2024/02/29 - 2024/02/29
571位(同エリア907件中)
ふむすけさん
この旅行記スケジュールを元に
図らずも2連休。
家でゴロゴロするのも勿体ないので、娘も引っ張り出してなんとなく向かった鉄道博物館。
予想よりだいぶ面白く、車両の足回りに興奮し、キハの内装に感動する数時間。
その前にニューシャトル(さいたま新都心交通 伊奈線)完乗もしたんでした。
良い休日(^^)
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
上野東京ラインにて大宮へ。
途中、尾久でカシオペアを発見し笑顔。
四季島もカシオペアも、今の年金お金持ち世代がいなくなったらツアー商品は辞めて、切符だけ売ってくれるようになるかしら。 -
大宮駅。
9:50という、通勤時間帯でも土休日でもないのに向かいのホームの東武アーバンクラインからイベントでもあるかのような量の降車客。
ニューシャトル方面に向かうと、ここでもまた横浜並みの降車客。
何事だろうか。
もしかして埼玉って人口多いのか。大宮駅 駅
-
ニューシャトルを完乗するため、一日乗車券を購入。
購入は自動券売機で可能。
しかしきっぷ自体は自動改札を通れないので注意。
鉄道博物館駅は大宮駅の次の駅ですが、あえてうちのお嬢さん(22歳)には告知せずに乗車するつもりです。
何しろ腹が減ったとうるさい子なので食べ物を与え気をそらす。 -
ホームの時計も2020系の車両カラー仕様。
凝ってるな。 -
来たのは一つ前の2000系。
とても短い車両が6両?だったかな。
おもちゃみたいで可愛らしい。 -
公式HPには「走行路の側方には列車を誘導する案内軌条と、動力電源として三相交流600Vの電車線を設けています」とあります。
見た目歩きやすそうですが、歩いてはダメですって。
関係ないけど、映画「プレステージ」で、David Bowie演じる二コラ・テスラが、バチバチ交流電撃の中を歩いて登場するシーンがすごく好き。 -
「新幹線高架軌道の張り出し部分を活用して、大宮と内宿(伊奈町)の間12.7kmを走ります」とあるように、新幹線の線路を真ん中にして左右にニューシャトルが走る構造。
なので横を上越・北陸新幹線がバンバン通ります。 -
高架の駅なので、駅のホームも階段を上ってたどり着く構造。
手前の半円が階段の屋根ですね。 -
こちらの駅は奥が階段のホーム。
湘南モノレールのホームに少し似ています。 -
2020系のピュアルビーとすれ違い。
-
時々、このようなY字分岐が現れます。
段差がないのですっきり。
何となくIHクッキングヒーターを連想。 -
片道24分ほどで内宿駅に到着。
終点まで乗らされたことには、お嬢さんにも途中で気づかれており。
だって一駅だけ乗るとか、気持ち悪いじゃないか。
内宿駅の改札外の売店、レトロで良いですね。
コカ・コーラの瓶の看板に「たばこ・雑貨」とは。
ニューシャトルのグッズも少し売っている様子。
この売店の向かいには煙草の自動販売機もありました。
今、喫煙者ですらtaspo持ってる人は少ないんじゃないか。
出たばかりの頃はこれがないと自販機が使えないのでこぞって作りましたが、更新が面倒なためか、みんな結局コンビニで買うようになりましたね。
2026年にはサ終予定だそうです。内宿駅 駅
-
駅外観。
自動販売機。
しかない。 -
とはいえ、駅前は広く、少し行くとバラ園があるそうです。
-
おそらく駅ごとにシャトル君のこのような看板があるのでしょう。
このヴィジュアル、ちょっとかわいいですね。
未来都市のガラクタ置き場からシャトル君を拾ってきて修理した少年との、ピクサー全米号泣系ストーリーが3パターン位は作れそう。 -
内宿駅からは、先ほど乗ってきた車両で折り返します。
丸山駅で運転手さん交代。
車両基地もあり、数台の車両が停まっているのが見えました。丸山駅 駅
-
いよいよ鉄道博物館駅。
もとは大成駅。鉄道博物館駅 (大成駅) 駅
-
改札内はがらーんと広い。
イベントなどあった日にはここも人ごみになるのでしょうね。
改札直結で鉄道博物館。
屋根があるので雨でも濡れません。 -
博物館入り口に行くまでの通路にも、このような展示。
-
わあい!台車だ!
