西穂丸山

2024/01/20 - 2024/01/21

JR東日本の大人の休日倶楽部パスの後半2日間で、西穂山荘に宿泊して西穂丸山(2452m)に登る1泊2日の雪山登山(入門)ツアーに参加しました。

エリア 新穂高温泉(岐阜)

• 交通手段: 観光バス 新幹線 JR特急 徒歩

あずさ1号で松本着、9:50に改札口集合。参加者10名、ガイドさん2名。天気は曇り。アルプス口から借上げバスに乗り新穂高ロープウェイへ。途中、風穴の里でトイレ休憩。

正午前に新穂高ロープウェイ山麓駅に着きました。下山時まで使わない荷物をロッカーに入れたり、軽く食事をしたり。

荷物は極力減らしたのですが、6.3kgでした。ちなみにガイドさんは予め全員の荷物券を購入済みでした。

山頂駅の西穂高口までは途中、RW乗り継ぎ。

左手に槍ヶ岳・穂高岳が見えますと案内放送がありましたが、、、。

12:54、西穂高口駅に着きました。

13:09、トイレを済ませて、西穂山荘へ向けて出発。

13:27、汗をかかないように衣類調節を兼ねて小休止。

14:12、クランポン装着。ここまで緩やかな上り下りから急登へ。

14:39、参加者の中から遅れる人が出て、先頭ガイドさん集団と間隔が開きだしました。私も無理して先頭集団につかずに、後方ガイドさんグループと一緒に。

14:56、西穂山荘が見えました。

山荘の外来者用便所で用を済ませ荷物を置いて、丸山に向け出発。

15:45、西穂丸山(2452m)。天気が良ければ、ぐるっと飛騨の名峰笠ヶ岳から槍・穂高、霞沢岳、上高地などが見えるとのこと。

16:07、このくらいの急斜面をザクザクと下るのは楽しい。

山荘では6畳(定員4名)を3人で使用。不織布の敷布と枕カバーあり。壁には午後8時半消灯と書かれていましたが、9時に明かりが消えました。

午後5時半に夕食。ご飯味噌汁お代わり自由。山荘気象担当から翌日天候状況の説明あり。この時期としては気温高くかろうじて雪、山麓では雨。夕食後、湯たんぽ(3百円)を頼みましたが、それが快適でした。

食堂に飾られていた映画のロケ写真。ロケ隊背後のお山が西穂高岳か。

翌朝5時に明かりが灯り5時半に朝食。保温水筒(0.5L相当)にお湯3百円。

午前7時、窓の外はモノクロームの世界。夜中にビュービューと風の音がしていましたが、やや風は収まった。予定では新雪の中をラッセル体験でしたが、湿った雪のため中止。7時半に食堂に集合し約1時間、雪山装備の解説、質疑応答など。

9時に山荘を出発。9:13、前方にうっすらとRWの鉄塔が見えました。

9:51、上空の雲と雲海に挟まれた山々の景色が幻想的でした。

浮世絵の一文字ぼかしを連想しました。

10:45発のRWを見送って、クランポン、トレッキングポール、濡れた衣類を仕舞ったりして、11:15発に乗車しました。

前日よりも外国人観光客がさらに増えていました。搬器の中では日本語、韓国語、英語、東南アジアの言葉など、そして大声は中国語。

山麓駅近くの日帰り温泉。西穂山荘に置かれた割引券で入浴料8百円。

12:40、湯上り後、高山ラーメン(8百円)と温泉卵(50円)を注文。食後、広間でストレッチ。13:45、松本に向け出発。沢渡を過ぎた辺りから陽も差し、松本駅周辺は季節外れの暖かさ。

午後4時に松本駅が約30分早着してツアー解散。直近のあずさ号に乗れば一番早く帰宅できたと思うのですが、16:05発しなの号で長野、そこから新幹線かがやきで指定席発券済み。予定通り篠ノ井線経由で帰宅することにしました。あずさ終点新宿駅の雑踏の中での乗換えを避けたい。

キオスクで弁当等を大人の休日パス提示して1割引きで購入。しなの号は乗客も少なく静か、窓も広く夕暮れの車窓風景も楽しめました。長野からのかがやきが満席で圧迫感がありましたが、乗り放題の大人の休日倶楽部パスを有効利用できたと満足。