2022/09/17 - 2022/09/20
522位(同エリア647件中)
erifddさん
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ゴールデンカムイARスタンプラリー第二弾。今回はSWの前半3連休を使って鯉登エリアと尾形エリアを行きます。最初にコースを決めたのは2週間前の稚内→旭川ではなくこちらの方でした。今回の対象スポットのなかでもとりわけ興味深かったのが二風谷とウポポイ。知床が3日間では厳しいと断念したので、代わりにこの日程を使うならば登別まで足を伸ばせそうとコースを組んでみました。調べてみると二風谷のアクセスが厳しく、今回もまたひとつ狂ったら目的地に辿り着けない設定です。
今回の旅程
9月16日 自宅→成田空港(前泊)
9月17日 成田→新千歳→苫小牧→二風谷
9月18日 二風谷→苫小牧→登別→カルルス★いまここ
9月19日 カルルス→登別→ウポポイ→新千歳→成田→東京(後泊)
9月20日 東京→自宅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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二風谷ゲストハウスのドミはベッドが広く、周りに荷物をガンガン置いても余裕があるので寝心地が良かったです。
ゲストハウス二風谷ヤント 宿・ホテル
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苫小牧方面に戻る手段が限られているため珍しくゲストハウス内で朝ごはんを食べる時間もあります。
ゲストハウス二風谷ヤント 宿・ホテル
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午前中は平取から苫小牧への直通バスがないので、昨日とは乗り継ぎ方法が変わります。まずは8:21発の富川高校前行きに乗ってひとつ手前の富川市街へ向かいます。
バスの中、昨日は寝ていて気付かなかったけど日本語アナウンスのあとにアイヌ語のアナウンス流れてる??しかしアイヌ語が日常言語として使われていた時代にはバス自体なかったはずだが、その辺の単語とかどうしてるんだろうな。と思ったらこんな記事がありました。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/ainu-language-bus-guide_jp_5c5d7e01e4b0974f75b3280f
アイヌ語がこうして現代言語として進化していくの、面白いなあ。 -
アイヌ語アナウンスは平取町内だけのようで、途中で「ここまでの放送は日本語とアイヌ語でお送りしました」的なアナウンスが入りました。それからしばらく乗って富川市街で下車。周りは中華屋とか飲み屋とか夜来たら楽しそうなところはいくつかありますが、この時間はどこも開いてないので約30分バス停で立ち尽くします。時刻表通りの9:15に苫小牧駅前行きのバスが来た。
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逃したら他に移動手段がない苫小牧?二風谷の行程を無事に終えられそうでホッとします。この路線のバスは走行距離が長いせいなのか高速バスと同じ車両なので座り心地も良く、行きと同じくウトウトしながらバスに揺られていました。
二風谷を出た時は晴れ間が覗いていた空はついに雨模様にな。ここから先は傘持ちか、面倒だなあ。11時少し前に苫小牧駅前に到着。 -
次の目的地は登別温泉。苫小牧から登別温泉まではJRの特急+登別からの路線バスが一番早いようですが、12:02のバスなら温泉まで1本で行けるしその方が安いのでここでお昼休憩。駅前のマルシェも気になります。
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苫小牧の繁華街までは徒歩15分ほどかかり、そこまで移動する時間はないので近くで探します。日曜休業のお店が多いな…。駅から少し歩いたところにあるヴァンカムという洋食屋さんが人気のようなので行ってみることに。
ヴァンカム グルメ・レストラン
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レトロな内装の店内ではサザンの曲がずっとかかっていて良い雰囲気。まだ11時台にもかかわらずけっこう賑わっていて、私が入った後もひっきりなしにお客さんが入ってきます。
ヴァンカム グルメ・レストラン
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メニューもとても豊富で迷ってしまいましたが、「ストロガノフ風」というワードが気になったドリアをチョイス。ハーフサイズ+ケーキのセットにしたかったけどそこまで時間ないかな、と普通サイズの単品にしましたが、女性は単品でもハーフサイズで良いと思う…すごいボリュームでした。
ヴァンカム グルメ・レストラン
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苫小牧駅前に戻って1番乗り場でバスを待つと、定刻より少し遅れて登別温泉行きのバスがやってきました。
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苫小牧の中心部を出ると海沿いの道を走ります。天気が良ければ絶景なんだろうけど、台風が近づいている今は靄がかかり、グレーの空と海は境界線もわからずまるで世界がそこで途切れているような不穏さがあります。時折視界に捉えられる海は激しい白波が立っていて、今にも襲いかかってきそう。
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バスは登別駅を経由して山道を登り、登別温泉に到着しました。北海道の路線バス距離が長いので運賃が平気で1000円超えてくるのですが、5000円札、10000円札が両替できないので困りました。運転手さんに伝えると無線で目の前のバスセンターに連絡してくれて、バスセンターの受付で支払いとなりました(途中下車の場合はどうなるんだろうか)。
受付でついでにこれから使うのぼりべつクマ牧場のロープウェイ乗り場を聞いてみると、乗り場まで徒歩15分ほどかかるという。バスセンターで無料のシャトルバスを呼ぶことも出来るそうで、雨なのでそれで行くことにしました。 -
ロープウェイ乗り場までの道は歩道のない急な坂道で、これは呼んで正解。帰りもシャトルバスだな。
登別温泉ケーブル(株) 乗り物
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ロープウェイ乗り場でARを起動。ここも鯉登少尉。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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乗り場への通路では牧場のクマたちを紹介してくれています。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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ロープウェイを降りて最初にあるのが子グマ牧場。こぐまちゃん、可愛い~~~!ぜひとも鯉登少尉と記念撮影したかったけど、牧場まで登ってきちゃうとGPSがチェックポイントから外れちゃうのね(泣)
