2023/12/29 - 2024/01/09
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ピンゴとボーノさん
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30日夕刻マラガ空港着タクシーでホテルへ。
マラガのクリスマスイルミネーションを楽しむ。
31日朝、電車でマラガ空港に戻り、レンタカーを借りる
いよいよ、アンダルシアのドライブ旅行開始!
ミハス、マルベージャ、ジブラルタル
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ヨーロッパは何処でもだが、25日を過ぎてもクリスマスイルミネーション。どこの通りも美しいし、この日は土曜日で人出も多い。
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ヨーロッパの旧市街の夜は石畳が濡れている様に反射して素敵だ。
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翌朝、ホテルからマラガ空港に戻る。電車を使ったのだが、これまた券売機は故障していて、改札の使い方がわからない。早朝で人も駅員も居ない中、通りかかったおじ様をつかまえて、どうしたらいいか聞くと、キャッシュカードをかざせば良いと言う。クレジットカードしか無いけどと言ったら、試してみたら、じゃあねと。えぇー。かざす。通れた!
空港の改札も無事通過。イタリア、フランス使えない事多かったけど、スペインは大丈夫なのね。 -
レンタカー屋は空港内には無く、ピックアップするから空港裏で待てとの指示。まだ日も登らない暗い場所で待つのはなかなか心細い。程なくしてピックアップカーがやってきた。時間は正確。
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やっと、レンタカーを借りる。
実は、30日マラガ空港に着いて直ぐにレンタカーを借りるはずであった。予約したレンタカー会社に行くと、予約されてませんと?!そんなハズは無いと予約書を見ると、予約日が前日29日になっていた。航空券、ホテル、観光チケット、ドライブ計画全てわたくしが準備をしたのだが、唯一レンタカーだけは相方に頼んだのだった。既に予約時点で支払いも完了している。今日、新たに借りられる車は無いと言われ、あぁーやっぱり私が予約すれば良かった、と言ってても始まらないので、新たに予約のしなおし、支払い金を返金してもらえないかの交渉など、かなり疲れてしまったのだ。なので、やっと軌道に乗ったという気持ちである。 -
右側通行、円形交差点、標識確認、高速道路も120km越えで、緊張感満載で走り出す。ヨーロッパは何度も走ってはいるものの、やはり初日は顔が固まる。一方、相方は「大地を感じたいんだ!」と意気揚々、運転している。そこは私に出来ない事で、凄いと思う。二人でようやく一人前だ。
車はプジョー208 6速MT スーツケース2つ入るトランクで充分である。 -
マラガから約15分程で、ミハスに到着。大晦日のため、街は静かでお店もあまり開いていない。
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ミハスの展望台から地中海を臨む
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ミハスからマルベーリャでランチにする。地中海沿いの高級リゾート地らしく、ブランド物で固めた美しい家族が闊歩している。ちんちくりんな日本人からすると、ブロンドの髪で顔は極めて小さく立体的でブルーの瞳の方々を、ほぉ~っと指くわえて見てる感じである。
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マルベーリャの旧市街中心にあるナランホス広場。オレンジの街路樹が美しく、冬とは思えない程暖かくまったり出来ました。
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ランチも外で。サルモレホは夏のスープですが、ここでは食べられました。
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ホタルイカのフリット。ジューシー、サクサクで車じゃ無ければビールとか白ワインで食べたかった。
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ランチの後、マルバーリャのスーパーマーケットで飲み物や果物、夜のおつまみ用イベリコ生ハムを調達。
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車旅行は荷物が積めていいですね。
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一路、ジブラルタルに向かう。高速道路は基本無料だが、この区間の一部のみ、ゲートがあり、ちょっとビビる。ETCっぽくないCASHマークの様なレーンを進む。クレジットカードが使えそうだ。ヨーロッパでは日本のクレジットカードが使えない場合もある。ドキドキしたが、オープン!
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ジブラルタル THE ROCKが見えてきた
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そして、英国領 ジブラルタルに入国である。ここで、トラブルが起こる。ジブラルタルには、車で入る予定で、マップの誘導に従い進んだのだが、レーン上に標識があり、ここで良いのかと一瞬怯んだので、速度を落とした。その時、脇からおじさんが現れ、車を駐車するのか、そのまま入るのかを聞いてきた。車で進むと言うと、それなら20€払えという。パーキングなら10€だとか言いながら、車のボンネットに何かシールを貼る様なフリをして(後からみたら、指で×印をつけた様な跡が残っていた)「MEN.、DRIVE、20€!」と言い続ける。おかしい。他の車は進んでいると言うと、あれはレジデンスだと。あなたの身分を証明する物を見せて欲しいと言ったが、20€を繰り返すのみ。ゲートがあるわけでもない。窓を閉めて、そのまま発進した。パスポートコントロールがあり、スタンプが押されて、何事も無く入国できた。あれは何だったのだ。後から思えば、かまわず発進すれば良かっただけの事なのだが、一瞬、ホンマ?と財布まで出しかけた。
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ザ ロックのトンネルを抜ける。
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そして、灯台へ。ジブラルタル海峡を挟んで、初アフリカ大陸を2023年、大晦日に見た。何だか感慨深いものがあった。
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地中海と大西洋を分つ、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を分つジブラルタル海峡に向かって鎮座している。トルコのボスポラス海峡に続き、このジブラルタル海峡も世界情勢に関わる重要な拠点である事に変わらない。
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タリファを経由する。ここからアフリカ大陸のモロッコにフェリーで行けるらしいが、今回は断念したというか、私達レベルではリスクもあるなと判断したため。
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夕刻迫る中、順調に車を走らせる。巨大風力発電が延々と連なる。
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そして、ようやく大晦日の宿泊地、ベヘール・デ・ラ・プロンテラの白い村が丘の上に浮かび上がる。
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