シンガポール航空ビジネスクラスで今まで行けなかったバリ島へ　～　UMANA Bali LXRのプールヴィラ

2024/02/22 - 2024/02/26

今まで計画しては頓挫する縁の薄かったバリ島へ、シンガポール航空のセールで手が滑ってしまったので行けることに♪
今までのこともあって本当に行けるのか否かプレッシャーがありましたが、コロナ禍を経てもう人生後半だし、行ける時に石にかじりついてでも行くもん！という気合いで行ってきました。
結果、相性の悪い場所ではプチトラブルが徒らに待ち構えており、無理に行くのは良くないのかなぁと実感、
帰りに乗継のシンガポールまで戻ってきたら急に運気が好転し全てがうまく行くように～凄く不思議でした。
でも、元気に事故もなく帰国できてバリの神様には守られていたのかなと、
導入直後の観光税もお賽銭のつもりで出発前に払っておきました。おかげで雨季なのに南部はほぼ晴天～

宿泊はヒルトン系オールプールヴィラのLXR、室内意匠は素晴らしいもののバリらしさは薄め、
また昨年泊まったバンヤンツリープーケットの管理が良くて、こちらも最近までバンヤンツリーだったこともあり心配していませんでしたが今回は故障の多いヴィラ、もう何かの厄落としなの、ってほどのありさまで。
よってテンション下がる事柄も書いています。
もちろん良かったこともたくさんあったし、スタッフたちはみんな可愛いし、数年前のステイホーム期間には想像すらできなかったようなバリでのプールヴィラ滞在で、稀有な思い出作りはできました。
またグローバルホテルチェーンについて「思うところ」ができた旅でした。

＊お小遣い帳　

エアー　
二名でビジネスクラス往復　約33万円　獲得マイルはアラスカ航空(AS)に→ これで台湾に行ける！

宿泊費　
保有ポイントとカードの特典で無料　カード年会費66,000円別途

ビザ ほか
13,000円(@5,000 + @1,500)

スパ　
　16,000円　他チップ50,000ルピア

食費　　
ホテル内ディナー2回　で　約3万円　朝食はメンバー特典　

エリア バリ島(インドネシア)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

夕方関空へ、シンガポール航空のチェックインカウンターがオープンするまで、
PPを使い関空内NODOKAカフェで休憩。

そして、
第1ターミナルに戻り事前に送ったAirTag入スーツケースを引き取り
ダウンコートを預けて、

KIXエアポート カフェラウンジNODOKA グルメ・レストラン

チェックインしたらファストレーンで出国、

関空の免税店は綺麗になったけど、サクララウンジに行き着くまでの歩く距離は増えたね。

ラウンジでは取り敢えず好物だけいただき奥でマッサージします。

それからお手洗いに洗面ボウル一個しかなく歯磨きできず、
長期間リノベーションしていたけど何してたんw

関西国際空港 JAL国際線 サクララウンジ 空港ラウンジ

そして、搭乗。

SQビジネスクラスは昨年GW以来♪

もちろん夫とは別々、窓際一列席で。

関西国際空港 空港

今回も和食を事前予約、深夜便なのでワンプレート、

美味しいです。

その後、リラックスして気持ちよく寝られました。

チャンギではターミナル3に着いたので、そのまま3のシルバークリスラウンジへ。

ラウンジはチャイニーズニューイヤーの装飾が華やか。

シルバークリスラウンジ (チャンギ国際空港ターミナル3) 空港ラウンジ

乗り換えは４時間以上取っているので、
シャワールームへ。

シャワーから出てきたら朝食ブッフェが始まっていました！

フォカッチャサンドは熱々でチーズトロ～リ
前回気に入ったお粥も忘れずにね。

ホントここのラウンジ好きだわー

では、続けてデンパサールまで飛びます、
関空からと同じデザインのシート。

4レグ乗ったけど全てこのデザインで、最後にはあきました～

SIN→DPS はスリッパがリクエスト制であり、
復路はリクエストしたけれど近距離だからソックスすらないと言われ、

でもお隣のインド人女性はソックスをもらっており、
初めてSQに不信感…これも相性悪いバリ島が故の出来事かなぁ

２時間ほどの飛行なのですぐに機内食、

チョコのデニッシュは初めて。

ブックザクックのナシレマは、あまり美味しくなく、

ここから何だか運気が怪しげに…

取り敢えず、初めてのバリ島が見えて来てテンション上がります、

タンジュンベノアあたりが見えているのかな。

高速道路も綺麗に見えた！

空港は可愛い建物、
ビンタン島以来、久しぶりのインドネシア、

事前に全て済ませていたので、入国は自動化ゲートであっという間。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