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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ヒグマ資料館も面白かったです。クマ類の進化の過程や生態、ホルマリン漬けの内蔵まで展示されています。オープン当時はクマ科として捉えられてなかったパンダが現在では入っていることなど、当時の展示を残したまま訂正しているのも興味深い。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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また、クマの世界にも上下関係があるようで、牧場の歴代ボスの政権交代の歴史とかも微笑ましくも切ないなあ…。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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なおボスと言ってもサルみたいに群れるわけではないので、偉くなると自分の勝手が通るという感じらしい。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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こんなカリスマもいたみたいです。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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クマ牧場の中にもアイヌコタンを再現したユーカラの里があります。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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アイヌの歌が常に流れていて、ひとつひとつのチセの中は当時の様子を再現したり、アイヌの道具などが展示されていました。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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15:00からはクマのアスレチックがあるというのでステージへ。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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色々な遊具や丸太が置いてあるオリに立候補で選ばれたお客さんが自由にエサを仕込む。人間たちが去った後に地面がスライドする仕掛けで地下からクマちゃん登場。司会のお姉さん曰く「お客さんの反応めっちゃ気にするタイプ」だそうで、拍手を貰えるとやる気だしてエサを探すそうです。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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アスレチックステージが終わってから成グマの牧場へ。オスとメスで分かれているようです。売店でクマさんのおやつを買えるので、お客さんがそれを投げるのをウキウキしながら待ってる姿がかわいい。不動の推しはシロクマだけど、茶グマもかわいいなやっぱり。遭遇はしたくないけど…。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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オスの牧場の方は「にんげんのおり」と言われる通路があり、クマさんを間近で見れるようになっています。雄はでかいなあ。絶対遭遇したくないなあ。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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最後にもう一度こぐまのところに行ったら取っ組み合いしてるわプールで泳いでるわでわちゃわちゃしててめっちゃ可愛かった。アイヌコタンではこんなカワイイ子を熊送りしちゃうのか(泣)。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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ロープウェイで戻ります。
のぼりべつクマ牧場 テーマパーク
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さて、この日は宿泊先を2カ所で悩んでいました。当初はせっかく有名な温泉観光地にいるので登別でちょっとリッチな宿泊まってゆっくりしようかなと思っていましたが、金カムをテーマにした旅としては更に山奥の「ペンケユ」ことカルルス温泉にも行きたい。登別もカルルスも宿の空きがなくてそれぞれ一択しかなかったのですが、結局カルルスを選ぶことにしました。そっちの方がだいぶ安いし。
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登別温泉からカルルスからのバスは14:50を逃すと18:55まで無い。14時代に乗れれば温泉でゆっくりできるけど、苫小牧から登別温泉に着くのが13:30過ぎだから厳しいだろうなと思っていました。クマ牧場の入場料が2400円と意外と高いので駆け足にはしたくなかったし、とりあえず時間を気にせずにクマぼく時にいたら登別温泉のバスターミナルに帰ってきたのは16時過ぎでした。もう18:55のバスしか選択肢がないので、宿に到着が19:30頃になる旨連絡しておきます。
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せっかく時間ができたので、登別温泉の観光地をゆっくり散策します。地獄谷も金カムの聖地に入っていたので(が、後半まだ1回しか読んでないので具体的なことはあまり頭に入っておらず…)遊歩道を雨の中歩く。硫黄の匂いと地熱の温かさではやく温泉に浸かりたくなりました。
地獄の谷の鬼花火 祭り・イベント
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18:55のバスまで待つことになったら温泉街のどこかでスイーツ休憩しようと思っていたので、目をつけていた「道産子ぷりん」に入りました。
道産子ぷりん グルメ・レストラン
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たまご型の容器に入ったなめらかプリンが売りのようで、色々なデコレーションがあるのもカワイイ。チョコレート味が売り切れてたので北海道らしくバスカップとチーズ味にしてみました。店内もオシャレ。
道産子ぷりん グルメ・レストラン
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ぷりんのカフェを出てからコンビニで本日の部屋飲みアイテムを買い込んでバスターミナルへ。すっかり真っ暗です。本日泊まる鈴木旅館のホームページに「暗くなると鹿などが出る可能性がある」と書かれていたが、私はクマとの遭遇が怖い…!
登別ゲートウェイセンター 名所・史跡
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営業終了後のバスターミナルで待ちます。
登別ゲートウェイセンター 名所・史跡
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真っ暗な中、更に山奥のカルルスへ。
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鈴木旅館はカルルス温泉のバスターミナルから徒歩5分程度。
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ビビりながらもなんとか辿り着くことができました。
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玄関に猫ちゃんがいっぱいいて、天国かここは…。
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地域猫さんを受け入れているそうです。
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鈴木旅館は明治32年創業らしいので、金カムの時代には既にあったことになります。外観も内装もめちゃめちゃ年季入っててテンション上がる。温泉は3種類の温度の湯があり、高温湯は源泉そのままでかなり熱め。これに入って出てを繰り返すとサウナのような気分を味わえます。
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部屋に戻ると21時近く。遅い時間のバスになることを想定して夕飯はつけてなかったので、登別温泉で買い込んだ酒とおつまみで一人宴会して夜を過ごしました。
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