1月の伊豆下田へ水仙を見に行って来ました!!1日目＆2日目朝ー2024.1ー

2024/01/21 - 2024/01/22

季節のお花を見に行くのが大好きな私。
関東・首都圏近郊で12月から1月に見れるお花と言ったら日本水仙です！
伊豆の爪木崎というところは辺り一面に水仙が咲くらしい、という噂を聞いて行ってきました。

「この辺りは1月下旬だと水仙の見頃終了時期のはず、どのくらい咲いているのかな…」「伊豆下田って他に何があるんだろう？」「っていうか天気予報雨だし！」と不安要素もありつつ、今回もひとり気ままに楽しみました。
とってもよかったからまた行きたいな～。

旅行記1つ目は1日目から2日目朝まで。
表紙の朝日の写真はこの旅行記の最後の方です。

★旅行記1つ目
1日目
・特急踊り子号で品川から伊豆急下田へ
・ペリーロード(とりあえず行ったけどどしゃ降りで即、退散)
・金目鯛ランチ
・龍宮窟
・白浜海岸
・白浜神社
・宿泊
2日目
・白浜海岸で朝日鑑賞

旅行記2つ目
2日目続き
・須崎海岸～爪木崎ハイキング
・爪木崎水仙満喫
・金目バーガーのお昼
・踊り子号で帰宅

エリア 下田(静岡)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

品川朝9時8分の踊り子号に乗って伊豆急下田へ11時40分に到着。
お昼頃に雨がやむ天気予報のはずなのに、電車を降りたらより一層強く降る雨音が聞こえてきました。

伊豆急下田駅 駅

何年か前の春先に桜を見に河津まで来たことはあったけど、終点の下田まで乗ったのは初めて。
車内は空いていて隣に人が来ずゆったり来れました。

改札は有人です。
今回、品川駅の改札はPASMOで通って踊り子号の特急券は事前にWEBでえきねっとで購入していたので、下田の改札は駅員さんにスマホ画面を見せつつPASMOは機械に読み取らせて通りました。

改札を出てすぐ横のロッカーに荷物を預けます。
ロッカーって300～400円くらいかと思ったら1回600円もするんですね。2日使ったから1200円も飛んでいきました。

今回の1泊2日はバスであちこち巡ります。
バスが2日間乗り放題になる東海バスのフリー切符が3種類あって、今回は下田周辺のみが乗り放題になる下田2日券を券売機で購入しました。
2日乗り放題で1,100円です。
1日目に龍宮窟往復とお宿まで乗っただけでこの料金以上バスに乗ったのでお得だと思います。

さて、ロッカーに荷物入れたしバス券も買えたしまずは何しよう。
行きたい場所は決めてるけど、いつどこに行くかは天気次第。
雨だから龍宮窟や水仙の爪木崎は行っても残念な気持ちになるだけだろうな。
とりあえず下田情報を見ているとよく見かけるペリーロードへ行ってみますか。

要所要所に案内板を立ててくれてるので迷わず行けそうだけど、目安距離や時間が書かれてなくてペリーロードまであとどのくらい雨の中歩かなきゃいけないのかわからないです。
無計画に歩き出したけど意外と遠かったかも。

10分くらい駅から歩いたでしょうか。
それっぽい所に着きました。

ペリーロード 名所・史跡

小路も風情ありそう？
でも雨が一層強くなってきて、折り畳み傘でカバーしきれないバッグなんかがびしょびしょ。

ってことで着いた瞬間にペリーロードは退散します。

駅前まで戻ってさらに歩いて道の駅まで来ました。歩いてる間に雨は弱くなってきたのでペリーロードはタイミング悪かったかな。

風は特に吹いてなかったけど雨でけっこう濡れたので、道の駅の屋根の下で濡れた手提げカバンやコートの雨を拭いました。
でも伊豆という土地のせいか気温はそこまで低くないし、いつも通りしっかり着込んできたので寒いってことはなかったです。
家を出る時にスニーカーかブーツか悩んだけどブーツ履いてきてよかった。スニーカーだったら雨が滲みてたと思います。

道の駅 開国下田みなと 道の駅

あれ、まだ1月なのに道の駅のお隣のホテル前には桜が咲いています！

河津にしては早すぎるよねと思ったら、須崎乙女桜という品種みたい。

ピンク色の濃い、輪が大きめの桜です。
青空の下で会えたらもっともっとかわいかっただろうな。

道の駅の海側に港があって、そこにあるお店にお昼を食べに来ました。

市場の食堂 金目亭 グルメ・レストラン

金目亭という金目鯛料理の食堂です。
並んでいるけど混んでるのかな？

行列で時間がかかりそうだったら道の駅の他のお店ものぞこうかな、と思ったんですが、店内は空いていて入ってすぐの券売機に並んでいるだけでした。
優柔不断な私だけどこれは悩まずにスパッと決めて食券を買わねば。