予想より早く出たので、kkdayドライバーとの待ち合わせ時間まであと5分、

さらに15分暑い中待ちぼうけで、やっと会えました。

今まで他の国ではkkdayドライバーは早めに来ていたのでこんなのは初めて、
バリ時間ってあるの？　バリ島と相性悪いから？

あれに見えるは割れ門、初めて見た～

途切れない直進バイクが走る道路をお互い上手く避けながら右折したりと、
東南アジアあるあるのマーベラスな交通事情を体験しながら、

無事にウマナバリに到着。
コロナ禍前、バンヤンツリーだったところ。

チェックインが2時のホテルなので、ぴったりに着きました。

Jumana Bali Ungasan Resort managed by Hilton ホテル

ロビーからインド洋がチラッと見えます。

これはカクテルとモクテルのウェルカムドリンク、
タルトも美味しいです。

今回ダイヤモンド会員のアップグレードはフルで出来なかったと聞き、
やっぱりバリは相性悪いなと思いながらチェックイン手続き。

富裕層向けホテルなので、はじめから希望のヴィラを予約すべきよね、
また日本人ゲストはマイノリティ、
上客ではなさそう(肌感で) ﾖｳｼﾗﾝｹﾄﾞ

そしてふと思う、オーナーの国籍は何処だろう…


しかも2泊なのに1泊ですねと言われてしまう、大丈夫かな～　ふ　あ　ん

その後カートでホテル敷地内を巡って説明を受けながら、

ヴィラに到着、ヴィラ敷地400平米あるそうですよ。

オートロックの門を入ると、水盤を渡るアプローチ、

庭にはサンラウンジャーとテーブルセット、

ディベッド、プールにジャグジー。

ヴィラとしては完璧なエクステリア。

プールは大きいけれど、
眺望無し、切り通し横の低地でレストランが斜め上にあり谷状、
植栽の向こうあたり崖の工事音がうるさい場所、

期待値高かったぶん、ガーデンビューのカテゴリー内で
この立地にアサインされた事は正直傷つきました、ほかの接遇の良さが吹っ飛ぶくらいに。

さらに設備不良、
写真は3日目チェックアウト直前にようやくジェットだけ直ったジャグジー、
1日目は泡だけ出て2日目夜は泡もジェットも反応無し、夕方メカニックが来たのだけど…

プールも調子悪かったようで、もしかして濾過装置だったら子供がいるとシャレにならないね、我家はヴィラのプール水質を信用してないからいつも顔をつけず健康被害なし。

せっかくのヴィラなのにメカニックが何度も出入りしていた滞在なのです。

バリ島初めてだから、ゆるさのスタンダードがわからないけど、
ひどいよね～

日陰のデイベッドは

工事が気にならない時間にゴロゴロしました。

ワンベッドルームヴィラの広さやインテリアは、カテゴリー関係なく同じで、
広いリビングで自宅のようにゆったりまったり～

室内は清潔で虫もヤスデを一回見ただけ。

でもアニバーサリーにしなかったらスイーツないのね…

そういえば、
ダイニングカウンターにミニシンクがあったけれど水が出ず、
高級ヴィラでこんなに不具合頻発するなんて～　

でも、
2泊なのでヴィラチェンジと言うのも大きいヴィラだけに迷惑だろうし、
移動する労力も勿体無いので諦めました。
あと数泊するなら遠慮なくクレーム、移動するけどね。

お手洗いは2箇所あり、
これは一つ目のお手洗い、

ハンドソープもある大きめの洗面台付きです。

こちらは、ひろーい水回り、

ダブルボウル、シャワールーム、お手洗い、
クローゼット、などなど。

荷物にbed bugが入らないよう(いないと思うけれど)、クローゼットの照明はつけたまま寝ました。結果、持ち帰っていない模様。

それから水回りにこんな照明があるなんて、ステキ。

バスピローも良いものが付いています。

2日目バスタブ掃除してなかったのとボディローションがもとからカラなのはダメだけど、
ターンダウン前など必ず確認電話してからやって来るのはお互いの為に良いシステム。

