オーロラ見えたか?! (Part22)

2023/02/09 - 2023/02/14

コロナ禍で3年の間、海外への渡航ができませんでしたが、ようやくコロナ禍が明け3年ぶりにオーロラ旅に行けました。3年前と同じVuotsoへ行きました。懐かしい宿。今回は、雪だるまツアーではなく、1人で行きました。1人でのオーロラ旅は6年ぶりです。

エリア ラップランド(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス レンタカー
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は、スーツケース１つだけ。できるだけ荷物は少なくして家を出るときは23kg以下だったはずだったが何故か越えている。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

今回から羽田空港からの出発になります。出発時刻も夜になります。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

羽田空港周辺の駐車場は国際線対応を復活させていないので、京急で空港入り。羽田からは初めてなので、早めに空港に到着しました。早すぎた感もあります。まだ前の便の客がいる時間に搭乗口に到着しまいました。彼らが出発した後は誰もいなくなった。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

搭乗する飛行機がやってきました。

ようやく搭乗します。いってきます～

エコノミーの一番前の列の右端。空席が目立ちます。

離陸して２時間後に１回目の機内食。

ビール飲むよ

コールスロー。パッケージは紙製だ。

チョコとバター。

今はロシア上空を飛べないので、北極海へ向かう。

朝焼けか夕焼けか。

ロシアとアメリカの隙間を通り抜け、北極海へ。北極点を通るよ。

着陸２時間前、２回目の機内食。

24分早く到着する予定。

朝4時に着いて、乗り換えまで2時間50分待ち。レストランや売店は当然開いてないと思う。何して過ごそうか。

北極点通ったよ証明書をもらいました。ムーミンとミーのシールも。

ヘルシンキ・ヴァンター空港に4時過ぎに到着。窓から見る外は吹雪いていました。
ゲート32へ通ずる通路。だ～れもいない。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

乗り継ぎ便の出発まであと２時間。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

ゲート前にも誰もいない。 iPadに保存した映画を観ながら待つ。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

イヴァロ行きの飛行機に搭乗します。

イヴァロへ向かう途中、面白い模様の構造物を見つけた。なんだろう。

イヴァロ空港に到着しました。

イヴァロ空港 (IVL) 空港

朝8時半です。

イヴァロ空港 (IVL) 空港

空港で予約していた車を借りる。カローラワゴンでした。

イヴァロ空港 (IVL) 空港

イヴァロ空港 (IVL) 空港

ヴォツォへ向かう途中、サーリセルカに寄る。
去年衝撃のKuukkeliスーパーマーケットの火事のニュースがあった。Kuukkeliスーパーマーケットが有った場所に来たけれど、何も無かった。

サーリセルカ発 オーロラツアー 体験・アクティビティ

ショッピングセンターSIULAの地階にKuukkeliスーパーが移動して営業していました。ここで食料や飲み物を購入。

クーッケリ スーパーマーケット スーパー・コンビニ

ヴォツォの宿 VuotsonMaja に到着。

でも、留守のようだ。連絡したら買い物に出かけてるとのこと。
帰って来るまで近くの（と言っても20Kmくらい離れてるが）カフェでコーヒー飲んで来よう。

2016年に初めて泊まった時と同じ部屋に泊まります。懐かしいなあ。

前と変わってない

キッチンも変わりなく

荷物を開いて、サーリセルカで買ってきたパンを食べて一息つきました。

宿のオーナーへ、お土産を渡す。
前回は日本酒だったので、今回は梅酒にしました。

そして、チョコまみれ、じわるバター、きのこの山とたけのこの里。
一つずつこれは何だとフィンランド語で説明する。
フィンランド語の単語が出てこない。単語を調べつつ。

