に入ってみます。
昨年10月にオープンしたという『鶏soba座銀』。
銀座にあるお店の奈良店かな?というくらい、ラーメン屋さんとしては高級感を感じる店内ですが、大阪発祥みたいです。
東京には神楽坂にあるっぽい。
外にある券売機で食券を買います。 -
鶏sobaの並(980円)をオーダー。
お洒落ラーメンだ!
チャーシューは部位の違うお肉が1枚づつ、スープは豚と鶏からとっているみたいですが、ちょっと味が濃かったかな。
揚げたゴボウが美味しかった。 -
17:55
三条通を振り返るとちょうどsunset time!
二月堂や若草山から見たら凄かったんだろうな~ -
東大寺の二月堂に行くまでに陽が沈んでしまいそうだったので興福寺の南円堂付近から夕焼けを眺めます。
二月堂から見る夕焼けも素敵だけど、ここでも美しい。 -
南円堂そばには鐘があります。
この鐘が朝6時と夕方6時(あと正午)に時間を報せるのですが、鐘の音っていいですよね。
ゆったりと時間が流れているようで、なんかしみじみとしました。
昔はどこでもお寺の鐘は鳴っていたと思うのですが・・・ -
夕陽に照らされる五重塔と中金堂。
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北円堂。
日本に現存する八角円堂のうち、最も美しいと賞賛されるお堂だそうです。
興福寺の創建者・藤原不比等の1周忌にあたる養老5年(721)に元明・元正天皇が長屋王に命じて建てさせたもの。
長屋王はその不比等の息子たちに謀反の罪を着せられ自害することになります・・・ -
北円堂は興福寺伽藍の中では西隅に位置していますが、「ここは平城京を一望の下に見渡すことのできる1等地で、平城京造営の推進者であった不比等の霊を慰める最良の場所」とのこと。
夕焼けが美しい。 -
西金堂跡の芝生には柵を越えて入っている鹿さんたち。
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柵を覗くと餌をもらえるかと鹿が顔を寄せてきますが・・・
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激しすぎる!!
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南円堂そばの三重塔からの夕焼け。
旅の終わりに素敵な風景を見られて満足。 -
毎度おなじみ近鉄奈良駅の地下にあるお土産屋さんGOTO-CHIで買ったお土産。
・小鹿物語(4個入り648円)
・ならんでしかまろくんクッキー(702円)
・奈良小松菜のお味噌汁(180円)
・大和茶粥(350円) -
お味噌汁は関西の白味噌味で美味しかったです。
今度関西に行ったら白味噌を買おう。
お粥は橿原市産のヒノヒカリを使用。
このままレンジで温めて食べられるようです。
小鹿物語は奈良県産の小麦粉とハチミツを使った乳菓饅頭です。 -
いちごの古都華サイダー、柿の富有柿サイダーのメーカーさんの新商品、梨サイダーが発売されていました!
完熟梨サイダー(270円)。
奈良県大淀町にある梨本果樹園さんの樹上完熟梨だけを使ったサイダーとのこと。
飲むのが楽しみ♪ -
3/16(土)
6:00
実は昨日会社からスマホに着信が3回も入っていたのですが、スマホ二台持ちで且つ会社に教えている電話番号はサブでほぼ使っていないので着信に気づいたのが23時。
マネージャーにショートメールをその時間に送ってはみたものの返事がなく、気になって全然寝られなかったんですよね。 -
7時半過ぎにマネージャーから返信があって、電話をかけて詳細を聞いて・・・
で一安心したら朝食を食べましょう。
昨日ビエラのスーパーで買っていたサラダドッグ(98円)。
たくあんを使ったサラダパンが滋賀名物と聞いていたけど食べるのは初めて!