ヴィラはリビングエリアとベッドルームが短い廊下でつながっている間取り、

これはリビング側からベッドルーム側を見たところ、

ベッドヘッドボード裏側にドレッサーがあります。

ベッドルームの横が水回り。

廊下からリビング側を。

ベッドルームはプールに隣接、

ベッドが小さいなと思ったけれど寝心地は良かったです。

しかしベッドルームのエアコンは壊れてました、25度で固まってる！

チェックインからヴィラの案内までしてくれたスタッフに、
最後にお土産を渡したものの
滞在中彼には二度と会えなく… 感じ良い子だったのに。

そしてヴィラの写真を撮り終えたら
暑いので取り敢えず入水。

夕方からはクリフエッジにある地中海料理のダイニングへ。

メラスティビーチが一望できます。

運良く窓辺のシートが取れました。

まず大トロ(日本語で大トロって言ってたよ！)とアランチーニ。

フォカッチャやグリッシーニ、スライスはチャパタかな。
美味しくてパクパクいただきました。

ホタテのグリル、イカ墨練り込みのパスタでボンゴレビアンコ、

チーズリゾットなど、

ボンゴレ美味しい。

ロブスターは言うまでもなく！

お料理はアラカルトで、夫とシェアしました。

とにかくここのスタッフは若きから上の人まで完璧な接客で、
素晴らしいなぁと感心しました。

デザートは濃厚チョコレートケーキとベリーのソルベ♪
最後に写真撮り忘れですが、上品な生チョコもいただきました。

こちらはお味も良いけどお値段も良くて
今のレートで合計二万円くらい、

ポイント泊だからレストラン利用くらいしないとマナー違反かなとも思いますが、
お会計サイン時に尋ねたらヒルトン会員の割引はないと言われて
ちょっと悲しかった円安・衰退国の民、

しかも、グッドコメントがあったら書いて欲しいと言われて、
公用語で英語を使わない日本人にむちゃぶりするなぁと思いながら、

ワタシいい人なんで書きましたよー、
優等生だったから筆記体は自信あって、クラシックな字、かつ教科書英語で５行ほどコメント、

バックヤードでウケてくれたかな。

レストランで丁寧にお見送りされてカートで戻ると、
ヴィラは綺麗にターンダウン。

リクエストのお水もたっぷりおいてあり、ナイトスイーツはあって嬉しかった！

では、おやすみなさい～

鳥のさえずりで目覚めて、
美しい天井の写真を。

さらにベッドからプールを見るエモ写真を撮っていると、

屋根からとても速い足音が！

何事かと外を見たら～

コザルが6匹！

オヤザルは少し向こうに一頭でコザル達を見守っています。

枝でブランコ、ブンブン遊んでます。

窓に英語で動物が入るので開けっぱなしにしないよう書いてあったのはこれね。

小猿のボスっぽい子と目が合ってしばらく見つめ合っていたら、
ウェルカムではないと気付いたのか、

はい、みんなお尻を向けて撤収、

イタズラしないカワイイ保護色オサルでした。

なおオサルに困ったら0番にコールだと最初に説明がありました。
スタッフが来るのかな。

では朝食へ行きましょう～

庭は鮮やかな蝶々がいっぱい飛んでいます。
(左の方に写ってます)

朝食レストランはインフィニティプールの横、
レストラン裏のファンがうるさい立地のヴィラだから近いの(嫌味w)