金目3色丼と炙り丼と悩んで炙り丼にしました。
金目鯛のあら汁も気になって頼んだら、どんぶりについて来たあおさのお味噌汁と大きなあら汁とお味噌汁だらけになっちゃいました。
それぞれおいしかったから問題なし。
丼ぶりとあら汁で2000円くらいだったと思います。
豪華なお昼を楽しみました。

炙り丼は2種類の金目鯛が乗っていました。
上が地金目、下が平金目。
地金目の方が肉厚でおいしかったです。
レモンをかけるのが意外な気がしたけどさっぱりしてよかったです。

また歩いて駅まで戻ってきました。
道の駅と下田駅は歩いて10分くらいでしょうか。
駅前に足湯を見つけたけど、今日は雨のせいかお湯が張られていませんでした。

伊豆急下田駅 駅

駅のバスロータリー。

バスの本数が少なくて1時間に1本とか数時間に1本とかなので都度都度バスの時間をきちんと調べて動く必要があります。
かつ、どこへ行くにも基本的に駅が起点となっていて、駅からどこかへ行って帰ってきて、そして別のバスを数十分～1時間くらい待って乗り換えという感じなので時間のもったいなさ不便さは否めません。
でもバス2日券なら1,100円。レンタカー2日だとこの10倍かそれ以上。
今回は交通費ケチってバス移動です。

雨も止んだので龍宮窟へ向かいます。
バスは1日に5往復のみ。
駅から17分とのことです。

龍宮窟のバス停に着きました。
帰りのバスが約30分後なので急いで見て戻ってこなきゃ。

バス停すぐの田牛（とうじ）海水浴場は曇っていて波も高くて誰もいません。

バス停から龍宮窟までは徒歩5分もかからないくらいです。

龍宮窟 (竜宮公園) 自然・景勝地

階段を下ります。

降りてすぐ、洞窟の入口が開いたような感じになっています。

下から見える景色がこちら。
正面に自然のトンネルがあって波が打ち寄せてきます。
上部は天井がなくて日差しが降り注ぎます。

もっと晴れて青空だったら木々の緑や空・海の青がきれいなんでしょうね。

この上部の開けた所がハート形に見える、ってことで頑張ってそれっぽく写真撮ってみたけど難しい。

向こうをアップで。
混みあう時期は入口のところの駐車場が500円するらしいです。
ここだけなら5分10分で見れるので駐車料金500円は高いかな…

バスの時間もあるしいったん、戻ります。
この日は空いていてのんびりできました。

龍宮窟の入口の少し上に、さっきの穴を上から見る道が整備されています。

うわ、階段。
さっきのところを上からのぞくんだからそりゃそうですよね。

登ったり下ったりまた登ったり。汗かいてきました。

ここがビュースポットみたい。

ここに乗ったらよいのかな。

おぉ～、いい感じです。
海の青と周囲の緑の葉っぱの対比がきれい。
さっき下から見たのは左側の小浜で、右にも同じような大きさの浜があって2つ合わせてハート型です。

遊歩道は一方通行。
また登りだ。あっついし疲れたけどバスに遅れないようにがんばりましょう。

向こうの浜が見えます。

次のビュースポットはサンドスキー。

覗いてみたら確かに海岸の砂が山の斜面一面にあって、スキー場みたいになっています。
この時は誰もいなかったけど道路沿いからこのサンドスキーへも降りて行けるみたいでした。

天気が回復して海も青くなってきました。バス停へ戻ります。

急いでせかせか歩いたから帰りのバスまで5分以上余裕がありました。
龍宮窟が混んでいたら急いだ方がいいけど、空いていれば龍宮窟を中からも上からも十分に見て戻って来れます。
でもこのバス逃したら次が1時間以上先なのでどうしても焦っちゃいます。

天気が良かったらサイクリングでもここまで来れるみたいって思っていたけど、道は山道だし自転車通行用に路肩が広いわけでもないし、トンネルがいくつもあったので電動自転車でもサイクリングで来るのは大変そうです。
バスにしてよかった。

駅前まで戻ってきました。
お宿までもバスですが、そのバスまで時間があるので駅前をふらふらします。

伊豆急下田駅 駅

といっても、構内と周辺にお土産屋さんが何軒かずつだけなのでそんなに時間をつぶせる場所があるわけでもなく、ベンチに座って休憩。
駅の飲食店で持ち帰りのお弁当を売っていて、夕ご飯に買おうかと思ったけど2000円とかでいいお値段でした。
少し歩いたところにあるスーパーまで行けば下田らしいお弁当がもうちょっと低価格であったのかな？

白浜海岸方面に行くバスに乗って白浜神社前で降りて本日のお宿にチェックインします。
バス停すぐ近くで便利でした。

ビーチサイドイン白浜 宿・ホテル

せっかく下田に行くなら白浜海岸そばがいいなぁと思って当初ホテルの予約を考えましたが、白浜エリアのホテルは私には高級だったので今回はペンションにお世話になります。
最近、大きなホテルよりこじんまりしたところの方が楽で落ち着きます。