マヨネーズが良い仕事してる~
美味しいですね! -
9:00
しばらくゴロゴロしてからチェックアウト。
今日は帰るだけです。
最後に部屋の窓から興福寺を眺めて。 -
観光案内所方面からホテルを見て見ます。
半地下にコンビニがあったのね。 -
赤丸で囲ったところが今回泊まった部屋。
最上階は和室仕様の部屋みたい。
外国の方には和室が人気のようでした。 -
猿沢池から五重塔を眺めます。
-
荷物が・・・
イチゴ2パック入れた箱のせいでバッグが閉まらなかった・・・ -
奈良時代の女性の衣装を着てみたい。
-
近鉄奈良 9:23 → 大和西大寺 9:29
大和西大寺駅で途中下車してお昼になるものを物色。
『ビフテキ 牛の福』で牛タン&焼肉丼(1200円)を購入しました。
美味しかったけど、お弁当箱が底上げされていて御飯の量は少なかったです。 -
大和西大寺 9:53 → 京都 10:32
今回スマートEXで購入したチケットにSuicaを登録してみたのですが、いちいち新幹線チケットを発券しなくて済んだので便利ですね!
新幹線のホームは外国人観光客でごった返していました。
係員の方も「黄色い線から離れて!」というのを英語で叫んでいましたが、聞かずに新幹線を撮影しようとするヤツもいたりして大迷惑。
京都 11:13 → 東京 13:24 -
家に帰った日の夕飯は奈良で買ったもの一色ww
いちごは『ならあかり』です。
美味しいけど甘さは薄いかな。
柿の葉寿司はいつもは『たなか』さんのを買うのですが、今回は『平宗』さんの五種7個入り(1178円)に。
塩味はあまり感じず御飯もちょっとベタベタしていました。
大根の桜漬けは美味しかった!
お味噌汁はGOTO-CHIで買った小松菜の白味噌のもの、こんにゃくは賀名生梅林で地元のお母さん手作りのものをお刺身にして食べました。
美味しかったー! -
そしてなんと奈良では見かけなかった奈良の新品種いちご『古都姫』が地元のスーパーで売っていた!
1個398円(汗)
凄く大きくて食べ応えがありました。 -
21回目の奈良旅もこれで終了。
あと行きたいと思っているのがツツジの咲く葛城山と、秋の室生寺です。
宇陀方面は見所が多そうなので何回かに分けて行ってみたいな。
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この旅行記へのコメント (4)
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- *ちょこ*さん 2024/03/27 00:01:52
- 松明きれいですね~
- 松明とても迫力がありそうですね。火の粉がきれい。
見に来てる人もとても多いんですね!近くの芝生で見れて良かったですね(*^^*)
それから、へびおさんはいつも親切な地元の方との出会いに恵まれてますね。日頃の行いの成果ですね☆
優しい方って多いなぁとへびおさんの旅行記を読むとしみじみ思います。
今年は寒くて全然桜が咲かないけど、梅は例年より開花が早かったんですね。
暖冬は暖冬でしたもんね、急に3月が寒すぎる感じですよね。
奈良とは関係ないけど気になっちゃったのはサラダパンのようなサラダドッグ!?
こういうのもあるんてすね~。
私もずっとサラダパンが食べてみたくて。
月末に滋賀まで18きっぶで行こうかと思ってるんですが、買えたらいいなと目論んでます(*^_^*)
*ちょこ*
- へびおさん からの返信 2024/03/27 19:53:38
- RE: 松明きれいですね?
- *ちょこ*さん
いつもコメントをありがとうございます〜
東大寺のお松明、一般的にはお水取りという言い方の方のほうがご存じの方が多いと思いますが念願叶って見に行くことができました。
でも個人的には若草山の山焼きの方がスケールが大きいので、歴史関係なく見に行くのなら若草山焼のほうをお薦めします(^.^)
私は西日本に旅行することが多いのですが、奈良・大阪・長崎・佐賀は優しい方が多かったイメージですね。
熊本もJRの方が親切でした。
親切にしていただくとイメージが良くなりまた行きたくなります。
だから行く場所が同じになってしまうんですよね。
でも慣れすぎて車に乗せてもらうことが当たり前になってしまうと事件に巻き込まれる恐れもなきにしもあらずなので警戒はしないといけないのかもしれないですけど。(よく親に怒られます)
そうなんですよ!
暖冬だったけど3月に入ってから雪が降ったりしていたので山の梅林だし例年と同じくらいの時期に行けばいいかなーと思っていたらまさかの1番良い時期は過ぎてしまっていたという・・・
来週辺り暖かくなるようなので桜が一斉に咲くのかしら。
月末に滋賀に行かれると言うことなので、丁度良いタイミングかもしれないですね!
もし満開の時期に行くことができれば足を伸ばして吉野まで行かれてみては!?
