2024/01/13 - 2024/01/16
4135位(同エリア10339件中)
citrusさん
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サヴィル・ロウというと、日本語の”背広”の語源だという説もありますが、その真偽はともかく、実際オーダースーツ店が軒を連ねるエリアです。結構広いエリアを想像していたのですが、実際は、◯◯市◯◯1丁目かそれよりも狭いぐらいのエリア。お店も10~20軒ぐらいでしょうか。コロナで潰れて跡地がレストランになったところもあるようです。
サヴィル・ロウのお店に関して書かれた記事は散見されますが、新しい情報があまりなかったので、現地で色々聞いたり調べた情報も含めて、記載します。
1、お店の種類
スーツのオーダーには、顧客に合わせた型紙の制作を伴うフルオーダー、それより簡易なイージーオーダー・パターンオーダーがあります。
イージーオーダーとパターンオーダーはともに,既成の型紙(ゲージ服)があって、そこから顧客の体型に合わせたものを選択して,細部を調整して体に合わせていくもの。両者では調整できる幅に差があリますが、その境目をどうみるかは統一した見解はないようです。
サヴィル・ロウでは、フルオーダーのみを行うお店のほか、メイド・トゥ・メジャー(MTM。イージーオーダーまたはパターンオーダーに相当するものですが、どこまでの調整ができるのかは不明です)も行うお店、さらに既製品や洋品(ネクタイ、カフス等)も販売するお店があります。
Gieves &Hawkesは全部やってましたし、Davies and Sonはフルオーダーのみのようでした。
2、フルオーダーに要する期間等
期間としては最短で2カ月程度のようですが、少なくとも3回はお店に足を運ぶ必要があるようです。(最初の採寸、仮縫い後のフィッティング、本縫い後のフィッティング)
3、ロンドンに住んでいなくても作れるのか
間が空くと体形が変わることもありますし、代金の半分を先に支払っているとはいえ、宙ぶらりんの状態が続くのはお店にとってもいいことではありません。
そこで、ネット上で連絡先(メールアドレス)が分かったお店に片っ端から(10か所ぐらい?)メールしてみました。その結果,ロンドンに住んでいなくても大丈夫だよって丁寧な返信をいただいたのが、
・HUNTSMAN
・Davies and Son
・Richard Anderson
です。他は返信がありませんでした。
4,お店の入り方
アポイントメントがある場合には普通に入っていけばいいのですが、アポなしでふらっとお店に入ることもできます。
そんなときは、生地(bunchやmaterial)見せてとか、お店のスタイル(house style)教えて、なんて言うと、比較的入りやすいです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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映画"キングスマン"で有名なHUNTSMANです(ただし映画で使われているのは外観だけ)。
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HUNTSMANの本当の内装はこんな感じ。各顧客の型紙が吊り下げられています。
2ピース(jacket&trouser)の場合、中国での縫製だと4,200ポンド~、サヴィルロウでの縫製だと6,600ポンド~。値段が~になっているのは、生地による差。ボタンや裏地によるアップチャージはありません。一番高いのが9,900ポンドだったかな。
なお、VATはかからないものの、関税がかかるので、上記の金額よりほんの少しだけ高くなります。
日本人の顧客もいるようです。 -
HUNTSMANのハウススタイルは、ジャケットは、高めのショルダー・細めのアームホール・絞られたウェスト(実はこの特徴のお店多いのですが)・シングル一つボタン。パンツ(trouser)はベルトループレスでアジャスター(?)で留めるタイプ。
これは既製品なのでその通りになっていますが、フルオーダーの場合は、好きな形を選んでねというのが彼らのスタンス。
ちなみに既製品は、裏に店名の織ネームが入りますが、フルオーダーではそれが入らないのが基本。入れたければ入れるけど、オーダースーツの場合には、裏のポケットの中のラベルに顧客固有の管理番号が入っているんだよって教えてもらいました。 -
bunch(バンチ)。これが6,600ポンド/4,200ポンドのものですが、イギリスらしいカッチリした生地で耐久性も高いもので(あまりツヤはないです)、勧められました。出された生地の平均が目付400ぐらいだったので、日本の感覚より厚めかな。
値段については、ゼニアのトロフェオだと、9,000ポンド/5,500ポンドです。 -
下から二つ目の値段帯。
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下から三つ目の値段帯。テーラーロッジにもラムズゴールデンベールってありますね。
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Davies&Sonです。土曜日はお休みでしたが、月曜日には、アポなしでしたが店内に入って話を聞くことができました。このお店もめちゃくちゃ親切です。
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イギリス王室の方が実際に着用されていたというもの。
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Davies&Sonsの値段表です。こちらのお店では、生地のランクごとに、便宜上何色というふうに管理しているようですが(したがってここに書かれている色は生地の色ではない)、Stock~Greenぐらいまでで十分だよっていうふうに仰っていました。
HUNTSMAN(6,600ポンド~)やGieves&Hawkes(6,500ポンド~と言っていた気がします。早口だったので自信がないですが)よりは少しだけリーズナブルです。 -
サヴィル・ロウのフルオーダースーツは、何十年も着られるようにということを考えて作られているようですが、その一つとして、縫い合わせの時にマチを多めに取っているようです。そうしておけば、太ったら出せばいいということになります。
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