2024/01/09 - 2024/01/12
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この旅行記のスケジュール
2024/01/09
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電車での移動
新横浜~名古屋 新幹線 名古屋~伊勢市 JR
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宇治山田駅ショッピングセンター
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明倫商店街
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伊勢駅前商店街
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茜社・豊川茜稲荷神社
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神路通
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しんみち商店街
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この旅行記スケジュールを元に
2024年1月9日(火)~12日(金)の3泊4日、三重県旅行に行ってきました。
年の初めにお伊勢さまを参拝しようという、非常に日本人らしい思いつきです。
お伊勢参りの他に二見浦や鳥羽の観光にも行きます。正月休みも終わって、観光客も少なくなった街をのんびり歩き回って楽しい観光ができました。
旅行記その1は、豊受大神宮(外宮)と、近くにある月夜見宮もついでに参拝します。さらに宇治山田駅や伊勢市駅周辺にあるレトロな雰囲気の商店街も散策します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新横浜から名古屋まではJR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」を利用しました。こだまを利用すると2時間以上かかります。
名古屋から伊勢までの鉄道はJRと近鉄がありますが、今回はJRを利用します。「快速みえ得ダネ4回数券」というお得なきっぷを利用すると、片道1260円で移動できます。所要時間も近鉄特急より少し遅い程度なので、なかなか良いきっぷです。 -
のどかな田園風景の続く車窓観光を楽しみながら、お昼頃に伊勢駅に到着しました。25年くらい前にほんの短い期間ですが伊勢に住んでいたことがあるので、なんだか懐かしい気分です。
伊勢市駅 駅
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先ずはホテルに大きな荷物を預けます。駅から徒歩数分の場所にあるエンホテル伊勢に3泊します。
EN HOTEL Ise 宿・ホテル
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ホテルを出てそのまま宇治山田駅の方に歩いてきました。駅前に「澤村 榮治結びの像」というのがありました。日本プロ野球黎明期に伝説的な活躍を見せた不滅の大投手なんだそうです。宇治山田市(今の伊勢市)出身のヒーローです。
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1931年(昭和6年)に建てられた宇治山田駅舎。高架ターミナル駅は当時としては大変珍しかったようで、「伊勢では電車も高天原に着く」と言われていたとウィキペディアに書いてありました。
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駅の正面にある明倫商店街。レトロな商店街を紹介するサイトなどではお馴染みの場所です。後で中を歩く予定です。
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先ずはお昼ご飯にします。キッチンクックという地元では結構有名なお店に入ります。
キッチン クック グルメ・レストラン
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お昼時を少し過ぎた頃でしたが、狭い店内にはまだ大勢お客さんがいました。厨房ではかなり年配の男性が、大きな中華鍋に山盛りに入ったご飯を大きなしゃもじでかき混ぜています。
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こちらで食べられるのが伊勢のソウルフードのひとつ、「ドライカツ」。
ドライカレーの上にカツのトッピング。さらにカレールーも付いてきます。
思っていたよりカツが小さめです。 -
モッチモチのドライカレーにネッチョネチョのカレールーが絡まって口の中でニッチャクチャします。口コミによると「まぢで美味しい&エモくて御当地感あるし最高」「伊勢に遊びに来るたびに寄ってしまうお店」等々、大人気みたいです。
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こちらはスパゲッティ・インディアン。
スパゲッティを鉄板の上で玉子でとじてあります。さらにカレールーがたっぷり。インディアンというのはカレーのかかった「インド風」という意味でしょうか?伊勢うどんの流れを汲むと思われるフニャフニャ麺がネチョネチョカレーと絡まって口の中でモニョモニョします。鉄板で香ばしく焼けた玉子とカレールーの牛肉が良いアクセントになっています。 -
お腹いっぱいになりました。散策を再開します。
宇治山田駅近くにある遊酒β(ベー)というお店。伊勢に住んでいた時によく利用させてもらいました。この辺りでは珍しい、最高に美味しいギネスビールと、美味しい料理が食べられる店だったのですが、口コミによると今は缶詰バーになってしまったとのこと。ここで食べたハトのコンフィがすごく美味しかったんだけどなぁ。きっと現在はこだわりの缶詰料理を出しているんでしょう。 -
宇治山田駅に隣接するレトロな商店街、「宇治山田駅ショッピングセンター」。どうやらこの日はお休みだったらしく、ほとんどシャッターが閉まっていました。
明日もう一度訪れる予定です。 -
宇治山田駅の構内に入ります。2階まで吹き抜けの広々とした広間があります。
照明もオシャレです。 -
