★極楽タイ・最後の楽園リペ島・２０２３・Part９

2023/02/21 - 2023/03/07

★３年振り１１回目、タイ最後の楽園リペ島・２０２３のPart９は
リペ島８日目のレック島（Koh Lek）のリベンジ編の続きから
ご覧いただきます。
既にリペ島３日目に貸し切りボートでアダン島北東海岸やレック島に
行ったのですが、天気は良かったものの潮の状況が最悪で
いつものレック島が全く楽しめませんでした。
美しいレック島を撮影できなかったのが喉に魚の骨が刺さったようで
このまま帰国したら絶対後悔するだろうと思い
リベンジすることにしました。

Part８ではKoh LekのYai BeachとNoi Beachを
ほぼ紹介し尽くしたのですが
写真的にはイマイチ納得いきませんでした。
と言うのも上陸した時は潮が引きすぎていて、特にKoh Yaiの海色が
理想には程遠く内心凹んでいました。
でもKoh Yaiに戻り昼食を取るなどしたので
いつしか干潮が満ち潮になり上陸時より海色がBetterに戻ってきました。
Bestではないもの、まだ予定時間が少し残っていたので
Yai Beachをもう一度撮り直してみました。
前回の写真と比べ劇的に上向いたとは言えませんが
少しだけ良くなったのでご覧いただくことにしました。

エリア リペ島(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

☆リペ島諸島 　Island Hopping Map

※Google Earthに加筆。

https://www.google.co.jp/maps/@6.5342758,99.2420517,13134m/data=!3m1!1e3?hl=ja

今回はレック島だけ訪問するので
赤いマーカーラインの航路を往復します。

☆Koh Lek Map

※Google Erathに加筆

https://www.google.co.jp/maps/@6.5614943,99.3470067,1034m/data=!3m1!1e3?hl=ja

☆Koh Lek 拡大 Map

※Google Erathに加筆

https://www.google.co.jp/maps/@6.5614943,99.3470067,1034m/data=!3m1!1e3?hl=ja

Koh Lekには岬を挟んで南北に大小の２つのビーチがあります。
南側の大きいビーチはKoh Lek Yai Beach（Main Beach）
北側の小さなビーチはKoh Lek Noi Beachです。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

◎12:43
Koh Lek Noi Beachから再びKoh Lek Yai Beach （Main Beach ）に
戻ってきました。

★Lunch of Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

一通り写真を撮ったので木陰でランチにします。
ランチはいつもMountain Resortのレストランに予約して
作ってもらいます。
予約と言っても出発する１時間前でも十分間に合います。
缶ビールは冷蔵庫付属の小さな冷凍室で凍らせ
簡易クーラーバックの保冷剤兼用となるので重宝です。
カチカチの缶ビールが昼頃に丁度飲み頃になり
ミネラルウォーターやフルーツもも程よく冷えるのでお薦めです。
もちろんビールを飲まない人はミネラルウォーターを凍らせても
同じ効果があります。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

昼食を終え少しノンビリしている内に
潮が少しずつ満ちてきて
朝、上陸したときよりは５０～６０cmくらいビーチ幅が狭くなった感じです。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

５０～６０cmくらい潮が満ちたくらいじゃ
そう大きな変化は無いと思うかもしれませんが
私の感覚としては５０～６０cm潮が満ちて来ただけでも
浅瀬の海色が少し濃くなって見えるようになります。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

前回の旅行記でも書きましたがKoh LekにはYai BeachにもNoi Beachにも
椰子の木（ココヤシ）の成木は１本もなく、幼木が３本くらい
自生しているだけです。
南の島の写真に欠かすことができない椰子の木が無いのは
残念ですがKoh Lekにはパンダナス（タコノキ、アダン）が
たくさん自生しているので十分に椰子の木の代役を
果たしてくれています。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

椰子の木は実がいかにも波に流されて遠くの島でも繁殖しそうですが
遠くに流されるのは事実ですが、
現実的には流された島で芽生えて成長し成木になる確率はかなり低く
我々が良く目にするココヤシの殆どは人間の手で育てられたり、
植えられたものです。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

