ニューヨークとグランドキャニオン6泊8日（５）アンテロープキャニオン～グランドキャニオンヘリコプター

2023/08/24 - 2023/08/31

夏休みに行ったニューヨークとグランドキャニオンへの旅の様子です。

NYCで野球観戦後、アリゾナに移動するも飛行機の遅延で深夜に何とか到着し、ホテルでは一睡もしないままアンテロープキャニオンに向かって車を走らせます。

全体の旅程は以下の通り
飛行機
8/24 ANA102 羽田10:55-ワシントンD.C. 10:35
同 UA6037 ワシントンD.C.17:30-ラガーディア19:00
8/27 UA6140 ラガーディア17:29-ヒューストン20:35
同 UA6023 ヒューストン21:30-フェニックス22:26
8/30 UA604 フェニックス6:00-デンバー8:56
同 UA143 デンバー11:50-成田14:40(8/31)

野球観戦
8/25 19:10 NY Mets vs. LA Angeles
8/26 19:10 同
8/27 12:40 同

宿泊
8/24 Westin New York Grand Central
8/25 同
8/26 Aloft New York LaGuardia Airport
8/27 Hyatt Place Tempe/Phonix Airport
★8/28 El Tovar Hotel
8/29 Hyatt Regency Phoenix

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

5日目：
息子は後部座席を占領して寝台列車状態。フェニックスから17号線を北上し、ハイウェイで行けるフラッグスタッフとの中間点付近で夜が明けてきました。

フラッグスタッフからは州道89号線。ハイウェイではありませんが、信号はほとんどありません。

景色がだんだんそれっぽくなってきました。

Pageの街を通過して、予定より10分ほど早くアンテロープキャニオンUpperのTsé Bíghanílíní Tours（https://www.tsebighanilini.com/）に無事到着。Upperは5,6社くらいツアーがありましたが、2月の段階で申し込め、Lowerとの時間効率が良いこちらにしました。

外は猛烈な暑さで42℃。11:15開始のツアーですが30分前までのチェックインに間に合わない可能性があったので先にチェックインだけしに来ました。

再び車を出発させ、州道の逆をしばらく進むとLowerの看板が。

9:15開始でLowerのツアー会社Ken’s Tourが見えてきました。事前に「両方行きたいんだけどどうしたらいい？」とそれぞれに質問すると、Ken‘s Tourからは「延長する場合があるので保障できません」という回答でしたが、TSEからは「Lowerのツアーが始まる前にチェックインをしてしまえば（30分前までのチェックインが済んでいるので）直前に来ても大丈夫だよ」と回答をもらったので、安心して申し込むことができました。

時間になって参加者が集合しました。私たちはGroup3で参加者は11人です（最大15人だそうです）。

5分弱歩いて入口へ。

Group1から順々に、時間差をつけて中に入るまでガイドの方から説明を受けます。大雨が降って鉄砲水が発生することがあり、そのような日はツアーが中止となりますが、幸い天候に恵まれてよかったです。直近ではいつ雨が降ったの？と聞くと3日前だったそうです。

順番が来て、まずは階段を降りると、早速事前に見ていたような美しい岩の景色が見えました。

Lowerは道が狭く、上り下りが多いのが特徴で、外の光と岩のカーブが景色を作ります。

時折草木があるのは雨で流されてきたものでしょうか

岩は細かい層になっていて、これが美しさにもなっています。

グループごとに10か所くらいのポイントを回り、最後はだんだん空が見えてきて…

約１時間でこんな形で外に出てきました。

坂を上って案内の建物に戻ります。

案内の建物に戻って冷たい飲み物を購入。Upperの施設はトイレが簡易なので、こちらで済ませることをお勧めします。

11時前に再びUpperのTSEへ。

11:05に集合場所に集まると案内されたのはこちらのトラック。

私たちのグループ4組10人が乗ると出発しました。時折、体ごと飛ばされそうな凸凹のある道を15分程度進み、

Upperの入口にやってきました。止まっているよその車は冷房も効いてそうでうらやましいです。

入口はその奥にあり、私たちのグループは2番目に入りました。

中に入るといきなり光が差し込む光景が見えました。先に入ったグループはガイドさんがバケツに砂を入れて、光のあるところに投げて、より光を可視化します。

そばで見るとこんな感じです。

私たちの女性ガイドはそれをせず、また次のグループはやっていて、ガイドさんがちょっとハズレかなと思いました。しかしこのガイドさんはスマホでキレイにとる技術を知っており、AndroidでもiPhoneでも設定を変えてキレイにしてくれます。これには結構感動しました。

