近代史学習という名のヨーロッパ周遊その3

2024/02/19 - 2024/03/05

先日大学の授業で近代ヨーロッパ史を学び、感動したことを理由に、円安であることをすっかり忘れドイツ、オーストリア、スペイン周遊という名の国外逃亡を決意！！

2月19日～22日羽田からミュンヘン（ルフトハンザ航空）

2月22日～25日ミュンヘンからベルリン（ルフトハンザ航空）

2月25日～28日ベルリンからウィーン（オーストリア航空）

2月28日～3月3日ウィーンからチューリッヒ経由でマドリード（オーストリア航空、スイス航空）

3月3日マドリードからミュンヘン（ルフトハンザ）

3月4日～5日ミュンヘンから羽田（ルフトハンザ）

エリア ウィーン(オーストリア)

ベルリンのアパートを朝早く出て空港に向かいます。

プライオリティパスで入れるカフェで朝ごはん。

23ユーロまで好きなメニューをオーダーできるのですがそんなには食べられないので（笑）食べられる分だけオーダー。私の前のアジア人はスタッフさんに値段を聞きながらオーダーを繰り返していました。

今回3回目のウィーン。楽しみだなあ～…。

飛行機に乗るところまでバスで移動。15分遅延しましたがそのくらいで済んでラッキーでした。

アパートはヘルナル地区にあり、43番2番のトラムでどこでも行けちゃいます。

この日はウクライナの友人とカフェで待ち合わせをしていたので
取り敢えず荷物を置いてから2番トラムでOPERまで行き、そこからカフェまで徒歩で向かいます。

ハプスブルク家の棺のある礼拝堂。

カールス教会に着きました。ここのすぐ近くにウィーンミュージアムが新しくできましてなんと入場無料！！

友人がぜひ2人で行きたい！！と言ってくれたのでカフェはお預けでミュージアム探検をしました⭐︎

クリムトのユーディットがありました。同じポーズで一応写真を撮っておきました⭐︎

普通ウィーンの教会…といえばシュテファン大聖堂を連想しますが、私は双子のヴォーティフ教会を思い浮かべてしまいます。

2年前、この近くのウィーン大学語学センターで毎日ドイツ語を学んだ記憶があるので…

聖ペーター教会に来てみました。

ここで2年前初めて教会のミサというものを体験したので

何となく忘れられずにまた来てしまいました。

トラムの中でわちゃわちゃしていたワンコ。

目が白人っぽい淡いカラーでヨーロッパのワンコっぽい。

自分へのお土産にいつもBIPAのハンドクリーム、ボディクリームと一緒にウィーン石鹸を必ず買って帰ります。

ここの石鹸は香りがめちゃ良くて超オススメ！！！

２日目はもう1人の友人とカフェ・フランセでお茶and スイーツを頂きました。

在欧8年のこの友人はオーストラリア国家公認ガイドの資格を取得してめちゃ頑張っております。

これからも応援し続けようと思います！！

ガイドの友人に、ハプスブルク帝国終焉から第二次大戦後までのウィーン近代史を学びたい旨を伝え

どこに行けばそれを体感できるかと聞いたところ

ウィーンではナチス時代はタブーとのこと。

1番近い歴史を扱っているのはホーフブルグ宮殿の中にある歴史博物館とのことだったので次の日行ってみました。

入り口でチケットを買う時、スタッフさんに「ここはハプスブルクの歴史は扱っていない」と早口の英語で言われました（笑）。

了承後、機械的にチケットをゲッツ（笑）。

古代ローマの歴史を扱うエフェソス・ミュージアムも無料で見られるようになっており、こちらは無料の割にはかなり見応えがありました。

1900年初頭の様々なポスターが飾ってあります。

ウィーンの近代史の中で活躍した人々がズラリ。

年代別に写真やカメラがどのような役割を果たしていたのか、どんな出来事を映し出していたのかなど展示してあります。

やはりナチス時代の史料は少しだけ。しかも被害者目線の展示がほとんどでした。

ウィーンはアイヒマンが効率的にユダヤ人を強制収容所に送り届けるシステムを構築したこともあり、ある意味ドイツよりもショアを徹底的に遂行した歴史があるのですが


それは遥か彼方に追いやられていました。

ウィーン最後の夜はブルク劇場でシェイクスピアの「真夏の夜の夢」を鑑賞。

前半は慣れないドイツ語と長旅の疲れから睡魔との戦いでしたが（笑）後半はかなり面白い展開でした。行って良かったです。

劇場なのに、まるで美術館…のような作品がズラリ。、

Das Rathaus in der Nacht…

25日早朝にウィーン国際空港に到着。

プライオリティパスで入れるラウンジで巨大なロールキャベツを食べました。


2年前もお邪魔しましたが、世界で1番ウィーン国際空港のラウンジがご飯が美味しい（大いに主観が入りますが）！！

オーストリア航空でチューリッヒまで行き、そこからスイス航空でマドリードへ。

Zürich anirport のAspire rounge でスパークリングワインを飲みました。

意外と昭和な作りでビックリしました（笑）。

後ろの席の男の子3人組がかなり大きめの声でわちゃわちゃしてました。

でも最後の着陸の瞬間、拍手をしていて少しだけ好感持てました（笑）。

初めて来たマドリードは


それはそれはすごい街でした…


つづく