パンダナスの実も流されることはありますが
そう遠くまでは漂流せず殆どは実が落下した周辺で発芽し
成長します。
パンダナスも成木になる確率はそう高くありませんが
ココヤシと比べたら発芽率が高いので
生き残れる数も必然と高くなります。
なので人の手が入らない無人島でも
ココヤシに比べたくさん自生しています。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

リペ諸島は乾季には北東からの波風が強くなり
東向きのビーチはモロにその影響を受け波が高くなりやすい傾向があります。
リペ島のサンライズビーチなどはその典型です。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

Koh LekのYai Beach（Main Beach ）は南東向きに開いているせいか
北東からの直接的な波風の影響を受けにくいので
乾季でも比較的波が穏やかなことが多いです。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

ただ波は風の他にも地形や海流、海底の形状などの影響も受けるので
必ずしも一律ではありません。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

同じ日でも干潮や満潮によっても波の大きさは違ってきます。
一番波が穏やかになるのは満潮でも干潮でもMaxに達する当たりの
潮止まりの時です。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

Koh Lekには岩場の岬を挟んで南北に２つあります。
こちらが南の方のYai Beach・メインビーチ）（長さ４４０ｍ）
反対側（北側）にあるのがNoi Beach・ノイビーチ（長さ９０ｍ）

南側沖に見えている小さな島は
左手がKoh Taluで右手がKoh Saiです。
どちらも殆ど岩石でわずかに木が生えてるだけの無人島です。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

Yai Beachでお気に入りのビューポイントの一つです。
この盆栽のようなパンダナスがとてもフォトジェニックだと思います。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

当然、午前中にも撮影しましたが（下記の写真）
干潮だったので海色に不満がありました。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

午前中に撮影したほぼ同じポイントで撮影した写真です。
明らかな差があるわけではありませんが
午後の海色の方がわずかに青みが増しています。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

海の色は空模様や太陽の位置も大きく影響しますが
水深も大きく関わります。
当然、潮が満ちてくれば水深は深くなり海色は青みを増し、
干潮になれば水深が浅くなり海色は青みが薄れます。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

ま、微妙な差ではありますが写真好きには
その微妙な差が気になるもんなんです(^-^;。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

理想的にはあと１ｍほど潮が満ちて来た方がベストですが
今日は４時間の貸し切りなので、
それまで待つ余裕はありません。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

欲を言えばキリがないので
今回はま～ま～合格点かな(^-^;。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

実はKoh Lekにこんな美ビーチがあるなんて
リペ島を訪れた３日目（2013年）まで知りませんでした。
当時のGoogle Earthで島の存在は知っていましたが
当時のGoogle Earthは現在ほど精密さが無く
Koh Lekはマクロビューの対象外だったので
島の存在しか知ることができませんでした。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

でも当時Google ErathははPanoramioという旅行写真サイトと連携していて
各個人が撮影した写真をMap上にMappingすることができました。
Map上で島影は不鮮明なKoh Lekでしたが、
なぜか２点だけMappingされていてKoh Lekらしい写真が見られました。
ただ当時は素人の投稿Mappingなので位置情報の正確性に欠けており
必ずしもKoh Lekの２点のPin upが正しいKoh Lekの写真である保証は
ありませんでした。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

でもずっとどんな島なのか気になっていたので
2014年にアダン北東部をIsland Hoppingで訪れた際に
イチかバチかでKoh Lekにも上陸してもらったのが
初レック島でした。
結果的にGoogle EarthにMappingされていた写真２点は
間違いなくKoh Lekでした。
おそらく貸し切りボートで訪れたのではなく、
小さなボムボートも写ってしたので
ヨットなどのクルーズ船が航行の途中に上陸したのだと思います。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

2014年にKoh Lekに初上陸し、その美しさに感動し、
その後はリペ島旅行の際には必ず貸し切りボートで
訪れるようになりました。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

