2024/02/08 - 2024/02/17
476位(同エリア1519件中)
Fuyuyamaさん
- FuyuyamaさんTOP
- 旅行記119冊
- クチコミ23件
- Q&A回答6件
- 124,680アクセス
- フォロワー40人
2月8日から10日間の日程で、厳冬期の美瑛へ行ってきました。もちろん今回も写友のY氏と一緒。彼の家で居候をしながら写真三昧の日々を過ごしました。昨年同時期に来たときは天候にも恵まれ、長年の夢であった「サンピラー」や「ダイヤモンドダスト」、「霧氷」などの写真が撮れたので『夢よもう一度!』というわけですが、風景写真は自然が相手。今回もあてにならない美瑛の天気に振り回されることになりました。
なお、この旅行記は2回に分けてお届けします。先ずは前編、8日から12日までの記録です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
いつもの様に羽田7時40分発のJAL551便で旭川空港へ向かいます。今回の旅ではどんな風景に出会えるのか期待が膨らみます。
-
到着後、先ずは美瑛神社にお参りし、旅の安全をお祈りします。
-
生憎鉛色の空、時折小雪がパラつきます。気温は飛行機を降りる時にマイナス7℃とアナウンスがありました。
-
時刻は既に10時半を回ったところですが、シラカバ林の一画に霧氷が残っていました。でも、曇り空ではイマイチ映えません。
-
友人宅に到着すると先ずは雪かきです。60㎝くらい積もっています。家の裏にあるガスの元栓と野鳥の餌台周辺を掘り起こしました。雪かきが終わると食料品の買い出しです。天気が悪かったこともあって、この日は10日間生活できる環境を整えるのに費やし、写真を撮りには出掛けませんでした。
-
2月9日、美瑛滞在2日目です。天気は晴れ時々曇り、気温はマイナス13℃とダイヤモンドダストが出やすいとされるマイナス15℃には届かず微妙なところ。それでも期待を胸に朝5時起床、6時過ぎに丘巡りに出発です。クリスマスツリーの木手前で雲がピンクに染まってきました。名も無い木ですが、淡いパステル調の色彩に惹かれてシャッターを押しました。
-
こちらは早朝のクリスマスツリーの木。この場所は夕陽のポイントですが、良い時間帯はインバウンドで凄いことになっておりとても近寄れません。その様子は後日ご紹介します。
-
昨年良い思いをした美瑛川に架かる緑の橋にやってきました。狙いどおり川筋は水蒸気が多いのでビッシリ霧氷が付いていますが、肝心の太陽はまだ雲の中です。
-
太陽が雲から抜け出すと、目の前をチラチラとダイヤモンドダストが飛び始め、やがて小さな光の柱になりました。
-
イチオシ
規模は小さいものの二日目にして見られたことに満足し、丘巡りを続けます。
-
木漏れ日が雪面に描く光と影のコントラストがきれいです。
-
イチオシ
三愛の丘にやってきました。ダイヤモンドダストは空振りでしたが、クリスタルの様な輝きを放つ霧氷に出会えました。
-
繊細なガラス細工の様です。
-
畑に取り残された緑色の麦稈ロール。マフラーを巻いて帽子を被ったカエルの様に見えます。
-
青い影が雪原に伸びています。
-
イチオシ
昨晩降った綿雪が枯れ草に花を咲かせています。
-
庭先にあるシラカバにやってきた「アカゲラ」のメス。初日に餌を撒いた成果が早速現れました。滞在中どんな鳥たちに会えるか楽しみです。
-
陽が傾いてきた頃、再度丘巡りに出掛けます。薄い雲を纏った太陽が放つ柔らかな光が丘を染めています。
-
イチオシ
「ジェットコースターの道」の脇に佇む1本のポプラ。太陽が面白い雲を纏っています。
-
2月10日、美瑛3日目です。今朝も昨日と同じパターン。起床時には雪が降っていたので「今日は二度寝だ!」と思っていたところ、6時頃から青空が見え始めました。気温はマイナス11℃と昨日より温度が高く霧氷も付いていません。
2匹目のドジョウを狙って、昨日と同じ橋の上にやってきました。しかし、太陽には薄い雲が掛かり強い光が差してきません。 -