-
素敵。
でも触れません。 -
車両の輪切りも。
-
「くずもの入」とは懐かしい。
子供のころ、くだもの入れを連想していたことを思い出す。 -
飲料水。
ペットボトル自販機が普及する前の遺物。 -
記念撮影スポット。
鉄道博物館 美術館・博物館
-
入口までの道にはこのような時刻表タイル。
足元が楽しい。 -
入口外観。
中には切符売り場のカウンターなど。
前日にネットで購入しておいたので100円引きのチケットレスです。 -
入館し、まず目に入るのはこちら。
うるう日だから日の丸?いつもなのかな。 -
カラフルなステンドグラスを通り過ぎると・・・
-
美しい吹き抜け。
落ち着く色の薄明るい照明といい、この見せ方、センスが良い。
こんなにお洒落だとは予想外。 -
吹き抜けの左の2階回廊には鉄道模型や展示品。
ロケット号から・・・ -
大好きな富山!!!
-
正直この模型も大変楽しく、なかなか下の階に降りられません。
写真もたくさん撮ったけど、全部載せても仕方ない。 -
こういう旧型の車両はとても好き。
VISTA CAR あおぞら号。 -
これは小田急ロマンスカー!
-
最上階のフードコートでビールとご飯を補給し、屋上からは大宮の町を一望。
それほど面白い眺めでもない。 -
お食事処から下にエスカレーターで一つ下がったところには歴史ステーションというブース。
ここは鉄道の歴史に関連したものが沢山展示されている。
こちらの水準器だとか、 -
通信機だとか、
-
なんだっけこれ
-
信号とか
-
SEIKOSHAの掛け時計とか
切符棚とか
もうこういう細かいもの見てると楽しくて時間がどんどん経つ。
手に取って見てみたい。 -
こんなものまで!
懐かしい。
海馬の海底に沈んで砂をかぶっていた記憶が急浮上。
そうそう、昔、切符の券売機ってこうだったよね!
私は10歳まで鉄道駅から遠く離れた静岡の田舎に住んでいたので、電車に乗ったのは1984年に京王八王子駅の駅前に引っ越してきた時が初めてだった。
その後は母と時々新宿に買い物に出たりしていたが、乗り慣れない頃は酔ってしまって辛かった。
その頃から今に至るまで変わらず京王線は安く、暖房は温かく、優しい色の内装で、寝ないで乗るのに苦労する列車である。 -
国鉄プレート。
キュンパス青森の旅日記を書いていて思い出した国鉄民営化。
私が13歳のころ。 -
このポスターもですが、とにかく大赤字だった国鉄。
ストーリー仕立ての新聞記事も展示されていたのだが、あれ、絶対どこかの作家に依頼したでしょう、という上手さ。
娘と一緒に面白がって全部読んでしまう。 -
思い返すに国鉄の職員て、一部の方ではあるでしょうが独特の感じ悪さがありました。
JRになってもそれはしばらく変わりませんでしたが、平成も後半になってくると、だいぶ国鉄色が薄れてきた気がします。
きっと偏屈で役人根性にまみれた頭の固いご老人たちが定年で引退したのだろう。 -
さよならコクテツ
でもこの後、職場で使う用のJNRのクリアファイル買っちゃうんだけど。 -
こんにちはJR
ところで最近のJR東日本の北陸新幹線のポスターのつくりが嫌いだよ。
気持ちの悪い擬音語が苦手。
沢山貼ってあって、つい目に入って不愉快。 -
「未来ステーション」にはこんなSFチックな模型も。
SFジョークならいいが、実際こんな未来が来たら地獄だな。
無数のロボットの目を通しBIG BROTHERに監視された白一色の世界。
そこではキハ40すら真っ白に塗られてしまうのだ。
ああ恐ろしい。 -
あら、はやぶさだ。
鉄道博物館なんてあまり面白くないだろうと思っていたのは、私がこういう新幹線や特急などの速い電車や、あとは蒸気機関車などをそれほど好まないから。
こちらは仕事ステーション。
車掌さんになれる、割と本格的なシミュレーターなどもあり、小学生くらいの男の子が神妙な顔つきで頑張っていた。 -
お隣はつばさ。
顔の長さがだいぶ違うが、ここにはエンジンが入ってるの? -
つばさの足回り。
ホームで遮られないから見たい放題!