手前みそで恐縮ですが、それまでは少なくとも
日本のNet上にはKoh Lekの情報は全くなかったので
本邦初公開の島になりました。
当時の観光客向けの地図にこの島はKoh Lekと表記されていたので
私もKoh Lekと表記していますが、
タイ発行のタイ語の地図にはKoh Ｂistiと表記されていました。
たしかにLekはタイ語で小さいと言う意味なので
単にKoh Lekでは『小さい島』の意味になってしまい
小さい島などリペ諸島に限らずタイのあちこちにあるわけで
実際、リペ島でタイ人にKoh Lekを知っているか聞いてみると
殆どのタイ人は知りませんでした。
知っているのはボートを扱う先住民のチャオレイだけです。

★Dragon Rock , Koh Lek Yai Beach @ Mu Koh Lipe Thai

午前中も訪れたドラゴンロックまでやって来ました。
ドラゴンロック？
右端の黒い岩の突起がドラゴンロックですが
見る位置や角度が違うと全然ドラゴンロックに見えません(^-^;。

★Dragon Rock , Koh Lek Yai Beach @ Mu Koh Lipe Thai

大岩の左右真横から見ると
黒い岩の突起がドラゴンヘッドに見えます。

★Dragon Rock , Koh Lek Yai Beach @ Mu Koh Lipe Thai

ドラゴンヘッドは私が勝手に名付けたもので
チキンと言われりゃチキンかも(^-^;。

★Dragon Rock , Koh Lek Yai Beach @ Mu Koh Lipe Thai

でもチキンには申し訳ないけど
チキンって言葉にはあまり良いイメージは無いですよね。
やっぱドラゴンの方が響きがカッコいい(^^ゞ。

★Dragon Rock , Koh Lek Yai Beach @ Mu Koh Lipe Thai

レック島やアダン島の北東海岸には
このドラゴンロックと同じよ様な
岩石に鉄板が貫入したような奇岩が見られます。
でも殆どの鉄板のような部分は波風で風化し
ドラゴンロックのように突出しているのはこれだけです。

★Dragon Rock , Koh Lek Yai Beach @ Mu Koh Lipe Thai

午前中よりは潮が満ちてきましたが
今度は薄雲が出て来たので海色の青さがイマイチ冴えません。

★Dragon Rock , Koh Lek Yai Beach @ Mu Koh Lipe Thai　
（※2018/1/31(水)撮影）

満潮でスカッ晴れならこのように
海色が濃いライトブルーに見えフォトジェニックです。

★Koh Lek Yai Beach （Main Beach ）@ Mu Koh Lipe Thai

Koh Lekの最南端はも少し先ですが
薄雲が出てきて理想的な写真にならないので
ここで引き返します。

☆リペ島地図　2023年版 (Koh Lipe Thai)

※Google Earthに2020版に再加筆

https://www.google.com/maps/@6.5104065,99.2598542,15780m/data=!3m1!1e3

★Sandbar View from Mountain Resort Beach @ Koh Lipe Thai

この日のレンタルボートは４時間だったので
早めにMountain Resort に戻ってきました。

★Sandbar View from Karma Beach @ Koh Lipe Thai

Sunrise Beachが波立っていても
砂州の内側は安定して波穏やかです。

★Sandbar View from Karma Beach @ Koh Lipe Thai

しかし、このポイントはすり鉢地形になっていて
浅瀬から急に水深１ｍほどになるので
大人は全然問題ありませんが
幼児が深みにはまると危険なので
保護者は常に見ている必要があります。

★Sandbar View from Karma Beach @ Koh Lipe Thai

この透明感がなんとも言えない
癒しをもたらせてくれます。

★Sandbar View from Karma Beach @ Koh Lipe Thai

Sunrise Beach側から砂州を縦位置に見ると
まるで砂丘のようです。

★Sandbar View from Karma Beach @ Koh Lipe Thai

日中、コロナ渦前だったらもっと人出はあるのですが
2023/2月はまだコロナ渦から完全に回復していなかったので
人気の砂州ですが閑散としていました。

★Bulow Casa Grand View Resort Beach @ Koh Lipe Thai

Bulow Casa 前のビーチです。
部屋のテラス前がプール＆ビーチ＆海なので
利用者はそう多くありませんが、白人は丸焼きがお好きなようで
太陽光線は不可欠の必要アイテムです。