川面からは盛んに水蒸気が立ち上っていますが、昨日のようなダイヤモンドダストは出現しませんでした。
-
こんな日は明日以降に備え、撮影ポイントのロケハンです。あらかじめグーグルマップで目星を付けていたポイントを巡ります。数カ所回って良いポイントを見つけました。ここならサンピラーやダイヤモンドダストの撮影に良さそうです。
-
これといった目的地も無いまま車を走らせます。美瑛川の中州にキタキツネの足跡を発見。何か物語を感じます。
-
雪原にポツンと立つ「ハルニレ」の木。空の色に惹かれて撮った1枚です。
-
朝活の最後は、クリスマスツリーの木に群がるインバウンドの一行をパチリ。どうやら韓国からのお客さんの様です。あまり広くない道路に観光バスが並んでいました。ふと「オーバーツーリズム」と言う言葉が頭に浮かびました。
-
午後3時過ぎ、霞が掛かった空に「日輪(日暈)」が現れました。明日の天気が気になります。
-
2月11日、美瑛滞在4日目を迎えました。朝はいつもの様に5時に起床しましたが、あいにく雪模様のお天気。気温はマイナス6℃とあまり冷え込んでいません。早々に朝食を済ませ、天気が回復するのを待ちました。
庭先の餌台には、入れ替わり立ち替わり鳥たちがやってきて大賑わい。天気が悪いときは良い被写体になってくれます。因みに写っているのは「アカゲラ」、「シメ」、「スズメ」です。 -
少し大柄な「ミヤマカケス」もやってきました。この鳥がやってくると他の鳥たちは逃げてしまいます。
-
9時過ぎ、晴れてきたので丘を一巡りしてみます。
-
ハウスクリームシチューのCMで使われた「赤羽の丘」にやってきました。雪原に立つポプラの木が印象的な場所です。
-
邪魔な電柱や電線が無いと、こんなに空は広いんですね。
-
我々はこんな道を走っています。道の両側には広大な雪原が広がっています。
-
昼食を挟んで午後2時過ぎ、再度丘巡りに出掛けました。雪のシーズンは除雪していない場所が多く撮影場所が限られてしまいます。どうしても撮影したい場合は、時には膝まで雪に埋もれながら歩いて行くしかありません。
-
「四角い木」もそんな場所の一つです。冬場どの様になっているのか気になって行ってみました。
-
艶めかしい雪の造形。木漏れ日が描く光と影が絶妙です。
-
陽が傾き光の具合が良くなってきました。
-
光のシャワーが2本の木に降りそそいでいます。
-
2月12日、美瑛5日目を迎えました。どうやら今回の美瑛はハズレの様。2日目の朝こそマイナス13℃に下がり、かろうじてダイヤモンドダストを見ることが出来たもののそれ以降はサッパリです。今日も朝から雪。気温もマイナス3℃とダイヤモンドダストやサンピラー、霧氷が出現するには絶望的な暖かさ。この先、週間予報で期待が持てそうなのは16日・17日ですが晴れるかどうかは微妙なところです。朝食の準備をしていると、着雪した梢越しに眠そうな太陽が顔を覗かせました。
-
イチオシ
朝食の後片付けをしていると、窓の外を影が横切りました。待望のアイドル登場です。
-
餌台によじ登ろうとしているのでしょうか?このあと10分近く餌台でヒマワリの種を食べていました。
-
天気が悪い日は、餌台に来る野鳥を撮って時間を潰します。この子は「ヤマガラ」です。
-
こちらは「シジュウカラ」。
-
尾が短い「ゴジュウカラ」。これらカラ類の動きは忙しなく、1~2粒餌を啄むとすぐに飛んでいってしまいます。
-
昨日も登場した「シメ」ちゃん。肝っ玉が据わっているのかちょっしたと物音にも逃げません。
-
10時過ぎ、食料品の買い出しついでに丘を一巡り。一瞬の光が丘を照らしました。
-
午後3時過ぎ、夕焼けを期待して丘を一巡りします。太陽の右側だけ幻日が出ています。
-
しかし、結局は黒い雲に阻まれ今日も夕焼けはお預け。
-
かろうじて雲の隙間から差し込んだオレンジ色の光が雪面を染めました。(後編に続く)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
美瑛(びえい)(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
48