地球上ついに最後！現役車　日本国鉄ブルートレイン寝台車両　特別運用　臨時夜行列車に乗る！

2023/12/29 - 2024/01/03

今回は、ついに地球上、最後の日本国鉄ブルートレインの旅！2023年末に運行されたタイ国鉄北線の臨時夜行列車に乗ることができました。

私がタイの鉄道に、関心を持ち始めたのは、2000年代、初頭にJR西日本さんから、国鉄ブルートレイン車両がタイ国鉄さんに無償譲渡され、タイで活躍していたことが、きっかけです。その後、老朽化により、運用離脱が続き、2017年には、ついに定期運用はなくなりました。現在は、一部が、臨時専用となりハイシーズンに増結車として使われる程度になりました。そのため、いつどの、列車に運用されるか？分からず、予約が非常に難しい車両となってしまい、私は乗車するのをアキラメていました。

しかし、タイ国鉄では、2023年頃から、これらのブルートレイン車両の、特別保全工事が行われ、内外装共に、改善され、昔の日本国鉄の特急色のような、赤系のツートンカラーになりました。タイ国鉄さんは、これらの旧型車を、まだ運用される予定なのだろうな・・・と期待しながら、私はその情報を見ておりました。

実際、週末の観光列車のダイヤにこれらのブルートレイン車両が運用されていましたが、ブルトレらしい夜行列車のダイヤではありませんでした。

2023年末、SNS上でタイ在住の日本人の方から、年末年始の北線の臨時夜行列車に、運用されるとの情報を頂き、早速、タイ国鉄の英語ページから、予約に挑戦。残席は、少なかったのですが、なんとか予約を確保できました。このブルートレイン夜行列車に乗るために、タイへ向かいました。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、私は九州在住なので、福岡空港から、LCCエアアジアでドンムアン国際空港へ。

https://youtu.be/L3_Y745m8p8?si=U8i1hHk9219fqtFx

福岡空港内は、西鉄バスさんの構内輸送バスで。
ドンムアン空港でも構内バスに乗りました。
この動画は、以前の旅行で、撮影したものです。

https://youtu.be/tzK_0VuPGc0?si=ORX6RCRsSdCpntlj

NRV ドンムアン空港 ホテル

ドンムアン空港のフードコートでタイらしい、カオマンガイの昼食。

NRV ドンムアン空港 ホテル

エアアジアのタイ国内線でタイ北部の都市「チェンマイ」に移動、タイ国鉄北線の終着駅、「チェンマイ駅」へ。
チェンマイ空港のタクシーの運転士さん、「レールウェイ　ステーション」の英単語の意味をご存知ありませんでした。
こんな時のために私は、事前に現地語をコピーしておき、スマホにデータを入れておくので、これを見せて、意思疎通を図りました。

チェンマイ国際空港 (CNX) 空港

「チェンマイ駅」に到着すると、すでに臨時寝台列車の国鉄ブルートレインが入線していました。

感動の再会（笑）を記録した動画です。


https://youtu.be/n-GwhvhcEpc

チェンマイ駅 駅

さて夜行列車に乗る前に、駅前のレストラン「ロッドサビアン」で腹ごしらえ・・・12月ですが、気温約30度で、暑いので、ビールが進みます。

チェンマイ駅 駅

それでは、タイ国鉄北線の、終着駅「チェンマイ」から、首都「バンコク」へ向けて、750キロ13時間におよぶ、地球上、最後の、日本国鉄、ブルートレインの、旅が始まります。

タイ国鉄では、多くの列車で、車内放送が、行われていないため、動画を、ご覧の皆様に、夜汽車の、旅の雰囲気を、味わって、頂くため、私が、疑似、車内放送を作り、動画内で、ご紹介しています。時刻や、編成の案内は、事実に、基づいた内容です。お耳障りの方は、飛ばしてご覧ください。

https://youtu.be/LLCsmOktrgs?si=w7n1kh9O2WUiOjCY

SRTレッドライン(SRTダークレッドライン/SRTライトレッドライン) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

地球上ついに最後！現役車　日本国鉄ブルートレイン寝台車両　特別運用　2023年末　臨時夜行列車6レ　タイ国鉄北線【その3】感動のゴール！朝の情景からの終着駅へ！【特典映像!】団体臨時専用ブルトレ車　【特典映像!】団体臨時専用ブルトレ車　プレステージカー

https://youtu.be/1QhfWA_QeG8

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

タイ国鉄では　木製のサボ（行先板）を、現在も使用されています。

これは、以前撮影の動画です。
2019年11月撮影　
タイ国鉄は、120年を越える歴史と4000㎞の営業キロを誇る大鉄道ですが、列車の行先表示の形態は、「方向幕」の存在は過去に皆無で、全てがサボ＝サイドボードを車体側面に掲出する手法が採られました。
最新型で2016年運行開始の中国製の新型寝台特急はLED行先表示が採用されていますが、他は今も懐かしい木製のサボが使用されています。

バンコク中央（ファラポーン）駅の7番線ホームの先端では、大量のサボ置き場があり、職員の方が手で持ち、各ホームに運搬・掲出する姿を見ることができます。

https://youtu.be/swlsnwDIgFY

14系座席車　当日は3両連結でした。

14系座席車

まだ機関車は連結されていませんね・・・

14系座席車の車内

シートは赤系のシートに更新（張り替え）されました。

シート構造は　国鉄時代と同じです。

この木製テーブルはJR西日本時代に改良された物です！

この木製テーブルはJR西日本時代に改良された物です！

この木製テーブルはJR西日本時代に改良された物です！

乗務員室

乗務員室は、シーツ倉庫です・・・笑

寝台車の入口

「ひく」！

寝台車の廊下の補助いすは、日本時代と変わりません！

寝台車も赤系のシートに張り替えられていますね。

寝台車も赤系のシートに張り替えられていますね。

連結面　車掌用の後部監視窓は埋められました。

ドアは日本時代の折り戸！「自動ドア」と日本語で書いてありますが・・・

手動での取り扱いです。

今回の年末臨タイ　臨5-6レ編成を記録します。
号車番号　タイ車番－日本旧車号
・電源車
⑪A.N.S.122 －オハネ25 200
⑩A.N.S.238 －オハネフ25 139
⑨A.N.S.205 －スハネフ15 17
?A.N.S.233 －スハネフ15 9
⑦A.N.S.235 －スハネフ15 11
⑥A.N.S.115 －オハネ25 188
⑤A.N.S.231 －スハネフ15 5
④A.S.C.108 －オハフ15 21
③A.S.C.107 －オハ14 81
②A.S.C.103 －オハ14 71
①欠車

14系座席車

14系座席車

ブルートレイン寝台車

14系座席車

車掌室　後部窓が埋められていない寝台車もいました。

旧バンコク中央駅＝ファランポーン駅に留置中の
団体臨時専用　プレステージ車
14系座席車の改造ですね！

私と同級生です！親近感　沸きます

旧バンコク中央駅＝ファランポーン駅に留置中の
団体臨時専用　プレステージ車
ブルートレイン寝台車の改造ですね！

旧バンコク中央駅＝ファランポーン駅に留置中の
団体臨時専用　プレステージ車
12系客車の改造ですね！