2023/12/01 - 2023/12/02
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nichiさん
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NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が好きだった母。
小栗旬さんのファンであることもあるのでしょう。
伊豆の北条ゆかりの地を訪ねてみたいとの希望で、まずは蛭が島に伺いました。
その後は城池親水公園を散策したあと、願成就院から眞珠院 (八重姫のお寺)と巡り帰途に就きました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東急HVC熱海伊豆山から車で約40分。
伊豆長岡の蛭ケ島公園にやってきました。
無料駐車場に車を停めて3人で散策です。 -
ココには以前、狩野川の中洲の島であった蛭ケ小島という島がありました。
平治の乱で平家に敗れた源義朝の子であった源頼朝の流刑地がココだったのですね。
この地に流されたとき、頼朝はまだ14歳でした。
流された1160年から北条政子と結ばれる1177年まで17年間、ここで過ごしていました。 -
ここには、源頼朝と政子夫妻の像があります。
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この像が向く先には富士山があるのですが、雲がかかってますね。
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正面から、、、、
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頼朝と政子はココで旗揚げし、平家を滅ぼして鎌倉幕府をを開いたわけです。
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頼朝と政子が結ばれたのが、1177年。
頼朝が31歳、政子が21歳でした。
NHK大河ドラマでは、大泉洋さんが演じる源頼朝と小池栄子さんが演じる北条政子の掛け合いが面白かったな~ -
母が少し歩きたいというので、車を公園の駐車場に停めたまま、城池親水公園までやってきました。
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この池は、韮山城の堀だった所です。
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穏やかな所ですね。
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ココに韮山城がありました。
韮山城は、北条早雲が興した後北条家の伊豆を治めるための城でした。
だから、北条政子の北条家よりはずっと後で関係はないのですね。 -
小鳥が飛んできてます。
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韮山高校の生徒が管楽器の練習をしてます。
素敵な雰囲気です。 -
この韮山城、秀吉の北条小田原攻めで攻防戦を繰り広げています。
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豊臣秀吉は5万の兵で攻めますが、北条側はわずか3600の兵で籠城。
100日間もちこたえました。
秀吉の命を受けた徳川家康が交渉の末開城しますが、戦国時代の終わりとともに廃城になったお城です。 -
今では池を囲った素敵な公園になっています。
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蛭ケ島公園から車で5分。
願成就院にやってきました。 -
ココは北条時政(政子の父)が造営したお寺です。
・源頼朝と後白河法皇の長寿と天下泰平
・北条氏の繁栄
・奥州藤原氏征討の成功
を目的にしていました。 -
お邪魔します。
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前回ココを訪れたときは、NHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」が放映中であったため、大勢の方々が訪れており、大型バスも次々と訪れていました。
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この建物は、混んでいた時の入場券販売所だと思います。
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お邪魔します。
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中は撮影禁止です。
ボランティアのガイドさんが丁寧に説明してくれました。
前回は、女性のお若い副住職さんのご説明でした。
国宝である運慶の仏像5体を目の前で鑑賞することができます。
中央の阿弥陀如来像は、存在感があり、重量感があってどんど構えています。
左側の不動明王は、右手に剣を持ち、鍛え上げられた上半身を見せ、両眼はカッと見開いています。
その前の左側の制多迦(せいたか)童子は、悪に立ち向かおうとするかわいい子供です。
不動明王の前の右側は の矜羯羅(こんがら)童子は無邪気で愛らしくあどけなさが残っています。
一番右の毘沙門天は邪鬼を踏みつけています。するどく一点を凝視しており、緊張感があります。
こんなすごい像を博物館ではなく、お寺で目の前で鑑賞することができるのがビックリです。 -
お庭には紅葉が残っています。
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奇麗ですね~
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こちらには茅葺屋根の建物も。
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鐘楼です。
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こちらが北条時政のお墓です。
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今でも広く大きなお寺ですが、鎌倉時代は見える山の上までで、この何倍もの大きな広さがあったお寺でした。
想像模型も一緒に拝見しました。 -
ココにも紅葉が残っています。
願成就院をあとにしました。 -
願成就院から車で3分。
曹洞宗 守護山 眞珠院 (八重姫のお寺)にやってきました。 -
頼朝の最初の奥さんである八重の供養をするお堂があります。
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頼朝の最初の奥さんであった八重。
「せめて我が身を投じて、将来共末長く不幸な女人たちの守護神となりましょう…。」
と言って入水したとか。。。 -
そこにあった願掛け石です。
石を持って歳の数だけたたく。 -
私は64回。
家内は60回。 -
八重が入水した際、せめて梯子があったら救うことができたと言う里人の気持ちが、願い事が成就した時のお礼参りで梯子を供えるようになったとか・・・
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こちらには梯子がいっぱいです。
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参道を歩いて、
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本堂へ。
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奥にお庭があります。
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池があって、
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水琴屈がありました。
音は小さいですが、奇麗な音が聞こえました。 -
さあそろそろ帰りましょう。
88歳の母、頑張ってたくさん歩きました。
家に帰って母のスマホ見たら、この日は8600歩。
この年齢では立派だと思います。
おしまい
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