ビスケットとコーヒーをいただきました。

そして、この旅の一番の懸案ポイントを宿のオーナーに相談する。
車はイヴァロ空港でレンタルしたので空港へ返却しに行かなければならない。
そして、今回はイヴァロ空港から飛行機でヘルシンキに戻るのでは無く、イヴァロからバスに乗ってロバニエミへ行き、ロバニエミからヘルシンキへ夜行列車に乗って行くという計画。
イヴァロ空港に車を返却した後、イヴァロの町のバス停留所までどうやって移動するかが問題である。車だと10分ほど。荷物引きながら雪道を歩くのはとても無理。
飛行機の到着時刻でない空港にタクシーなんかいないだろうし、空港でタクシーを呼んで来てくれるのかどうかも怪しい。朝８時にイヴァロのバス停留所に行かなければならない。
どうしたらよいか、宿の予約時からメッセージで相談していたけれど、タクシーがいるかどうか、来てくれるかどうかが心配であることを説明しました。
結局、宿のオーナーが当日朝、朝食を食べた後、車でいっしょに空港まで来てくれて、車を返却した後、イヴァロのバス亭まで乗せていってくれることになった。
ありがとう。助かります。
宿のオーナーは、「どういたしまして」と。

朝食の後。上空は曇っているけど朝日は見られた。

朝食のあと、オーナーが宿の暖房設備を見せてくれた。
薪を詰め込んで火を着けてお湯を沸かし、お湯が宿中を巡る配管に通り暖房をする仕組み。２～３日に１回これをやるとのこと。

毎日こんなもの作って食べてます。

オーロラを観にサーリセルカやイナリまで行こうかと思ったら、宿を出たところでオーロラが見えてます。気温は、-20℃。そんなに寒く感じない。

車で移動するのはやめて、宿の裏側で、三脚を立てて撮影を開始する。

森の中から立ち上がるようなオーロラが撮影できました。

フィンランドでのこの時期に食べられる、ルーネベリタルトをスーパーで買ってきました。 この時期だから食べるけど、ほんとはあんまり好きではない。

そしてこれも冬の時期だけ。ラスキアイスプッラ。アーモンドクリームを挟んだパンだけど、これも特に美味しいって物でもなく、旬の物なので。

朝食は宿の食堂でオーナーさんたちと一緒に食べます。
拙いフィンランド語で昨日行ったところを話したり、オーロラはどうだったとか、今日はどうするかとかを話します。
オーナーさんは、私がフィンランド語を勉強しているのを知っているので、やさしいフィンランド語で話してくれます。
あまりにわからない表情をしていると英語で話してくれます。それでもスムーズにわからんのだけど。

ヴォツォの朝焼け

イヴァロのスーパーで。
サルミアッキホワイトチョコレート。
ちょっと何言ってるかわからない。

宿のオーナーから、プラネタリウムがあると聞いてやって来ました。

カクシラウッタネン アークティック リゾート イグルー アンド シャレー ホテル

月曜から土曜まで 15時にプラネタリウムがやっているって書いてあるので、チケットを購入しようとしたら、今日は実施しないって。お客さんが少ないので。

カクシラウッタネン アークティック リゾート イグルー アンド シャレー ホテル

カクシラウッタネン アークティック リゾート イグルー アンド シャレー ホテル

よくインスタなんかで見る、ガラスイグルーってこれだったんだ。たくさんあります。 寝ながらオーロラが観られるかなあ。

この日の午後は、宿のオーナーがスモークサウナに連れて行ってくれました。運転は私がしました。

これはムーミン？

受付でロッカーのキーを受け取る。

ここの施設は、個室サウナと普通のサウナがあります。水着に着替えて普通のサウナに入ります。スモークサウナなので、背中を壁に付けると煤がつきます。
若者が多かった。彼らがロウリュしまくるので、上の方に座ってると熱い熱い。
サウナから出ると氷が浮いた大きな水たまりがありそこに入ってクールダウンします。直ぐに冷たさでしびれてくるので水から上がり、サウナに駆け込む。
1時間くらいで、3回繰り返しサウナから出て帰りました。
非常に気持ちよかったです。

いつもの朝食

自宅でも毎朝作ったヴィーリを食べています。スーパーではこのように売ってます。

この夜はすごいオーロラが出ました。何重にも重なったカーテン状のオーロラ。
宿の裏のドアを開けたところで見られました。

夜のうちにわずかに積もった雪。

今日はサーリセルカのハンバーガー屋へハンバーガーを食べに来ました。

トナカイ肉のハンバーガー

サーリセルカのスタンドで給油しました。レギュラーガソリンだけど、リッター 1.999ユーロ！ 300円超えやん！ むっちゃ高いな。

因みにハイオクだとリッター2.119ユーロ！330円超え！！ 日本の2倍！恐ろしいな。

車に付いているタイヤはコンチネンタルのIceContact 3。
Made in Pussia？ プロセイン製だって。

道路を走っていると、街や集落の周辺では最高速度が100→80→50km/hと変わっていくのだけど、その場所の最高速度が車のメーター内に表示されるんだよね。
GPSで車の位置で表示しているのか、道路から信号が出て車が受信しているのか。

