特急「くろしお」で和歌山へショートトリップ（ホテル滞在記）

2024/01/18 - 2024/01/19

そうだ和歌山に行こう！

と思いついたのは前年（2023年）末、仕事中に和歌山駅付近の地図を見ている時にふと目に入った「天然温泉 紀州の湯 ドーミーインPREMIUM和歌山」の文字でした。

天然温泉！
しかも調べるとけっこうお手ごろなお値段です。
最近のホテル代高騰により、近隣のナンチャラ温泉と名のつく場所は軒並みひっくり返るような価格のプランしか出てこない状況でした。
もちろん大阪都市部にも天然温泉付きのホテルはありますが、それはそれでひっくり返るほど高いし…
それが少し遠いから旅気分が味わえ、すぐに帰宅も叶う和歌山に素敵ホテルが！

お正月は別の場所で過ごしましたが、ずっと和歌山のことが頭から離れませんでした。
こうなったら行くしかない！と決断した次第です。

最近の悪い癖で、旅の途中は旅行記の構成をあれこれ考えているのですが、帰宅したら現実に忙殺されて旅行記熱が冷め、完成までのモチベーションが続かず、公開できる状態までもっていけないケースが多々ありました。

その対策として今回は写真を撮ったらどんどんアップして行こう！
小難しく気張らず、キメ写真も意識せず、どこぞのVlog風に気さくで軽～い旅行記をどんどん書こう。
帰宅したら旅行記も完成しているから、すぐ公開だ！

などと小難しいことを考えながら、目につくものをポイポイとアップしつつホテルに滞在中です。

この日記はリアルタイムで進行中です。

エリア 和歌山市(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

此度のショートトリップは大阪駅構内のカフェーから始まる。

これまで「はるか」と「くろしお」に乗るには新大阪駅か天王寺駅に行くしか無かったのですが、2023年に大阪駅に新たなホームができ、大阪駅にもすべての特急が止まるようになりました。
長く乗りたいことと、通常の路線と違う場所を走るので新大阪から乗りたい気持ちもあるのですが、今回は大阪からスタートします。

予約している特急の発車まで少し時間があったので、電車を眺めながらゆっくりしておりました。
あとから思えばここでコーヒーを飲むよりいったん新大阪に移動して、おおさか東線でもう一度大阪に来て、そこから「くろしお」に乗り換えても良かったな。

さて、大阪駅はおおさか東線延伸に伴い、地下に新しいホームができました。
これまでの地上ホームの位置と新しいホームはだいぶ離れています。
（たぶん）新ホーム開業まもなくは、1度改札を出ないと乗り換えが出来なかった気がするのですが、いつのまにか接続通路が完成していた事に、最近気付いたのです。
せっかくならこの通路を使ってホームに向かいたい！と思い、カフェーを出たら地上のホームを通って、接続通路に向かう。

ここから新ホームまで歩いてどれくらいかかるのか分からないので、少し早めに向かいました。

階段を上がったり下がったりしながら何とか大阪駅うめきた地下口改札付近にたどり着きました。
一応通勤路線車も乗り入れる駅なのに、あまり利用客はいないのかなー。
18時すぎの大阪駅は携帯の電波が入らなくなるほど人が集中するのですが、この辺りはガラガラです。
「はるか」や私のように「くろしお」に乗る人がほとんどみたいで、サンダーバードなどが出発する地上ホーム新11番線に近い。

構内にこういうアーティスティックな空間があるって知らない人も多いんじゃないかしら。

大阪駅はさまざまなホーム柵があります（スライド開閉ドア型、ロープ型など）が、新しいこのホームはフルスクリーンのホームドアになっています。
ニュートラムとか六甲ライナーみたい。
ホームがカーブしているので、ホームドアがグラフィカルに整列して見える。

待ちに待った「くろしお」がホームに入ってきました。
ぱんだラッピング号じゃなかった…お昼だけなのかなあ

着席しました。
本を読むつもりで置いたのですが、照明が暗くて読みにくいので止めてぼんやりと時間を過ごしました。

puricが降りる和歌山駅は大阪から乗ると天王寺、日根野、和泉砂川の次の4駅目です。
外の景色が見えないので（見えてもわからないけど）、乗り過ごさないようやや緊張もしています。

大阪駅から約1時間、和歌山駅に到着しました。
和泉砂川を過ぎて山中渓の辺りを走っていると、携帯が圏外になっていて、久しぶりに随分遠くに来ている感を味わいました。

夜のJR和歌山駅。
和歌山市内は南海線も乗り入れていますが、この辺りの中心地に伸びているのはJR線のみ。
和歌山駅、和歌山市駅、和歌山港駅など似たような駅名があり、少しややこしい。

駅前の商店街を西へ進み、ホテルに向かいます。
電飾がきれいです。

あと驚いたのですが、明らかに大阪より暖かいんです。
確かにこの日の朝の天気予報によれば和歌山は大阪と3度くらい違う予報だったけど、ちょっと南に行くだけでこんなに違うなんて…！