これは素敵♪ -
外には踊り子と、
-
湘南ライナー。
この2両、ランチトレインとして内部が解放されています。 -
土休日は横の駅弁ブースでお弁当が売られるので、それを買って車内で食べることができるのですね。
面白いじゃないか。
でもお酒はダメなので呑み鉄ごっこはできません。
ここでも足回りをじろじろ眺めて、次へ。 -
超特急ひかり。
結局新幹線はこの顔が一番かわいいと思うのだがどうでしょうか。 -
入れるよ。
古いシートの匂い。
良い。 -
やっとさっきの吹き抜けで見た1階の車両ステーションに到着。
扉が綺麗なので二人で写ってみた。 -
菊の御紋と日の丸で装飾されたC51が、愛され慣れたお顔で鎮座。
-
蒸気機関車の足回りもかっこいいのだが、何とか頑張れば多少は理解できそうな気もするのだ。
そのため、そこに魔法的なものを感じにくいのかもしれない。 -
ナハネフ22。
私が一度も乗らないままいなくなってしまったブルートレインというもの。 -
素敵なネイビー。
丸い屋根。
こんな車両に乗って故郷(どこ)に帰ってみたかった。 -
あさかぜB寝台。
-
本読んでる人がいる!
なんかむつかしそうなことの書かれた新書版を手に、浴衣姿で寛ぐ男性。
旅慣れた様子が伺えます。 -
機関車トーマスみたいに並んだ特急たち。
外装のカラーリングが統一されていて美しい。 -
貨物もありますよ。
EF66。 -
・・・の部品たち。
工学に疎くて、これらの一つ一つが何の部品なのか、また、これらの集合体を何と呼ぶのかさっぱりわからない。 -
一つ言えることは、この中のどれが欠けてもダメなのだということ。
今見えているボルトの一つ一つ、見えない場所に押し込められている部品一つ一つの全部に意味があり、それは明白なのである。
すごいじゃないですか。
人間は一人一人、生きる意味すら分かっていないのに。 -
この円形の照明も素晴らしい。
-
キハ41300。
-
これが一番素敵だった!
-
この内装のロマンチックさよ。
こんな車両で通勤したりデートに出かけたりしたい! -
何と車窓には信州近辺の映像が流れます。
急に停まったと思ったら逆方向に走り出したのでスイッチバックかと思いました。
永遠に乗っていられそうな車両です。
木の窓枠の匂い?
もちろん嗅ぎましたが何か? -
計器類もまるでおもちゃみたい。
-
ライトアップされた足回りも含めて、ああ、本当に美しい。
新幹線よりSLより好き。 -
こんなかわいい顔して。
-
こちらのクモハも良かったです。
-
渋いネイビーのシートに、
-
ポール。
くるりんと廻って降車。 -
オハ31。
津軽でおなじみ、ストーブ列車。 -
ストーブの周りの席が取り合いになったりしないのだろうか。
-
善光号。
-
インサイドシリンダーという部品が使用されているそうです。
下から覗けます。
最高。 -
いちいち声に出して読んでいたら、私の「ハニフ」のイントネーションが「腐肉」という言葉と同じだと娘に指摘され、腹抱えて笑う。
-
数ある中から、なぜ腐肉なのか。
-
笑いながら歩いていると、ちょうど転車台回転実演タイムに遭遇。
汽笛がうるさいと言われたので、大きい音が苦手な私たちは少し遠くで見ていましたが、耳障りな音ではなかったので割と大丈夫でした。 -
声の良いガイドのお兄さん。
30分かけてぐるっと一周するのですが、その間、乗り込んだ運転手さんたちがずっと手を振ってくれているのが大変そうでありがたい。 -
こんな装飾的な部品が使われておりました。
-
てっぱくロゴと撮影。
他にも山のように写真があるが、きりがないのでこれで終わりにしよう。
娘と遠出したのはお正月に掛川花鳥園に行ったきりだったので久しぶりの二人連れも楽しかった。
掛川花鳥園も楽しすぎる場所なので、ぜひ行ってみてください。
それでは。
お読み頂きありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
88