自分の車にも付いていない、CarPlay を初めて使ったよ。

帰る途中でも道路を横断するトナカイに遭遇

最後の夜もオーロラが見えたよ。気温は -7℃ くらい。

写真を現像しながらノンアルの熊ビールを飲む。

冷蔵庫の中を整理

山盛りになってしまった（笑）

昨夜も薄く雪が積もった。

今日はヴォツォを離れてイヴァロからバスに乗る。いつもより早く朝食をいただきました。

宿のオーナーに車でついてきてもらって、イヴァロ空港へレンタカーを返却しました。そしてオーナーの車に乗り換え、イヴァロのバスセンターまで乗せてもらいました。
少し時間があるので、一緒にコーヒーを飲みました。
そして、ハグをして感謝の言葉を伝えました。

このバスに乗るよ。

バスのチケット

一番前の席を予約済み

結構飛ばすなあ。

サーリセルカのリエコンリンナホテルにも寄る。

Lapland Hotels Riekonlinna ホテル

サンタホテルにも寄る

サンタズ ホテル トゥントゥリ ホテル

VuotsonMaja を通り過ぎる。ありがとう～、また来るよ～。

ソダンキュラのバスセンタでドライバー交代と15分休憩。 トイレ行って、コーヒーを飲む。

サンタクロース村を通り過ぎる。北極圏から出る。
間もなくロバニエミだ。

サンタクロース村 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

イヴァロを出発して4時間。ロバニエミに入りました。初めての信号機。

12時頃、ロバニエミ駅でバスを降りました。電車は20:57なので、その間は、ロバニエミの街をうろついたり、サンタクロース村へも行ってみようかと思っていました。
スーツケースは駅のコインロッカーに入れて行くつもりでしたが、なんと！リニューアル工事中！！
20Kg+10Kg の荷物を持ってうろうろできないし困った。
取り敢えず駅のカフェに行って考える。

ロヴァニエミ駅 駅

駅のカフェで、サーモンスープを注文。
そして、店員に、駅のコインロッカーが工事中で預けられないのだけれど、お店で預かってもらえないか聞いてみたけどダメだった。
観光案内所へタクシーで行って預かってもらえるか聞いてみるか？色々調べてみたけれど、確かなことがわからない。行ってみてダメだったときのダメージを考えるとなかなか決められない。
しばらくカフェで本を読んだり、映画を観たりしながら過ごす。

カフェの席に荷物を置き、扉を出れば駅のホーム。

ロヴァニエミ駅 駅

撮り鉄じゃ無いけど、撮りたくなる鮮やかなグリーンと白の車体。

ロヴァニエミ駅 駅

食堂車もある

サンタクロースエキスプレスだね

ロバニエミ駅の写真も撮っておこう。改札は無いからホームへは出入り自由だよ。

更にカフェで過ごす。
ラピンクルタとピザ

ピザはかなりでかい

いよいよ30分前

乗る電車がやってきた。そして、駅にある車両と連結する。
2階建ての寝台車なので背が高い。

電車に乗り込む。コンパートメント No.109 だけど、一部屋を1人で使える。

iPhone のウォレットに入れたチケット
乗り込んで出発する前に車掌さんがチケット読み取りに来ました。

通路の左右。

二段ベッドになってます。寝るのには十分なんだけど、眠りながら、「あ、どこかに止まったな」「動き出したな」と感じていて、眠りが浅かったかも。そして、気になって起き出して窓から外を見たり、Googleマップで今どこ走ってるか見たり。
楽しいなあ。飛行機じゃ無くて、バスと電車にしてよかった。

小さな窓からそとの景色を楽しめる。

安い方の部屋なので、トイレとシャワーは共用です。
白いのが部屋のキーで、黒いのがシャワールームのキー。
トイレは広いのだけど、シャワールームはかなり狭い。

タンペレ駅

ハーメンリンナ駅
そして、ヘルシンキへ。ヘルシンキは、次の旅行記で。

ハメーンリンナ駅 駅