ベトナムへ行こう！ ～今年はダナン、ホイアン、フエへ～ その１

2024/02/28 - 2024/03/03

3月末までの有給休暇が残っていたので、昨年に続きベトナムを訪れることにした。
昨年行ったハノイが食事が美味しくて、しかも夫と一緒で不完全燃焼だったのでリピも考えたのだけれど、ちょっと南下してみようと今回はダナンに泊まってミーソン、ホイアン、フエへも足を伸ばすことにした。
残念ながらセントレアからダナンへの直行便はないので、往復ともにホーチミン経由の便を予約、友人のベトナムからの留学生のアドバイスに従って、観光は現地ツアーを利用することにした。
昨年は夫がついてきたけれど今年は1人がいいなと思い、出発前日に「明日からベトナム行ってくるね。」とメールで伝えた。

さあ、2度目のベトナムだ！

エリア ダナン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

セントレア発VN341便でホーチミンへ。
チェックインカウンターも保安検査場もそれほど混んでおらずスムーズに出国。
でも、朝4時起きなので少し眠い。

中部国際空港セントレア 空港

ホーチミンでトランジットなので、ベトナム航空のカウンターで「TRANSIT」のシールを渡される。
ホーチミンの空港でいったんスーツケースを受け取り、再度チェックインする必要があるそうで、空港係員にわかりやすいようにこのシールを目立つところに張るようにと言われた。

プレミアムラウンジ セントレア 空港ラウンジ

少し遅れての搭乗、座席はほぼ満席のようだ。
T社、J社など、旅行社のステッカーを付けている方も結構いらっしゃる。
旅行社のパッケージツアーもだんだん増えてきたのかな。
機内食は牛丼をチョイス、お蕎麦もついている。

約5時間のフライトでホーチミンに到着、まずはSIMを買った。
乗り継ぎをアシストしてくれる係員がいると言われたが、見当たらないので国内線ターミナルにスーツケースを持って移動、この日のホーチミンは36度で暑い～！
そして、国内線ターミナルのATMでキャッシングをしようとしたのだが、何回やっても機械を変えても「Canceled」となってしまう。
そばにいたオニーサンに聞いてみたがわかるはずもなく、諦めてダナンへと向かう…

タンソンニャット国際空港 (SGN) 空港

約1時間のフライトでダナンに到着。
宿泊はCozy Danang Boutique Hotel、ビーチには少し遠いがロケーションはいいようだ。
Agodaで予約をしたらお迎えが付いていて、10分ほどでホテルに到着。

コージー ダナン ブティック ホテル ホテル

こじんまりとしたオシャレなホテル。
ウェルカムドリンクをいただきます。

お部屋で一休みしてから出かけることにする。
まずはPheva Chocolateへ。

フェヴァ チョコレート スイーツ

6個入りと24個入りを購入、パッケージが可愛い。
6個入りは、快く旅に行かせてくれた同僚へのお土産。

チョコレート屋さんをハシゴ 、ALLUVIA Chocolatierへ。

アルヴィア チョコレート 専門店

箱もチョコも選ぶことができるので、10個入りにしてみる。
カシューナッツ入りが人気だそうだ。

少しお腹が空いてきたので、ミークアンバームアへ。
天井が高くてオシャレな内装のお店。

ミー クアン バ ムア 地元の料理

ダナン名物の汁なし麺ミークアン、麺が平たくてキシメンのよう。
胡麻せんべいを入れて美味しくいただきました。

Win Mart+に寄ってみる。
お菓子とインスタント麺を購入。

WinMart+ 53 Dinh Tien Hoang スーパー・コンビニ

藤井聡太さんも訪れたドラゴンブリッジにも行ってみる。
これはシッポのほうだけれど、色が変わってきれい。
さすがに朝早かったので疲れてきたかな、頭まで見に行く元気がない…
そろそろホテルに帰って休むことにしよう。

ロン橋 (ドラゴンブリッジ) 建造物

2日目、ホテルで朝ご飯。
まあまあ種類もあって美味しくいただきました。

「ミーソン遺跡＋ダナン市内＋夜のホイアン観光　2つの世界遺産に行ける凝縮ツアー」という盛りだくさんの現地ツアーに参加。
ガイドさんは元歴史の教師という元気な女性、メンバーは新潟の母娘2人、神戸のオジサマ3人と私の6人。

まずは、チャム彫刻博物館へ。
ミーソン遺跡を中心にベトナムにあるチャム族の遺物が展示されている。

チャム彫刻博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ヒンドゥー教の神様、シヴァ神。
破壊と再生をつかさどる神。

4本の手を持つヴィシュヌ神。

リンガとヨニ、男性器と女性器を表している。

展示物のほとんどが、ヒンドゥー教シヴァ派の聖域とされているミーソン遺跡から発掘されたものなのだそうだ。

ハン市場へ。
1階は食料品、2階は衣料品などが売られている。
中はいろいろな匂いが漂っている...

