2024/01/24 - 2024/01/24
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香港大好きさん
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一般に開放され始めた沙頭角。香港でありながら閉ざされていた地区内では今後の観光客誘致を見据えて徐々に新しい取り組みが始まっています。訪れるためには少々面倒な手続きがあるからこそ、「行ってみてよかった」という気持ちになるのかもしれません。
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沙頭角は新界(New Territories)地区で北区に含まれるエリアです。英国は1842年の南京条約で清国からまず香港島が割譲されました、続いて1860年の北京条約で九龍地区、1898年の展拓香港界址専条で九龍地区の界限街(Boundary Street)以北、深圳河以南と周辺の島々が99年間の期限付きで英国が租借。沙頭角もこの時、英国に租借されました。
中英街は沙頭角と中国・深圳市の沙頭角を区切る通りで、今回の開放では中英街から立ち入ることができません。写真は今回、香港政府が整備した公園で、「ここから中国側を眺めてね」という思いが込められています。中国に香港が返還されてからも、なお相互に自由に行き来できない境界はあるのです。
なお香港政府は新界地区で大規模な開発計画を進めています。沙頭角にも開発の波がいずれ及ぶのでしょうか? -
中英街には香港側と中国側を結ぶチェックポイントがあります。警察官が常駐していて、特別な許可証がない人は通過することができません。かつてこの地区では金(きん)の価格が安く、買いに来る人が相次いだようです。今ではこの恩恵はありません。右側の人たちも通過しようとしましたが、追い返されていました。中国側には食料品などを売る商店が多数あり、香港側の住民と思しき人たちは許可証を見せて自由に通行していました。
そう言えば許可証にはいくつかの条件が列挙されていて、「中英街には立ち入ってはならない」とありました。 -
これがそのチェックポイントです。左側のレーンから入り、右側のレーンから戻ります。左奥の二人連れも入れずに引き返していました。依然として香港と深圳には越えられない壁があるのを見た思いがしました。
以前、深圳側から中国の沙頭角の入り口を見たことがあります。大きな門が設置されて、やはり公安の警察官が立って、入場をチェックしていました。この地区の中国、香港双方のエリアが完全開放される日は来るのでしょうか? -
そのチェックポイントのすぐ横には食堂があって、食事が楽しめます。飲み物が付いて50ドルでセットメニューがありました。
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香港側にはコンビニも。
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中英街は羅湖と香港のように深圳河で区切られているのではなく、事実上、地続きです。そのため写真のような壁と堀で仕切られ、簡単には乗り越えられないようになっていました。左側は中国です。
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その境界沿いにちょっと変わった家並みの地区がありました。
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新樓街と名付けられた古い造りの家並みです。
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1階の家の前には通路があって、雨の日でも濡れずに歩けそうです。
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通路に入ってみました。正面から見ると、このような造りです。左手には沙頭角の記念品を販売するショップがあって、若い女性の方が常駐していました。町のことを尋ねると、Google翻訳で丁寧に答えてくれました。沙頭角のロゴ入りのグッズが並べてありました。
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「沙頭角之角」と名付けられた写真撮影スポットです。最後の「角」は「horn」(岬)の意味です。向こうの湾は沙頭角海で、目に見えない境界線が伸びています。
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沙頭角之角から中国側を眺めます。引き潮中でしょうか、底が現れ歩いて渡れそうです。
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中国側の沙頭角側には香港側にはない、大きくて高いマンションが立っています。
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中国側からこちらを眺めている人たちがいました。どんな思いで眺めているのでしょうか?しばらくしたらこの辺りから男性の集団の大声の掛け声が聞こえてきました。香港側に聞こえるように叫んでいたようにも思えました。
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海上の境界付近には香港の警備艇が停泊していました。不法入国や密輸などを監視しているのでしょう
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向こう側に香港警察のゴムボートが接岸し、警察官を載せて再び出て行きました。
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沙頭角之角から埠頭(Pier)が長く突き出ていました。長さは約280メートルあり、香港で一番長い埠頭だそうです。突端まで歩いてみます。
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埠頭の脇には船が近づけないように、フェンスが長く張ってありました。
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埠頭にも壁画が描かれています。
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昔の沙頭角を写した空中写真も。
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ふと深圳側を見ると、はるか先に巨大なコンテナバースが見えました。深圳と隣接する東筦は中国が誇る大きな工業都市でもあります。積み出し港になっているのでしょうか。コンテナ船も泊まっていました。
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埠頭の右手は静かな入江になっています。
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中国側の山の上に大きな塔が立っています。何だろう?
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実はこの埠頭からは周辺の島々をめぐる遊覧船が出ているのです。沙頭角から鴨洲(AP CHAU)、吉墺洲(KAT O CHAU)、荔枝窩(La IChi O)の3カ所を3時間かけて回ります。
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フェリーの寄港先の地図です。地図の左一番上が沙頭角です。
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航路の説明です。1人80ドルでした。3時間のちょっとした船旅。寄港先は新界地区の他の地点からは遠くて行けない島嶼部かもしれません。
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この船で回ります。かなりの人たちが乗り込んでいました。3時間は少し長いので、乗船は諦めました。
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埠頭の先、船の停泊していた近くにある小型の灯台のような標識です。こちらも撮影スポットに。
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埠頭の長さが分かります。右手は中国側です。
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埠頭から戻ると、海岸べりに沙頭角内の街路の名を記した階段がありました。
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