★Zodiac Seasun Resort Beachbar , Sunrise Beach @ Koh Lipe Thai

Zodiac Seesun ResortのBar counterです。

★Zodiac Seasun Resort Beachbar , Sunrise Beach @ Koh Lipe Thai

タイらしいと言うのかエスニック風と言うのか
とりとめのない雑多なZodiac Seesun Resort のBeachbarです。
日本人には絶対真似できない独特のセンスです。

★Zodiac Seasun Resort Beachbar , Sunrise Beach @ Koh Lipe Thai

Sunrise Beachの南に３年前まではSealavie Beach Barという
このビーチバーの演出と良く似たセンスのバーがあったのですが
今年は閉店していました。
Sealavie Beach Barはできた当時はエキゾチックでそれなりに
お洒落なバーだったのですが、年々雑多になり最後には
何をしたいのか分からないほど混沌としていました。
なんとなくこのBeachbarも似たような道を歩みそう。

★Zodiac Seasun Resort Beachbar , Sunrise Beach @ Koh Lipe Thai

雑多な演出は好き好きなので別に構いませんが
Zodiac Seasun Resort のBeachbarは夕方以降
音楽をやたら大きくするので、いかがなものかと思います。
私はウルサイと思いながらも通り過ぎれば済みますが
Beachbar近くの部屋はずっと爆音に曝されるので
静かなビーチを期待していたゲストには耐えられないかも(－－〆)。

★Beach Sala of Irene Pool Villa Resort , Sunrise Beach @ Koh Lipe Thai

日中、Irene Pool Villaの日除け効果の無いBeach Sala には
相変わらず利用客はいません。

★Beach Sala of Irene Pool Villa Resort , Sunrise Beach @ Koh Lipe Thai

大きなテント風のSalaにも日中は利用客はいません。
Pattaya Beachなら夕日が見られるので
Happy Hourにはゲストが繰り出しますが
ここはSunrise Beachなので夕日なら
砂州の辺りまで出向きます。

★Beautifull tropical flower of Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

ブラブラしたけれど暑いので
再びMountain Resort に戻りTropical Gardenを散策しました。

◎Heliconia psittacorum

花が咲いた偽茎は後に枯れますが、地下茎から芽が出てきて葉っぱを広げ、
新たな偽茎ができます。
多くの種で、ハチドリがポリネーター(花粉を運んで受粉の手助けをする動物)
となっています。
小型種は草丈50cmほどですが、大型種は7mほどに生長します。
鉢植えや切り花として利用されます。
ヘリコニアの名前はギリシア神話で芸術を司る女神が住んでいたと言う
ヘリコン山に由来し、花の美しさから来ていると思われます。

★Beautifull tropical flower of Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

◎Heliconia Rostrata

ヘリコニアは熱帯アメリカや南太平洋諸島に100種類以上が分布します。
花後も枯れずに生長する多年草で野生種同士が自然に掛け合わさった
雑種も多くて、正確な数はわからないようです。
以前はバショウ科でしたが、現在はそこから独立した
オウムバナ科に分類することが多いです。

★Beautifull tropical flower of Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

◎Alocasia odora

クワズイモ（サトイモ科クワズイモ属）の花が花の根本に
咲いていました。
クワズイモの仲間は中国南部、台湾からインドシナ、インドなどの
熱帯・亜熱帯地域に、
日本では四国南部から九州南部を経て琉球列島に分布すします。
日本では、やや小型のシマクワズイモが琉球列島と小笠原諸島に、
より大型のヤエヤマクワズイモが西表島に自生します。

★Beautifull tropical flower of Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

◎Alocasia odora

クワズイモはカラーや水芭蕉と同じサトイモ科なので
花もどことなく似ています。
沖縄などにもクワズイモは自生していますが
Mountain Resortのこの大型の観葉植物はインドが原産地のインドクワズイモ。