ハン市場 市場

ダナン大聖堂へ。
フランス統治時代に建てられたゴシック様式のカトリック教会。
十字架の上に風見鶏がいるように見えるので「ニワトリの教会」とも呼ばれているそうだ。

ダナン大聖堂 寺院・教会

パワースポットと言われている大理石でできた五行山、マーブルマウンテンへ。
一番大きい有名なトゥイソン山、エレベーターで登ることができる。

五行山 山・渓谷

サーロイ塔、六角形の七重塔で祭壇とお釈迦様が祀られている。

リンウン寺、緑色の屋根と龍の装飾が美しい。

リンウン寺 寺院・教会

タンチョン洞窟にあるお社。

タンチョン洞窟内にある仏像。
わかりにくいけれど後ろに涅槃仏が横たわっている。

あちこちに洞窟があるので見てみたいのだが、何しろ盛りだくさんのツアーのためランチのレストランへ移動となった。

ランチはダナンの有名レストラン、マダムランで。
参加者の皆さんも打ち解けてきて、なごやかな雰囲気でのお食事。
いろいろと話していたら、神戸のオジサマたちもキャッシングができず、引き出し額を1,000,000ドンにしたらできたと教えてくれた。
2,000,000ドンがダメだったのか～？

マダム ラン アジア料理

赤くないグアバジュース。

ブンボーフエ、フエ名物の牛肉入りの米粉の麺。
少しスパイシーで美味しい。
ほかにも生春巻き、バインセオなど、美味しくいただきました。

ランチの後はチャンパ王国の聖地、ミーソン遺跡へ。
7世紀から13世紀の間に建てられており、ミーソンとは美しい山という意味だそうだ。

ミーソン遺跡 史跡・遺跡

遺跡の案内図、AからMまでのエリアがあるようだ。
保存状態のいいB、C、Dのエリアを中心に見るとのこと。

チャンパ王国の主な宗教はヒンドゥー教シヴァ派。
造りがカンボジアのアンコールワットと似ている。

遺跡には漆喰やセメントなどの接着剤の痕跡はないそうだ。
爆弾が落ちた後もあって、戦争で破壊されてしまった部分も多いそうだ。

最近はインドからの支援も受けて修復作業が進んでいるそう。
日本人が修復に携わった箇所もあって、ガイドさんは「日本人の修復が一番丁寧ね！」と言っていた。

夜のホイアンへ。
ランタンの柔らかい灯りが素敵。
16～17世紀には日本人町があって、多い時は1,000人以上の日本人が住んでいたと言われている。

古都ホイアン 旧市街・古い町並み

フーンフンの家。
約200年前に貿易商人の家として建築された木造の建物、現在は8代目が暮らしているそうだ。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

タンキーの家。
約200年前に広東省出身の中国人によって建てられ、現在は7代目の当主が住んでいるそう。
フーンフンの家もタンキーの家も夜なので中に入ることはできなかった。

進記家 (タンキーの家) 文化遺産

2万ドン札にも印刷されている来遠橋、残念ながら改修工事中。
8回目の改修だそうだけれど、きれいに蘇るといいな。

来遠橋 (日本橋) 建造物

夕食は安倍元総理も訪れたサクラレストランで。

ホア アン ダオ (サクラ) 地元の料理

ホワイトローズ、海老の蒸し餃子にフライドオニオンがまぶしてあるホイアンの伝統料理。
ちなみに作っているのは1か所なので、どこで食べても同じらしい。

揚げワンタン、ホイアンピザとも呼ばれている。
パリパリの生地にいろいろな具が乗っていて美味しい。

カオラウ、米粉でつくられた麺に、豚肉、もやし、香草などを乗せて甘い醤油ダレにからめて食べるホイアンの郷土料理。
伊勢うどんがルーツと言われているが本当かな。

ホイアン名物のお料理、すべて美味しくいただきました。

食事の後は、トゥボン川で灯篭流し。
長い竿に灯篭をひっかけてゆっくりと灯篭を流す。

私たちは川沿いから灯篭を流したけれど、船から灯篭を流すこともできる。
灯りがゆらゆらして幻想的。

トゥボン川 滝・河川・湖

聞いてはいたのだが、ホイアンの街を歩いていると欧米の方がとても多い。
ガイドさんいわく、アジア人はダナンに泊まり、欧米人はホイアンに泊まるとのこと。
いつかゆっくりとホイアンに来られるといいな。

チャム彫刻博物館、ダナン大聖堂、五行山、ミーソン遺跡、ホイアンと巡って忙しい1日だった。
全部をじっくりというわけにはいかなかったけれど、楽しく過ごせました。
元気なガイドさん、ご一緒してくれた皆さん、ありがとうございました。