ドーミーインプレミアム和歌山に宿泊します。
あつあつのサウナと天然温泉があるとの事、楽しみです。

天然温泉　紀州の湯　ドーミーインＰＲＥＭＩＵＭ和歌山 宿・ホテル

チェックインして部屋に向かう。
ドーミーインはカプセルのイメージでしたが普通のホテルなんですね。

楽天ポイントが溜まっていたので、部屋を少しグレードアップしました。
キングサイズのベッド。
でか！
横サイズのほうが広い。

水周り。
大浴場ばかりでお風呂は使用しませんでしたが、浴槽が大きいのでこれはこれでいいなー。

買い出し品。
着替えは持たずに行ったのですが、替えの靴下だけ買いました。
結果的にからあげ君は余計でした…美味しかったけど…
この時は空腹だったので、衝動的にこれを買ってしまったのですが、結構胃にずっしり効きました。
そのためドーミーイン名物の夜鳴きそば（無料！）が食べられなかった…ばか！ばか！

早速お風呂。
温泉の大きな浴槽、外気浴（温泉ではない）のスペースが1つ、サウナと水風呂です。
温泉は冷泉を沸かしているようですが、熱すぎず、また少し窓が開いていて外の冷気が入ってくるのでのぼせる事もなく、長くゆっくり入れました。
サウナは100度近いアツアツで、汗もしっかりかけますし、水風呂はキンキンに冷えていて最高の「ととのい」を得られました。

お風呂上がりはアイスも無料なんです。
ドーミーイン大好き！
泊まってる最中だけどもうまた来たくなってる！

お部屋の冷蔵庫には、お水とぷりんが入っていました。

旅立つ少し前、仕事をサボってニューストピックを見ていた時にたまたま見つけた東洋経済オンラインから

「このご時世なのに、無料でいいの？ ドーミーインが「夜鳴きそば」を今も提供し続ける”深い理由”」

の記事を読んでいたので、心遣いが染み渡る。
ドーミーイン大好き！

その後は解散前の男闘呼組がちらりと出ているテレビ番組を見たり

キングサイズのベッドに寝転んで「墓場鬼太郎」を見ながら過ごしました（最近映画をやっているので）。

眠りにつく前にもう一度温泉に入り、副交感神経を優位にしておくのも忘れませんでした。

puricの朝遅き。
puricはホテルに泊まるとカーテンを開けてに寝るようにしています。
朝が来て部屋が明るくなったら目覚めるように、そして暗いと時間の想像がつかないので焦るからです。

すっかり部屋が明るいので、恐る恐る時計を見たら8時でした。
寝たのが遅かったため睡眠時間はさほど長くなかったが、睡眠の質的にはここ数日の間では1番深くよく眠れた気がします。

ダラダラしているとあっという間にチェックアウトの時間になりそうなので再びお風呂に行きます。
朝は交感神経を優位にしたいので、サウナと水風呂をキメて、シャッキリしました。
浴室の写真は無いのでエレベーターの施設写真。

昨夜アイスが置いてあったコーナーが、朝は乳酸菌飲料提供コーナーに。

ありがたや～

前夜マッサージチェアがあることに気づいたので、財布を持って浴場に来たのですが、またしてもひっくり返ってしまうpuricです。
お金を入れるところが無いなあ…とキョロキョロしながら座って電源を入れてみたら、動くではないか。
なんとマッサージチェアまで無料！
ドーミーイン何なの！
なんかもう、申し訳無い！

部屋に戻ったらあとは帰り支度です。
快適でした。
部屋の眺望はほぼ無し。

チェックアウトしました。
お世話になりました。
来る！
また絶対来る！

来た道をぶらぶら歩いて和歌山駅に戻ってきました。
ホテル予約当初は和歌山城にでも足を運ぶかと考えていましたが、お昼から天気が崩れるとの事なのでまっすぐ大阪に向かうことにしたのでした。

和歌山駅から西方向をのぞむ。
この先に和歌山城があります。

駅舎に入ったらピアノの音がポロンポロンと聞こえるので見回すと、本物のピアノが置いてありました。
なんか素敵。
NHKみたい。

1番ホームで待っていると、帰りの「くろしお」がホームに近づいてきました。
ショック！またぱんだ号じゃない…！
結構見かける気がしたけど意外にレアなのかしらん。

車窓。
朝から何も食べてないので、駅前のパン屋で買ったポンデケージョをばりばりもちもちと食べています。

大阪府との境になる岩出市の辺りになると、高速道路と並走するのですが、はるか上空で曲がりくねる和歌山ジャンクションが壮観だった。

約1時間で新大阪駅に到着しました。
特急に乗って片道1時間、行った先では快適なホテルと温泉。
最高の旅になりました。

絶対また来る！
今度は連泊したい。
あと次は絶対夜鳴きそばを食べる！
日本中のドーミーイン様に泊まりたい！
いや、次は金沢のドーミーインにしようかな！

ではまた。