◎インドクワズイモ（インド食わず芋）は葉、茎、根、汁液などに
シュウ酸カルシウムと呼ばれる毒成分を含んでいます。
汁液は目や皮膚を刺激し、目に入ると失明の恐れがあり、皮膚に付着すると、
かゆみや炎症が生じる場合もあります。
生の植物を誤って口に入れた場合、舌や唇に無数の針で刺されたような
激痛が走ります。また、飲み込んでしまった場合、吐き気、流涎、嘔吐、
下痢、嚥下障害、発声困難、けいれん、
気道閉塞などの症状が出る可能性があり、最悪の場合死亡することもあります。

★Beautifull tropical flower of Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

◎Alocasia odora

花が終わると赤い実がなります。
日本のテンナンシショウ属（天南星）も同じ仲間なので
実も良く似ています。

★Beautifull tropical flower of Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

◎Heliconia Psittacorum

花が咲いた偽茎は後に枯れますが、地下茎から芽が出てきて葉っぱを広げ、
新たな偽茎ができます。
多くの種で、ハチドリがポリネーター(花粉を運んで受粉の手助けをする動物)となっています。
小型種は草丈50cmほどですが、大型種は7mほどに生長します。
鉢植えや切り花として利用されます。
ヘリコニアの名前はギリシア神話で芸術を司る女神が住んでいたと言う
ヘリコン山に由来し、花の美しさから来ていると思われます。

★Beautifull tropical flower of Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

◎Torch ginger：タイマツショウガ（ショウガ科エトリンゲラ属）

トーチジンジャーは、東インド～インドネシア原産で
草丈３～５ｍの大型多年草。
根本から花芽が出て真っ直ぐ伸び先端に松明（タイマツ）のような花を
咲かせます。花のように見えるものは実際は苞で、
苞の間に見える黄色い小さなものが本当の花です。

★Beautifull tropical flower of Mountain Resort @ Koh Lipe Thai

◎Torch ginger：タイマツショウガ（ショウガ科エトリンゲラ属）

花色は赤・紫・桃・白、など。
花序は香味野菜、果実は生食用、種子は香辛料に利用できるそうです。

★Mountain Resort Beach View @ Koh Lipe Thai

昔は日本の農村でも見かけた鶏籠ですが
これは鶏籠を模したオブジェで
ランプシェードなどにも利用します。

★Karma Beach View from Mountain Resort Hill @ Koh Lipe Thai

Mountain Resort のジャグジーヴィラのある丘から
見下ろしたKarma Beachです。
正式名はKarma BeachですがMountain Resortに面していることから
Mountain Resort Beachと呼ばれることの方が多いです。

★Karma Beach View from Mountain Resort Hill @ Koh Lipe Thai

対岸の島はKoh Adang（アダン島）と言うこともあり
リペ島とアダン島の間の海をAdang Seaと呼ぶ場合もあります。

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

リペ島を象徴するよな砂州のある眺めですが
砂州は乾季限定で年中あるわけではありません。
その年により若干変動はありますが
１月～３月下旬に見られることが多いです。

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

乾季には北東からの波風が強くなり
Sunrise Beach側の砂が少しずつ移動し
北西方面に舌状の砂浜が形成されます。

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

砂州は英語ではSand BankとかSandbarと表記されます。
海上の浅瀬に砂が堆積してできた砂だけの島をSand Bank
リペ島のような舌状に伸びた砂浜をSandbarと表記することが多いです。

★Adang sea View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

日本では砂州に明確な分類はありませんが
北海道標津町にある野付半島などはその砂州の形状から
砂嘴（さし）と呼ばれます。

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

また、砂州は砂洲と表記する場合もあります。
州は洲とも書き本来は州が中州を意味したが、
州が行政区画も意味するようになったので、
さんずいを加えて中州の意味を明らかにした字が洲です。
しかし、古くから互いに通用できる。
特に現代日本では、洲が常用漢字でないため、
意味にかかわらず州と書くことが多いようです。