サラダドッグはいわゆる滋賀のサラダパンの真似っこだと思うのですが、たくあんとマヨネーズが良い具合に混ざっていて、パリパリとしたたくあんの歯ごたえも良く美味しかったです!
滋賀に行かれたら是非食べてみてくださいー☆
-
- 豚のしっぽさん 2024/03/24 13:46:41
- おかえり奈良へ!
- こんにちは!
前編後編、一言一句逃さず、しっかり拝見しましたよ♪( ´▽`)
まずは奈良へ「おかえりなさい」ですね
前編で驚いたことは、天理ダム
いやぁ~行ったことないわ、私!ってなっちゃい
興味が出てきました
私の旅行記で知って
賀名生梅林に足を運んでくれたこと、とっても嬉しいです
そうなのよね
今年の開花、とっても早かったのよ
なので前編の旅行記を見て日にちを再確認
あっ! 既に散り始めてるけど、どうだったのかな?
とっても気になっていました
だけど素敵な自然と地元の方との素敵な出会いがあって
こちらまで、ほのぼの~♪ よかったなと
古代衣装って着れるよ!
飛鳥駅前の観光案内所で借りれるよ!
たまに石舞台で古代衣装着て写真撮ってる観光客と遭遇したことある
立派な古都姫 美味しそう~♪
苺に限らずなんだけど
フルーツを買う際は等級をチェックするのも有りかなと
ブランド名に釣られて、それが安かったりしたら飛びついて購入
でも食べたら、あれ?そんなに甘くないとか、期待はずれだったり
そんな事があってから
スーパーで買う時も等級は気にして必ず見るようにしてます
箱が置いてる場合しかチェックできないけど
印なし、◯、良、だと安くても買わないようにしてて
優→秀→青字で秀→赤字で秀→特秀 とランクアップ
百貨店のフルーツ専門店は特秀なので高級なのは当然
だけどスーパーで赤秀がお手頃価格だったら飛びついて購入しています
そうは言えど
最終的にはやっぱお財布に優しい値段を優先しちゃってるけどね(^^;;
次回はツツジで染まる葛城山かな?
あっ! 昨年末でね
富田林駅~葛城山麓までの路線バスが廃止になってしまったので
要注意ですよ
バス、御所からしか行く選択肢しかなくなってしまったの
しっぽ
- へびおさん からの返信 2024/03/25 19:24:08
- RE: おかえり奈良へ!
- しっぽさん
ただいまーです!
お返事遅くなり申し訳ありません。
天理ダムの周りは桜の木が周りに植えられていたので、咲く時季になったらとても綺麗だと思います。
コミュニティバスが3時間に1本のペースで走っているので行きはバスで、帰りはハイキングででも良いかもですね。
賀名生梅林は豚のしっぽさんの旅行記みたいなのを想像して行ったのですが残念な結果でした〜(T^T)
暖冬とはいえ山の中の梅林だからそんなに早く満開にはならないかな、と敢えてあの時期にしてみたんですけどねぇ。
それにしても3月に入ってから雪が降ったり寒さが戻ってきたりして桜の開花は昨年よりも遅くなりそうですね。
お花をメインに遠方から行くにはやはり、リスキーだなと思いました。
ツツジも一体いつが良いのか、その年によって違いますからね。
ま、満開の梅には出会えなかったけど、山の景色が見られて清々しい気持ちになりました。
古代衣装着れるんですね。
でもイイトシしたおばさんが1人で着ても・・・ねぇって感じなので。。
若かったら着てたかな〜WW
地元で売っていた古都姫はbigsizeでした!
コットンベリーという新品種もあるらしいですね。
奈良はどんどん新品種が出てきて凄いですが、あすかルビーが淘汰されてきちゃって、逆に手に入り辛くなっている気がします。
もはや飛鳥の道の駅でしか見ないかも。
等級のお話しは初めて知りました、
箱で買う場合はチェックが出来るんですね!
今度買いに行くときはちょっと気にしてみよう。
5月の奈良は検討中です。
行くとしても往復日帰り深夜バスですね。
雨が降ったらどうにもならないし、お天気と開花状況に合わせてかなぁ。
でも葛城山にはいつか絶対行ってみたいと思っています。
御所駅から歩いてたしかロープウェーまで行けましたよね。
調べてみます!
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