バスロータリーの端に石碑が建っています。「度会府庁跡」と書いてあります。1867年(慶応3年)大政奉還の後、同年4月7日に度会府が設置されました。翌1869年(明治2年)に度会府は度会県に改称されます。1876年(明治9年)に北部の安濃津(あのつ)県と合併して今の三重県ができます。
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神社があるので入って見ます。伊勢神宮が近くにあるので、わざわざ観光客は立ち寄ることは少ないのかも。
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伊勢豊受稲荷神社。
箕曲中松原神社 寺・神社・教会
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拝殿に白い狐の彫刻がありました。
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箕曲中松原神社(みのなかまつばらじんじゃ )と境内がつながっています。1000年以上の長い歴史を持つ神社らしい。主祭神は大歳神。
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境内にあるクスの巨木。
小さな祠があり、楠社として祀られているそうです。伊勢はちょっとした神社でも古い歴史を持っていて見ごたえがあります。 -
神社の隣にはトタンのボロ長屋が迫ってきています。
明倫商店街の裏側ですね。 -
いい感じに崩壊が始まっています。
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神社の南側に出ます。
「伊勢うどん ちとせ」というお店がありました。伊勢うどんは有名な伊勢の郷土料理ですね。伊勢参りが盛んになる江戸時代に、参宮客がいつでも食べられるようにと、ゆで続けた麺に味噌だまりを掛けて提供したのが始まりなんだとか。伊勢うどんという名称は案外新しく、昭和47年以降のこと。 -
喫茶 モリというお店も見えます。伊勢の三大ソウルフード「モリスパ」が食べられます。さっき食べたカレーが破壊力満点で、もう何も食べられない状態でしたので、今回はパスします。食べてないので何とも言えませんが、たぶん伊勢うどん的な柔らか麺を鉄板で焼いて玉子でとじたもので、モニョモニョした曖昧な味付のスパゲッティだと想像します。
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明倫商店街に入ります。
裏側はかなりボロかったのですが、表側はそれなりにきれいになっています。飲み屋さんが多いみたいです。 -
沢村さんもこの辺りに住んでいたみたいです。
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古い衣料品店も健在です。昔訪れた時はもう少し衣料品店の割合が多くて、もっと薄暗いアーケードだったような記憶があるのですが、記憶があいまいでよくわかりません。
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まだまだ元気にやっている古いお店があるようです。
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トイレに続く路地。
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味わい深い2階屋があります。
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飛び出した窓がいい味を出しています。
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福の市というバーゲンセールを定期的に開催しているらしい。
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商店街の裏口。
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伊勢市駅の方に移動してきました。世木神社という小さな神社があります。「世木」は、宮川の分流豊川をせきとめる堰があったことに由来する名前です。代々外宮の禰宜をつとめる度会氏のひとつが当地に住み着いて世木氏を名乗り、ここにその氏寺がありました。15世紀中頃、世木氏が他の地域に移住し、残った住民がこれを氏神として祀ったのがこの神社です。
世木神社 寺・神社・教会
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境内には三吉稲荷神社もありました。
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観光客が訪れて面白いと思うような神社ではないのですが、
駅前にありながら樹木に囲まれた静寂な空気に満たされた境内はなかなかのものです。 -
やはり伊勢は一つ一つの神社のレベルが高い。
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伊勢駅前商店街の看板が見えます。ここもレトロを売りにする商店街です。
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距離は短いですが、アーケードが続いています。
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ほとんどの店舗はリノベした今風の飲み屋さんですが、中には昔のままの看板を掲げているお店もあります。夜に来ないと本当の様子はわかりませんね。
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やっと伊勢神宮外宮参道にやって来ました。これから王道の観光ルートに入ります。
ここにもレトロな店構えが見えます。グーグルマップでは臨時休業と表示されていますが、そのうち再開するのでしょうか。若草堂 グルメ・レストラン
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「伊勢まちかど博物館」のサイトで紹介されているお店。『明治創業の打刃物店「菊一文字本店」は、伊勢の文化を発信する寄合処「伊勢 菊一」として生まれ変わりました。全国の人々の寄合処、「伊勢 菊一」で神宮や伊勢のことをさらに理解してみませんか。店内には様々な包丁、鋏、爪切りなど日常使う刃物類が並び、オリジナル伊勢みやげ、神話占い、神宮を深く知るための書籍なども置いています。』とあります。