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

リペ島の砂州の長さ（大きさ）はその年、その月により変化します。
また干潮や満潮でもその大きさは変化します。

★極楽タイ・最後の楽園リペ島・２０１７・Part１

2017/02/04 - 2017/02/16

https://4travel.jp/travelogue/11216358

リペ島訪問１１回で唯一2017年は砂州が大きく成長しませんでした。
例年ならSunrise Beach北端の岩を起点にして
北西側に成長するのですが、この年は私が滞在していた１０日間、
結局砂州は成長しないままでした。
帰国後もNetで見ていましたがやはり成長しなかったようです。
１０年も通えばそんなハズレの年もあるんですね(^-^;。

★Sandbar View feom Mountain Resort @ Koh Lipe Thai
（※2011/02/13 - 2011/02/25）

http://www.youtube.com/watch?v=_RYGP_8jfGs

この砂州の写真は私が初めてリペ島を訪れた２０１１年に撮影したものです。
この時は満潮だったので砂州がかなり細く見えています。

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

砂州そのものは国有地なので誰でも自由に利用できますが
砂州を見下ろせるこの絶景はMountain Resortの特権です。
つまりMountain ResortのRestaurantに行かなければ見られないんです。

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

レセプション隣りのテラスからも見えないことはありませんが
昔に比べ木々が鬱蒼として見えなくくなってきました。
見通しが良くなるよう少し剪定した方が良いと思うのですが
年中ここで働いていると、そういう気付きが起きないのかも。

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

当然、一番眺めの良いのはMountain ResortのRestairanのテラス席ですが、
お昼の繁忙時間を少し外せばドリンクだけでも大丈夫です。
私なんぞは宿泊者ってことあり、
飲食せずにテラスで撮影することもあります。
でも、基本的には気が小さいのでドリンクは注文します(^-^;。

★Sandbar View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai
（※2013/1/28 撮影）

現在のMountain Resort Restaurant はコンクリート建てで
Restaurantはまるで社食か学食のようだと不評です。
でも2013年まではご覧のような木造で
Restaurantは窓の無い開放型で食事をしながら
素晴らしい砂州を見下ろすことが出来ました。
たしかに雨の降らない乾季は開放型が良いと思いますが
雨期や暴風雨のときは雨風が吹き込み
管理が大変だったと思います。

★Sandbar View from Mountain Resort Reception @ Koh Lipe Thai
（※2014/2/10 撮影）

2014年には上記の木造レストランを取り壊し
コンクリート建ての新しいレストラン＆レセプション棟が建ちました。
現在、Receptionはまた新たに新設棟に移動しましたが
コンクリート棟の頃はご覧の１階にありました。
丘の上にあるので1階でも眺めは素晴らしかったのですが
現在は木々が眺めを遮り砂州は殆ど見えなくなりました。
現在この1階レセプションフロアは未使用のままになっています。

★JACUZZI View from Mountain Resort Restaurant @ Koh Lipe Thai

レストランのテラスから望んだHONEYMOON JACUZZI VILAです。
JACUZZI VILAはMountain Resortで一番値段の高いカテゴリーですが
2,014年まではSea View Deluxeと言うカテゴリーで
当時は私の予算でもまだ泊まることができました。

★Sandbar View from Seaview Deluxe Room @ Koh Lipe Thai
（※2014年 2/10 撮影）

２０１４年には写真左手の部屋に泊まっていました。
素朴な造り＆内装でしたが必要なものは全部揃っていたし、
何より眺めが素晴らしかったので
私には理想的な部屋でした。
隣りの部屋との間隔が信じられないほど広かったです。
これはSeaview Deluxeより下のカテゴリーの部屋からも
少しでも海が見えるようにと言う配慮だと思います。

★Sandbar View from Mountain Resort Hill @ Koh Lipe Thai

現在のブーゲンビリアは2014年当時のブーゲンビリアよりかなり成長し
今では眺めの邪魔になるほどです。

★Sandbar View from Mountain Resort Hill @ Koh Lipe Thai

コロナ渦で３年のブランクはありましたが
Mountain Resortはスクラップ＆ビルドが好きなようで
毎年のようにどこかをいじっている感じです。
2024年はどんな変化があるのやら・・・

