パーイ／忘れ去られる第２次世界大戦の日本軍前線基地、今はリゾート

2024/02/03 - 2024/02/03

第２次世界大戦の傷跡にも触れたい思いから、メーホンソンへ向かう途中、道草を決め込んだ。唯一、当時を物語る遺跡は、ターパイ川に架かる「ターパイメモリアルブリッジ」のようだ。当時、日本軍が現地住民を強制労働に駆り立て建設した木造の橋ではなく、後で記念として作り替えた橋のようだ。当時を物語る写真と説明が表示されているものの、無謀なインパール作戦の姿は見えてこない。残念ながら、海外からパーイの魅力に引き寄せられる観光客への平和の礎としてのスポットにはなっていない。日本人が関わったということが理解できた外国人訪問者から、一緒に写真に入ってほしいとせがまれたりして沈んだ気分を取り戻した。町の中心地からバイクで２０分ほどです。

エリア その他の観光地(タイ)

町の中心地の案内表示

観光客の訪問スポットにはなっていますが・・・。

ブリッジの全景

橋からの眺望

橋入口の説明版

当初の橋の建設時された貴重な写真。説明は「help」といかにも積極的に建設に協力したようなイメージを受けますが、強制されてのことでしょう。／説明版より

橋の再建設時の様子／説明版より

橋の再建設時の様子／説明版より

このいで立ちで出発です。この格好では寒さを凌ぎきることは難しいです。

カーナビを頼りに走るのですが、道に迷うと、頼りになるのが親切な地元に人。わざわざバイクを止めて対応してくださいました。

メモリアルブリッジの入口