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参道沿いの老舗旅館、山田館。
館内見学はやっていませんので外観のみ。伊勢の宿 山田館 宿・ホテル
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逓信館(旧山田郵便局電話分室)という建物がありました。
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現在はレストランとして利用しているようです。本日はお休みだったので、建物外観をゆっくり見る事ができました。
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伊勢神宮外宮に到着。左側に観光バスなどが停まる駐車場があります。まずはそちらの方に向かって歩きます。
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茜社・豊川茜稲荷神社の入り口があります。
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伊勢神宮外宮宮域内に鎮座する茜社は伊勢神宮の所管する神社ではありません。「あこねさん」と呼ばれ親しまれているそうで、東・南・西の三方を外宮宮域の勾玉池(まがたまいけ)に囲まれています。境内に豊川茜稲荷神社と天神社も祀られています。
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ご神木は大変珍しい、根元が交わった杉の木と楠の木です。
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根元はよくわかりませんでした。
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立派なご神木であることは間違いありません。
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豊川茜稲荷神社
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沢山の狐さまに守られています。
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耳がピンと立った狐。「星の王子さま」に出てくるキツネみたいです。
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天神社も見ておきます。
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牛が2頭、狛犬が2頭。
境内は狭いですが、巨大な樹木と池に囲まれてちょっと神秘的な雰囲気も感じられる神社でした。 -
やっと伊勢神宮外宮に参拝です。
伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会
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式年遷宮館と勾玉池。遷宮館は本日休館日でした。
勾玉池 寺・神社・教会
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伊勢神宮外宮は正式名「豊受大神宮」。衣食住をはじめ、ありとあらゆる産業を司る守り神、豊受大御神(とようけおおみかみ)をお祀りしています。域内には3の別宮、1の摂社、1の末社、4の所管社があります。
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20年に一度お宮を新しく建て替える式年遷宮、次回は2033年に予定されているそうです。
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外宮を参拝します。当然写真撮影は禁止です。
今日は1月9日、正月休みも終わって参拝客の数も落ち着いてきたようです。ゆっくりお参りができました。 -
裏参道を進むと御厩があります。大変毛並みのよろしい白馬が一頭、静かにたたずんでおられます。
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外宮と月夜見宮を結ぶ神路通を歩きます。
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神路通は、伊勢神宮外宮の北御門から続く裏参道と、月夜見宮(つきよみのみや)を結ぶ300メートルの道。月夜見宮のご祭神である月夜見尊(つきよみのみこと)が、外宮のご祭神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)のところへ通ったという神話から「神路通」という名がつけられました。「人々が夜に神路通を通るときは、神様に出会わないよう畏れつつしみ、道の真ん中を避け端を通った」ということで、道の真ん中が色分けされています。
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普通の住宅が並ぶ道ですが、案内看板が立っています。
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突然立派な門構えのお宅があらわれました。横に建っている石碑には「古今伝授創始者を祖に持ち累代文墨の才人輩出 東邸」とあります。
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古今伝授とは『古今和歌集』の解釈を、秘伝として師から弟子に伝えたもの。藤原俊成・定家から御子左流二条家(二条派)に伝わり、二条家断絶後、二条派の東常縁から宗祇に伝えられました。
昨年7月に岐阜県郡上八幡を訪れた際、宗祇水を観光したので、何となく記憶に残っていました。 -
お味噌のいい香りが漂ってきました。糀屋という醤油・味噌づくりの老舗があります。文化十三年(1816年)創業という長い歴史を持つお店です。醤油・味噌だけでなく、糀プリンや糀ドリンクの製造販売、さらに味噌ラーメン専門店の営業などを手掛けています。
糀屋 専門店