★Pattaya Beach East View @ Koh Lipe Thai

夕方はパタヤビーチに夕日を見に行きました。
水平線に沈む夕日はパタヤビーチの全域で見られるわけではなく
乾季はパタヤビーチの東端辺りで見られます。
西側だと海ではなく陸に沈んでいきます。

パタヤビーチの東端でも特に
タイ王国海軍(Royal Thai Navy)の施設で、
そのゲート手前の小さなビーチが絶好の夕日鑑賞スポットです。
しかし通常にビーチの東端まで行けばゲートがあり観光客は入れませんが
この写真右手の岩場を乗り越えていけばタイ王国海軍ゲート手前まで
行くことができます。

★Royal Thai Navy Gate , Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

パタヤビーチの東端にはこのタイ王国海軍施設のゲートがあり
基本的に観光客は入れません。
以前はこのゲートがなかったので観光客はさらに先に行けましたが
今はこのゲートがあるのでまず行く人はいません。
しかし、ビーチ東端にある岩場を乗り越えていけば
最奥にあるゲート前までは行くことができます。

★Royal Thai Navy's Navy Club、Pattaya Beach @ Koh Lipe Thai

パタヤビーチ東端の岩場を乗り越えるとRoyal Thai Navy前の
小さなビーチ（入江）があり、ここまでなら観光客もOKです。
写真左側の建物はRoyal Thai Navy's Navy Clubと言う、
海軍御用達のビーチバーです。
缶ビールやソフトドリンク、スナック菓子など売っていて
一般観光客も利用できます。
今は円安なのでビアチャン小（６０Ｂ≒250円）と少々高めですが
６０Bならリペ島のビーチバーでは安い方です。
店の裏手にトイレもあります。
営業はタイ国内でのアルコール類の販売時間（17:00-24:00 ）に
合わせているのかも。

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

Royal Thai Navy's Navy Club前は絶好のSunset View Pointですが
新しいゲートができてからは観光客はほとんど来なくなりました。
今回も岩場に登って夕日鑑賞している人はいましたが
私が図々しく岩場を越え、さらにバーで缶ビールを買って飲んでいるのを見て
何人かは私を真似て岩場を越してきました。

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

Sunsetだけなら東端の岩場の上からでも見られますが
Royal Thai Navy's Navy Club側に行けば
ビールも飲めるし、トイレを借りられるし
願ったり叶ったりです。

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

さらにRoyal Thai Navy's Navy Club前はパックンロックと言う
奇岩があり、上手く撮ればパックンロックが夕日を飲み込む写真が撮れます。

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

ただ漠然と夕日を撮影してもパックンロックは夕日を飲み込まないので
夕日を飲み込むような位置関係を見つけます。

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

なんとかパックン岩が夕日を飲み込もうとする構図が見つかりました。

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

パックンロックは私が勝手に名付けただけで
正式名ではないので現地の人に聞いても分からないと思います。

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

パックンのジャストタイミングｆです。

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

立つ位置や高さを少し変えるだけで
パックンするように見えなくなってしまいます。

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

夕日のパックンじゃなくても
昼間なら人間の頭をパックンさせるトリック写真も面白いかも。

★Sunset View from Pattaya Beach East @ Koh Lipe Thai

２月上旬なら夕日はもっと陸から離れた海に沈みますが
２月下旬だと海に沈む夕日はギリギリのタイミングで
３月になれば陸に沈むように見えると思います。


帰途はWalking Streetを歩いてMountai Resortの送迎サービスの
Chaoley Resortまで戻ります。

★PATT Market , Walking Street View @ Koh Lipe Thai

右手のビル１階にあるのがリペ島では一番大きなミニスーパーの
『PATT Market 』です。
大きさ的には一般的なコンビニの３倍ほどなので
日本のスーパーとは比べ物になりませんが
値段的にはリペ島に２軒あるセブンイレブンよりは少し安いです。
このPATT Marketの他にも小さな何でも屋はあちこちにあります。


これで★極楽タイ・最後の楽園リペ島・２０２３・Part９はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。