レストラン内はプールと海が見える席もあり、そこを選びました。

オールヴィラでゲストの絶対数が少ないから平和。

朝食はブッフェ台とメニューからオーダーのハーフブッフェ。

フルーツは既に盛り付けてあり、大量です。

ココナッツヨーグルト、

自家農園の生野菜、プーケットのバンヤンツリーもそうだったから
バンヤンツリーの名残りでしょう。

麺とグリルのお肉やサテのカウンター。

食事のスタートは、ブッフェのコールドカットと野菜、フレッシュジュース、フルーツ、

マグロスモークあり、
ジュースはきゅうりと蜂蜜、翌日はキャロットジンジャーだったから日替わりみたい。

果物はマンゴーなくてさみしい…
ココナッツヨーグルトはマンゴーピューレ入り、

カプチーノをオーダーして甘いパン系も取って来ました。

ドーナツの生地が美味しい、チョコも質が良いし、
クロワッサンなどは焼き立てを配ってくれます。

これはオーダーしたロブスター入りのスクランブルエッグ、

トリュフとアボカド入り、

これはほっぺた落ちる系で生野菜も自家農園産なのでフレッシュ、かつ
きちんとドレッシングが和えてあります。

ビーフのヌードル

よくある麺の種類や具を選べるもの。

オーダーのパンダンアイスクリームとワッフルのハーフ、
これは普通。

美味しいカプチーノはお代わり！

このスライダーも美味しかった！

気の迷いでオーダーしたホワイトオムレツ、

黄身があった方が好きだと再認識しました。

明日もオーダーメニューは同じ構成だとスタッフに確認したので
ナシチャンプルは明日食べることに。

口福な朝食でした、ご馳走さま～

食休み後はインフィニティプールへ、

エッジでしばらく海を見てから泳いだり浮かんだりして至福のプールタイム、
雨季なのに青空が拝めて感謝、

プールサイドに上がってからは
ミニカバナみたいなところにタオルをセットしてもらい、
お水と氷入りグラスがサービスされました。

眺望良しのヴィラゲストはヴィラから出ないのか、
ずっと私達の独占状態でラッキー。

夫の後ろ姿、

日本人がインフィニティプールにいると温泉に見えるなぁ

前半終わり～

この旅行記へのコメント （2）

• dogigongさん 2024/04/06 10:18:38

  ため息の出るような素敵なリゾートホテル！

  ラズベリー夫人さま
  
  ご無沙汰しております。
  とうとうバリ島に行ってこられたのですね～。
  私もSQのセールでDPS線を予約したのですが、安定のエコノミー。SQのCクラスなら、DPSまでも近く感じちゃいますね。
  ヒルトンホテルズにこんな素敵なホテルが！京都のROKUと同じグループでしょうか？
  お部屋はもちろん、お食事も何もかも美味しそうで、読んでいるだけで幸せな気分になりました。朝食のカプチーノの写真を見ただけで、お食事のレベルが高そうって思ってしまうのは私だけかしら？
  
  フランジパニスパ、私も10年ほど前に行ったことがあります。
  1人でもホテルまで往復送迎してもらえて助かりました。
  
  bedbugは気になりながらも、特に対策をしていなくて毎回運にかけてます（笑）
  airtagもiphoneユーザーじゃないので持ってない…でも、今年は乗り継ぎフライトを何回か予定しているので悩みます。う～む。
  後編旅行記も楽しみにしています(^^♪
  
  dogigong

  ラズベリー夫人さん からの返信 2024/04/06 22:21:38

  RE: ため息の出るような素敵なリゾートホテル！

  dogigong さん、こんばんは！
  
  コメントありがとうございます♪
  やっと行ってきましたよー縁の薄かったバリ島に。
  
  以前ビーチを教えていただいた頃には、サヌールのアンダーズ2泊で、
  レンボンガン島に半日行こう！と計画していたところ、
  
  バンヤンツリーがLXRになった情報が入り、ポイントでプールヴィラに泊まれる事がわかって、
  近々になって欲を出して乗り換えてしまいました。
  結果、タダほど怖いものはない的な部分もあったりして笑。
  
  でも仰る通りお食事がすごく美味しくてスタッフもイイ子ばかりで、さすがLXRだなと、
  アジアにはROKUとバリ島にしかLXRはないそうです。
  
  また、dogigongさんの昨年ランカウイセントレジス、とても素敵でした！
  アジアのハイクラスリゾートホテルのホスピタリティや朝食は素晴らしく、
  わざわざ飛んでいく価値ありますね。
  
  そしてフランジパニ、
  スパにお詳しいdogigongさんも行かれているならやはり有名なんですね。
  懸命に日本語を使ってくれてありがたいスパでした。日本人観光客が減っているので頑張ってほしいです。
  
  流行りのbed bug、存在はもちろん知っていましたが韓国の騒動で急に怖くなり始めました。
  滞在がアジアの国々のお正月直後だったので　もしかしたらと不安で。
  刺されるより家で繁殖するのが本当に恐怖です。
  
  ではまた色々教えてください♪ ラズベリー