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古い歴史を持つ街を歩くと次々と興味深いものに出会います。
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月夜見宮に到着。
月夜見宮 寺・神社・教会
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豊受大神宮(外宮)の別宮になります。伊勢には月夜見宮の他に月読宮がありますが、そちらは皇大神宮(内宮)の別宮になります。どちらも御祭神は天照大御神の弟神である月夜見尊です。
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境内にはたくさんの巨木があり、街中とは思えない鬱蒼とした雰囲気です。
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木の根元にお稲荷さまもいます。
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神々しい雰囲気を醸す大楠。
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外宮摂社の高河原神社(たかがわらじんじゃ)。
さすがアマテラスの弟ツキヨミを祀る神社だけあって、かなり神聖な空気の流れる神社でした。 -
月夜見宮の西に須原大社(すはらおおやしろ)という神社がありました。須原というのはこの辺りの古い地名のようです。須原とは「洲原」で、昔はこの辺りが宮川の支流清川の「河原」であったことに由来する地名らしいです。
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神宮式年遷宮に際して、御造営に伴う古材の拂下げを受て、神宮の還宮の二年後に、当社の社殿、鳥居等を造替する御遷座祭を執り行なうのが古例となっているそうです。
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気合の入った狛犬たち。親子でクスリをキメています。
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ご祭神はアマテラスとスサノオが誓約(うけい)を行った際に生まれた神様たちです。当然のことながら伊勢ではスサノオを祀る神社は見かけません。
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稲荷神社もあります。境内には他に並社(なろうやしろ)という社や遥拝所などもありました。
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大通りに出ました。しんみち商店街の入り口が見えます。
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伊勢市駅近くから570mも続く伊勢市最長の商店街です。私が住んでいた頃は大変賑やかで活気があったのですが、現在はほぼシャッター街になっていました。
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裏に回ると建物が解体されているところもあるようです。
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商店街の裏側は伊勢の歓楽街が広がっています。
昼間だからひっそりしているのだと思いますが、やはり以前に比べて寂れているような印象を受けます。 -
しんみち商店街に戻って来ました。通行止めして何か工事しています。
ボロくなった通りを解体しているようです。 -
ふたたび歓楽街らしき街の方を歩きます。
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空きビルが目立ちます。
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廃ビルが手付かずのまま放置されています。
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昔入ったことのある食堂発見。まだ営業しているようです。自分でガラスケースから小皿のおかずを取って食べるという、昔ながらの定食屋でした。
駒鳥食堂 グルメ・レストラン
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再びしんみちを歩きます。
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営業しているのか放置されているのかわかりませんが、なかなか映える店構えです。
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モンチッチ誕生50年とあります。モンチッチは1974年生まれらしいので、どうやらこの広告は今年に入ってから出されたものです。ということはこのお店、しっかりと営業中ですね。
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視線を感じた。
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これにて本日の観光は終了。伊勢志摩周辺で店舗を展開する「ぎゅーとら」というスーパーで夕食を購入します。
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ホテルにチェックインしました。ごく普通のビジネスホテルでしたが、部屋は結構広くて使いやすい。
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夕食は焼肉弁当とカキご飯とお好み焼き。
ぎゅーとらは結構美味しい。多分昼間のドライカレーより美味しい。 -
創業大正8年、ビン入り乳製品ひとすじ百余年、山村乳業のヨーグルト。
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これが思いのほか美味しかったので、この後毎日ぎゅーとらで購入しました。
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2024年旅はじめ 伊勢参り
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