Upperは道幅が広く、アップダウンが少なく、この光が差す光景がところどころで見ることができます。夏の昼間時間帯しか見れないとは聞いていましたが、Lowerよりも格別です。Webで検索するとLowerの方が良いという声もあるようですが、この光のある光景がある限り、Upperの方が断然良いという印象です。

こちらもガイドさんが撮ってくれたものです。とても幻想的です。

Lowerよりもやや少ない距離で、洞窟を通り抜けて外に出ました。

その先の坂を上がって振り返ると出口のところ。

バスの場所に戻ります。

歩いた場所はスターウォーズのエピソード１のような光景でした。

再びトラックに乗ってスタート地点に戻って解散したのは13時頃でした。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

車に戻って再び長距離ドライブ。次に向かうのはグランドキャニオンのヘリコプターツアーです。途中、ガソリンスタンドとバーガーキングを発見したので、私が給油する間に妻子には持ち帰りの食事を購入しておいてもらいました。

3時間弱で目的地のサウスリムのヘリポートに到着。前夜寝ていないので、到着前はかなり睡魔に襲われました。

グランドキャニオン国立公園空港 (GCN) 空港

出発の30分前に到着して、予約名を告げて燃油サーチャージ費を支払い、安全に関するビデオを視聴したのちに外でスタンバイしてヘリコプターを待ちます。

搭乗予定のヘリコプターが到着。私たちの他には男性2人組が一緒。息子を前座席に座らせたかったのですが、体重の関係で家内が前座席となり、後部座席に男性二人組と私＆息子が向かいあって乗るというレイアウトとなりました。

16:15頃に出発。そばの街を通過して、

森の上を抜けるとだんだん見えてきました。

見えてきたのが圧巻のグランドキャニオンの光景でした。私は少しだけ隙間のある窓から外の光景の写真を撮ります。

ヘリコプターは当初の進行方向からやや右に回るような形で進み、時計回りに30分ほど飛んで元のサウスリムのヘリポートに戻ってきました。とてもパワーをもらった遊覧飛行でした。

グランド キャニオン ウエスト 山・渓谷

到着後は再び車で宿泊地に向かいます。グランドキャニオン鉄道（写真左）のそばを通り間もなく到着。結局この日は700km超運転しましたが、事故なく到着できてよかったです。

グランドキャニオン鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

本日宿泊するのはグランドキャニオン内で数少ないホテルの1つ、エルトバーホテルです。

El Tovar - Inside the Park ホテル

中はとても歴史を感じる作りで、チェックインに向かうと初老の女性が対応してくれます。夕暮れや日の出についてのポイントを質問しているうちに、今日1室だけ空いているスイートからも見えるんだけどねと言われ、追加料金$407支払ってアップグレードしてもらうことにしました。

Mary Colter Suiteという部屋になりました。部屋は2階で、部屋に入るとまず2ベッドの部屋。

左奥にはデスク。

左に進んで、その左側にコーヒーメーカのある場所。

右側は洗面所とシャワー。

その奥にはテーブルと

ソファーのある部屋があります。

そしてそこから外に出るとバルコニー。

バルコニーからはグランドキャニオンが見える広場がよく見えます。

バルコニーにはテーブルがあるので、近くのスーパーで食事を買ってきてここで食べることにしました。

一度部屋を出て、車でグロッサリー（Tusayan General Store）に向かいました。

サラダ、オレンジジュース、ブリトーを購入して急いで部屋に戻ってギリギリ夕日に間に合わせました。

バルコニーでディナーしながらトワイライトを眺めます。

そのあとは星を眺めながらの食事。外の気温はどんどん下がり、真っ暗になるころには非常に過ごしやすい気温になっていました。

最後は部屋に入って晩酌の続き。こちらはビールかと思ったら昆布茶と書いてるカクテルでおいしくありませんでした。