今回は1人旅プランでベッドが一つのお部屋です。
ペンションだけど部屋にトイレ・お風呂もあるし、Wi-Fiももちろん繋がるし、さらに貸し切りの温泉露天風呂付きです！
ただの露天風呂なら寒いし別にいいやと思っていたけど、チェックイン時に入湯税支払ったし、貸し切りならあとで行ってみようかな。

電子レンジやお湯のポットは各部屋にはないけど共用で使えます。
遠慮なくお茶をたくさんいただきました。

お宿のすぐ近くに白浜神社があるので行ってみました。

白浜神社 寺・神社・教会

夕暮れ時で参拝時間は終わっています。

あ、輪っかくぐるやつだ。
くぐってからお参りしました。

この先に本殿の参道があるようなのですが入れなくなっています。

15時50分までだそうです。17時すぎなので1時間以上前に閉まっていました。

そのまま歩いて夕暮れの海を見に来ました。

白浜海岸 自然・景勝地

月が出てきてます。

海に流れ込む川にも月が映っています。

白浜神社って、海のすぐそばに鳥居がある写真を見たんだけどそこにはどうやって行くんだろう？

あれだ。
川があってここからは向こうに渡れません。
白浜神社の駐車場を通り抜けるのに気が引けて行かなかったけど、駐車場を抜けて浜に出れば行けるのかな？

今日はもう暗くなってきたのでコンビニに寄ってお宿に戻ります。

貸切の温泉に入ろう♪
2つあって空いている方に入れます。
今回は宿泊者が少なさそう（もう一組いたのかな？私だけの貸切だったのかな）だったので鍵が一つしか出ていませんでした。

字が小さくて読めないけど成分表的なのもあったしただの露天風呂ではなく温泉の露天風呂です。
お風呂は宿泊用の建物とは別の棟の2階部分にあって、階段がちょっと狭くて登りにくかったです。
トイレはないのでお部屋で済ませてからお風呂に来ましょう。

蓋をしたまま撮影したのでわかりにくいですが広いお風呂で横にシャワーが２台あります。
やらなかったけど大の字になってプカプカ浮けそうなくらいの広さです。
かけ流しのぬるめの温泉にのんびり浸かりながら月や星を眺めました。

これで素泊まりで1泊6700円＋入湯税（150円だったような）って、素敵すぎる…!
楽天の口コミが良すぎて正直信用していなかったんですが、とてもいいお宿に巡り合えました。
白浜神社って縁結びで有名みたいだけど今回のこのお宿と私をすでに繋いでくれたのかも？

ビーチサイドイン白浜 宿・ホテル

夕飯はコンビニパスタです。
宿の近くには飲食店があまりなくて、だから駅前においしそうなお弁当でもあれば買っていってもいいかな～と思ったんですが見つからなかったし、お昼を豪華にしたので夕方の海を見たついでにコンビニで買ってきました。

この後はのんびりお部屋で過ごして…と思っていたら、日中の土砂降りがリュックの中に浸水していたことが判明し、リュックの中身がしっとりふんにゃりしていたことが発覚。
机の上に広げて一晩干して乾かすことになりました。。

リュックの雨カバーと大きな折り畳み傘を買おうと心に誓った夜でした（まだ買っていません）。

翌朝6時半前。朝日を見に白浜神社の鳥居に来ました。

白浜海岸 自然・景勝地

神社の敷地ではなくて、駐車場を通り抜けた先の浜にありました。

冬って日の出が遅いからお布団の中が大好きな私でも朝日に間に合うことが判明。
波がひいた浜に朝焼けの光が映っているのがキレイです。
右に見える島は伊豆諸島の利島です。

空の色が濃くなってきました。

カメラが実物より感動的な色味に撮影してくれている感が大いにあるけど、昇ってくる太陽光で雲が紅く染まります。

鳥居と一緒に。
鳥居のある岩に行きたかったけど時おり波が打ち寄せてきて岩に近づけず、波から逃げながら朝日を待ちます。

もう少し離れたところから。

スマホで撮った写真。
こっちの方が目で見た色味に近いです。

太陽が昇ってきました！

辺りが真っ赤に染まります。
太陽のパワーってすごいな。

浜も日の明かりに照らされます。

紅く染まる砂浜。

鳥居と日の出。

もうちょっと日の光に照らされたかったのにあっという間に雲に隠れてしまいました。
奇跡的に水平線だけ雲が切れてたんですね。

鳥居の後ろに伊豆大島が見えます。

すっかり明るくなりました。
お宿に帰ります。

また布団にごろりと横になろうかな～と思いつつ、一晩中乾かしていた荷物をリュックに入れたりしてたら意外と時間が過ぎて二度寝できませんでした。

素泊まりなんですが、8～9時の間にサンドイッチを用意していただけるってことでもらってきてお部屋で食べました。
大きくておいしいサンドイッチで元気一杯です！
今日はこれからたくさん歩くぞ。