今年のリペ島旅行出発まであと２週間ほど、
う～んこのペースでは2023年リペ島旅行記の完結は難しいかも。
リペ島の写真は似たようなものばかりなので端折るにしても
2023年は久しぶりにピピ島も訪れたので
なんとかピピ島編だけはUPしたいところです。


ではまた。j-ryu

この旅行記へのコメント （2）

• yamayuri2001さん 2024/01/30 10:46:34

  you tube!

  j-ryuさん、こんにちは。
  Koh Lipe にも、パタヤビーチがあるんですね。
  バンコク郊外のパタヤビーチと、同じ名前なんですね。
  
  あの鳥かごは、オブジェとして使われているんですか？
  もう30年近く前ですけれど、初めてバリ島に行った時に、
  バリ島では実際にあの籠を利用して、鶏を飼っていました。
  まだ夜が明けないうちに、籠の中の鶏が一斉に鳴きだすので、
  ホテルではとても早起きだったのを思い出しました。
  
  j-ryuさんは、小さなホテルの
  プロモーションビデオなどを作られてはいかがでしょうか？
  あのyou tubeのクオリティの高さに驚きました。
  写真だけではなく、映像の方面でも造詣が深い方なんですね。
  その才能、眠らせておくのはもったいないので、
  タイなどにある小さな島々のホテルなどのプロモーションビデオで、
  世界にその魅力を広めてはいかがでしょうか？
  yamayuri2001

  j-ryuさん からの返信 2024/01/31 06:26:08

  Re: you tube!

  yamayuri2001さん、おはようございます。
  
  昨日はご来訪＆いいね＆コメントありがとうございました。
  
  ＞Koh Lipe にも、パタヤビーチがあるんですね。
  バンコク郊外のパタヤビーチと、同じ名前なんですね。
  
  ≫はい、同じ名前のビーチがあるのでややこしいです。
  私のタイデビューは1996年のバンコク郊外のパタヤビーチで
  タイにはまるきっかけでした。
  でも歓楽街にハマることなくその後はずっと離島ばかりです。
  
  ＞あの鳥かごは、オブジェとして使われているんですか？
  もう30年近く前ですけれど、初めてバリ島に行った時に、
  バリ島では実際にあの籠を利用して、鶏を飼っていました。
  
  ≫私の田舎でも子供の頃は農家の庭先で篭に入れられた鶏が見られました。
  バリ島は闘鶏が盛んなので闘鶏前に争わないよう１羽１羽を
  鶏篭に入れるので観光客も見る機会が多いと思います。
  
  ＞j-ryuさんは、小さなホテルの
  プロモーションビデオなどを作られてはいかがでしょうか？
  あのyou tubeのクオリティの高さに驚きました。
  写真だけではなく、映像の方面でも造詣が深い方なんですね。
  その才能、眠らせておくのはもったいないので、
  タイなどにある小さな島々のホテルなどのプロモーションビデオで、
  世界にその魅力を広めてはいかがでしょうか？
  
  ≫過分なお褒め恐縮です。
  今はスマホで撮った動画をTikTokなどにすぐに投稿できますが
  10年以上前はYou Tubeだけで投稿にもそれなりの時間が必要でした。
  私の動画の殆どは写真を動画風に編集したもので
  当時は『Windows ムービーメーカー』という無料制作アプリがあり、
  比較的簡単に作れたので盛んにYou Tubeに投稿していました。
  その頃は著作権があまり厳格ではなく、写真動画に自分の好きな
  楽曲をのぜることができたのですが、
  その後、著作権違反の写真動画は全て削除され、一時は100作品以上
  ＵＰされていましたが、今は著作権に問題が無い作品だけになってしまいました。
  それ以来投稿する気力が失せ、おそらく『無料のムービーメカー』も
  無くなってしまったと思います。
  そんな昔でも無いのですが、技術の進化はすさまじく
  私のスキルなど過去のものになってしまいました(^-^;。
  これから歳とともに増々技術の進化についていけなく
  なるような気がします(－－〆)。
  
  ではまた。　j-ryu